2005年2月発売編

桜色	浅岡雄也	2005/02/23 新品購入	初登場117位　売上0.1～0.2万枚
1.桜色編曲はいつもの久米康隆だが、前作『キミヲマモリタクテ。』以上にアレンジががっしりしてきており、ドラムもあまり打ち込みっぽくない響きとなっている。曲自体は王道といって良い安定感のあるメロディーだが、けっこうアレンジがバンバンきていてなかなかに良い。聞けば聞くほどに良い曲。 2.スパイス～rearrange ver.～ 3rdアルバム『キボウノネイロ』収録曲のリアレンジバージョン。アルバムでは久米康隆が編曲だったが作曲者の大竹智之が自ら編曲している。けっこうシンプルなアレンジだがメロディーがいいのでかなり聞ける。似たような曲調が並んだアルバムの中においてはあまり良さを感じなかったがここで単体で聞くとかなりいい。 3.君の元へアルバムのアウトテイクのような感じ。前作収録の『サヨナラの海』もそうだったが田辺トシノのアレンジはイマイチ。なんだか無難すぎて面白みがない。『桜色』はかなりのスルメ曲。同時にアレンジがしっかりしていてこれまでの打ち込み全開サウンドよりも断然良くなっている。評価★★★★☆
未来の地図	Mi	2005/02/02 レンタル	初登場3位　売上14.9万枚
1.未来の地図『あいのり』主題歌。『あいのり』は見ていないが気になったので借りてみた。ガールズバンドとはいえボーカル、ベース、キーボードという3人編成のためポルノグラフィティみたいな打ち込みサウンドを想像していたが普通にバンドアレンジで感動。このボーカルはうまいんだか荒いんだかよく分からないがなんとなく川嶋あいが持田香織の歌い方を会得して+αしたみたいな声だな。ちなみにメンバーは生年月日非公開だがボーカルがインタビューでの発言から高校1年生らしくて後は大学生だということしか分からない。 2.アイシテルで、C/Wは平凡なバラードだろ？と期待していなかったがバンド感全開のロックな曲。いい意味で期待を裏切ってくれた。 3.Sugar やはりこちらもバンド感全開のアップテンポな曲。かなり良い。期待していなかったがこれからのガールズバンドは彼女らに期待していいのかもしれない。どうでもいいが作詞作曲編曲の表記がコードネームばかりでよく分からない。1曲目が作詞：Mi+H、作曲：Mi+G、編曲：G+TATSUKI　2曲目が作詞：Maika、作曲：Mi+T、編曲：TATSUKI+Michitaro　3曲目が作詞：Maika、作曲：Mi+M、編曲：Mi+M　となっている。Maikaはボーカルの子だがHとかGとかTとかMとかって何なんだよ？評価★★★★☆
黒毛和牛上塩タン焼680円	大塚愛	2005/02/09　レンタル用CCCD	初登場3位　売上14.5万枚
1.黒毛和牛上塩タン焼680円アルバム収録曲のシングルカット。値段とアレンジが変わった。食と本能を掛け合わせた歌詞はかなりエロエロ。トドメに薄ら笑いを浮かべながら歌う大塚愛…と何から何まで本能的な空気が漂ってあんまり露骨でなんか歌詞が好きになれないが（食欲と性欲を混同させるのがなんかな…）曲自体はけっこういい。けっこうロックアレンジなのもツボ。 2.本マグロ中トロ三〇〇円(緑色) こちらも本能的観点から生まれたという曲。曲自体もそこまで良くなくあくまで平凡C/Wレベル。どうせなら値段モノで統一ということで作ったのだろうか？ 3.つくね70円最初にほぼアカペラで一度食べたら止まらないみたいな歌詞の歌が入るがあとは爆音サウンドのバックでノイズまみれの叫びのような判別できない声が響いているのみの曲。なんでも男性自身のことを歌っているというがそうなると冒頭の歌詞が相当卑猥な気が…。正直なところ捨て曲にしか思えない。実は全部足すとCDの値段1050円になるという小細工が。曲のレベルと値段も対応している気がする。本能的な1枚だったがまあ大塚愛がそういう人なんだろうね。理解できません。1曲目のメロとアレンジのみが良かった。評価★★★☆☆
Precious days	I WiSH	2005/02/09　レンタル	初登場17位　売上1.2万枚
1.Precious days これでラストとなる。卒業という単語は直接出てこないが卒業を歌った歌。それも高校よりも中学向けのような気がする。「帰り道ファーストフードに寄って先生に怒られた」とか。高校にしては校則厳しすぎ。まあ中学だと怒られるどころじゃすまない気もするが…。I WiSHにおいてはaiが作詞してnaoが作曲、編曲で家原正樹,naoというのが基本パターンの模様。前作『キミと僕』はnaoグッジョブ！という感じのグッドメロディーだったが今回は最後がこれかよ？と嘆きたくなるようなフツーすぎる曲。最後なんだからもっといいストック曲を出してくれよ…。 2.最後のホーム前作で懲りたかアップテンポは避けた模様。もしかしたらこっちのほうが1曲目よりいいかもしれない。そう思えるほどA面としての魅力が1曲目に欠けているのかもしれないけど。今年中学または高校を卒業する人は歌詞に共感して思い入れのある1曲になるかもしれないがそれ以外では…。評価★★★☆☆
