TIME
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | WHEN A WOMAN LOVES A MAN(女が男を愛する時) | NOKKO | 土橋安騎夫 | REBECCA | 3rd12インチシングルC/W(EXTENDED DANCE REMIX) |
2 | LONELY BUTTERFLY | NOKKO | 土橋安騎夫 | REBECCA | 6thシングル 最高6位 売上11.8万枚 |
3 | TIME | 土橋安騎夫 | REBECCA | Instrumental | |
4 | (It's just a)SMILE | NOKKO | 土橋安騎夫 | REBECCA | |
5 | GIRL SCHOOL | NOKKO | 土橋安騎夫 | REBECCA | 6thシングルC/W |
6 | BOSS IS ALWAYS BOSSING | NOKKO,LANG | 土橋安騎夫 | REBECCA | |
7 | CHEAP HIPPIES | NOKKO | 土橋安騎夫 | REBECCA | 3rd12インチシングル(EXTENDED DANCE REMIX) 最高12位 売上6.1万枚 |
8 | WHITE SUNDAY | NOKKO | 土橋安騎夫 | REBECCA | |
9 | NEVER TOLD YOU BUT I LOVE YOU | 宮原芽映 | 土橋安騎夫 | REBECCA | 7thシングル『MONOTONE BOY』C/W(カット) |
リリースデータ
1986年10月25日(LP) 1986年10月25日(CT) 1986年10月25日(CD) 1991年8月23日(再発) 1994年11月2日(CD選書) 2007年9月19日(紙ジャケット/07年リマスター) 2013年2月20日(Blu-spec CD 2/13年リマスター) |
最高1位 最高1位 最高1位 100位圏外 100位圏外 300位圏外 300位圏外 |
売上32.3万枚 売上17.6万枚 売上24.5万枚 - - - - |
Produced by REBECCA | CBSソニー CBSソニー CBSソニー ソニー キューンミュージック Sony Music Direct Sony Music Direct |
メンバー
Vocal,Chorus | NOKKO |
Synthesizers,Chorus | 土橋安騎夫 |
Bass,Chorus | 高橋教之 |
Drums | 小田原豊 |
REBECCA5thアルバム。前作から1年ぶりのアルバム。6月にリリースされていた「RASPBERRY DREAM」は未収録。先行シングルの「LONELY BUTTERFLY」とB面(C/W)の「GIRL SCHOOL」を収録。87年2月には「CHEAP HIPPIES」が3rd12インチシングルとしてリミックスされ、C/Wには「WHEN A WOMAN LOVES A MAN」が同じくリミックスされて収録された。また次のシングル「MONOTONE BOY」C/Wとして「NEVER TOLD YOU BUT I LOVE YOU」がシングルカットされている。91年にSRCL品番で再発され、94年にはKSC2品番でCD選書シリーズの一環としてキューンから再発。04年のBOX収録時に初めてリマスターが施された。07年に24bitリマスター紙ジャケット仕様として一斉再発された(リマスターでの単独発売は初)。2013年にはBlu-spec CD 2による2013年最新リマスターで一斉再発された。2013年リマスターはソニーの塩月博之が担当。今回入手したのは2013年盤。2015年にはGO HOTODAによるリマスターにてハイレゾ配信が開始されており、現在ハイレゾ版が最新リマスター音源となる。
また「RASPBERRY DREAM」リリース後に行われたツアーを持ってギターの古賀森男が脱退。先行シングル含めて今作はギタリスト不在で制作された。サポートギタリストとして今作では横内健亨と平井光一が参加しているが、前2作にサポート参加していた是永巧一は参加していない。また横内、平井両名ともに参加は今作のみで、今作の完成後に後任のギタリストが友森昭一に決定。今作発売直前から行われた2本のツアー「TIME'S THEATER」と「SPECIAL GIG '86〜'87 It's SHOW TIME」には友森昭一が正式なメンバーとして参加していたが、ツアー終了後に脱退。このため友森昭一がギタリストとして参加した作品は無く、現在はサポートメンバーだった1人として扱われている。これ以降バンドに正式なギタリストが加入する事は無かったが、サポートの是永巧一が実質固定のギタリストとなった。また結果的に今作にメンバーとしてクレジットされた4人が解散まで、そして再結成以降の固定の正式メンバー4名となった。
大ヒットの次の1作だが、それにしてはやや地味な1作。曲数も少ないが、全体に抑えたトーンで統一されており、前作のような煌びやかさがあまりない。土橋のシンセサウンドもかなり抑えに徹していてキラキラした部分があまり感じられない。「WHEN A WOMAN LOVES A MAN」「LONELY BUTTERFLY」「CHEAP HIPPIES」辺りのベスト盤常連楽曲はレベッカらしいと思えるポップな楽曲なんだけど、やはり「フレンズ」や「RASPBERRY DREAM」ほどの勢いは無いので、一聴すると地味な印象を受けるアルバムだ。「RASPBERRY DREAM」はオリジナルアルバム未収録になってしまったが(ただしこれ以降ベスト盤、リミックスアルバムに収録されまくり、バージョン違い最多曲として君臨することになる)、確かに今作に収録しても少し毛色が異なっていて浮いていたと思う。地味なアルバムという印象がどうしても強くなってしまうが、今作の魅力はアルバムとしての統一感や"引き"の美学であり、大ヒット直後にも関わらずヒットに浮かれずにこういった腰を落ち着けたような作品を作り出した事は特筆すべき点だと思う。
2013年リマスターBlus-spec CD 2盤 2007年リマスター紙ジャケ盤 94年CD選書盤
印象度★★★★☆