さかいゆうといっしょ

No タイトル(コラボミュージシャン) 作詞 作曲 編曲 備考
1 SHIBUYA NIGHT
(featuring TOMOYASU TAKEUCHI)(竹内朋康)
さかいゆう(words)
竹内朋康(rhyme)
SWING-O&
さかいゆう
  インディーズアルバム『Yu,Sakai』収録曲
2 生まれてきてありがとう feat.さかいゆう(KREVA) さかいゆう&KREVA さかいゆう
&KREVA
  KREVA シングル『青』3曲目
3 記念日feat.さかいゆう(マボロシ) Sakama Daisuke,
さかいゆう
マボロシ、さかいゆう マボロシ アルバム『マボロシのシ』収録曲
4 ピアノとギターと愛の詩(大橋卓弥(スキマスイッチ)) 大橋卓弥、さかいゆう 福耳 アルバム『THE BEST ACOUSTIC WORKS』収録曲
5 シロクジfeat.さかいゆう(KOHEI JAPAN) Kohei Sakama、
さかいゆう
さかいゆう、
Kohei Sakama
  KOHEI JAPAN アルバム『大人チャレンジ』収録曲
6 Magic Hour feat.さかいゆう(RHYMESTER) さかいゆう、
Mummy-D、宇多丸
DJ JIN,さかいゆう   RHYMESTER アルバム『フラッシュバック、夏。』収録曲
7 LOVE & LIVE LETTER(福耳) さかいゆう さかいゆう さかいゆう 福耳 シングル 最高21位 売上0.65万枚
8 いつもどこでも feat.さかいゆう(冨田ラボ) 堀込高樹 冨田恵一   冨田ラボ アルバム『Joyous』収録曲
9 Hold You feat.Yu Sakai(Ovall) Shingo Suzuki&Ol'K Shingo Suzuki Shingo Suzuki Ovall アルバム『DAWN』収録曲
10 ピエロチック feat.秦基博(秦基博) さかいゆう、秦基博 さかいゆう さかいゆう 3rdアルバム『Coming Up Roses』収録曲
11 Life is feat.Emi Meyer(Emi Meyer) さかいゆう、Emi Meyer さかいゆう さかいゆう 3rdアルバム『Coming Up Roses』収録曲
12 薔薇とローズ feat.Little Gree Monster
(Little Gree Monster)
さかいゆう さかいゆう さかいゆう 5thシングルの新録音セルフカバー 
13 Mirror feat.お客さん
(Audience at さかいゆう 5th Anniversary SPECIAL LIVE)
さかいゆう さかいゆう さかいゆう 新曲
14 闇夜のホタル feat.日野皓正(日野皓正) さかいゆう さかいゆう さかいゆう 新曲

リリースデータ

2015年2月4日
2018年1月3日(再発)
初登場28位 売上0.34万枚 Ariola Japan
AUGUSTA RECORDS(ユニバーサル)

さかいゆう、初のコラボレーションアルバム。これまで発表してきたコラボ楽曲から厳選した11曲を時系列に収録。さらに新録音1曲、新曲2曲を収録している。「SHIBUYA NIGHT」「ピエロチック」「Life is」以外はコラボ相手のミュージシャンの作品(もしくは事務所ユニット「福耳」名義)に収録されていた楽曲だったため、さかいゆうの作品には初収録となる。特に大きな話題になったコラボ楽曲が無かったためか、前作(3rd)を大幅に下回るばかりかその前の2ndにも及ばなかった。初回盤はライブ映像を収録したDVD付。

前半はラッパー(トラックメイカー)とのコラボが連発されるのでHIP HOP風味。1番古いもので08年(録音は07年)であり、まさにテルマ手法(女性ボーカル+ラッパー)全盛の時期。男性ボーカル+男性ラップのコラボが流行っていた記憶は無いものの、ラップ楽曲のボーカリストとして呼ばれることが多かったようだ。事務所ユニット福耳のシングル曲にいきなり抜擢されて以降はポップス系でのコラボへ移行。このため前半はラップ楽曲でのボーカル参加、後半はデュエットか単独ボーカルといったスタイルになっている。そのどれもが単なるボーカル参加ではなく、制作に参加しているのもポイント。さかいゆうはラップ系のミュージシャンではないのでそれこそ前半の楽曲なんかはゲストボーカルのみの参加でも不思議ではないんだけど、ほとんどの作詞作曲に関与するなどかなり積極的だ。元々作詞作曲編曲全てをやれる人だけどこのようにコラボで幅を広げていくというのはなかなか面白いスタイルだと思う。

最後の3曲は今作用の新録音曲。「薔薇とローズ」はリメイク、「Mirror」はお客さんとコラボということで当然ライブで観客の合唱を録音してコーラスとして使用したと思うところだが、お客さんの担当パートはClap、すなわち手拍子のみ。楽曲自体は全面打ち込みというさかいゆうにしては異色の楽曲になっているんだけど、電子系の打ち込みのリズムの中に観客の手拍子が混ざっているというもの。これ、よく聞くと手拍子が混ざっている…というくらいの使い方なので手拍子と書いてなければ気づかなかったと思う。「闇夜のホタル」は生バンドによるポップス系の曲なんだけど、日野皓正というのはトランペット奏者。今作の中で唯一1つの楽器演奏者とコラボしているので最後だけちょっと流れが違うような…。

さかいゆうの作品としてイレギュラーな作品だし、正直福耳の「LOVE & LIVE LETTER」以外はそんなに好みな楽曲は無かったんだけど、さかいゆう名義では発表されていない各ミュージシャンの作品、しかもほとんどアルバム曲であり、これらコラボ先まですべてチェックしているのはよほどのコアファン以外にいないと思われ、この機会に一気に1つのアルバムで聞ける事にかなり価値がある作品だと思う。

B00PYQFSBQ初回盤DVD付  B00PYQFTME通常盤   B0773925SP2018年再発盤

印象度★★★★☆

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