SIREN

DISC 1
No タイトル 作詞 作曲 編曲 備考
1 チラナイハナ すぅ クボナオキ samfree&Silent Siren 1stミニアルバム『サイサイ』収録曲
2 サイレン すぅ クボナオキ samfree&Silent Siren 1stミニアルバム『サイサイ』収録曲
3 Milky☆Way すぅ クボナオキ samfree&クボナオキ 2ndミニアルバム『ラブシル』収録曲
4 まだ見ぬ明日を すぅ クボナオキ samfree&クボナオキ 4thシングル『I×U』C/W
5 Limited すぅ samfree samfree 2ndアルバム『31Wonderland』収録曲
6 LOST.W すぅ クボナオキ samfree&クボナオキ 5thシングル『ラッキーガール』C/W
7 What show is it ? すぅ クボナオキ クボナオキ&samfree 6thシングル『BANG! BANG! BANG!』C/W
8 爽快ロック ひなんちゅ クボナオキ クボナオキ&samfree 7thシングル『恋い雪』C/W、3rdアルバム『サイレントサイレン』収録曲
9 チャイナキッス すぅ クボナオキ クボナオキ&samfree 7thシングルC/W(初回盤C以外)
10 KAKUMEI すぅ クボナオキ クボナオキ&samfree 8thシングル(限定) 最高8位 売上0.8万枚
11 Routine すぅ クボナオキ クボナオキ&samfree 3rdアルバム『サイレントサイレン』収録曲
12 DanceMusiQ すぅ クボナオキ クボナオキ&samfree 3rdアルバム『サイレントサイレン』収録曲
13 女子校戦争 すぅ samfree samfree 3rdアルバム『サイレントサイレン』収録曲
14 八月の夜 すぅ すぅ クボナオキ 10thシングル 最高8位 売上1.8万枚
15 Love install あいにゃん クボナオキ CHRYSANTHEMUM BRIDGE 4thアルバム『S』収録曲
16 スローモーニング すぅ クボナオキ クボナオキ 4thアルバム『S』収録曲

 

DISC 2
No タイトル 作詞 作曲 編曲 備考
1 フジヤマディスコ すぅ クボナオキ クボナオキ 12thシングル 最高5位 売上2.1万枚
2 Pandora すぅ クボナオキ クボナオキ&鈴木秋則 12thシングルC/W
3 Days. すぅ クボナオキ クボナオキ 12thシングルC/W
4 Kaleidoscope すぅ クボナオキ クボナオキ 13thシングル『AKANE』C/W
5 merry-go-round すぅ クボナオキ クボナオキ 5thアルバム『GIRLS POWER』収録曲
6 KNiFE あいにゃん クボナオキ クボナオキ 5thアルバム『GIRLS POWER』収録曲
7 ODOREmotion すぅ クボナオキ クボナオキ 5thアルバム『GIRLS POWER』収録曲
8 天下一品のテーマ ひなんちゅ クボナオキ クボナオキ 2018/3/19配信シングル、15thシングル『19 summer note.』C/W
9 クリームソーダ すぅ クボナオキ クボナオキ 16thシングル『Go Way!』C/W
10 ALC.Monster あいにゃん クボナオキ クボナオキ 6thアルバム『31313』収録曲
11 REBORN すぅ クボナオキ クボナオキ 6thアルバム『31313』収録曲
12 Attack すぅ クボナオキ クボナオキ 6thアルバム『31313』収録曲
13 HERO すぅ クボナオキ クボナオキ 2019/12/20配信限定EP『HERO』収録曲
14 聞かせてwow wowを 鬼龍院翔 鬼龍院翔   2020/3/20先行配信、7thアルバム『mix10th』収録曲
15 Answer すぅ クボナオキ クボナオキ 2020/8/7先行配信、7thアルバム『mix10th』収録曲
16 恋爛漫 すぅ クボナオキ クボナオキ 未発表新曲 12/22配信シングル(カット)

 

リリースデータ

2021年12月15日 初登場位 売上万枚 Sound Producer:クボナオキ EMI Records(ユニバーサル)

