2004年12月発売編

愛の鐘が世界に響きますように… DEEN with 亀淵友香&
The Voices of Japan
2004/12/22 新品購入 初登場18位 売上1.1万枚
1.愛の鐘が世界に響きますように…
久々の王道バラードに加えてゴスペルコーラスも盛り込んで壮大さが増している。クラシック的な雰囲気。サビこそ覚えやすいものの後は平坦な曲でアレンジもおとなしいためイマイチ刺激がない。落ち着いていて安心して聞いてはいられる。過去にファンの間では評判の良かった『哀しみの向こう側』もおとなしすぎてイマイチ好きになれなかったこともあったが、この手の曲は実はあまりツボではないのかも…。

2.Fine day
これはDEEN単体の曲。チャカチャカギターの抑え目なアレンジでアルバム『UTOPIA』の頃の路線に近い。普通。

3.White Christmas
ピアノと厚いゴスペルコーラスによるクリスマスの定番有名曲のカバー。ゆったりテンポで2コーラス終えた後に、テンポアップして再び2コーラス。前半は普通にあちこちでカバーされてるような雰囲気だが後半のテンポアップバージョンは新鮮。ただゴスペルコーラスと行け森の歌声があまり合っていないような気も。

4.OCEAN〜The Korean Version〜(Bonus Track)
夏発売のアルバム『ROAD CRUISIN'』収録のバラード曲の韓国語バージョン。アルバムの韓国語盤には収録されていたらしいが今回日本初公開。歌詞カードには韓国語の上にカタカナで読み方がふってあり親切。サビの英語のところはそのまま。このシングルで一番いい曲はこれかもしれない。また恒例のエンハンスドCDとしてこの曲のPVとメンバー3人の壁紙が収録されている。

かなりゴージャスな雰囲気溢れる1枚。メロディーにインパクトが欠けるというか無難すぎるのがやや難点かな。

評価★★★☆☆

泣いたりしないで/RED×BLUE 福山雅治 2004/12/01 レンタル 初登場1位 売上19.0万枚
1.泣いたりしないで
偉くシンプルな曲。アルバム曲やC/Wの名曲といった感じだがなぜかこれが1曲目。最初はイマイチだったが聞き込むほどになんかはまってくるものがある。

2.RED×BLUE
ポカリのCMソングとしてかかっていた曲。アレンジも自身で担当しているロックな曲。正直そんなにいい曲ではないか。

1ではアコギを全部担当、2でもギターとベースと編曲を担当、とレコーディングで演奏にも参加するようになってきている。過去にもたまにアコギを担当したりアルバム曲でギター弾いたりしていたが前作以降、表題曲でも積極的に参加している印象。

評価★★★☆☆

HERO EXILE 2004/12/01 レンタル 
CCCD(レンタル用)
初登場2位 売上18.0万枚
1.HERO/EXILE
『ホットマン2』主題歌。キャッチーなAメロがドラマでよく使われていたので最初サビかと思ってた。このAメロとサビの延々繰り返しだが温もりのある曲でEXILE自体はそんなに好きではないが曲が気に入った。

2.FIND YOU/COLOR
2人のボーカルのうちサングラスかけて剃りこみボーズの怖いほう、ATSUSHI率いる4人組のグループ。最近VSシリーズというソロ活動をシングルやアルバムで展開しているようでその一環。ただ、同日に単独でデビューしているのにここに収録する意味はあるのだろうか?シンプルなタカタカアレンジによるコーラス曲。ややゴスペラーズ的な感じか。要するにEXILEではダンス4人、ボーカル2人でせいぜいハモリしかできないのでここではコーラスをやりたいのだろうか?

