more than pink

No タイトル 作詞 作曲 備考
1 Lady go すぅ クボナオキ 2024/12/20配信シングル
2 Who's that? すぅ クボナオキ 2024/10/21配信シングル
3 君とダーリン すぅ クボナオキ  
4 メイビーベイビーブルー すぅ クボナオキ 2024/11/15配信シングル
5 この街で すぅ クボナオキ  

リリースデータ

2025年1月15日 初登場21位 売上0.2万枚 YOUTHFUL TUNE

メンバー

Vocal&Guitar すぅ(吉田菫)
Bass 山内あいな
Keyboard 黒坂優香子

SILENT SIREN4thミニアルバム。前作から10ヶ月ぶり。前作同様の5曲入りミニアルバム。10月14日に今作の発売とそこに先駆けて3ヶ月連続先行配信を行うと発表。「Who's that?」「メイビーベイビーブルー」「Lady go」が先行配信された。最初の発表時点で11月12月の配信曲はタイトル未定だったが、今作は「more than pink(仮称)」となっていて仮称がそのまま正式タイトルになった。

一般発売は通常盤のみ
ファンクラブ限定盤はB5フォトブック付、スペシャルジャケット仕様。"313+1枚限定"とされかなり枚数を絞った限定数となっていた。

特設サイトのメンバーコメントによればバンドカラーを掲げたアルバムであり、結成15周年記念作の意味合いもあるようだ。また何故かすぅはすぅ名義のままだが、あいにゃん、ゆかるんは愛称の使用を止めて山内あいな、黒坂優香子名義でコメントしている。両者とも結婚を公表したがフルネームは旧姓のまま変えないという事を示しているのか、単にそろそろ愛称は辞めようかという事なのかは不明。なお8月に黒坂優香子が結婚を発表し、"相手はいつも一緒にお仕事をしている音楽プロデューサー"と名前を出さなかったこの条件に当てはまって作品上で名前が出ている人物は現状クボナオキしかいないためか黒坂優香子の結婚相手はクボナオキというのが定説となっていてWikipediaにまで当たり前のように記載された(出典無いしアウトな気がするが…)。その黒坂優香子だけがコメントで結成15周年に触れていないのは2012年途中加入であるためと思われる。

「Lady go」とかあるように"大人になった今の私たちだからこそ作れた最高の一枚"、"この15年でGirlからLadyへと成長した私たち"などと本人達には大人になったようなコメントをしているが、復活作となった前作から早くも安定感全開の変わらぬいつものサイサイといった以上の印象はなかなか出てこない…。多少ハードなロックサウンドを鳴らしたところで結局キラキラしてしまうし、いつものノリのガーリーなコーラスや合いの手みたいなのも変わらず使いまくってるし、ポップでガーリーな質感は天性のものなので無くせるものでもないこのバンドの最大の個性だ。それこそクボナオキ以外の作家を入れるくらいの事をしない限りは変わりようがない。それでいいんだこれがサイサイだという開き直りでの活動再開だと思うし、これで突き進むしかないだろうなという気はする。

とはいえここに来てメンバー自作が増えるとも思えないが、それにしたって今回5曲全て同じ組み合わせになるとは思わなかった。

B0DKV7P63T

印象度★★★☆☆

※今作はAmazon Musicのみで視聴したためCD(ブックレット)を手に取っていません。

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