SCANDAL SHOW
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | HARUKAZE | SCANDAL、一色徳保 | 一色徳保 | 篤志 | 12thシングル 最高6位 売上3.3万枚 |
2 | 少女S | TOMOMI | 田鹿祐一 | イイジマケン | 3rdシングル 最高6位 売上3.4万枚 |
3 | DOLL | TOMOMI | トキタサトシ | 西川進、SCANDAL | 1stシングル 最高26位 売上1.3万枚 |
4 | BEAUTeen!! | TOMOMI、Kyon | Youtorilon | 宮永治郎、Youtorilon | 4thシングル『夢見るつばさ』C/W |
5 | 太陽と君が描くSTORY | TOMOMI、田中秀典 | 田中秀典 | 藤井丈司,川口圭太 | 6thシングル 最高10位 売上1.6万枚 |
6 | LOVE SURVIVE | HARUNA、田中秀典 | 田中秀典 | 篤志 | 11thシングル 最高11位 売上1.7万枚 |
7 | Pride | TOMOMI、田中秀典 | 田中秀典 | 川口圭太 | 9thシングル 最高7位 売上2.6万枚 |
8 | スイッチ | TOMOMI、田鹿祐一 | 田鹿祐一 | 川口圭太 | 6thシングルC/W |
9 | 瞬間センチメンタル | SCANDAL、小林夏海 | 田鹿祐一 | 川口圭太 | 5thシングル 最高7位 売上3.3万枚 |
10 | ハルカ | HARUNA、田中秀典 | 田中秀典 | 川口圭太 | 10thシングル 最高3位 売上3.2万枚 |
11 | スキャンダルなんかブッ飛ばせ | 阿木燿子 | 宇崎竜童 | 藤井丈司 | 8thシングル 最高3位 売上3.6万枚 |
12 | EVERYBODY SAY YEAH! | TOMOMI、尾上文 | 大久保友裕 | 川口圭太 | 2ndアルバム『TEMPTATION BOX』収録曲 |
13 | カゲロウ-album mix- | TOMOMI、MASTERWORKS | Jin Nakamura | Jin Nakamura | インディーズ3rdシングル 最高122位 売上0.06万枚 1stアルバム『BEST★SCANDAL』収録Ver. |
14 | SAKURAグッバイ | TOMOMI、MASTERWORKS | MASTERWORKS | 久保田光太郎 | 2ndシングル 最高30位 売上0.7万枚 |
15 | SCANDAL BABY | TOMOMI、田鹿祐一 | 田鹿祐一 | 川口圭太、田鹿祐一 | 1stアルバム『BEST★SCANDAL』収録曲 |
Bonus Track | |||||
16 | SCANDALのテーマ | SCANDAL、MASTERWORKS | MASTERWORKS | SCANDAL | 初CD化 3rdアルバム『BABY ACTION』初回盤DVDにMV収録 |
初回生産限定盤
特典DVD『SCANDAL ASIA TOUR 2011〜密着ドキュメント映像〜』
完全生産限定盤
スペシャル・フォトブック仕様
リリースデータ
2012年3月7日 | 初登場3位 | 初動4.2万枚、売上6.4万枚 | Epic Records |
メンバー
Vocal&Guitar | HARUNA |
Guitar&Vocal | MAMI |
Bass&Vocal | TOMOMI |
Drums&Vocal | RINA |
SCANDAL1stベストアルバム。3rdアルバムから7ヶ月での発売。ここまでのシングル12作、アルバム3作から選曲されている。先行シングル「HARUKAZE」とC/W「BEAUTeen!!」「スイッチ」がアルバム初収録となったが「HARUKAZE」は次のオリジナルアルバムにも収録された。シングルA面では「夢見るつばさ」「涙のリグレット」が未収録。インディーズ3シングルのうち「スペースレンジャー」「恋模様」は未収録で「カゲロウ」は1stアルバム収録のalbum mixで収録。ボーナストラックとしてライブ限定楽曲「SCANDALのテーマ」を初CD化で3rdアルバム初回盤DVDに先にMVが収録されていた。この曲のみ歌詞が掲載されていない。
