SIAM SHADE[〜B-side Collection〜
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 備考 |
1 | PRAYER | SIAM SHADE | SIAM SHADE | 2ndシングル『TIME'S』C/W remix |
2 | I Believe | SIAM SHADE | SIAM SHADE | 3rdシングル『Why not?』C/W remix |
3 | Makin' Your Life | SIAM SHADE | SIAM SHADE | 5thシングル『PASSION』C/W remix |
4 | D.D.D. | SIAM SHADE | SIAM SHADE | 6thシングル『1/3の純情な感情』C/W |
5 | ブランコ | SIAM SHADE | SIAM SHADE | 7thシングル『グレイシャルLOVE』C/W |
6 | D.Z.I. | SIAM SHADE | SIAM SHADE | 8thシングル『Dreams』C/W remix |
7 | Crime | SIAM SHADE | SIAM SHADE | 9thシングル『NEVER END』C/W |
8 | Young,Younger,Youngest | SIAM SHADE | SIAM SHADE | 13thシングル『せつなさよりも遠くへ』C/W |
9 | Happy? | SIAM SHADE | SIAM SHADE | 13thシングル『せつなさよりも遠くへ』C/W |
10 | BLUE FANG | SIAM SHADE | SIAM SHADE | 14thシングル『Life』C/W |
11 | 時代だとか流行だとかよく解んねぇけど 要はカッコ良けりゃそれでいいんじゃねぇの |
SIAM SHADE | 14thシングル『Life』C/W Instrumental | |
12 | JUMPING JUNKIE | SIAM SHADE, TIM JENSEN |
SIAM SHADE | 14thシングル『Life』C/W |
13 | GET OUT | SIAM SHADE, TIM JENSEN |
SIAM SHADE | 15thシングル『アドレナリン』C/W |
14 | Over the rainbow | SIAM SHADE | SIAM SHADE | 16thシングル『LOVE』C/W |
15 | RISK | 松井五郎、 SIAM SHADE |
SIAM SHADE | 4thシングル 最高42位 売上1.2万枚 remix |
リリースデータ
2002年1月30日 | 初登場17位 | 売上2.1万枚 | Produced by SIAM SHADE | Sony Records |
メンバー
Vocal | 栄喜 |
Vocal&Guitar | KAZUMA |
Guitar | DAITA |
Bass | NATIN |
Drums | 敦士 |
SIAM SHADE8thアルバム、B面コレクションアルバム。アルバム未収録C/W全曲+アルバム未収録だったシングルA面「RISK」を加えた構成。ライブ音源の10thC/W「PRIDE (METAL SEX Ver.〜1998有明〜)」のみ未収録。曲目や歌詞に記載はないが、スタッフクレジットにRemixed byという表記でエンジニアがクレジットされていて5曲がリミックスされている事が明記されている(1,2,3,6はYASUYUKI HARA、15はTAKAHIRO UCHIDAがリミックス担当のエンジニア)。マスタリングエンジニア(リマスター)は小泉由香。発売告知時は初のコンピレーション盤という触れ込みだったが、発売直前に解散を発表。3月に解散ライブと今作に続くA面集の発売が告知された。わざわざ今作に収録した「RISK」だったがこれによりA面集にも再度収録される事となった。英語詞ミニアルバムの前作『SIAM SHADEZ』とほぼ同等の売上となった。
メロディーよりもテクニカルな演奏を聞かせることを重視したようなハードめな曲が並んでいて表題曲のようなキャッチーな歌メロはあまり聞けない。表題曲はある程度ヒット狙いの側面もあってかなり意識してキャッチーな曲を書いていたように思うけど、その分だけC/Wではその時々やりたい事をストレートにやっていたのではないかと思う。発売当時A面集と一緒に聞くも今作は良さが分からず、かなり年月が経って改めて聞いたらこのバンドがいかに物凄い演奏力を持っていたかが分かった。隠れ名曲と思うほど印象的な1曲は無いが、A面だけでは見えないSIAM SHADEのロックバンドとしての真骨頂が見える1作。アルバムでもやれない実験をC/Wでやるというタイプのバンドもいるけど、SIAM SHADEの場合はオリジナルアルバムに入っていても違和感のない方向性が並んでいる。オリジナルアルバムも概ねこの方向性の延長なのでここに良さを感じたらオリジナルアルバムへ進んでも楽しめると思うし、オリジナルアルバムで良さを感じたならさらにもう1作として今作も楽しめると思う。
C/Wならではという意味では「時代だとか流行だとかよく解んねぇけど要はカッコ良けりゃそれでいいんじゃねぇの」はタイトルがやたら長いが7秒で終わるインストという点でSIAM SHADEの中である意味最も異色であり、これはC/Wでしかできない事だろうなと思った(7秒インストなのでアルバムのインタールード的には使えてもオリジナルアルバムの1曲としてこのタイトルがあると目立ち過ぎて浮く)。
印象度★★★★☆
2020.7.14修正