2005年5月発売編

赤く熱い鼓動 愛内里菜 2005/05/04 レンタル 初登場7位 売上2.0万枚
1.赤く熱い鼓動
作曲:綿貫正顕、編曲:小澤正澄。あ〜か〜く、熱い鼓動〜♪というサビの最初はそれなりに耳に残る。ジャ〜ジャ〜ジャ〜ラジャ〜ジャ〜♪というギターの音色も印象的。だが全体通してとにかく無難な印象。ロック路線ならもっとガツンとやって欲しい。どうにも中途半端。最近PAMELAHにはまったから思うんだけど小澤正澄ってこんなもんじゃない気もする。すでにピークは過ぎているのか?

2.FANTASY RUSH
作曲:淺川悠雄、編曲:T-SAITOH。ついに知らない人たちが曲作りに参加。輝門はどうした?一応タイアップソングらしいが可も不可もなく印象に残らない。もう少し聞き込めば何か見えてくるか?

3.愛が見えたよ
作編曲:corin.。C/Wには始めから期待していないがこうも普通すぎると…。corin.にしては静かなアレンジでウェディングソングということだがサウンドからはあんまり幸せな感じもしない。

4.赤く熱い鼓動- TV version-
ウルトラマンネクサスでかかっているバージョンということだろう。1コーラスだがアレンジが違う。何気にこっちのがかっこいいロックサウンドになっている。このアレンジでいけば良かったのに。ジャ〜ジャ〜ジャ〜ラジャ〜ジャ〜♪というギターもここではカットされている。印象的ではあったがこっちのバージョンを聞く限りではなくても問題ない。

評価★★★☆☆

ここにしか咲かない花 コブクロ 2005/05/11 レンタル 初登場2位 売上40.0万枚
1.ここにしか咲かない花
前作からセルフプロデュースになったがものすごくパワーアップしたのがよく分かった。実際売上も回復するほどのパワーが溢れていたわけだが、今作もその勢いは加速。ドラマ『瑠璃の島』主題歌ということで実際島に行ってきて書き下ろしたため、ドラマにもはまっていて単なるタイアップソングで終わっていない。ドラマ主題歌はやはりこうあるべきだろう

2.六等星
力強い応援歌。C/Wでも気合が以前と違うのを感じる。やや地味なサビではあるがそれを補うだけの力強さが溢れている。

まさに今がピークかまだ上り調子の状態という感じ。買っても良かったのだが1260円だったので止めにした。前作は3曲入ってて同じ値段だったが2曲+カラオケで1050円以上だとコンプリートを目指している歌手以外では出したくない。

評価★★★★★

君が思い描いた夢 集メル HEAVEN GARNET CROW 2005/05/18 レンタル 初登場9位 売上2.6万枚
1.君が思い描いた夢 集メル HEAVEN
彼らには珍しいアップテンポな曲。これまで『スパイラル』『僕らだけの未来』など定期的にアップテンポの曲は出ていたがその中でもタイアップのせいもあるのか最もポップに出来ていて聞きやすい。GIZAではあまり聞けないミュートギターが効いてるのも良い。ミディアムで似たような曲が多い気がするのでもうちょっとこういうアップテンポな曲も頻繁に出してほしい。

2.Circle Days
いつも通りの曲といった印象。こういったタイプの曲はけっこう軽く量産できるのだろうか。

3.いつかまた会いましょう
ガットギターを使ったボサノバ調の曲。特にこれといっていいとも悪いとも感じなかった。

表題曲最高。あとは予想通りで退屈なような聞き込めば味があるような感じ。

評価★★★☆☆

明けない夜が来ることはない 槇原敬之 2005/05/18 レンタル 初登場12位 売上2.1万枚
1.明けない夜が来ることはない
『優しい歌が歌えない』のような沈んでいる主人公が「人としての真理」に気づいたことで暗闇が明けていくという最近の定番スタイル。曲の方もサビなどかなり素晴らしく前作に続いてトップクラスの良さなのだが妙に気になる部分も多い。1番はひたすらシンプルに静かに歌っているのだがラジオの雑音みたいな音がジ〜ジ〜なっていたり、ヒ〜ホ〜ヒ〜ホ〜と救急車が遠くで鳴っているような音が最初から最後まで延々鳴っているのも妙に気になって耳に障る。そのせいでかなりいい曲なのにあまりそう感じない。