『ホットマン』『ホットマン2』主題歌路線の曲、もっとやってほしいものだ。

評価★★★★☆

むすんでひらいて キンモクセイ 2004/12/01 レンタル 初登場70位 売上0.3万枚
1.むすんでひらいて
前作の路線を進化させたような曲。前作ほどではないがやはりどこか不安で怖いメロディー。前作に続いて「この世」というフレーズが出てきて「この世は終わりに向かい進む船よ」などと始まる偉くでかいスケールで内省的なラブソング。雰囲気的にもやや病的な気さえする。

2.恋人なくした〜冬〜
こちらはタイトル通りの悲しい曲。かつてのような「あの頃の匂い」みたいな感じはほとんどなくなっている。

キンモクセイもまた随分と変わった。内省的でちょっと危うい感じもするが大丈夫だろうか?ただこれからどうなるのか非常に気になるという思いもある。次のアルバムは借りてみるか。

評価★★★☆☆

ホワイトロード GLAY 2004/12/08 レンタル 初登場1位 売上15.1万枚
1.ホワイトロード
バラード。どうにも煮え切らない雰囲気は最近の特徴だが、じっくり聞いてると良くなってくるもののパッと聞いただけではスルーしてしまいそう。

2.笑顔の多い日ばかりじゃない
そんな最近の雰囲気の中、救いはC/Wでまともな曲を作るようになったこと。00年以降は特に顕著に実験作というか駄曲をC/Wに収録し続けたGLAYだが去年辺りから、そこそこいい曲を収録するようになった。今作もなかなかいい。

A面インパクト勝負から総合勝負に変わったのだろうか?たしかにこれでC/WがHISASHI作とかのぶっ飛んだ曲だったらアルバム待ちにしてシングルはスルーしたくなるかもしれない。

評価★★★☆☆

僕はMusic CHAGE and ASKA 2004/12/08 レンタル 初登場7位 売上3.3万枚
1.僕はMusic
なんだか不思議な曲だが悪くはない。好みが分かれそうだが何回か聞くうちにちょっとクセになってきた。ただようやく出た上に当分出ない完全なる新曲がこれかぁ…。

2.crossroad〜いまを生きる僕を〜
特有まったり曲…

3.熱風
昔の曲のリメイクだが原曲を知らない。特有まったりのタイトル通りの熱風プラス。

タイトル曲だけで限界だった。

評価★★★☆☆

Miracle Game TUBE 2004/12/08 レンタル 初登場10位 売上2.2万枚
1.Miracle Game
編曲:大島こうすけ、TUBEとなると絶対バンド感を薄くしたラテン(?)風味な曲になる。今回も例外ではない。ドラムは打ち込みっぽいしパカパカ鳴ってるし。BON-BON BLANCOの曲の質が高いバージョンみたい。それだけにTUBEがボンブラに曲を提供するというのはぜひ一度やっていただきたい。

2.Now&Here
こちらはC/Wだが競輪だか競馬だかのCMソング。編曲がTUBE単体になっている『涙を虹に』路線の爽快なバンドサウンドの曲。シンプルにこういう曲のほうが良い。今回はC/Wのほうが良く、こっちをA面にしてほしかった。

今回どちらも応援歌のような励ましソング。前作『涙を虹に』から急に応援歌づいてきたが何かあったのだろうか?あと、今回のプロモーションのなさには驚きである。テレビ出演なしだけなら別に珍しくないが公式ページ告知なしという前代未聞の事態。トドメに子どもの泣き顔のドアップという本人たち不在で誰のCDだか分からない上にちょっとひいてしまうジャケットも…。

評価★★★☆☆

Just 4 your Luv 長瀬実夕 2005/12/01 レンタル 初登場16位 売上1.7万枚
1.Just 4 your Luv
ZONEとは全く違うR&B調の曲。間奏でラップまで披露して最近の女性ソロシンガーの主流、ど真ん中といった感じ。相当な曲数の中から本人が選んだというだけあってそこそこの曲なのだが逆にこの程度なのかという気もしないでもない。歌唱力も全開で上手といえば上手なのだがどうにも一本調子で棒読みのような…。全作詞は本人が担当。やはり曲調に合わせて大人っぽい雰囲気のラブソング風な歌詞になっているがあまりおもしろくない。いかにも想像でそれっぽい雰囲気にしたてたような雰囲気が…。打ち込みのリズム一辺倒ではなくけっこうギターが重厚に響いているのは個人的に良かった。

