sasuke
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | 青いベンチ-10th Anniversary- | 北清水雄太 | 北清水雄太 | YASS | HMV大宮アルシェ限定シングル 先行配信シングル 1stシングルのリメイク |
2 | 青いラブソング | 北清水雄太 | 北清水雄太 | YASS | 先行配信シングル |
3 | Good Day & Bad Day | 北清水雄太 | 北清水雄太 | YASS | |
4 | 「じゃあね。」 | 北清水雄太 | 北清水雄太 | YASS | |
5 | 枯れない赤いバラ | 北清水雄太 | 北清水雄太 | YASS | |
6 | ファイトの旗〜僕らも日本代表!〜 | 北清水雄太 | 北清水雄太 | YASS | |
7 | ラブ・アクチュアリーを観た日〜いつかの追憶〜 | 北清水雄太 | 北清水雄太 | YASS | |
8 | ああ、恋しくて | 北清水雄太 | 北清水雄太 | YASS | |
9 | 旅人の詩 | 北清水雄太 | 北清水雄太 | YASS | |
10 | プレゼント | 北清水雄太 | 北清水雄太 | YASS | |
11 | My Song,Your Song | 北清水雄太 | 北清水雄太 | YASS | |
12 | Hey みんな! | 奥山裕次 | 奥山裕次 | YASS |
Song Writing Support:西脇唯(1)
Strings Arrangement:武藤祐生(1)
リリースデータ
2014年8月27日 | 初登場97位 | 売上0.08万枚 | All Produced by YASS | ユニバーサル |
メンバー
Vocal,Acoustic Guitar&Blues Harp(2,5,6,9) | 北清水雄太 |
Vocal&Acoustic Guitar(12) | 奥山裕次 |
サスケ1stアルバム。03年にエイベックスのインディーズレーベルからデビューし、09年に解散していたが、14年4月に再結成を発表。現役時代はミニアルバムとベストアルバムしかリリースできなかったため、フルのオリジナルアルバムは初となる。先行シングルとしてヒット曲「青いベンチ」のリメイクバージョン「青いベンチ-10th Anniversary-」と「青いラブソング」が配信でリリースされた。「青いベンチ-10th Anniversary-」はHMV大宮アルシェ限定でシングルCDとしても発売されている。チャートインは初登場のみで2週目には300位圏外となった。初回盤はミュージックビデオや特典映像が見れるサイトへのアクセス権が得られるU-CONNECTカード付属。
音楽的な理由で解散とか、「青いベンチ」の1発屋になってしまい売れなくなったので解散とかではなく、それ以前にせっかくヒットしたにも関わらずヒット後に年1程度のシングルリリースだけでまともに活動させてもらえず、終わらざるを得なかった…という感じでフェードアウトするような解散だったので復活できるとは思っていなかった。スタッフは一新されており制作環境は明らかに好転。現役時代はインディーズらしい素朴感を演出したかったのか、アコースティック+簡素な打ち込みばかりだったけど、今作ではちゃんと生のバンド編成で演奏されている。これに伴い、ライブで盛り上がりそうなロック色の強いナンバーが出てきたり、観客と合唱して盛り上がる系の楽曲など曲のバリエーションは増えた。つーか、最低限これくらいの環境を現役当時に与えてあげてほしかったところなんだけど…。楽曲自体は30代半ばになった今の彼らが反映されつつも、大きく変わる事はなく素朴なところは変わっていない。この素朴さがやはり最大の魅力なんだろう。それゆえどれもそれなりにいいんだけど、「青いベンチ」に匹敵する曲や、特にいいと思える曲は無かったりもしてこの辺りはどうにも難しい。アルバム通して普通にいいんだけど、普通にいい以上でも以下でもないというか…。
なお現役時代に発表されたのはすべて北清水雄太の作詞作曲で、北清水らしき歌声が終始歌っていて、奥山裕次がコーラス以外に何をしているのかイマイチ分からなかったんだけど、今作では部分的に奥山がソロで歌っている箇所がわずかにあり、さらに「Hey みんな!」は作詞作曲も担当。この曲だけは1曲通して奥山がメインボーカルを担当し、今作で唯一のギター演奏も手がけている(北清水と合同クレジットだけど)。CDだけ聞いているとASKAメインで歌っている時のチャゲアスにおけるCHAGEよりも遥かに存在感がなかった奥山裕次の存在感が示されたのは再結成最大の収穫だと思う。
印象度★★★☆☆