歌うたい15 SINGLES BEST 1993〜2007(初回盤)
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | 僕の見たビートルズはTVの中 | 斉藤和義 | 斉藤和義 | 斉藤和義・松尾一彦 | 1stシングル 100位圏外 |
2 | Rain Rain Rain | 斉藤和義 | 斉藤和義 | 斉藤和義 | 2ndシングル(カット) 100位圏外 |
3 | 君の顔が好きだ | 斉藤和義 | 斉藤和義 | 斉藤和義 | 3rdシングル 100位圏外 |
4 | 歩いて帰ろう(シングルバージョン) | 斉藤和義 | 斉藤和義 | 斉藤和義・松尾一彦 | 4thシングル 最高60位 売上4.8万枚 |
5 | 彼女(シングルバージョン) | 斉藤和義 | 斉藤和義 | 斉藤和義・松尾一彦 | 5thシングル(カット) 100位圏外 |
6 | deja vu | 斉藤和義 | 斉藤和義 | 斉藤和義・宮内和之 | 6thシングル 最高67位 売上0.5万枚 |
7 | ポストにマヨネーズ | 斉藤和義 | 斉藤和義 | 斉藤和義&His Band | 7thシングル(カット) 100位圏外 |
8 | 通りに立てば(シングルバージョン) | 斉藤和義 | 斉藤和義 | 斉藤和義・松尾一彦 | 8thシングル 100位圏外 |
9 | 大丈夫 | 斉藤和義 | 斉藤和義 | 斉藤和義・寺田創一 | 9thシングル 最高48位 売上2.1万枚 |
10 | 空に星が綺麗 | 斉藤和義 | 斉藤和義 | 斉藤和義・松尾一彦 | 10thシングル 最高78位 売上1.5万枚 |
11 | 砂漠に赤い花 | 斉藤和義 | 斉藤和義 | 斉藤和義・片山敦夫 | 11thシングル 最高90位 売上1.1万枚 |
12 | Baby,I LOVE YOU | 斉藤和義 | 斉藤和義 | 斉藤和義 | 12thシングル 最高87位 売上1.0万枚 |
13 | 郷愁 | 斉藤和義 | 斉藤和義 | 斉藤和義 | 13thシングル 最高47位 売上2.1万枚 |
14 | 進め なまけもの | 斉藤和義 | 斉藤和義 | 斉藤和義 | 13thシングルC/W |
15 | 幸福な朝食 退屈な夕食 | 斉藤和義 | 斉藤和義 | 斉藤和義 | 14thシングル(カット) 100位圏外 |
Horn Arrangement:水江洋一郎(7)
Strings Arrangement:溝口肇(9)
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | 歌うたいのバラッド | 斉藤和義 | 斉藤和義 | 斉藤和義 | 15thシングル 最高91位 売上1.3万枚 |
2 | Hey! Mr.Angryman | 斉藤和義 | 斉藤和義 | 斉藤和義 | 16thシングル(カット) 100位圏外 |
3 | ソファ | 斉藤和義 | 斉藤和義 | 斉藤和義 | 17thシングル 最高34位 売上1.2万枚 |
4 | アゲハ | 斉藤和義 | 斉藤和義 | 斉藤和義 | 18thシングル 最高44位 売上1.1万枚 |
5 | 劇的な瞬間 | 斉藤和義 | 斉藤和義 | 斉藤和義 | 19thシングル 最高40位 売上0.8万枚 |
6 | ロケット | 斉藤和義 | 斉藤和義 | 斉藤和義 | 20thシングル 最高49位 売上0.7万枚 |
7 | 月の向こう側 | 斉藤和義 | 斉藤和義 | 斉藤和義 | 21stシングル 最高50位 売上0.8万枚 |
8 | やわらかな日 | 斉藤和義 | 斉藤和義 | 斉藤和義 | 22ndシングル 最高43位 売上0.8万枚 |
9 | 喜びの唄 | 斉藤和義 | 斉藤和義・ CHARLEY DRAYTON |
斉藤和義 | 23rdシングル 最高72位 売上0.3万枚 |
