Eye
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | LOVE SONG | Fukase | Saori&Nakajin | SEKAI NO OWARI,浅野尚志 | |
2 | Blue Flower | Fukase | Fukase | SEKAI NO OWARI | |
3 | ANTI-HERO | Fukase | Nakajin | SEKAI NO OWARI,Dan the Automator | 8thシングル 最高2位 売上10.7万枚 |
4 | 夜桜 | Fukase | Nakajin&Fukase | SEKAI NO OWARI,斎藤ネコ | |
5 | Monsoon Night | Saori | Nakajin&Fukase | SEKAI NO OWARI,Marcel Prodan | |
6 | Food | Fukase | Fukase | SEKAI NO OWARI,Ken Thomas | |
7 | SOS | Saori | Fukase | SEKAI NO OWARI | 9thシングル 最高1位 売上9.2万枚 |
8 | Re:set | Fukase | Fukase | SEKAI NO OWARI | |
9 | ドッペルゲンガー | Nakajin | Nakajin | SEKAI NO OWARI | Nakajinボーカル曲 |
10 | エデン | Fukase | Fukase | SEKAI NO OWARI | |
11 | すべてが壊れた夜に | Fukase | Fukase | SEKAI NO OWARI | |
12 | Witch | Fukase | Fukase&Nakajin | SEKAI NO OWARI | |
13 | スターゲイザー | Fukase | Fukase | SEKAI NO OWARI | 11thシングル『RAIN』C/W |
Original Song:バッハ チェンバロ協奏曲 BWV1052 第1楽章
アレグロ(2)
Lyrics Assisted by Nelson Babin-coy(3,5,7)
Piano arrange:岸田勇気(9)
リリースデータ
2019年2月27日 | 初登場2位 | 売上10.4万枚 | TOY'S FACTORY |
メンバー表記なし(1曲ごとの演奏クレジットのみ)
Nakajin |
Fukase |
Saori |
DJ LOVE |
SEKAI NO OWARI3rdアルバム。『Lip』と同時発売。4年1ヵ月ぶりのアルバム。前作以降の5シングルと配信シングルのうち今作には2シングルとC/W1曲を収録。シングル表題曲では9th両A面曲「プレゼント」のみどちらにも未収録。『Eye』と『Lip』は対になっているとされ、「ダーク」な側面を凝縮して閉じ込めた『Eye』、「ポップ」を遺憾無く発揮した『Lip』とされている。初回盤はライブDVD『SEKAI NO OWARI 野外TOUR 2018『INSOMNIA TRAIN(スカパー!エディット)』が付属する。『Eye』が1位、今作が2位となり、1,2位を独占したが50万枚を突破した前作からは大幅に売上は暴落し、収録シングルとほとんど変わらない売上に落ち着いた。
今作にはメンバー表記が無いが、初めて1曲ごとのメンバーも含めた演奏クレジットがある。ボーカルであるFukase、多くのプログラミングを始めとしたサウンド作りをメインで担当するNakajinはほぼ全曲に名前が表記されているが、ピアノが使用されていない曲ではSaoriの表記が無い。また元々サウンドセレクター、機材を選択する役割などと紹介されていたDJ LOVEはそのような役割を示すクレジットが存在せず、「すべてが壊れた夜に」でBacking Vocalとして表記されているのみで、今作においてDJ LOVEはこの1ヵ所にしか名前が登場していない。
前作でもバンド風打ち込みサウンドに留まらない音作りや外部サポートの導入など積極的に外へ拡大していく(というか初期が自分たちだけで内にこもってDTMで構築していくスタイルだった)印象があったけど、今作に向けてはさらに外へ広げて自由な音作りに進化していったような印象。今作はダークサイドという事だが、ダークというか非キャッチー、非ポップ、非J-POPな実験作といった方が分かりやすく、世界志向、洋楽志向が強い。抑揚のない早口メロディー、サウンド重視の楽曲が揃っていて非常にアーティスティックな感じはする。たぶん洋楽好きなリスナーからは絶賛されるような完成度の高さは感じるが、個人的に好みかというと好みではなく、正直ほとんど同じように聞こえてきて印象にも残らなかった。
ただサウンド重視ながらも延々とインスト部分が長いなんて事も無く各楽曲は3〜4分台でスッキリとしており、同じ全13曲でも『Lip』が1時間なのに対して今作は10分以上短い49分台と比較的コンパクト。思ったよりは聞きやすく、BGM的に流し聞きしていればけっこうするっと聞けてしまう1作だ。
印象度★★★☆☆
2019.5.18更新