the frogs at beautiful sunset

No タイトル 作詞 作曲 編曲
BOY FRIEND Tama Tama 佐久間正英
Love Diary[SOS] Tama 佐久間正英 佐久間正英
かわいい夢 Tama 佐久間正英 佐久間正英
いちばん星 Tama Tama 佐久間正英
Good Night Tama Tama 佐久間正英
いいね Tama 佐久間正英 佐久間正英
Original Collector Tama 佐久間正英 佐久間正英
イルミネーション Tama 佐久間正英 佐久間正英
dark horse Tama 若菜拓馬 佐久間正英
10 Sunset Tama 若菜拓馬 佐久間正英

リリースデータ

2004年12月15日 初登場251位 売上0.09万枚(300位集計) Produced by 佐久間正英 日本クラウン

メンバー

Vocal Tama
Guitar 若菜拓馬
Bass&Keyboard 佐久間正英
Drums 屋敷豪太

The Screaming Frogs1stアルバム。03年にHysteric Blueが活動休止し、それぞれの活動に突入する中でボーカルTamaはHysteric Blueプロデューサーの佐久間正英とユニットの結成を発表し、準備を進めていた。しかし04年3月にHysteric Blueギタリストのナオキが連続強姦・強制わいせつ罪で逮捕されてしまい、Hysteric Blueは即日解散となってしまった。その年の末に今作でデビューとなったが、メンバーの犯罪という状況もあってかろくな宣伝ができず、ひっそりとしたデビューとなった。

プロデューサーが同じなのでJ-POP的なロックバンドという方向性は同じ。バンドではなくTamaと佐久間正英のユニットという書き方になっており、実際にメジャーを去ってからはTamaのソロなのかユニットなのかバンドなのか曖昧な状況だったようだが、メンバーの若菜も作曲に参加しているし、バンドということでいいだろう。極端にマニアックなこともやっていないのでHysteric Blueの延長のようなサウンドである。だいたいアルバム曲ではこんな感じだったし。ただ圧倒的に楽曲の煌めきが無く、普通。後期Hysteric Blueの時点で初期のような圧倒的な煌めきは無くなっていたが、それ以上に普通である。多くの楽曲を手がけている佐久間正英はプロデューサーとしてはGLAYやJUDY AND MARYを始めとして大きな功績を残している一流のプロデューサーだが、作曲家としてはこれといった代表的なヒット曲は無い(Hysteric Blueでは「Home Town」というシングルを作曲している)。TamaもHysteric Blue後半になって作曲を開始してアルバムで数曲程度だったし、若菜拓馬もまだ未知数といった感じなので、ソングライターを欠いたHysteric Blueみたいな印象が強い。キラーチューンなく悪くないけどこれといった曲が無いままアルバムが終了してしまう印象でまだまだこれからという感じだ。思いっきりラウドな方向に行くとか、違うジャンルに行けばまだ違っただろうけど、どうしてもHysteric Blueと比べてしまう音楽性だし、そうなってしまうと圧倒的に印象が薄い。Tamaの歌声は健在だし、それだけあればいい!というファンであれば問題ないが、どうしても物足りないアルバムだった。

B0006FGVVG

印象度★★★☆☆

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