10 | ぼくらのルール | 斉藤和義 | 斉藤和義 | 斉藤和義 | 24thシングル 最高82位 売上0.2万枚 |
11 | 真夜中のプール | 斉藤和義 | 斉藤和義 | 斉藤和義 | 25thシングル 最高42位 売上0.7万枚 |
12 | 約束の十二月(シングルバージョン) | 斉藤和義 | 斉藤和義 | 斉藤和義 | 26thシングル 最高48位 売上0.5万枚 |
13 | 誰かの冬の歌 | 斉藤和義 | 斉藤和義 | 斉藤和義 | 26thシングル両A面曲 |
14 | FLY〜愛の続きはボンジュール!〜(シングルバージョン) | 斉藤和義 | 斉藤和義 | 斉藤和義 | 28thシングル 最高37位 売上0.4万枚 |
15 | ハミングバード | 斉藤和義 | 斉藤和義 | 斉藤和義 | 29thシングル 最高55位 売上0.3万枚 |
Strings Arrangement:片山敦夫,溝口肇(1)、村山達哉(7)
Horn Arrangement:佐野聡(8)
Strings & Horn Arrangement:村山達哉(11)
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | ウエディング・ソング | 一倉宏 | 斉藤和義 | 斉藤和義 | 31stシングル 最高16位 売上2.8万枚 |
2 | 君は僕のなにを好きになったんだろう | 一倉宏 | 斉藤和義 | 斉藤和義 | 32ndシングル 最高20位 売上0.9万枚 |
3 | ベリー ベリー ストロング〜アイネクライネ〜 (シングルバージョン) |
斉藤和義・ 伊坂幸太郎 |
斉藤和義 | 斉藤和義 | 32ndシングル両A面曲(カット) |
4 | 虹 | 斉藤和義 | 斉藤和義 | 斉藤和義 | 33rdシングル 最高44位 売上0.5万枚 |
5 | 五秒の再会(斉藤和義と玲葉奈) | 斉藤和義と 玲葉奈 |
斉藤和義と 玲葉奈 |
斉藤和義と玲葉奈 | 斉藤和義と玲葉奈 コラボシングル 最高20位 売上2.0万枚 |
6 | オリオン通り | 斉藤和義・ 浜崎貴司 |
斉藤和義・ 浜崎貴司 |
斉藤和義・浜崎貴司 | 斉藤和義&浜崎貴司 コラボシングル(宇都宮限定発売) チャート対象外 |
7 | 世界を白くぬれ! | 斉藤和義 | 斉藤和義 | 斉藤和義 | 27thシングル(福井県スキージャム勝山限定販売) チャート対象外 |
8 | 破れた傘にくちづけを | 斉藤和義 | 斉藤和義 | 斉藤和義 | 30thシングル(インディーズ、ライブ会場限定) チャート対象外 |
初回限定盤収録音源 | |||||
9 | RIDE ON THE SUN | 斉藤和義 | 斉藤和義 | 斉藤和義 | 未発表曲 17th「ソファ」頃(1998年)にシングル予定で制作した曲 |
10 | tokyo blues (LIVE at 日清パワーステーション 1993年9月17日) |
斉藤和義 | 斉藤和義 | 斉藤和義&His Band | 1stアルバム『青い空の下…』収録曲 ライブ音源 |
11 | 僕の見たビートルズはTVの中 (LIVE at 渋谷アピア 1992年4月11日) |
斉藤和義 | 斉藤和義 | 斉藤和義 | 1stシングル ライブ音源 |
Strings Arrangement:中川俊郎(1)、村山達哉(7)
リリースデータ
2008年8月6日 | 初登場4位 | 売上17.9万枚 | Produced by 斉藤和義 | SPEEDSTAR RECORDS |
斉藤和義3rdベストアルバム。公式で「Best Album」表記されている作品としては98年の初ベスト『Golden Delicious』、00年のC/W集『Collection“B”』に続く3作目、05年の『白盤』『黒盤』もあるがこの2作は「Selection Album」として区別されている。今作はデビュー15周年を記念しての作品で、デビューからの一般発売シングル31作のA面曲をリリース順に収録、加えてコラボシングル、販路限定シングルを4曲を収録している。公式においては販路限定だった「世界を白くぬれ!」「破れた傘にくちづけを」の2作も通算カウントに含んでいるが、この2作は時系列ではなくラストに配置された。