三国駅	aiko	2005/02/16　レンタル	初登場2位　売上9.2万枚
1.三国駅『今度までには』以来のアレンジが吉俣良。特に普段と大きく変わる点はないけど。非常に弱々しい声で静かに歌われるバラード。『おやすみなさい』『えりあし』辺りが一番近いか？あれらに比べれば地味ながらけっこう味わい深くていいと思う。 2.ハチミツこちらはいつものアレンジャー。バラード調。C/Wの曲はいつもイマイチ好きになれない。 3.小鳥公園ここにきてアップテンポ。しかしC/W曲はなんでイマイチなんだろうか…。いつも1曲目はいいのにC/Wがイマイチで好きになれないのでC/Wも収録されるアルバムを結局聞かないというパターンに陥っている。今回もそうなるかなぁ。評価★★★☆☆
ずっと好きでいいですか	松浦亜弥	2005/02/23　レンタル	初登場7位　売上4.4万枚
1.ずっと好きでいいですか作詞はつんくだが作曲はSomething ELseの今井千尋。最近のつんくが作る曲よりは断然マシだがシングルにしては地味。24歳説をやけに気にしていたわりに妙に大人っぽい路線で来ているしたぶん今回も急落は免れないのだろう。アレンジも歌詞もハロプロなのでサムエルっぽさはないがイマイチインパクトがないがけっこう何度も聞けるというのはサムエル風なところなのか。 2.夢こちらはつんくの曲でやたら引っ張った歌い方のダル～イ曲調。ブルースっていうんだっけ？そんな感じ。もうダメだな、つんく… 3年連続で続いたティセラタイアップもなく、アイドル全開路線もすっかり鳴りをひそめた状態が1年続いている。中期～後期の森高千里のような路線変更を図っているのだろうか？評価★★★☆☆
ユリノハナ	day after tomorrow	2005/02/23　レンタル用CCCD	初登場12位　売上2.9万枚
1.ユリノハナアルバムを前にしてとりあえず出しておけ！という感じか。アルバム曲にしておけばいいのに。王道すぎる展開は避けようとしたかのかイマイチはっきりしないメロディー展開。また今回も五十嵐充が作詞。misonoの作詞復活の気配はない。アルバムでもないようだ。普通はだんだん作詞が増えていくものだがデビュー時に全作詞を手がけていたのが段々減って行ってすっかりなくなってしまうってのは聞いたことがない。今回1曲で500円。DVD付のほうは普段と変わらない1890円。いくらなんでもDVD付高すぎだろ？なんで値段変わらないんだよ？なおDVDの中身は前作で始まった3部作ドラマの第2話とのこと。アルバムで完結し、アルバムではダイジェストは入るもののこれを買わないと話がつながらないわけで…こざかしい。評価★★★☆☆
時の行方～序・春の空～	森山直太朗	2005/02/23 レンタル	初登場15位　売上2.8万枚
1.時の行方～序・春の空～ CMでおなじみの曲…かと思いきや冒頭だけで以降転調。2パートを繰り返しながら曲が進む。かなり壮大で凝ったアレンジになっている。これはこれでいいがシングルの1曲目にしてはやや分かりにくいのではないか？ 2.ララバイポップなアコースティック調の曲。まあまあ良い。 3.青い瞳の恋人さん直太朗弾き語りのバラード。アルバム最終曲のような裏声とそのスレスレのラインで歌われる。2曲目よりはいい。今回はさすがにロングヒットしそうにない。評価★★★☆☆
愛がいっぱい	BON-BON BLANCO	2005/02/23 レンタル	初登場98位　売上0.2万枚
1.愛がいっぱい昼ドラ『スウとのんのん』主題歌。主題歌バージョンではパカパカが削られているアレンジ違いの模様。いつもの大島こうすけサウンドだがややアンナのボーカルが変化したような印象。今までならもっと張って伸ばす歌い方してたんじゃないかな？メンバーの実力の向上は確かなようで今回もパカパカが全開。う～ん…ここんところとにかくパカパカしまくっているがちょっと邪魔かも。ドラマバージョンでは削られたというのも少し納得できるかも。 2.Again 大島サウンドというのはどうにも軽くて飽きやすい気がしてならない。WANDS時代もこの人の曲はあまり好きではなかったがせめてあの頃のメロディーくらいは…。 3.愛がいっぱい(DJ ME-YA REMIX feat.RIP TRAP) リミックス曲。容量が余ってたとはいえこれを録音したのは失敗だった…。チュルッチュのリピートや無駄に長くタッタカいってる間奏にfeatされている方のラップが加えられている。ダメだ、理解できん…。評価★★★☆☆