ZARD tribute Best Selection

No タイトル 作詞 作曲 編曲 ZARD原曲 備考
1 あの微笑みを忘れないで[tribute 2024] 坂井泉水 川島だりあ 麻井寛史 3rdアルバム『HOLD ME』収録曲 1st tributeアルバム『ZARD tribute』収録曲 リメイク
2 DAN DAN 心魅かれてく[tribute 2024] 坂井泉水 織田哲郎 麻井寛史 7thアルバム『TODAY IS ANOTHER DAY』収録曲
FIELD OF VIEW 4thシングル
1st tributeアルバム『ZARD tribute』収録曲 リメイク
3 Don't you see![tribute 2024] 坂井泉水 栗林誠一郎 麻井寛史 19thシングル 1st tributeアルバム『ZARD tribute』収録曲 リメイク
4 負けないで[tribute 2024] 坂井泉水 織田哲郎 麻井寛史 6thシングル 1st tributeアルバム『ZARD tribute』収録曲 リメイク
5 心を開いて[tribute 2024] 坂井泉水 織田哲郎 麻井寛史 18thシングル 1st tributeアルバム『ZARD tribute』収録曲 リメイク
6 眠れない夜を抱いて 坂井泉水 織田哲郎 鶴澤夢人&
長戸大幸
4thシングル 2nd tributeアルバム『ZARD tributeU』収録曲
7 この愛に泳ぎ疲れても 坂井泉水 織田哲郎 鶴澤夢人&
長戸大幸
11thシングル 3rd tributeアルバム『ZARD tributeV』収録曲
8 永遠[tribute 2024] 坂井泉水 徳永暁人 麻井寛史 22ndシングル 1st tributeアルバム『ZARD tribute』収録曲 リメイク
9 運命のルーレット廻して 坂井泉水 栗林誠一郎 鶴澤夢人&
長戸大幸
25thシングル 3rd tributeアルバム『ZARD tributeV』収録曲
10 マイ フレンド[tribute 2024] 坂井泉水 織田哲郎 麻井寛史 17thシングル 3/1先行配信Ver.
1st tributeアルバム『ZARD tribute』収録曲 リメイク
11 揺れる想い[tribute 2023] 坂井泉水 織田哲郎 麻井寛史 8thシングル  1st配信シングルVer.
1st tributeアルバム『ZARD tribute』収録曲 リメイク
12 きっと忘れない[tribute 2024] 坂井泉水 織田哲郎 麻井寛史 10thシングル 1st tributeアルバム『ZARD tribute』収録曲 リメイク
13 Just believe in love 坂井泉水 春畑道哉 麻井寛史 14thシングル 新規カバー
14 GOOD DAY 坂井泉水 綿貫正顕 麻井寛史 27thシングル(26th同発) 新規カバー

 

初回盤Blu-ray
LIVE Best Selection
No タイトル ZARD原曲 備考
LIVE TOUR 2021 [Cheers!]
1 息もできない 24thシングル 2nd tributeアルバム『ZARD tributeU』収録曲
2 少女の頃に戻ったみたいに 25thシングルC/W 1st tributeアルバム『ZARD tribute』収録曲
LIVE TOUR 2022 [in the twilight]
3 世界はきっと未来の中 29thシングル 3rd tributeアルバム『ZARD tributeV』収録曲
4 IN MY ARMS TONIGHT 5thシングル 3rd tributeアルバム『ZARD tributeV』収録曲
5 永遠 22ndシングル 1st tributeアルバム『ZARD tribute』収録曲
6 愛が見えない 15thシングル 3rd tributeアルバム『ZARD tributeV』収録曲
7 負けないで 6thシングル 1st tributeアルバム『ZARD tribute』収録曲
LIVE TOUR 2023 [hold me, my friend]
8 揺れる想い[tribute 2023] 8thシングル 1st配信シングルVer.
1st tributeアルバム『ZARD tribute』収録曲

 

リリースデータ

2024年3月20日 初登場13位 売上0.9万枚 Produced by 長戸大幸 GIZA studio

メンバー

Vocal 神野友亜
Bass,Chorus 杉岡泉美
Keyboard,Chorus 坂本ひろ美

SARD UNDERGROUNDトリビュートベストアルバム。通算ではミニアルバム含めて6作目のアルバム。公式には5th Anniversary Albumと銘打たれている。『ZARD tribute』シリーズ3作からのベストセレクションとなっているが、選曲は1stから9曲、2ndから1曲、3rdから2曲、新規カバー2曲と極端に1stに偏っていて、その1st9曲は全てリメイクされている。またシングルC/Wやミニアルバムなどシリーズ3作以外に収録されていたカバー曲からは選曲されていない。「揺れる想い」のみ2023年5月に配信でリリースされていたリメイク音源を収録しているため年号が2023になっている。「マイ フレンド[tribute 2024]」が3月1日に先行配信された。記録上は2nd収録曲「眠れない夜を抱いて」のみギター赤坂美羽の在籍時の音源という事になるが特に表記はされていない。リメイク及び新規カバーは全て麻井寛史(元the★tambourines、Sensation)がアレンジを担当している。

