Garden
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | Rose | 伊秩弘将 | 伊秩弘将 | 水島康貴 | 7thシングル『Rose』1曲目 最高9位 売上3.9万枚 |
2 | SHOUT!! | Fredrik Bjork/Tony Malm/Per Eklund 日本語詞:菜穂 |
Cobra Endo | ||
3 | I believe in love | 渡辺未来 | 渡辺未来 | 渡辺未来 | 11thシングル『クローバー』1曲目 最高48位 売上0.7万枚 |
4 | Forgive | MIZUE | 田辺恵二 | 田辺恵二 | |
5 | in my pocket | 原一博 | 原一博 | 原一博 | 9thシングル『Baby's breath』1曲目 |
6 | Smile | MIZUE | LORI FINE | COLDFEET | 11thシングル『クローバー』2曲目 |
7 | Days | shela | 原一博 | 原一博 | 8thシングル『Himawari』1曲目 最高8位 売上2.9万枚 |
8 | 枯れない花 | 中原涼 | 田辺恵二 | 田辺恵二 | |
9 | Baby's breath | mavie | 森元康介 | 鈴木雅也 | 9thシングル『Baby's breath』3曲目 最高32位 売上1.0万枚 |
10 | Let me be with you | F.Thomander/A.Wikstrom/J.Schultze 日本語詞:上田起士 |
Cobra Endo/ Kurt Howell |
10thシングル『cherry blossom』2曲目 | |
11 | treasure | shela | SOTARO@ZZ | 安部潤 | 7thシングル『Rose』3曲目 |
12 | sakura | 早川大地 | 早川大地 | 家原正樹 | |
13 | 星が見える場所 | shela | Megumi Oizumi | SOTARO@ZZ | 10thシングル『cherry blossom』1曲目 最高26位 売上1.0万枚 |
14 | All My Life | MIZUE | LORI FINE | 前嶋康明 | |
15 | 夏の夜 | shela | 早川大地 | 前嶋康明 |
Strings Arrangement:村山達哉(1,7,13)、安部潤(11)、前嶋康明(15)
Horn Arrangement:前嶋康明(14)
リリースデータ
2003年7月24日 | 初登場9位 | 売上4.8万枚 | avex trax |
shela2ndアルバム。前作から2年2ヶ月ぶり。前作以降01年11月にリリースした6thシングル『pink』からは未収録。この『pink』を最後に色に統一した作品リリースと周防彰悟プロデュースは終了した。翌2002年からは特定のプロデューサーを置かずに様々な作家を起用しながら花をテーマにしたシングルリリースを開始。今作には2002年以降花をテーマにしてからのここまでの4シングルから9曲を収録。シングルは7〜9thが3曲、10thが2曲+リミックス1曲、11thは2曲と徐々に曲数が縮小していたが、今作にはシングル1曲目及び表題曲は全て収録されている。7th、8thはトップ10ヒットで数万枚の売上を出していたが、9thでいきなり30位以下に吹き飛ぶと2作連続ギリギリ1万枚、1ヶ月前先行シングルとなった11thではトップ50レベルにまで低迷していた。今作ではかろうじてトップ10入りは果たしたものの、概ね前作の1/10程度となった。
2002年春以降エイベックスがCCCDを導入したため『Rose』以降シングル全てがCCCDとなっていたが、今作はシングル5作のPVダイジェストを収録したCD-EXTRAする事でCCCDを回避した。結果的に今作が最後のオリジナルアルバムとなり、以降リリース自体が低迷。04年、05年はシングル1枚ずつとなり、直後のベスト盤2作で総括するとそのままフェードアウトした。
制作陣が完全一新され、ほぼ1曲ごとに作家も交換。ついには本人作曲(Megumi Oizumi名義)も始まるなどshelaとしての可能性と方向性を広げた多彩な1作。今作もシングル曲が大量収録されているが、グイグイ派手に盛り上げて聞かせる曲よりも落ち着いた曲が中心なので1曲ごとのインパクトでは明らかに落ちてしまい、ヒットが出せなくなってしまったのも分からなくもない。単純に最近パッとしないという理由でじわじわリスナーが離れていってしまった感じ。ただアルバムとしては適度な幅広さがあって今作の方が好印象だったりもする。
このままあっという間にフェードアウト気味になってしまったが、本人としては前作も今作も忙しなく作品に追われているうちに全力で駆け抜けた感じだろうし、その時々のシングル中心で腰を落ち着けてじっくりアルバム制作という環境では無かったんだろうなとは思う。そういう意味ではシングルの時点で色、花と統一しておいた事で、アルバムになった時に自動的に大枠のテーマが決まっていて例えエイベックス型のシングル大量収録になっても何となく1つのテーマに沿ってまとまった感じになる…というのは発明だったかも。
CCCD全面導入していたエイベックスにおいて今作をCD-EXTRAにしたのは本人や運営がCCCDの悪評を認識していてCCCD回避のためだったとすればけっこう聡明でもあったのかも。
印象度★★★☆☆
2022.11.25更新