2004年4月発売編

レールのない空へ DEEN 2004/04/28 初回盤購入 初登場18位 売上1.1万枚
久々にさわやかな曲調が来た。作曲は鈴木寛之ということでメンバーよりもこの人の方が多くなってきたな・・・。AORという姿勢は変わっていないので今のDEENが初期のようなさわやかな雰囲気を出してみたという感じになっている。よってかつてとは違う最新型のDEENがここにある。前向きな歌詞にも元気付けられる。昨年は正直好みが分かれそうだったが今回はそれなりに幅広く受け入れられそう。C/Wも久々にアタリだ。初回盤のDVDは韓国ライブでのダイジェスト映像になっている。なおジャケ写もPVも韓国の空港だかなんだかで日本の歌手では初の撮影になっているとか。

評価★★★★☆

優しい歌が歌えない 槇原敬之 2004/04/28 購入 初登場12位 売上2.1万枚
なんか曲の世界観にひかれてしまい、発売してから2週間以上たって購入というMOMA的には非常に珍しい買い方になった。自分の中の闇と向かい合うという歌詞なので今までにはあまりなかったがサウンド的には久々にマッキーらしい感触になっている。最後には「優しい歌が歌えそう」と希望が見えてくる。応援歌とは少し違ったタイプではあるがなんか心に響いた
なお東芝EMIに移籍。CD-EXTRAでCCCD回避。内容が(秘)マニア向け映像という怪しげなタイトルだが内容はレコーディング風景(なんか変わったヤツ、という雰囲気)とコメント映像(普通)が6分ちょい入っている。

評価★★★★★

SEAMLESS SINGLES CHAGE&ASKA 2004/04/07 レンタル 初登場13位 売上1.7万枚
SAY YES 1位 282.2万枚 91/7/24

めぐり逢い 1位 125.2万枚 94/11/16

僕はこの瞳で嘘をつく 1位 81.1万枚 91/11/21

YAH YAH YAH 1位 241.9万枚 93/3/3

という過去の大ヒットシングル4曲を原曲のままでリマスタリングしてシングルベストとして出したという異色のシングルである。デビュー25周年記念か?今更説明するまでもなく時代が経っても曲がいいのは変わらないのだが、まったりすぎる『めぐり逢い』を入れるなら『太陽と埃の中で』とか『HEART』とかのが良かったなとも思う。ベスト盤持ってるので、多少音がいいような気がするくらいだったが、もってない人はこれを機会に聞いてみるといいんじゃないかと思う

評価★★★★☆

彩〜Aja〜 サザンオールスターズ 2004/04/14 レンタル 初登場1位 売上27.7万枚
春に出すのは久々ということだが曲調的には珍しいものでもなく数ある王道路線のうちの1つ。『この青い空、みどり』や『BLUE HEAVEN』のような目立たないながら飽きずに長く聞ける曲になっている。C/Wの『FRIENDS』はタイトルからしてさわやかなイメージだが恐ろしくじめじめした暗い曲。もう1つの『夢見るアニバーサリー』は原由子&ALL STARSで『この青い空、みどり』のC/W以来の久々の原由子ボーカル曲。あの時は妙な曲だったが今回は『彩〜Aja〜』にも匹敵するいい曲になっている。

評価★★★★☆

LOVE&PEACE little by little 2004/04/14 レンタル LGCD 初登場29位 売上0.5万枚
デビュー曲はかなりの傑作だったが今回も期待を裏切らない傑作になっている。いまだに「メンバー2人の名前」と「ボーカルの顔」以外は一切謎に包まれているがテレビとかも出ていない。今後明らかになるのだろうか?明らかになる前に活動が終わらないことを祈る。

評価★★★★☆

瞳をとじて 平井堅 2004/04/28 レンタル LGCD 初登場2位 売上88.3万枚
映画『世界の中心で、愛をさけぶ』の主題歌。歌詞の内容は映画そのままで映画を見る前はそこそこいい曲くらいにしか思ってなかったが見たあとはこれほどの名曲はないくらいの勢いになった。今年の記憶に映画と一緒に残る曲になりそう。なおこの曲のPVは映画を意識しているが出演している女性はアキ役の長澤まさみではない。また平井と半透明の女性の顔が重なるシーンがあるが微妙に不気味だ。

評価★★★★★

かばん aiko 2004/04/28 レンタル CCCD 初登場3位 売上9.4万枚
アップテンポ系統の曲で来たが恐ろしく複雑なメロディーだ。サビでいきなり転調して下がるし、全体的に妙な感じのメロディーはひねりまくっている。声や曲調が似ている大塚愛が出てきたがこれはaikoにしか出来ない曲だろう。オリジナリティを全開にさせるという意味で今回こんな複雑なのだろうか?

評価★★★★☆

Dream×Dream 愛内里菜 2004/04/28 レンタル 初登場3位 売上5.7万枚
映画『名探偵コナン 銀翼のマジシャン』主題歌。作曲は徳永暁人。最近常連の輝門はC/Wにまわされている。今回は最近のシングルと比べても突き抜けていい曲になっていて気合が入っているように感じる。徳永の曲は外れも多い(作曲数も多いので仕方ないか)がかなりの大当たりだ。

評価★★★★☆

風と空のキリム MY LITTLE LOVER 2004/04/28 レンタル 初登場32位 売上0.7万枚
1、深呼吸の必要
同名映画の主題歌。てっきりこれが『風と空のキリム』だと借りるまで勘違いしていた。映画の宣伝でサビは聞いていてなかなかいいと思っていたのだがいいのはサビだけ。終始AKKOの発声が弱々しすぎてかなりスケールが小さく感じる。

2、風と空のキリム
こちらがタイトル曲。やはり暗さと弱々しさ全開で全く印象に残らない。

C/Wには『SUMIKA(住処)』という曲があるがこれも同じ流れ。ギターの藤井がいなくなった影響が出まくっている印象。同時発売のベストアルバムで良さを再認識したのだが現在進行形ではダメかもしれない。それにしてもこんなに下手なボーカルではなかったと思うのだが…。

評価★★☆☆☆

青いベンチ サスケ 2004/04/07 レンタル 初登場33位 売上26.2万枚
最高8位 
1.青いベンチ
非常に耳に残るサビで何度も繰り返して聞きたくなるような曲である。かなり好評で全国発売前も速攻売切れを繰り返していたというのも納得。しかもけっこう切ない。

2.彼女
曲自体はシンプルだが友達の女の子にほのかな思いを寄せる男の心情をつづった歌詞はなかなか切なくてよい。

3.キセキ
こちらもシンプルだが聞き込むと味が出てくる。

やはり『青いベンチ』だけはずば抜けている。他の曲も悪くはないのだがおまけにしか思えなくなってきてしまう。

評価★★★★★

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