2.ひとりぼっちの月
やや落ち着いた曲調。C/Wというだけあってあまり印象に残らない。この手の曲調に対して基本的にメロディーの盛り上がりを求めること自体が間違いのような気もするが…。

3.miyu's chant
長瀬実夕がMCとなって「クラップユアハンズエビバデエビバデ!」とか「イエーーイ」「ホ〜ホ〜ホッホッ!!」とか「セイ、ミ・ユ」とか延々いろんな言葉で煽っている曲。なんか頑張ってます、って感じが出ている。完全にそっちのノリだな。

4.Just 4 your Luv-OCTOPUSSY REMIX-
リミックス。まあけっこうこだわってるだけあってメロディーが崩れるようなタイプではなく、別アレンジのようなリミックス。原曲では重たく響いていたギターがなくなってチキチキ打ち込みで軽い感じになっている。

本人がやりたい以上仕方ないのだが…。R&Bがやりたいとか言ってたわりにはJ-POP寄りな気がしてならない。R&Bというのがイマイチどういうものなのか線引きが分からないのだが本人も単にそれ風なノリが好きなだけじゃないよな?

評価★★★☆☆

snowy love 長瀬実夕 2005/12/15 レンタル 初登場10位 売上1.4万枚
1.snowy love
やはりそっち系の雰囲気をアレンジなどで存分に出しながらも『Just 4 your Luv』に比べればかなりZONE寄りな曲。私的にはこっちのほうが好きだ。

2.2 of us
やはりC/Wといった感じ。この手の曲調はA面にはそこそこインパクトを重視しているようだが、C/Wとなるとあまり起伏のない雰囲気重視のような曲が出てくる傾向。

ソロでは全曲作詞していたものの、全部大人っぽさと雰囲気を意識しただけのようであまり「歌詞で聞く」ような共感ポイントもなかった。ソロ活動は一段落のようでアルバムの予定もないようだが、流行の真ん中をそのままやっただけのようで真新しさも特にこれといった特徴もなく、個人的には残念。本人がやりたい音楽というので否定はしないがとても買う気にはなれない。とはいえ、この手の曲にしてはそこそこ良かったのではないかとも思う。

評価★★★☆☆

楽園 Do As Infinity 2005/12/15 レンタル
レンタル用はCCCD
初登場2位 売上5.7万枚
1.楽園
シングル、アルバム含めて完全に初めてDAIの音源を手にした。エイベックスにしては珍しいバンドサウンドで今回はけっこうロックに傾倒しているような感じ。ポップ性はあまりないので評判は良くないようだが個人的にはこういう路線が主流ならアルバム買ってもいいくらい。

評価★★★★☆

Anniversary Kinki Kids 2005/12/22 レンタル 初登場1位 売上52.0万枚
1.Anniversary
織田哲郎の作曲ということでさすが織田哲郎といったところか。近年は曲数も減り提供する曲にも全盛期ほどのインパクトはなくなってきていたものの今作はなかなかの傑作ではないだろうか。

2.Anniversary-20th memorial version-
初期のFIELD OF VIEWのメンバー兼アレンジャーの安部潤が編曲したピアノとストリングス中心のシンプルなバージョン。ビーイング時代=FOV時代はありえなかった織田哲郎の曲に安部潤が編曲という形がここにきて実現するとは…。20th memorialなどとまるで20周年のような雰囲気だが20枚目のシングルというだけ。20枚という枚数でメモリアルするのもなかなか珍しい。

525円にしてはお得か。ベストを『A album』みたいに2500円くらいにすればもっと良かったのに。

評価★★★★☆

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