2.スポンジ
スポンジ=洗う=心を洗え、みたいな感じで結局「人としての真理」という一貫したテーマを歌っている。復活以降は特にそうだがアップテンポになるとどうにも妙にファンキーなノリの曲になってしまう。この手の曲はちょっと苦手だ。

近年は「人としての真理」を歌い、かつての『MILK』で歌った「ダメな自分も好きにならなくちゃ」というフレーズに対しても今は「ダメな自分はなんとかしなきゃ」という考えに変わったというマッキー。すでにファンの間でも賛否両論が激しいのだが個人的には言っていることは確かに間違ってないし、落ち込んでるときに救われることもあるのでそれなりにいいと思っていたのだが、さすがにこうも続くとくどい気がしてきた。恋愛を歌わないのは別に構わないのだが、恋愛のときにそうしていたようにストーリー性のある歌詞とうまく絡められないのかな?と思う。特に今回の曲はそうだと思うんだけどほとんど説明文とか教訓になってしまっている。

評価★★★★☆

ラヴ・パレード ORANGE RANGE 2005/05/25 レンタル 初登場1位 売上44.2万枚
1.ラヴ・パレード
ものすごいギターサウンドでおそらく彼らの中では最もロックバンド色の強い曲。けっこういい感じのサウンドではあるのだがギターがうるさすぎてボーカルが聴こえないのはどうかと思う。『花』に続いてまあ単純にいいメロディーだなと思えた。インタビューでの調子なんかから推測するになんか「こんな感じの曲、好きだろ?」とかニヤニヤ笑ってそうでムカつくが…。いつも低音で歌い、サビなどではちょっと不協和音に聴こえるRYO(ようやく名前覚えた)がラストではちょっと高めに歌っているのが新鮮。

2.沖葉原イナー O-721
O-721とあるとおり曲作りの中心となっているNAOTOの完全自己満足の曲。最近のC/Wはほとんどそうらしいのだがもはや歌はなくバンドでもなく(メンバー全員参加して無いらしいし)、わけの分からない電子音と変なコーラスや加工ボイスが鳴っているのみというやりたい放題具合。『花』のC/Wに続きまたしても勝手に挿入歌狙いなどとほざいていたが調子に乗りすぎである。

C/W放棄でやりたい放題という手抜き具合。お遊びもいいけど一応メジャーで商品として出してるんだからA面だけまともに作ってればいいやという姿勢はファンにも失礼なんじゃないだろうか。1000円出す気しないでしょ、こんなんじゃ…。

評価★★★☆☆

EVERY Mai Hoshimura 2005/05/25 レンタル 初登場32位 売上0.8万枚
1.EVERY
ドラマ主題歌ということだがあまり主題歌っぽい曲ではない印象。ドラマは見てないがなんか軽く流されてそうな…。昼下がりのカフェかなんかでかかってそうなオシャレな曲だが、今まででは一番好きになれない曲かもしれない。その分今までちょっと…なんて思ってた人は今回はいい!とか思えるかもしれない。じっくり聞くというよりは曲に身をゆだねてさらっと聞きたい感じ。

2.Summer of Love
アレンジャーは違うが雰囲気的には1曲目に近い昼下がりのカフェ風味(?)。こういう方向に向かうのか…。ピアノロック路線はどうした?元々「ピアノガール」だったのに『GET HAPPY』の後に「ピアノロック」と形容されまくったせいで「ロックだけではない」みたいな不満も言っていた記憶があるがその反動か?

背文字にはさすがに分かりにくいので星村麻衣と漢字で書いてあるのだがアーティスト表記は完全にローマ字になってしまった模様。絶対損してると思うけど…。

評価★★★☆☆

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