2004年1月発売編

太陽/声 森山直太朗 2004/01/10 レンタル 初登場6位 最高5位 売上9.0万枚
今年は昨年と一転して生命力をテーマにしていくらしい。昨年までの直太朗はあくまで彼の一面でしかないとか。何でもあの世界観を大事にするためにあえて同じような曲調で昨年は通したとか。2ndミニアルバムが「同じような曲しかない」とか批判されてたけどそれも理由があったということか。

太陽・・・語ってるようなフォーキーな雰囲気から、サビの広がりゆくメロディーが最高。全体的に力強さに満ちている。『さくら』とかよりこういう曲のほうが断然好きだ。C/Wの『「ラジオ・チャリティー・ミュージックソン」のテーマ』も力強さ=生命力を感じる曲でいい感じ。ただテーマにしてはやたら覚えにくくないか?
評価★★★★★

声・・・こちらは一転して去年までの雰囲気。ほとんど裏声。映画『半落ち』の主題歌だけど、映画で聞いたら号泣しそうな感じだな。
評価★★★☆☆

総合評価★★★★☆

BON BOYAGE! BON-BON BLANCO 2004/01/14 レンタル 初登場8位 売上4.1万枚
「ワンピース」主題歌ということでやたら「ワンピース」と連動というか、インタビューでも話題が出るし「ワンピース」人気に便乗しようとしているような。このマンガ20巻まで読んだけどイマイチおもしろくないし、絵はゴチャゴチャしてて見にくい(ナミとビビが区別つかない。しかも空島編でビビそっくりの新キャラが出てて混乱)ので正直何で人気があるのか分からないのだけど。(クロコダイル編のナミがソロで戦うあたりからラストはそこそこだったけど以降の空島編とかもう全然…)
曲の方はストレートな曲だ。今回、やけにバックの4人の打楽器が常にパカパカ鳴っている気がする。確かに打楽器担当なので排除するといる意味が全くなくなってしまうのだがさすがに終始パコパコ鳴ってると邪魔
評価★★★☆☆
ね、がんばるよ。(通常盤) Kinki Kids 2004/01/15 レンタル 初登場1位 売上32.3万枚
ドリカムが提供してくれたということでアコギのアレンジがドリカムっぽい?(『朝がまた来る』みたいな)決して派手ではないけど意外と飽きないいい曲だ。今回初回盤はただのカラオケじゃなくて剛なしバージョン、光一なしバージョンという変わったカラオケになってるらしい。通常盤では3曲目『Sweet Days』が。これがなかなか勢いのある曲でこっちを2曲目にしておけば良かったのに。
評価★★★★☆
スターゲイザー スピッツ 2004/01/21 レンタル 初登場1位 売上23.9万枚
『あいのり』主題歌。あんまり合ってないような気も。曲は売れてた頃のアコースティック的な感じにはもう戻りそうもないが、このくらいバンド感があったほうがいい。『あいのり』なしで聞いても普通にいい。
評価★★★★☆
愛あらば IT'S ALL RIGHT モーニング娘。 2004/01/21 レンタル 初登場2位 売上10.7万枚
これが安倍なつみラストシングルか。偉く普通な曲だ。こんななんでもない曲をなんでモー娘。でやるのだろうか?というくらい普通すぎる曲。アルバムでならまだ分かるが…。歌詞にしてもどの辺を対象年齢に狙ってるのか?ミニモニ。はいきなりR&Bに走って意味不明だったがこの曲を歌わせたら良かったんじゃないのかとふと思った。
評価★★★☆☆
もう少し KIRORO 2004/01/21 レンタル 初登場20位 売上1.6万枚
息を吹き返したKiroro。今回やたら宣伝しまくってた上にCCCDを回避したのだが、同じくらい宣伝してたような気がする1年前のCCCD『ひとつぶの涙』と比べても大きなヒットだ。恋愛3部作の完結編ということだがデビュー前からあった曲らしい。実にKiroroらしいバラード曲いい曲だけどごく普通。『ひとつぶの涙』とかのほうが良かったような…。何が売れるか分からないものだ。
