きこえてくるよ
No | タイトル | 作詞 | 作曲 |
1 | Winding Road | Tama | Tama、若菜拓馬 |
2 | ヒト | Tama、若菜拓馬 | Tama、若菜拓馬 |
3 | Sorrow | Tama | Tama、若菜拓馬 |
4 | ゴミをつくりましょう | Tama、若菜拓馬 | Tama、若菜拓馬 |
リリースデータ
2011年2月28日 | ライブ会場限定販売 |
メンバー
Vocal | Tama |
Guitar | 若菜拓馬 |
Bass | 砂山淳一 |
Drums | 楠瀬拓哉 |
Keyboards | 佐久間音哉 |
Screaming Frogs1stミニアルバム。Hysteric Blue休止中にプロデューサー佐久間正英とTamaを中心に結成したThe Screaming Frogsだったが、Hysteric Blueナオキの婦女暴行によりHysteric Blueは解散。同年に何とかメジャーデビューしたものの、元同僚のナオキが10年以上の懲役となる重罪だった影響なのか、ほとんど宣伝できず結局04年と05年のアルバム2枚のみで音沙汰が無くなっていた。その間もこのユニットは解散にはなっておらず、Tamaのソロライブ等を通じて続いてたようだが2010年に本格的に再始動。この際に「The」が無くなり、Tamaと若菜以外のメンバーが変更。若菜も所属し、佐久間正英がプロデュースしていたunsuspected monogramからベースの砂山淳一とキーボードの佐久間音弥が参加している。佐久間音哉は佐久間正英の息子である。また別々に音楽活動を続けていたHysteric Blueのたくや(楠瀬拓哉)も合流。この時点では楠瀬拓哉はサポート扱いで6月のライブにて正式メンバー入りすることが発表された。なお楠瀬拓哉のブログではミニアルバムではなくシングル扱いになっている。ライブ会場限定発売だが、2011年9月に1ヶ月限定で公式サイトで通販が行われた。超薄型の帯なしCD-Rケースという簡素なパッケージだが、歌詞カードはちゃんとカラーである(写真は無くイラストのみ)。今作の後には楠瀬拓哉が正式に参加し、作曲にも参加した2ndミニアルバム『TADPOLE』をライブ会場限定&iTunes配信でリリース。しかし12月に砂山が脱退してしまい、2012年以降はTamaと楠瀬拓哉がSabaoというユニットを始動させたたため、以降は活動が無くなりそのままフェードアウトした。現在は『TADPOLE』の配信も終了、入手不可となっている。
久々にCDを出せたということだがライブでは新曲もやっていたのでこれまでの集大成になっているとのこと。新たにそろえたメンバーがこの後に正式メンバー化することもあって、楠瀬拓哉もまだ曲作りに参加しておらず、オリジナルメンバー2人のみでの作詞作曲である。基本的にはあまり変わっておらず、Hysteric Blue時代から続くちょっと個性的な「らしい」感じの雰囲気である。さすがにあの頃のような煌めきは無いものの、変わらぬ歌声が健在で変にマニアックな方向にも行っていないので聞きやすい。パッと聞きの良さはあまり無いが何度か聞いていると馴染んでくる。Tamaの歌声が好きだった人なら久々に音源が聴けて満足だと思う。Hysteric Blue時代のメインソングライターだった楠瀬拓哉が曲作りに参加する事で更なるパワーアップが予想されるので今後が楽しみだったが…。
印象度★★★☆☆