メンバー

Vocal&Guitar すぅ
Drums ひなんちゅ
Bass あいにゃん
Keyboard ゆかるん

SILENT SIREN2ndベストアルバム。SILENT』と2枚同時発売2021年9月24日に翌日のライブをもって梅村妃奈子(ひなんちゅ)が脱退すると発表。メンバー3人は連名で自分たちも1週間ほど前に脱退を聞かされたばかりとしてバンド継続の意志は示したものの、10月22日に年内で活動休止を発表、12月のツアーはサポートドラムを入れて回るとした。今作は休止を受けて急遽企画されたと思われる。移籍時に前レコード会社からリリースされた2017年の『Silent Siren Selection』は事実上のベストアルバムであったが、メンバーセレクトアルバムと言い張ってベストアルバム扱いせず公式サイトにも非掲載となっていたため、今作が公式掲載の初のベストアルバムとなった。ALL TIME BEST ALBUMと銘打たれており、『Silent Siren Selection』はDremusic在籍時のみからセレクトされていたためインディーズ時代の作品も対象外だったが今作はインディーズからの全ての作品から選曲されている。時系列の収録だが"POPなサイサイ"と"ROCKなサイサイ"で2作に分割されている。インディーズ時代(ミニアルバム2作)のベーシストはあいにゃんの前任である寒川綾奈(やな)だったはずだが今作では特に表記されていない。

「まだ見ぬ明日を」「Pandora」「HERO」がアルバム初収録。今作のメンバークレジットは脱退したひなんちゅもメンバーとして4人となっているが既に脱退しているためブックレット内に唯一1枚だけあるメンバー写真は3人だけとなっているほか、ラストに収録された「恋爛漫」は前レーベル時代に制作されていた未発表曲とされており、ひなんちゅ参加曲となっている模様。

3社に渡るためか2作とも権利の問題からDL/ST共に未配信となり、2作に収録された新曲「FAMILIA」、未発表曲「恋爛漫」が1週間後にそれぞれ単曲でDL/ST配信されたのみとなった。なおインディーズ時代からの全曲が配信済みのため、「FAMILIA」「恋爛漫」の2曲が単曲配信された事で自力でプレイリストを組めば今作をSTで再現する事は可能となった。

"ROCKなサイサイ"となっているものの『SILENT』に入らなかったシングルCD表題は3曲しか残っておらず、C/Wアルバム中心となっているためモアベスト的な内容にも思える。ファンシーさを抑えてロックバンド的なカッコよさを目指したような曲や逆に「フジヤマディスコ」のようなダンスロックやラーメンチェーンのテーマ曲である「天下一品のテーマ」、鬼龍院翔が提供した「聞かせてwow wowを」など少々変わった方向性の曲まで、王道以外のSILENT SIRENのアナザーサイドを見せていくような選曲になっているのが特徴。ジャケットカラーも黒でダークな一面…というほどではないが今作の方が当然幅広さがある。しかしそれにしては手の内を見せすぎであり、やはり合わせて32曲も選ぶものではないかなとは思う。

二撃完結のベスト盤2作としてもあまりにも選びすぎ。普通にシングルコレクション16曲+C/Wアルバムセレクション16曲の2枚組1作『SILENT SIREN』を"POPなサイサイ"と"ROCKなサイサイ"で2枚のディスクに分けるのではダメだったのだろうか…。『サイレントサイレン』というアルバムを出してしまっているので『SILENT SIREN』ではややこしいというのはあるにしても、バンド名が2単語の組み合わせて、バンド名のオリジナルアルバム出した後にバンド名2単語をベスト盤のタイトルに使うっていうやり方が既に『ORANGE RANGE』→『ORANGE』『RANGE』と被っているしなぁ…。

ドラマーに半ば逃げられるように突然辞められてしまい、続けられなくなってしまったアラサーバンドの末路としてこうなってしまったのは明らかだが、この休止の仕方は実質解散の色合いが強すぎた。本人達、特にすぅはバンドへの強い思い入れと再開への思いを休止中に語っており、結果的には2年後に3人で再開しているが、再開するのが逆に驚きなくらいこの2作で完全完結させられてしまった感じがある。

B09JWVKRMD

印象度★★★☆☆

2024.4.10更新

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