今、何処 2023.9.3 東京国際フォーラム
No | タイトル | 備考 |
1 | OPENING | 20thアルバム『今、何処』収録曲 Instrumental |
2 | さよならメランコリア | 20thアルバム『今、何処』収録曲 |
3 | 銀の月 | 20thアルバム『今、何処』収録曲 |
4 | クロエ | 20thアルバム『今、何処』収録曲 |
5 | 植民地の夜 | 20thアルバム『今、何処』収録曲 |
6 | 斜陽 | 20thアルバム『今、何処』収録曲 |
7 | 冬の雑踏 | 20thアルバム『今、何処』収録曲 |
8 | エデンの海 | 20thアルバム『今、何処』収録曲 |
9 | 君の宙 | 20thアルバム『今、何処』収録曲 |
10 | 水のように | 20thアルバム『今、何処』収録曲 |
11 | 大人のくせに | 20thアルバム『今、何処』収録曲 |
12 | 明日の誓い | 20thアルバム『今、何処』収録曲 |
No | タイトル | 備考 |
1 | エンタテイメント! | 13thベスト『THE ESSENTIAL TRACKS MOTOHARU SANO
& THE COYOTE BAND 2005-2020』収録曲 19thアルバム『ENTERTAINMENT!』収録曲 |
2 | 新天地 | 19thアルバム『ENTERTAINMENT!』収録曲 |
3 | 愛が分母 | 19thアルバム『ENTERTAINMENT!』収録曲 |
4 | ポーラスタア | 15thアルバム『Zooey』収録曲 |
5 | La Vita e Bella | 15thアルバム『Zooey』収録曲 |
6 | 純恋(すみれ) | 17thアルバム『MANIJU』収録曲 |
7 | 詩人の恋 | 15thアルバム『Zooey』収録曲 |
8 | 優しい闇 | 16thアルバム『Blood Moon』収録曲 |
9 | 約束の橋 | 22ndシングル、30thシングル(再録音) |
10 | スウィート16 | 8thアルバム『sweet 16』収録曲、30thシングルC/W(カット) |
11 | サムデイ | 4thシングル |
12 | アンジェリーナ | 1stシングル |
リリースデータ
2024年3月6日(CD) 2024年3月6日(Blu-ray) |
初登場26位 初登場9位 |
売上0.2万枚 売上0.2万枚 |
Producer:Moto 'Jet' Sano | DaisyMusic |
THE COYOTE BANDメンバー
Vocal,Guitar | 佐野元春 |
Drum | 小松シゲル |
Guitar | 深沼元昭 |
Guitar | 藤田顕 |
Bass | 高桑圭 |
Keyboard | 渡辺シュンスケ |
佐野元春5thライブアルバム。佐野元春 & THE COYOTE BAND名義。通販限定や配信限定を含めると単独CDメインのライブアルバムとしては8作目。2023年6〜10月に開催されたツアー「今、何処 TOUR 2023」全15公演のうち11公演目となる9月3日東京国際フォーラムホールAでのライブの模様を全曲収録。ライブBlu-ray、2枚組ライブCDで共に完全生産限定盤として発売。"ライブ・アルバム用にミックス & リマスタリング"と明記されており、Blu-rayとCDでは別々にミックスを行ってマスタリングされている模様。公式サイトでは何故かCDのDISC-2の1曲目「エンタテイメント!」だけカットされた11曲として当初記載されていたが、実際にはきちんと収録されていて、後に修正された。
ライブBlu-rayは曲順通りに全曲映像化されているが、ライブCDでは曲順を変更している。後半で演奏した「エデンの海」〜「明日の誓い」をDISC-1に持ってきてDISC-1を全曲『今、何処』収録曲としてまとめ、それ以外の曲をDISC-2に収録。実際の演奏順は「冬の雑踏」の次に「エンタテイメント!」〜「優しい闇」→「エデンの海」〜「明日の誓い」→「約束の橋」〜「アンジェリーナ」となる。
『今、何処』発売から1年後の開催でやけにインターバルを開けてのアルバムツアーとなったが、「永遠のコメディ」を飛ばして全曲収録順に演奏。実際には旧作を挟んでいたがこのライブアルバムでは後半演奏の「エデンの海」〜「明日の誓い」もまとめているのでライブバージョン『今、何処』といった装い。一方でその前の『ENTERTAINMENT!』収録曲は早くも3曲に縮小。こちらは前のツアーでやっていたとはいえ、『今、何処』と兄弟作のようにしてCD化もしたのだからもう数曲あっても…。他の曲も15〜18thアルバムと直近10年くらいの楽曲が続き、ここまでは違和感はないが終盤にサービス的に初期曲が来るとやはりかなり別物っぽくは感じてしまう。声が出なくなったとはそれこそ90年代末期頃から言われていたし、ずっと聞いていればこんなものなのかもしれないがここ20数年くらいの「サムデイ」や「約束の橋」を歌っている音源をちゃんと聞いたことが無かったのもあって、高音ギリギリ&終始ヘロヘロで急に老いを感じてしまったのは否めない。逆にTHE COYOTE BANDになってからの10年以上は無理のない音域で曲を作り続けていて衰えを感じさせず安定感が凄い。全体にはバンドの演奏も素晴らしくて音もいいので聞きやすい1作だった。
印象度★★★☆☆
2024.4.20更新
※今作はAmazon Musicのみで視聴したためCD(ブックレット)を手に取っていません。