Coyote

No タイトル 作詞 作曲 備考
part 1
1 星の下 路の上
Boy's Life
佐野元春 佐野元春 42ndシングル(アルバム扱い) 最高73位 売上0.5万枚 album ver.
2 荒地の何処かで
Wasteland
佐野元春 佐野元春  
3 君が気高い孤独なら
Sweet Soul Blue Beat
佐野元春 佐野元春 5/30先行配信
4 折れた翼
Live On
佐野元春 佐野元春  
5 呼吸
On Your Side
佐野元春 佐野元春  
6 ラジオ・デイズ
Radio Days
佐野元春 佐野元春 金子マリへ提供(「思い出のレイディオ・ショー‐Radio Days」) セルフカバー
part 2
7 Us
Us
佐野元春 佐野元春  
8 夜空の果てまで
Everydays
佐野元春 佐野元春  
9 壊れた振り子
Broken Pendulum
佐野元春 佐野元春  
10 世界は誰の為に
Change
佐野元春 佐野元春 4/18先行配信(佐野元春MusicUnited名義) album ver.
11 コヨーテ、海へ
Coyote
佐野元春 佐野元春  
12 黄金色の天使
Golden Angel
佐野元春 佐野元春  

Brass arrangement:山本拓夫/佐野元春(6,11)

リリースデータ

2007年6月13日 初登場14位 売上2.2万枚 Produced by 佐野元春
Co-Produced by 大井洋輔
Daisy Music(ユニバーサル)

BAND are:

Vocal,Guitars,Piano,Organ 佐野元春
Vocal,Guitars 深沼元昭
Vocal,Drums 小松シゲル
Bass 高桑圭

佐野元春14thアルバム。前作から2年11ヶ月ぶり。2005年に発売された「星の下 路の上」、iTunes Storeで配信されていた「世界は誰の為に」「君が気高い孤独なら」を収録。表記は無いが「星の下 路の上」はミックス変更、「世界は誰の為に」は佐野元春MusicUnitedとして深沼元昭、山口洋、藤井一彦と4人で歌っていたが今作では佐野元春の単独ボーカルバージョン。公式サイトでは2曲ともalbum ver.表記がされている。前年に金子マリへ提供した「思い出のレイディオ・ショー‐Radio Days」を「ラジオ・デイズ-Radio days」としてセルフカバーしている。レコードを想定して前半6曲をpart1、後半6曲をpart2として曲目に記載しているがLPでの発売は無い。デラックス盤(初回盤)はDVD「Coyote Video Show」付属(「君が気高い孤独なら」クリップとレコーディングドキュメント収録)。

iTunes Store予約限定で「じぶんの詩 (Moto Vocal Version)」がDL可能だった。The Whey-hey-hey Brothers(山口智充、山本耕史)に提供した楽曲のセルフカバー。

「星の下 路の上」はシングル盤では3曲目に収録されており、O社ではアルバム扱いされた。1曲目の「ヒナギク月に照らされて」、2曲目「裸の瞳」は未収録。「ヒナギク月に照らされて」は2020年の『THE ESSENTIAL TRACKS 2005-2020』でアルバム初収録となったがミックス変更されている。

今作ではThe Hobo King Bandではなく、Mellowheadの深沼元昭、Nona Reevesの小松シゲル、Great3の高桑圭といった新バンドメンバーを基本編成としている。1曲ごとの詳細な演奏クレジットもあり、「呼吸」で大井洋輔がドラムで残りの演奏は佐野本人である以外は全てこのメンバーのみで一部の楽曲ではThe Hobo King Bandとして前作に参加していたDr.Kyonがオルガン、山本拓夫がブラスアレンジやサックスで参加しているほか、ストリングスも導入している。今作時にはこの新バンドに名称は無く、BAND are:としか書かれていないが、次回作『Zooey』ではさらに3人のメンバーが追加され、今作のタイトルを含んだTHE COYOTE BANDと命名され、佐野元春&THE COYOTE BANDでのオリジナルアルバム制作が続く事となった。実質今作で3つ目の新バンドへ移行した形となるが、The Hobo King Bandは解散したわけではなく、状況に応じてライブやリメイク作品でThe Hobo King Bandを起用するなど使い分けるようになった。

新バンドメンバーは一回りほど下ではあるが若手といいうほどでもなくそこそこのキャリアと実績のある面々で3人とも当時30代。固定メンバーが絞り込まれているのもあるがこれまでに比べるとベテランらしいどっしり感やベテラン同士のせめぎあいのようなバンド演奏の要素が抑えられたことでシンプルに感じられるが、シンプルゆえの勢いを感じる部分もあり、新鮮に聞ける。全体にいい曲も揃っているが、やや地味目でやはり声が厳しくなってきていた事もあってかもう1つ盛り上がり切れないところがあってなかなか1曲1曲では残りにくいというのはある。その点を架空の人物コヨーテを主人公としたロードムービー的なサウンドトラックとして制作するというコンセプトや新しいバンドメンバーでリフレッシュする事で補っており、かつてとは違う円熟した魅力も確かにあるとは思う。

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印象度★★★☆☆

2022.6.30更新

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