フェスタ

No タイトル 作詞 作曲 編曲
1 フェスタ 藤巻亮太 藤巻亮太 レミオロメン
2 まめ電球 藤巻亮太 藤巻亮太 レミオロメン
3 藤巻亮太 藤巻亮太 レミオロメン
4 すきま風 藤巻亮太 藤巻亮太 レミオロメン
5 日めくりカレンダー 藤巻亮太 藤巻亮太 レミオロメン
6 ビールとプリン 藤巻亮太 藤巻亮太 レミオロメン

リリースデータ

2003年3月12日 初登場89位 売上2.3万枚 DAIZAWA RECORDS(UKプロジェクト)

メンバー

Vocal,Guitar 藤巻亮太
Drums 神宮司治
Bass 前田啓介

レミオロメン、インディーズミニアルバム。これ以前にもライブ会場や通販で販売されていた自主製作アルバムは存在したが(「波」「ビールとプリン」はそれらに収録されていて厳密には再録バージョン)、全国流通したのは今作が初で、インディーズでは唯一のアルバムとなる。この後、インディーズで5月にシングル「雨上がり」をリリース後に、8月に「電話」でビクターからメジャーデビューした。同じインディーズのUKプロジェクトからリリースした「雨上がり」は公式に1stシングル扱いされているが、今作に関しては現在の公式サイトのディスコグラフィーからは抹消されている。メジャーでの1stアルバム『朝顔』には「波」以外の5曲が収録されたためと思われるが、『朝顔』では全て再録音が行われている模様。トップ100入りしたのは1週目だけで、以降は03年度から拡大されたトップ300内のランクインで累計を大きく伸ばした(02年度までの100位集計だったら初動のみのランクインで売上記録が1/10になっていた)。

レミオロメンは「3月9日」の発売時に存在を知りこの時はシングルを単発で聞いたのみだったが、1年後の『ether[エーテル]』から本格的に聞き始め、1stアルバム『朝顔』にもさかのぼり、以降は休止までシングル/アルバム全作を聞いたが今作だけはスルーしていた。「波」以外が『朝顔』に収録されていたためであまり聞く意味が無いと思ったのが主な理由だったが、実際今作はレミオロメンを振り返って聞いていく場合でも"1stから順番に"という目的でもない限りはまあ最後かスルーでいいかなというのが正直なところ。

一応『朝顔』に入っている音源と今作の音源は異なり、『朝顔』制作時に改めてレコーディングし直しているようなんだけど、アレンジを変えたわけではなく、一部間奏など細部が変わっているだけなようなので正直今作の方が音が荒いな…程度でまあほぼ同じに聞こえる。結局、後追いだと「波」目当てになるんだけど、『朝顔』収録時に1曲だけハブられただけあって、他の5曲を凌駕するということもなく、やはり今作の中では1番地味な曲かなと。

全体像としては3ピースのシンプルなロックバンド。当時音楽ライターと音楽ファンの間でもいきなり話題になったとされているが、当時これだけ聞いていてもそこまではハマらなかったかなとは思う。「まめ電球」や「日めくりカレンダー」辺りは素直にメロディーの良さを感じられるんだけど、後々生まれていく名曲に比べるとやはり初期だなという感じだし、この後リリースされる「雨上がり」「電話」「3月9日」とシングル出すたびにグングン良くなっていったんだなと改めて思った。

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印象度★★★☆☆

2016.6.5更新

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