初回盤は2021〜2023年のライブから8曲を抜粋収録した『LIVE Best Selection』Blu-ray付+カレンダー付属。単独映像作品はBlu-rayのみでリリースしていたがCDの映像特典はずっとDVDで今作でBlu-rayへ移行した。
通常盤はCDのみ。曲違い複数商法は行っていない。

1st『ZARD tribute』はスッカスカの打ち込みドラムとファミコンみたいな電子音が炸裂する軽すぎる編曲に唖然とさせられたが、不評だったのか2nd以降は修正されていた。しかし最も有名なZARDカバーは軒並み1stに収録されていた。ボーカルも人工的だったし、やり直してくれないかなとは思っていたがまさか本当にここまで露骨にベストアルバムという体裁で1stの曲を集中的に作り直すとは…。神野友亜本人も歌い直したいという思いは強かったようだが、歌は人工的な震え加工が無くなり、とても良くなった。アレンジは不評の声を受けて不貞腐れたかのようにじゃあこれなら満足か?とばかりに原曲アレンジを打ち込みし直したかのような2nd3rd以上にほとんどそのままコピーしたかのような仕上がり。曲によってはギターソロをキーボードソロに置き換えるという変更はあるが、そのフレーズ自体は新たなものではなく全く同じものだったりするので(ギタリストが脱退していなければそのままだったかもしれない)、最早カバー曲のアレンジというより、カラオケ納品用の音源を作る作業をしたと表現した方が近いのでは…(しかも「生音」じゃないいかにも1人打ち込みオケ制作っぽいやつ)。鶴長コンビが一気に身を引いて今度は全曲麻井寛史となったものの、コピー感増しただけってこれ絶対プロデューサー特命でやらされただけで麻井さんの意志はほとんど入ってないのでは…。

定説になっていた事を覆してまでここ10年ほどで前面に出て語りまくるようになった事からもプロデューサーのZARDへの思いの強さは容易に伺い知れるところではあるが、ここまで極端だと原典であるZARDサウンドこそがオリジナルにして至高であり、SARD版カバーではサウンドの厚みも緻密さも絶対に上回らないようにわざと劣化コピーっぽく軽くさせているような気もしてくる。1st『ZARD tribute』より格段に良くなったのは確かだけど、1stの独自アレンジが不評だったからって今度はほぼコピーという極端から極端へ走るやり方は正直ちょっと残念というか本当に90年代に慧眼を発揮していたプロデューサーと同一人物なのだろうか…。MVにまで呼んでいるんだからドラムの車谷氏もレコーディングに迎えた生のバンドサウンドで制作して、ソロユニットZARDとは違うメンバーがいるバンドSARD UNDDERGRUNDとしてのカバーをやるという当たり前の事を何故やらないのだろう

LIVE Best Selection
3人になってからの2021〜2023年のツアーからのベストセレクション。これは2021年以外は初収録映像…?2021年は東京公演が単独Blu-ray化されており、大阪公演から3曲が『ZARD tributeV』初回盤DVDに収録されたのと、2022年は大阪公演がシングル『卒業式』初回盤AのDVDに3曲収録されただけで単独映像化は無し、2023年は完全初出し。会場が不明でセットも会場の形も見分けがつかないので今作に収録されたのが東京公演なのか大阪公演なのか不明だが、東京公演なら2021年公演のみは既出映像となり、それ以外は重複も無いので全て初収録映像ということになるはず。2023年のライブはこの次のアルバム『涙色で』PREMIUM EDITION付属Blu-rayで全曲ライブBlu-ray化された

初期からも含めればより演奏やボーカルの成長が鮮明だったが、メンバー脱退もあったので現メンバー3人になってからの収録範囲。この3年間でも成長は感じられるが、やはりギターの人は無かった事になっているか。ボーカルがやはり1番安定感を増していったのが分かる。ベースは正直目立ちようがなく、ベースソロみたいな見せ場もZARDカバーの中で作りにくいところがあり、淡々と演奏しているのみ。キーボードは単独でメインのフレーズやソロを弾く場面が多くなり、活躍が増えた。また2023年映像では新たに女性ギターサポートが追加で加わっている。新メンバー候補なのかと思ったが、ブックレットにはShiki EzakiとクレジットがあるのでどうやらGIZAでまた新たに活動を開始しているボーカル&ギターの女性2人組ユニットEFのギタリスト栄先思希のようだ。

ドラムがしっかり生演奏なのでやはりこれを見てしまうとCD音源の打ち込みドラムのペラさは気になってしまうなぁ…。この映像の方が5年間のバンドとしてのSARD UNDDERGRUNDの記録といえる内容だと思う。

B0CRPNBXJJ初回盤Blu-ray付  B0CRPPYYZL通常盤

印象度★★★★☆

2024.5.11更新

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