ACOUSTIC SHISHAMO
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考、原曲 |
1 | 犬ころ | 宮崎朝子 | 宮崎朝子 | SHISHAMO | 11/1先行配信 新曲 |
2 | 花 | 宮崎朝子 | 宮崎朝子 | SHISHAMO | 2ndアルバム『SHISHAMO 2』収録曲 |
3 | ロマンチックに恋して | 宮崎朝子 | 宮崎朝子 | SHISHAMO | 8thシングル『水色の日々』C/W、5thアルバム『SHISHAMO 5』収録曲 |
4 | あなたと私の間柄 | 宮崎朝子 | 宮崎朝子 | SHISHAMO | 5thアルバム『SHISHAMO 5』収録曲 |
5 | 恋 | 宮崎朝子 | 宮崎朝子 | SHISHAMO | 4thアルバム『SHISHAMO 4』収録曲 |
6 | ハッピーエンド | 宮崎朝子 | 宮崎朝子 | SHISHAMO | 9th配信シングル |
7 | 夏の恋人 | 宮崎朝子 | 宮崎朝子 | SHISHAMO | 9/22先行配信 5thシングル |
8 | あの子のバラード | 宮崎朝子 | 宮崎朝子 | SHISHAMO | 1stアルバム『SHISHAMO』収録曲 |
9 | みんなのうた | 宮崎朝子 | 宮崎朝子 | SHISHAMO | 3rdアルバム『SHISHAMO 3』収録曲 |
10 | BYE BYE | 宮崎朝子 | 宮崎朝子 | SHISHAMO | 6thシングル |
11 | 君と夏フェス | 宮崎朝子 | 宮崎朝子 | SHISHAMO | 1stシングル |
12 | 明日も | 宮崎朝子 | 宮崎朝子 | SHISHAMO | 4thアルバム『SHISHAMO 4』収録曲 |
リリースデータ
2023年11月8日 | 初登場47位 | 売上0.09万枚 | ユニバーサル(GOOD GREATORS RECORDS) |
メンバー
Gt.Vo. | 宮崎朝子 |
Ba | 松岡彩 |
Dr | 吉川美冴貴 |
SHISHAMOアコースティックアルバム。2月のコンピ盤『恋を知っているすべてのあなたへ』に続く10周年企画作で"10th Anniversary Acoustic Album"と銘打たれている。11曲のアコースティックリメイク(ACOUSTIC ver.)と新曲「犬ころ」を「犬ころ ACOUSTIC ver.」で収録。「犬ころ」はライブでのみ披露していた未発表曲でこのタイミングでユーシーカードのWEB CM「ちょっと素敵な帰り道」篇のCMタイアップとなっており、CMではオリジナルのバンドバージョンが起用されているが、CM開始と同時に配信されたのは今作の先行配信でACOUSTIC ver.となっていてCMで使用されているバンドバージョンは未発売となっている。配信シングルの「ハッピーエンド」もオリジナルバージョンはアルバム未収録&未CD化のままACOUSTIC ver.でアルバム初収録となった。9月21日に発売告知した翌22日に「夏の恋人 ACOUSTIC ver.」を先行配信、10月31日に「犬ころ」CM起用を発表した翌11月1日に「犬ころ ACOUSTIC ver.)」を先行配信。売上は振るわずついに初動3ケタに陥るほど低迷した。
アコースティックといっても様々だが今作に関してはエレキギターやドラムを入れていないアコースティックギター、ベース、パーカッション系の打楽器というドスレートなアコースティック編成。原曲をそもそも覚えてないようなアルバム曲が多く選曲はファン向けな印象。原曲は基本的にロックサウンドなので原曲からの変化は大きいんだけど、同じようなアコースティックアレンジで12曲貫いているので途中で飽きてきてしまう。「夏の恋人」「あの子のバラード」などはギターではなくピアノメインに切り替え、他の曲でもピアニカとかキーボードの音色を適宜足すなど基本の3楽器以外も入れて多少の変化を加えてはいるんだけど、今作を引っ提げてのツアーがビルボード会場ならドラムも入れたアコースティックバンド的なスタイルまでは広げてもよかったように思う。1曲1曲ではたまにはこういうさらっとしたアコースティックバージョンもいいなと思えるくらいの良さはあるので6曲入りEPとかミニアルバムの編成で『1』と『2』で分けて出すとかならもう少し良く聞こえたんだろうけど、基本がギタージャカジャカリズムパカパカのアコースティックバージョンのフルアルバム12曲55分はいつもよりも格段に長く感じてしまった。宮崎朝子の詞曲そのものが大好きだという大ファンであればシンプルな形だろうと…むしろ詞曲が前面に出た今作には普段以上の良さを感じられるのではないかとは思う。
2019年のベスト盤までは1万枚以上売れてアルバムのトップ10常連だったのが、『6』『7』でトップ10落ちして4ケタまで落とし、前作の企画ベストでさらにリスナーを遠ざけ、今作でついに初動3ケタまで急落したという事で今年の作品リリースは明らかにファンを一気に遠ざけたように思うけど、しかしここまで離れるか…(この後のアコースティックツアーはビルボードライブでキャパ300程度だし客入りに即座に影響が出るほどの低迷では無いと思うがオリジナルアルバムになってもこれはさらに落ちてしまいそうだ)。
印象度★★★☆☆
2023.11.25更新
※今作はAmazon Musicのみで視聴したためCD(ブックレット)を手に取っていません。