2006年2月発売編

桜色 竹井詩織里 2006/02/01 新品購入 初登場56位 売上0.3万枚
1.桜色
作詞:AZUKI七、作曲:桂花。デビュー時以来のAZUKI七の作詞だが改めてお願いしたわけではなくデビュー時からあったストック楽曲のようだ。まあ安定した出来でこの声が好きなら浸れるバラード。だがさすがにバラード連発は飽きてきた。もう少しテンポのある楽曲もA面で出して欲しい。

2.残像
作曲:今井万紀。やはり安定した出来。でもこの声が好きじゃなかったら退屈系C/Wとしか思わないかも。

3.或る日の朝に
初の自作曲。作詞作曲:竹井詩織里。かなり早い段階で自作曲が出て来た。将来的には宇徳敬子のような自作路線もありうるか?全体的はあまりメリハリはなく映画の1シーンのような曲。

全編曲は小林哲。ZARD辺りに出てくるとアレンジの薄さが気になるけど竹井さんにはそこそこ合っている。ただもう少し違う感じの曲も聞きたい。

評価★★★☆☆

砂を噛むように…NAMIDA 松浦亜弥 2006/02/01 レンタル 初登場14位 売上1.9万枚
1.砂を噛むように・・・NAMIDA
初の外部プロデュース。以前『風信子』で谷村新司に曲をもらったときもプロデュースはつんくだったが今回はつんく完全ノータッチ。謎の外人が作曲を手がけている。しかし編曲がたいせー&小西貴雄。市井ちゃんを売れないB級ユニットへと貶めたたいせー。シャ乱Q時代も出番がなく市井ちゃんのユニットによって数々の作編曲を担当したたいせーはたしかにシャ乱Q時代に楽曲作りにほとんど参加していなかったのが分かるような冴えない曲を連発した。作曲はいいとしてもアレンジの安っぽさがひどかった。そのたいせーが編曲と聞いてかなり不安だったがキーボードをピロピロ鳴らしまくったりはせず無難なアレンジに仕上げてきた。ひとまずは安心だ。地味なバラードといえばそうだがこれが意外と聞ける曲。つんくの退屈バラードに比べれば格段に名曲。

2.ハピネス
つんくが手を引いたことが大きく影響したのがこのC/W。もう完全に数合わせの適当全開/手抜きで聞いてられなかったここ最近のC/Wに比べて今回は非常にレベルが高い。問題なのはこの曲もバラードで最近バラードばっかという印象になってしまうことだ。シンガー路線への転向=落ち着いたバラードという図式はちょっと違う。またアイドル全開の曲を歌って欲しいとは思わないがひとまずアップテンポな曲を用意すべきだったかも。

評価★★★☆☆

ほんの少しだけ 槇原敬之 2006/02/01 レンタル 初登場19位 売上1.1万枚
1.ほんの少しだけ/槇原敬之 feat.KURO from HOME MADE家族
前作からマッキーの担当クレジットがKeyboardじゃなくてAll Instrumentsになってギターの小倉さん以外は表記がなくなった。ギター以外の楽器を全て自分で作るようになったのだろうか。そのせいか前作も今作もマッキーの曲の特徴でもあった温もり感がほとんど感じられないでなんだかそこそこ凝ってはいるんだが無機質な感じがしてしまう。今回はマッキーの歌とKUROのラップが並行して進行する。異色の楽曲だがどこか地味なのは派手さをいっさい排除したアレンジのせいだろう。ただ歌詞の面では「君にふさわしい僕になる為にもう少し待ってて」みたいなラブソングになっている。ついにラブソング回帰、しかも説教臭さも一気に軽減した。その点は非常に安心した。

2.Gazer/槇原敬之
この曲も「弱い僕だけど君にふさわしくなれるように強くなりたい」みたいな感じのラブソング。とはいえ恋愛に関する教訓ソング的な部分も少し感じる。まあ前作までの教訓路線にいい加減ウンザリしていたので雰囲気は変わって非常に良かった。

評価★★★☆☆

ソメイヨシノ(初回盤) ENDLICHERI☆ENDLICHERI 2006/02/01 レンタル 初登場1位 売上16.3万枚
1.ソメイヨシノ
堂本剛ソロプロジェクト。作詞や作曲の表記もENDLICHERI☆ENDLICHERI名義となっている。さらに編曲にまで参加しているなど力が入っている。曲の方はまあこれまでの作品と似たような感じで暗い雰囲気漂う。A面1曲目では『街』も『ORIGINAL COLOR』もそこそこ分かりやすくしてきていたが今回は最初からマニアック路線という印象。売れてはいるけどほとんど個人の人気だけだと思う。売れる楽曲ではない。好きな人は好きかもしれないが個人的もあまり好きじゃない。

2.濡れ鼠
こちらもこれまでのイメージにもあるようなディープな曲。ソロはもういいかな…。

初回盤は上記2曲のカラオケが3,4曲目、通常盤のみ3曲目『Blue Berry』

評価★★★☆☆

ベストオブヒーロー 倉木麻衣 2006/02/08 レンタル 初登場5位 売上5.6万枚
1.ベストオブヒーロー
ドラマ『ガチバカ』主題歌。学園モノらしい雰囲気なのだが…。どうにも軽くて印象が薄い。最近の曲は全部そうなんだけど…大丈夫か?

2.Cuz you'll know that you're right
特に言うことなし。

評価★★☆☆☆

Mr.Travelling Man TOKIO 2006/02/08 レンタル 初登場1位 売上14.2万枚
1.Mr.Travelling Man
作詞作曲:清水昭男、編曲:佐久間正英。この組み合わせはなかったかもしれないがどちらもソニー時代の作家。ポップ方面へ必要以上に向かうかとも思われたが普通に最近の方向性にそこそこあわせてきたポップロック曲。ここんとこ実験曲が多かったし前作も微妙にクセのあるメロディーだったので久々にストレートなシングルが聞けたような気がする。

2.夜を吹き飛ばせ(初回盤A、通常盤のみ収録)
ピアノが軽快な曲。これはなかなか心地いい。

3.Love is here(初回盤B、通常盤のみ収録)
ミディアムバラード。まあまあいい感じ。

4.明日を目指して(Piano Version)(通常盤のみ収録)
弾き語りではなく完全なピアノインスト。

評価★★★★☆

GIFT/愛は特効薬 広瀬香美 2006/02/15 レンタル 初登場85位 売上0.1万枚
1.GIFT
ここ最近はミディアムばっかりになってしまった。今回もそこそこ雰囲気はいいのだが…印象がどうにも薄い。

2.愛は特効薬
最近の中では明るい方。しかしどうにもしっくり来ない。なんていうか再ヒットはもう無理だなという…。

3.甘いお話 part3
上記2曲が両A面だったがC/Wのこの曲もレベルはそんなに変わらず。

評価★★☆☆☆

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