BABY ACTION
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | GLAMOROUS YOU | MAMI,田中秀典 | 田中秀典 | 川口圭太 | |
2 | その時、世界はキミだらけのレイン | 須藤寿 | 會田茂一 | 會田茂一 | |
3 | LOVE SURVIVE | HARUNA,田中秀典 | 田中秀典 | 篤志 | 11thシングル 最高11位 売上1.7万枚 |
4 | Sparkling | TOMOMI,田中秀典 | 田中秀典 | 篤志 | |
5 | BURN | RINA,乾大志 | 乾大志 | ユトロリン | |
6 | アップルたちの伝言 | TOMOMI,田鹿祐一 | 田鹿祐一 | 川口圭太 | |
7 | 東京スカイクレイバー | RINA,ヒダカトオル | ヒダカトオル | ヒダカトオル | |
8 | Pride | TOMOMI,田中秀典 | 田中秀典 | 川口圭太 | 9thシングル 最高7位 売上2.6万枚 |
9 | ハルカ | HARUNA,田中秀典 | 田中秀典 | 川口圭太 | 10thシングル 最高3位 売上3.2万枚 |
10 | スキャンダルなんかブッ飛ばせ | 阿木燿子 | 宇崎竜童 | 藤井丈司 | 8thシングル 最高3位 売上3.6万枚 |
11 | Very Special | TOMOMI | TOMOMI,RINA | 川口圭太,SCANDAL | |
12 | one piece | RINA,田鹿祐一 | 田鹿祐一 | THE COMPANY |
タイトル | 内容 |
「SCANDALのテーマ」MUSIC VIDEO | ライブのみで披露していた未CD化曲のMV |
THE ドッキリ・ドリーマー大作戦 -SCANDAL LIVE TOUR 2011「Dreamer」- |
ツアードキュメント映像、ツアー中にスタッフがメンバーに数々のプチドッキリを仕掛ける |
完全生産限定盤のみ
BABY ACTION MAGAZINE
全80ページ(アルバムフォト、楽曲個別解説、アルバムインタビュー、メンバー1人ずつ100問100答、ガールズトークインタビュー)
リリースデータ
2011年8月10日 | 初登場4位 | 売上5.6万枚 | Epic Records |
メンバー
Vocal&Guitar | HARUNA |
Guitar&Vocal | MAMI |
Bass&Vocal | TOMOMI |
Drums&Vocal | RINA |
SCANDAL3rdアルバム。カバーミニアルバムを経て1年ぶりのオリジナルアルバム。前作以降の4シングルを収録。9thシングルからC/W3曲目の枠で3作連続で自作曲を収録し、自作を開始していたが今作では「Very Special」が自作曲となっていて編曲にもバンド名義で参加している。一方で単独作詞はこの「Very Special」のみとなり、完全提供か作曲者との共作詞となった。
初回盤はライブでのみ披露していて音源化されていなかった「SCANDALのテーマ」MUSIC
VIDEO、ツアー中にスタッフがメンバーに様々なプチドッキリを仕掛けるツアーのドキュメント映像「THE
ドッキリ・ドリーマー大作戦-SCANDAL LIVE TOUR 2011「Dreamer」-」を収録したDVD付、スリーブケース仕様。
完全生産限定盤は冊子『BABY
ACTION MAGAZINE」付属。前2作の写真集と体裁は同じだが今回は雑誌形式となっていて写真だけでなくインタビューなどの読み物も兼ねた内容。
今回はMAMI、RINAのメインボーカルは無い。これまでほぼボーカル参加していなかったRINAもナタリーインタビューによるとボーカル参加は"たくさんある"そうだが、イマイチよく分からず基本的にはHARUNAとTOMOMIのツインボーカルである。歌謡ロックな「スキャンダルなんかブッ飛ばせ」、安定のアニメタイアップのロックナンバー「Pride」、ポップでメロウな「ハルカ」、ヒリヒリした電子音を加味したロックナンバー「LOVE SURVIVE」とシングルが全て方向性バラバラでまとまりがなかったが、アルバム全体ではロック路線を中心にガールズバンドらしい佇まいでしっかりまとめてきている印象。
制服イメージから脱却し始めている一方で、MVで何故かRINA以外が踊りまくるのは続いていて、演奏力を疑われかねない状況ではあったが、インタビューではきちんと演奏レコーディングについても触れていて楽器演奏をしている事もアピールしていた。自作にも踏み出してミュージシャンとしての進化にも期待が持てるが、何で1stアルバムの頃は多かった単独作詞が2ndで減って、今回はついに単独作詞が自作曲以外に皆無になってしまうという逆成長状態になっているのかは謎。多忙の中で歌詞のネタが尽きて手を借りないと言葉が出てこないのか、完全提供以外は全部作曲者が作詞に入っているので最初からある程度歌詞のイメージが出来上がっている段階で提供されているのか…。
DVD
ライブでのみ披露され、CD化もライブDVD収録もされていなかった短い曲「SCANDALのテーマ」をMVとして初音源化。ロックバンドとしての佇まいがカッコよく決まっている。メインはツアードキュメントで、スタッフがメンバーにあらゆるプチドッキリを仕掛けるという30分弱の内容。バンドしているSCANDALの姿はわずかに出る程度で、楽屋映像が中心なので舞台裏のバンドやスタッフを見たいファン向け。ドッキリを仕掛けるくらい現場スタッフ、メンバー4人の信頼感はあるということが分かるが、内容が内容だけにメンバーだけでなくスタッフの人たちもかなり映りこんでいるので内輪感は漂う。
マガジン
1stのピンボケ写真集の大不評を受けて2ndではプロのカメラマンを起用した写真集にしたがやはり不評。ということで今回は写真集を廃止にしてアルバム解説本という体裁に変更している。写真集的要素もありつつ、基本的に雑誌のような読み物としたことでアルバムをより深く楽しめる内容となった。もう少し価格を抑えてくれれば尚良かったものの、バンドSCANDALを楽しみたい人はDVDは内容的に音楽的要素が薄いので、こっちの方が音楽的だ。
印象度★★★★☆
2022.3.25修正