初回盤は「SCANDAL
ASIA TOUR 2011〜密着ドキュメント映像〜」収録DVD付。
完全生産限定盤はスペシャル・フォトブック付属。今回はジャケット・歌詞全て一体型の80ページフォトブック仕様となっている。
通常盤の初回生産分には本人写真によるワイドキャップステッカー封入。
少々急ぎ足なベスト盤となり、そんなに大きな区切りがあったわけでもないが、ここまでのSCANDALを程よくまとめた名刺代わりの1作。強力なアニメタイアップによるヒットとして「少女S」「瞬間センチメンタル」があったものの代表ヒットかというほどは目立っておらず結局知られたヒット曲が出せていないというのもあるが、それでも後追いで当時見ていたアニメ主題歌だとかを取っ掛かりに聞こうというのには最適なんじゃないかと思う。後の『SCANDAL』とも被りが多くて現在はほぼ役目を終えた感もあるけど、前述のように大ヒット曲も無く知っている曲がほとんどないのに2枚組はしんどいなら今作でもいいと思う。
主にHARUNAとTOMOMIのツインボーカルと押せ押せのロックナンバー中心でガツンとしたガールズロックバンド然とした曲ばかり選んでいるので比較的方向性は一直線。そして適度にキャッチーさもある。アイドル性はさほど強くないが、硬派すぎるほどではない。特に初期の制服イメージからは脱却していた時期ではあるがまだイメージは根強く、黒髪だったメンバーが一気に金髪や赤髪になってビジュアルもド派手になり制服イメージを一気に払拭しにかかったような時期でもあった。ただ区切りの意味なら今作までは初期イメージを貫き、この後からイメージチェンジすれば良かったのに…。ジャケ写もベスト盤なのに今までとイメージが違い過ぎてタイトル含めてジャケットはベストアルバムっぽくない。
選曲は絶妙で正直当時もこれは違ったんじゃないかという2シングルをきっちり外し、「BEAUTeen!!」やアルバムリードの2曲を選曲したのは良かった。特にトピックの無い「スイッチ」の選曲だけは意外だったが、今作の中においてはこの曲の少し抑えた感じの雰囲気は「ハルカ」と並んで一直線気味な今作の中で幅広さを持たせるのにうまい具合に作用しているように感じた。
DVD
このドキュメント映像は2011年春のため、メンバーのイメチェン前。3rdアルバムリリース後にRINA以外が大胆なイメチェンを敢行。HARUNAが髪を短くして金髪に、MAMIが金髪に、TOMOMIが赤髪(真っ赤ではないのでパッと見ではそんなに変わっていない)になった。今作の金金赤黒になっているジャケ写とは異なり、まだほぼ黒髪の頃のメンバーが出てくる。演奏している場面も出ては来るが基本的には移動中や楽屋でのメンバーの素顔が中心。普段がもっとクールな雰囲気ならいいけど、このメイキングの感じだとこの頃の髪の色の方が似合っている気がするが…。またメイキングカメラの音声が故障でもしていたのか、バックにBGMを絶えず流し続けてごまかしているんじゃないかと思えるくらいかなり音の悪い箇所が多い点は少々気になる。いずれにせよメンバーの素顔が見たいというファン向けの映像。今作で初めて購入したリスナー向けの内容ではなく、ベストアルバム向けではなかったようには思う。
フォトブック
3rdアルバム『BABY ACTION』と同じ仕様だが、開きが逆になっている。また「マガジン」という表現だった前回に対して今回は「フォトブック」とされている。この違いは明白でインタビューや曲解説など写真よりも読み物的な要素が強かった前回と違い、今回は大半が写真集。インタビューはメンバー個別のものが各自1ページずつあるのみ。曲解説も無い。オリジナルアルバムである前回やったのに、ベスト盤で曲解説やらないって…。
印象度★★★★☆
2022.4.14修正