Yu,Sakai

No タイトル 作詞 作曲 編曲 備考
1 Yu's groove   さかいゆう さかいゆう inst.
2 SHIBUYA NIGHT(featuring TOMOYASU TAKEUCHI) さかいゆう
竹内朋康(rhyme)
SWING-O&さかいゆう さかいゆう  
3 よくばりホリデイ さかいゆう SWING-O&さかいゆう さかいゆう  
4 Money Crush さかいゆう 竹内朋康&さかいゆう さかいゆう  
5 POSEIDON   さかいゆう さかいゆう inst.
6 ポロリ さかいゆう さかいゆう さかいゆう  
7 Dreaming さかいゆう さかいゆう さかいゆう  
8 無言の月 さかいゆう さかいゆう さかいゆう  
9 井の頭公園 さかいゆう さかいゆう さかいゆう  
10 オレアの夢 さかいゆう さかいゆう さかいゆう  
11 BIG BANG さかいゆう さかいゆう さかいゆう  

リリースデータ

2008年1月23日 300位圏外 All songs prpduced by YU SAKAI 江戸屋

さかいゆうインディーズ2ndアルバム。前作より1年9ヵ月ぶり、前作は7曲入りだったので初のフルアルバムにしてインディーズ最後の作品となった。デジパック仕様で内部にプロフィールも記載されているが全文英語となっている。パッケージもYU SAKAI表記で統一されているが歌詞カードの下部片隅に唯一"さかいゆう『YU,SAKAI』"というひらがな名表記がある。

ジャケ写ではグラサン姿でスカした姿を見せて海外志向の本場のシンガー感を醸し出していてメジャー以降よりも尖った雰囲気を見せているのが後追いだとかなりスカして若さ溢れてるな。ジャケ写でキーボードが出ているし、メジャー以降もピアノスタイルが基本だが、今作ではよく見るとAcoustic Piano表記は3,8,9と3曲に留まり(3はOther Instrumentsも)、Bass&Other Instruments表記が1,2,4,6,7,11と半数以上、5,10はAll Instrumentsとなっていてベース演奏の方が多い

ゴスペルに感銘を受けて音楽を志してLAに渡りダウンタウンでストリートライブをしながら現地のR&B、ソウル、ジャズ、HIP-HOPミュージシャンと多数交友を持ったとされているが、今作は本場感のあるR&Bソウル系の方向性の楽曲が並んでいる。ピアノ、ベース、ギター、ドラムのバンド演奏を基本にしつつ、凝った演奏が続き特に前半は聞きごたえがある。一方で後半はバラードでゆったりした曲が最後まで続くのでガラッと空気が変わり、そちらはちょっとまったりしすぎて失速気味な印象になってしまった。二部構成じゃなくてバランスよく配置すればもう少し聞きやすかったのに…。メジャー以降に見られるポップ性はほとんどないが、2018年辺りから世界でのレコーディングを試みてからの方向性は今作に通じるところもあり、本来のコアな音楽性はここにあったのかなとも思った。

B000YDAB5C 

印象度★★★☆☆

2020.8.18更新

戻る