評価★★★☆☆
時の雫 GLAY 2004/01/28 レンタル 初登場1位 売上18.5万枚
CCCD回避。最近のバラードはグダグダしたはっきりしない曲が続いていたので、今回はかなり良いような気がする。基本的にTERUの歌声を最大限に前に出すためなのかアレンジがメチャメチャおとなしい。この曲、7分を越えるのだがエンディングが引っ張りすぎて2分くらいかかる。Radio Editとされた4曲目収録のバージョンは5分台で終わるのでそっちのがコンパクトでいい。C/W曲もいつになくいい。最近遊び曲ばっかだったので久々に快作。『HOWEVER』のTERUアレンジバージョンも入っていた。TERUアレンジといってもピアノがすごくシンプルに鳴ってて、原曲よりも低いキーでかなり暗い。
評価★★★★☆
奇跡の香りダンス。 松浦亜弥 2004/01/28 レンタル 初登場3位 売上7.9万枚
タイトルからして今までで一番に意味不明なのでキワモノ的な先入観を持ってしまったが、聞いてみるとそんなに悪くない。メロだけならけっこうかっこいいし。ただ何を言ってるのか分からないボーカルスタイルはクセが出すぎててちょっと嫌だな。
評価★★★☆☆
街角-on the corner- ゴスペラーズ 2004/01/28 レンタル LGCD 初登場6位 売上4.8万枚
今回はアカペラではないが全員が交代でメインを歌っていくスタイルのバラード。なかなかいい。C/Wには『永遠に』と『ひとり』の間に出たので地味な感じのある『告白』のニューバージョン。元よりこの曲はあまり好きじゃなかったのだがsoul tempoということでさらにあまり好きじゃない方向に行ってしまった。
評価★★★☆☆
プロポーズ TUBE 2004/01/28 レンタル LGCD 初登場8位 売上6.4万枚
春夏秋冬の冬は当初からの予想通りのバラード。まさに期待通りの傑作がやっと出てきた。あまり冬っぽい感じはしないがC/W『蕾』のほうは冬全開。元はメインに持ってくるつもりだったのではないだろうか?歌詞に「睦月」とか出てくるし。どちらも極上のバラード。TUBEってバラード中心にいったほうがいいと思う。
評価★★★★☆
卒業 安倍麻美 2004/01/28 レンタル 初登場18位 売上1.4万枚
4枚目のシングル。2ndのホラーソングのインパクトのうえに3枚目が『きみをつれていく』ときたもんで、なんかホントに連れていかれそうなので借りなかったのだが(忘れてただけ)、今回は安倍麻美作詞が初めてA面になった。今までの打ち込みサウンドと違って生楽器主流のアレンジなのだがこのほうがいい。曲もなかなかにいい。問題は歌唱力か。素人のカラオケレベル今時アイドルでもこの程度というのは逆に珍しいような気がしてきた。こういうアレンジになるとより目立つ。
評価★★★☆☆
大久保伸隆 2004/01/28 レンタル CCCD 初登場84位 売上0.2万枚
Something ELseのボーカルのソロ。ソロだからできること、ということだが作詞:大久保伸隆、作曲:DAICHIで編曲が2人の共同名義になっている。アコギの弾き語りによるシンプルな曲でサムエルとの違いというとやはりメンバーのハーモニーがないとかその程度か。インパクトは無いが悪くない。C/Wの『初恋』は村下孝蔵のカバー。何気にこっちのが名曲に思える。
評価★★★☆☆
扉の向こうへ YeLLOW Generation 2004/01/28 レンタル LGCD 初登場14位 売上3.6万枚
『鋼の錬金術師』のタイアップを得て通常より売れたわけだが内容は全く変わらない。前作から作詞が自分たちになったが、その内容も変化なし。ストリングスが効果的で聞かせるタイプの曲というのも変わらない。いい曲ではあるが早くもマンネリ。正直飽きてきた。
評価★★★☆☆

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