Best Of SEAMO

No タイトル 作詞 作曲 編曲 備考
1 関白 高田尚輝 高田尚輝&鈴木ヒロト 鈴木ヒロト 1stシングル 最高50位 売上0.7万枚 
さだまさし「関白宣言」のリメイク
2 DRIVE 高田尚輝 高田尚輝 DJ 034&Growth,HIKARI 2ndシングル 最高58位 売上0.4万枚
3 a love story 高田尚輝&
BENNIE K
高田尚輝&BENNIE K Shintaro"Growth"Izutsu 3rdシングル 最高位 売上万枚
「SEAMO with BENNIE K」名義
4 マタアイマショウ 高田尚輝 高田尚輝&
Shintaro"Growth"Izutsu
Shintaro"Growth"Izutsu 4thシングル 最高14位 売上20.5万枚 
5 ルパン・ザ・ファイヤー 高田尚輝 大野雄二 Shintaro"Growth"Izutsu 5thシングル 最高9位 売上10.2万枚 
「ルパン三世のテーマ」のサンプリング
6 Cry Baby 高田尚輝 高田尚輝&
Shintaro"Growth"Izutsu
Shintaro"Growth"Izutsu 6thシングル 最高8位 売上2.2万枚
7 Fly Away 高田尚輝 高田尚輝&
Shintaro"Growth"Izutsu
Shintaro"Growth"Izutsu 7thシングル 最高10位 売上2.6万枚
8 軌跡 高田尚輝 高田尚輝&
Shintaro"Growth"Izutsu
Shintaro"Growth"Izutsu 8thシングル 最高10位 売上2.6万枚
9 MOTHER 高田尚輝 高田尚輝&
Shintaro"Growth"Izutsu
Shintaro"Growth"Izutsu 9thシングル 最高5位 売上4.8万枚
10 Honey Honey feat.AYUSE KOZUE 高田尚輝&
Ayuse
高田尚輝,
Shintaro"Growth"Izutsu
&Ayuse
Shintaro"Growth"Izutsu 10thシングル(リメイク、アルバム同発) 最高19位 売上0.9万枚
2ndシングルC/WをAYUSE KOZUEを迎えてリメイク
11 Continue 高田尚輝 高田尚輝&
Shintaro"Growth"Izutsu
Shintaro"Growth"Izutsu
&江口貴勅
11thシングル 最高11位 売上3.3万枚
行進曲「威風堂々」を引用
12 My ANSWER 高田尚輝 高田尚輝&
Shintaro"Growth"Izutsu
Shintaro"Growth"Izutsu
&江口貴勅
12thシングル 最高19位 売上1.0万枚
13 不景気なんてぶっとばせ!! 高田尚輝 高田尚輝&
Shintaro"Growth"Izutsu
Shintaro"Growth"Izutsu 12thシングル両A面曲
14 キミヲワスレナイ feat.AYUSE KOZUE 高田尚輝 久石譲,高田尚輝
&Shintaro"Growth"Izutsu
Shintaro"Growth"Izutsu
&江口貴勅
先行配信 新曲 初CD化
『天空の城ラピュタ』メインテーマのサンプリング
BONUS TRACK
15 心の声 feat.AZU 高田尚輝&
Yuki(BENNIE K)
高田尚輝&
Shintaro"Growth"Izutsu
&Yuki(BENNIE K)
Shintaro"Growth"Izutsu 2ndアルバム『Live Goes On』収録曲
16 Hey Boy,Hey Girl feat.BoA 高田尚輝 高田尚輝&
Shintaro"Growth"Izutsu
Shintaro"Growth"Izutsu 3rdアルバム『Round About』収録曲

オリジナル作詞作曲:さだまさし(1)
Additional Arranged by Satoru Suzuki(3)、江口貴勅(5,6,9)、鈴木ヒロト(7)、五十嵐宏治(8)
Strings Arranged by 江口貴勅(4)

リリースデータ

2009年10月7日 初登場4位 売上7.1万枚 Produced by SEAMO
Co-Produced by Hidemi Ino
Ariola Japan

SEAMO初のベストアルバム。編集盤としては前年のC/Wコレクションアルバム『Stock Delivery』に続く作品。デビューからここまでの全シングルA面13曲と新曲、ボーナストラックとしてアルバムから2曲を収録。「Honey Honey feat.AYUSE KOZUE」は『Stock Delivery』と同時発売でそちらにも収録されていたが今作にも収録された。初回盤AはMV集DVD、初回盤Bはツアーの模様を収録したライブとSEAMOの前名義であるシーモネーターとは何かを説明した「What's SEAMONATOR?」を収録したDVD付属。2nd、3rd、4thアルバムに続く4度目にして最後のトップ10入りとなった。売上は直近2作(『Stock Delivery』と4th)を大きく上回り、2nd、3rdに続く3番目となった。

SEAMOは「マタアイマショウ」のロングヒットと以降のいくつかのシングルはヒット曲として耳にして、MONKEY MAJIKとのコラボ「卒業、そして未来へ。」を聞いたことがあった。2015年のMONKEY MAJIKの武道館ライブでゲスト出演した際は以前武道館でやったことがあるが最近は立てていない、でもいつかまた立ちたいという熱いコメントをしていたが、確かにそれ以前からあまりヒットしている感じがなくなっていた。今作は結果的には最後のトップ10ヒットで、以降はシングルもアルバムも一気に低迷してしまったのでヒット曲はほぼ網羅されたベスト盤になったようだ。今回は今年も「卒業、そして未来へ。」を聞くシーズンになったのと東京女子流の新曲「Reborn」の作詞を担当していたというきっかけがあって聞いてみた。

ほぼ同じ制作陣で制作されていて(高田尚輝というのはSEAMOの本名)、ラップミュージックといってもHIP HOP的な要素はあまりなくて、メロディー重視のJ-POPにラップを導入するという00年代半ば頃のトレンドど真ん中の作風。トレンドに乗っかってのヒットで、まあGReeeeN、FUNKY MONKEY BABYS辺りと一緒に聞いていたライトリスナーが多そうな感じだが、一応彼らよりはもう少しラップミュージシャン寄りな感じはする。ポップでノリのいい声が特徴的でこの声が楽曲の聞きやすさを高めていると思うけど、特にノリノリな時のラップスタイルは後年のRADIO FISHのSHINGO(藤森慎吾)に通じるところがあるような…。

オリジナル曲もメロウな曲から元気な曲まであってなかなか楽しめるけど、デビュー曲からさだまさしの「関白宣言」をリメイクしたり、以降も「ルパン三世のテーマ」や「天空の城ラピュタ」メインテーマ、行進曲「威風堂々」などのインスト曲をラップミュージックに作り変えたりと大胆な発想はなかなか面白かった

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印象度★★★★☆

2019.3.28更新

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