「進め なまけもの」は公式サイトにおいて両A面扱いされていないが、進研ゼミのCMタイアップがついていたためか例外的に収録されており、この曲のみC/W集である『Collection“B”』『Collection "B" 1993〜2007』にも重複して収録されている。
初回盤は17thシングル予定だった未発表曲「RIDE ON THE SUN」、ライブ音源2曲を追加収録。スリーブケース入りデジパック仕様で本人による1曲ごとのライナーノーツが掲載された別冊子が付属する。通常盤はスリーブケースなしのデジパック仕様。今作リリースから1ヶ月後には今作と対になるC/Wを網羅した『Collection "B" 1993〜2007』がリリースされた。これは00年にリリースされていた『Collection“B”』の拡大版。また10年後の2018年には今作の続編となる『歌うたい25 SINGLES BEST 2008〜2017』がリリースされた。こちら『Collection "B" 1993〜2007』の続編も兼ねており、DISC-3がC/W集となっている。
97年にアルバム『ジレンマ』でトップ10入りを果たしていたもののアルバムでも軒並みトップ20程度で長年推移していたが、07年になってからCMタイアップ等が相次いだ事もあり、シングルで最高位を更新するようになると、07年のアルバムで久々のトップ10入り(97年以来2度目)。ブレイクの機運が高まっていた中で今作が発売され、最高位更新となる4位を記録。自身ダントツ最大のロングヒット作となり、最高売上を記録した。今作直後のシングル「やぁ、無情」ではシングルでの初のトップ10入りを果たし、以降はシングルはトップ10前後〜20位以内、アルバムではトップ10常連からトップ3常連となりやがて1位も獲得している。
フジテレビ『ポンキッキーズ』で「歩いて帰ろう」が使用されていたのでこの曲のみ圧倒的になじみがあった。それ以外はこれといったヒット曲は無く、長年名前くらいしか把握していなかった。Bank Bandのカバーを筆頭に同業者からの支持とカバーが多い「歌うたいのバラッド」や、映画『ゴールデンスランバー』主題歌に起用された「幸福な朝食 退屈な夕食」も現在は有名だが、どちらも後年になって知名度を獲得した曲で当時ヒットしたわけではない。
いずれにせよこの3曲くらいしか知らない状態で聞いてみた。かなりマイペースに自分の道を行くタイプのシンガーソングライターらしく、シングルでもあまりシングルらしくなくヒットを狙うというよりその時々にやりたかった事をやり抜いたような曲が多いような印象。そして曲数も多いので圧巻の楽曲集とか売れなかったけど売れる前も名曲揃いというよりは時々凄くいい曲もあって時々カチッとハマるけど全てが全ていいとはあまり思えなかった。この後からの方がトップ10ヒットやタイアップ曲が増えるわけだけど、続編もまたかなりのボリュームなので、初心者向けの厳選集みたいなのが1枚あった方が入りやすかったかも…。またオリジナルアルバム単位でとりあえず全部辿った後にでも今作を聞けばもう少し印象が変わるかもしれないが、とりあえず現段階では今作でお腹一杯になった。
基本的にはストレートなバンドサウンド主体のいい歌であり、聞きやすい。また当初からギター演奏はしていたが、DISC-1の半ば頃からはドラムを自ら叩きはじめ、ついにはギター、ベース、ドラム、ピアノキーボードといった楽器全てを1人で演奏。完全1人バンド演奏というのはなかなか珍しいと思う。セルフアレンジで打ち込みを駆使しての1人オケ制作のシンガーソングライターならまだいるが、バンド演奏を全部1人で行ってしまうというのはかなり凄い。この点は強烈な個性だと思う。
印象度★★★☆☆
2018.9.26更新