Start⇒
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | Start | クボナオキ | クボナオキ | Instrumental | |
2 | ⇒ | すぅ | クボナオキ | samfree&クボナオキ | |
3 | Sweet Pop! | すぅ | クボナオキ | samfree&クボナオキ | 1stシングル 最高23位 売上0.4万枚 |
4 | URARA | すぅ | クボナオキ | samfree&クボナオキ | |
5 | ユメオイ | すぅ | クボナオキ | samfree&クボナオキ | |
6 | ねぇ | ひなんちゅ | samfree | samfree | |
7 | Remember | すぅ | クボナオキ | samfree&クボナオキ | |
8 | want CHU | Silent Siren | クボナオキ | samfree&クボナオキ | |
9 | ずっと... | すぅ | クボナオキ | samfree&クボナオキ | |
10 | Soda | すぅ | クボナオキ | samfree&クボナオキ | |
11 | stella☆ | すぅ | クボナオキ | samfree&クボナオキ | 2ndシングル 最高19位 売上0.5万枚 |
12 | 甘草 | すぅ | すぅ |
※シングル200位以内データ
リリースデータ
2013年4月10日 | 初登場16位 | 売上0.7万枚 | Sound Producer:なおきゃん(クボナオキ) | Dreamusic |
メンバー
Vocal&Guitar | すぅ(吉田菫) |
Bass | あいにゃん(山内あいな) |
Keyboard | ゆかるん(黒坂優香子) |
Drum | ひなんちゅ(梅村妃奈子) |
Silent Siren1stアルバム。女性誌でモデルをしていたメンバーで2010年に結成し、2012年にインディーズで2作のミニアルバムを発売。2012年7月にシンセサイザー担当だった寒川綾奈が脱退し、9月に黒坂優香子が加入し、現在のメンバーとなる。2012年11月にメジャーデビュー。インディーズ時代からクボナオキのサウンドプロデュース、メインライター起用は変わっていない。メジャー以降の2シングルを収録している。初回盤はシングル2作とリード曲「⇒」のPV、ドキュメント映像を収録したDVD付。
アイドル色の強いガールズポップバンドといった印象。メンバーもかわいいし、ボーカルも楽曲もかわいらしさが前面に出ている。元々の楽器経験が浅い上にボーカルがギター兼任という事情もありそうだけど、ギター押しではなくキーボードやシンセ中心のキラキラしたサウンドが目立つ。メンバーが女の子向け雑誌の読者モデルという経緯もあり、ファン層は雑誌の読者層と思われる中高生女子をメインにしているようだ。歌詞もラブソング中心だが、全体にファンシーな感じ。その辺りは女性アイドルとクロスする部分もあるものの、このかわいらしさは男よりも女の子ウケしそう。楽曲のポップさは万人受けするものだと思うし、今作はけっこういいなと思ったんだけど、歌詞に関しては完全に対象圏外。全体的な世界観もガーリーすぎて、女子高にうっかり迷い込んでしまったような心境に陥り、野郎にはちょっと入りにくいところがある。メンバー全員20歳を越えているにも関わらず、思春期みたいな大人への反発を歌う「URARA」みたいな歌詞を用意している辺りやユルめのガヤコーラスの入れ方なんかは最初期のWhiteberryに通じるところも。Whiteberryのあの最初期のキラキライメージは完全に大人によって作らされたものだったけど、もしあれが素の姿だったなら5年経ってこの音楽性に辿りついていたかもしれない。何となくだけど西野カナ、ファンモン、ソナポケ、ナオト・インティライミとか10代のトレンドである非バンド系ミュージシャンを好んで聞いている女子中高生がバンドに興味を持つきっかけになるようなそんなバンドなんじゃないだろうか。それ以外でもロックを追求するのではなくひたすらポップでガーリーなガールズバンドを聞きたいならおススメ。どうしてもガールズバンドというとアイドル視されがちなのでそれを嫌うかのようにタフでロックな雰囲気になりがちなので意外とこういうガールズバンドはいない気がする。
印象度★★★★☆