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No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | チェリボム | すぅ | クボナオキ | クボナオキ | |
2 | 八月の夜 | すぅ | すぅ | クボナオキ | 10thシングル 最高8位 売上1.8万枚 |
3 | milk boy | すぅ | クボナオキ | クボナオキ | |
4 | ハピマリ | すぅ | クボナオキ | クボナオキ | 9thシングル 最高8位 売上1.5万枚 |
5 | Love install | あいにゃん | クボナオキ | CHRYSANTHEMUM BRIDGE | |
6 | hikari | すぅ | クボナオキ | クボナオキ | 11thシングル通常盤AのみC/W |
7 | 吉田さん | すぅ | クボナオキ | クボナオキ | |
8 | レイラ | ひなんちゅ | samfree | クボナオキ | |
9 | alarm | すぅ | クボナオキ | クボナオキ | 11thシングル 最高5位 売上2.0万枚 |
10 | nukumor | すぅ | クボナオキ | クボナオキ | |
11 | C.A.F.E. | ゆかるん | クボナオキ | クボナオキ | |
12 | スローモーニング | すぅ | クボナオキ | クボナオキ | |
13 | secret base〜君がくれたもの〜 | 町田紀彦 | 町田紀彦 | クボナオキ | 10thシングルC/W ZONEのカバー |
リリースデータ
2016年3月2日 | 初登場3位 | 売上2.9万枚 | Sound Producer:なおきゃん(クボナオキ) | Dreamusic |
メンバー
Vocal&Guitar | すぅ(吉田菫) |
Bass | あいにゃん(山内あいな) |
Keyboard | ゆかるん(黒坂優香子) |
Drum | ひなんちゅ(梅村妃奈子) |
Silent Siren4thアルバム。前作から1年ぶり。前作以降の3シングルとC/Wからは2曲を収録。メインアレンジャー兼作曲家としてクボナオキと共に全面参加していたsamfreeが15年9月に31歳で急死。スタッフクレジットのSpecial Thanks手前に"To samfree,May his soul rest in place"という追悼文が記載された。「レイラ」は遺されたストック曲と思われ、今作では編曲はクボナオキの単独となった。また「Love install」では外部から新たにCHRYSANTHEMUM BRIDGEを起用している。O社においては初のトップ3入り、最高売上もわずかながら更新した。初回盤はシングル3曲とリード曲「チェリボム」のMV、ツアードキュメント、「チェリボム」メイキング映像を収録したDVD付。
リリースのたびにバンドとして飛躍している感じがするが今作でもバンドサウンドがよりカッコよさを増しているように思う。1曲目の「チェリボム」なんかは非常にサイサイらしいキュート&ポップな楽曲だけど、全体にはかわいらしいコーラスや掛け声はあまり多用しなくなった。歌詞にしても相変わらずファンシー度は強いんだけど、1stの頃のような中高生目線、中高生の共感を得られそうな歌詞が多かった頃に比べると「チェリボム」にしても中高生が憧れる年上のお姉さん(女子大生くらい)的な雰囲気になってきたように思うが、3人が20代後半になり、最年少でメインで作詞を手掛けるすぅも23歳になり、同世代が学生じゃなくなってきたので自然な変化なのかも。ただ一方でとにかくすぅのボーカルが乗ればかわいらしい雰囲気が全面に出る。これが最大の特徴であり、そんなに一気に大人びる事には今後もなりそうにない。よって今回もポップでキャッチーなバンドとして楽しめる。結局いつも同じ締めじゃねーか
作曲参加は各アルバムで数曲だったが編曲ではクボナオキと共同名義でほぼ全面参加していたsamfreeの急死は、作編曲面でかなり大きな出来事だったと思われる。アルバムプロモーションにおいていちいち触れたりはしていないようだし、クレジットなんて細かく見ないリスナーの方が多いと思うけど、しっかり追悼文がクレジットされている。サウンドプロデューサーでメイン作曲家でもあるクボナオキがメインではあったけど、基本的に2人で編曲やってたのが単純にクボナオキ1人で全部やることになったわけだし、制作面では大切な仲間が急死してけっこう大変だったのかもしれない。早速新たな風を入れるために1曲だけCHRYSANTHEMUM BRIDGEを起用してるけど今後は適宜外部作家を入れる事も増えるかもしれないし、もしかしたらメンバーが作編曲を始めるかもしれない。そうなるとまた一気に変化するのかなと思う。
印象度★★★★☆
2016.5.16更新