2006年3月発売編

太陽の下 レミオロメン 2006/03/01 レンタル 初登場2位 売上18.4万枚
1.太陽の下
ミディアム調。小林武史プロデュース色を強く感じる曲。完全なセルフプロデュースの3ピースバンドスタイル時代はまだちゃんと聞いていないのだが『3月9日』だとか『モラトリアム』だとか『アカシア』だとかあの辺りの曲とは確実に違う。売りにきている感じがするが全体的には地味目で安定感がある。いいとは思うがそこまで名曲!ってほどでもない。

2.チャイム
こちらはやや勢いはあるもののやはり小林武史の影響なのか全体的に柔らかい雰囲気。3ピースならではのちょっととがった感じは完全になくなっている。ちょっと惜しい気もする。

3.蜃気楼('06.1.28 live ver. at 三郷市文化会館)
初回盤には『電話』のライブバージョンも入っているようなのだがTSUTAYAには通常盤しか入らなかったようだ。シングルだった『電話』のほうが聞きたかったのだが…。ライブ音源にしてはあまりライブっぽく感じなかった。

評価★★★☆☆

ボクノート スキマスイッチ 2006/03/01 レンタル 初登場3位 売上12.2万枚
1.ボクノート
映画『ドラえもん』主題歌。元々ドラえもんにはドラえもんのテーマソングがちゃんと存在し、長年使われてきた。それだけにイメージもだいぶ固定されている。かつてドラえもんを歌ったほかのミュージシャンのようになるべくイメージを壊さないように意識したかのような無難な作り。全く同じ日に発売したレミオロメン『太陽の下』とミディアムテンポ、去年大ブレイクという共通項があるせいでなんか印象が激しく被る。派手さはないがこの手のミディアムからバラード調はすでに相当の安定感がある。今回もいい感じ。

2.猫になれ
ピアノ弾き語りバラード。悪くはないのだが…どうしても長く感じてしまう。

3.若葉<instrumental>
恒例のインスト。癒し系。

評価★★★☆☆

マイペース SunSet Swish 2006/03/01 レンタル 初登場8位 売上13.8万枚
最高6位
1.マイペース
1つ!数えて進めばいい〜♪の部分がとても気に入ったので借りてきた。もっとこの部分が連発される曲かと思ったが別にサビがあったのね。ちょっと思ってたのと違った。でもいい感じ。

2.砂のオブジェ
普通な曲。『マイペース』だけかな…。

評価★★★★☆

君は五番目の季節 森山直太朗 2006/03/01 レンタル 初登場13位 売上1.9万枚
1.君は五番目の季節
この曲名、ツアータイトルにもなっていたが曲として出来上がったらしい。これまでシングルに関してはハズレなし、名曲連発だと感じていたのだが今回は今まで一番ピンと来なかった。最初から最後まで盛り上がらず、消え入りそうな声で歌っているので印象が薄すぎるのが原因。

2.SHARAKUSAY
歌い方が変。というかたぶん長渕剛のパロディかと思われる。しゃらくせぇ!の言い回しといい、フォーク調といいこれはたぶん長渕パロディだろう。

3.神様(通常盤のみ収録。初回盤は代わりにDVD付)
お得意のギター弾き語りバラード。カツカツリズムとっている以外は完全に声とギターだけの弾き語り。退屈である。

評価★★★☆☆

悲しいほど貴方が好き
/カラッといこう!
ZARD 2006/03/08 レンタル 初登場6位 売上2.8万枚
1.悲しいほど貴方が好き
『名探偵コナン』エンディング。そして作曲:大野愛果、編曲:葉山たけし。前作で本格的に葉山たけしが復活し、アレンジにも勢いが増した。今回もそのアレンジはいいのだが連続して起用されている大野愛果はもう限界を超えているのは確実。世間のイメージじゃずっとそうなのかもしれないが今回初めて「昔の焼き直し」としか思えなかった。

2.カラッといこう!
『めざましどようび』テーマソング。やはり大野×葉山だがアレンジの方はタイトル通りカラッとした軽い感じにしている。同じタイアップだった倉木麻衣の『P.S. MY SUNSHINE』はさらに軽いアレンジになっていたが、ビーイングGIZAの朝のイメージってこんな感じなんだろうか。歌詞もほとんどそのまんまだし朝のテーマソングとしては文句のないできばえ。ただやはりメロディーは…普通以上に感じないだよねぇ。

評価★★★☆☆

小さな詩 MARIA 2006/03/08 レンタル 初登場10位 売上1.9万枚
1.小さな詩
解散したZONEのベースMAIKOが舞衣子と改名。衣の字に何の意味があるのかは不明だが…。事務所の後輩と新たなバンドを結成したのがMARIA。ベース、ボーカルで2人、ギターで2人、キーボード1人、ドラム1人の6人編成。これだけいればライブでもサポートなしでCDを再現できるであろう完璧な構成。しかも作詞を舞衣子、作曲をドラムのTATTSUが担当しており完全自作体制。インタビューからするに他のメンバーも作曲できるらしい。どうやら本格的なバンドとしてやっていくようだ。今回は歌詞からしても舞衣子の再スタートにあたっての決意表明が大きく出た感じになっている。アコースティック系が好きだとか言ってたMAIKOがロックとは少々意外だし、解散ライブで感じた声質の心地よさは曲調のせいもあってか微塵も感じられないのは残念だが曲も悪くないし、今後にも期待は持てる。

2.空来〜ソラ〜
作詞作曲は同じ。こちらは「離れてしまった2人」だけど今でもあなたを感じているよ、みたいなそういう感じの歌詞なのだがどうしてもZONEについて歌っているんじゃないかと思ってしまう。作曲能力に関しては思ってたよりも実力はあるみたいだ。

評価★★★☆☆ 

Communication Break 上木彩矢 2006/03/15 レンタル 初登場48位 売上0.5万枚
1.Communication Break
GIZA期待の新人らしい。細いボーカルが多い中でかなりパワーのある声。あまりGIZAらしくない。ていうか北海道出身だとか言ってるし何で関西拠点のGIZAなの?久々にインパクトのある新人だと思う。

2.HAPPY GO LUCKY
愛内の『ORANGE☆NIGHT』と同じ人が作曲。どうやらこういう系統の曲が得意らしくパンク調のロック。これがA面ではなくC/Wになってくる辺り気合の入れ方が違う。

3.CRAZY〜LIVE Ver.〜
インディーズ時代の曲のライブバージョン。といってもどうせパン工場ライブしかやってないはずなのでその時のものだろうけど。わりかしアコースティック調なロックをやりたいのだろうか?もっとエレキでガンガン攻めてもいいと思うんだけど。

評価★★★☆☆

VS misono 2006/03/29 レンタル用CCCD 初登場4位 売上3.9万枚
1.VS(ヴァーサス)
ソロデビュー作。dat時代中盤以降は放棄していた作詞がついに復活。ちゃんと単独名義。自分と戦えといった感じの応援ソングになっている。歌の上手さでは姉のほうがすごいのかもしれないが個人的には全てにおいてmisonoのほうを支持したい。

2.ガラスのくつ
作詞だけでなく初めて作曲も手がけている。案外datよりもソロのほうがいいかもしれない。

それにしてもソロでもmisono表記なのだろうか?なんていうか小文字だとすごく名前が小さくならないか?かといってMisonoやMISONOでもなんか変だし、本名にしちゃうとなんか別人っぽくなっちゃうし…。

評価★★★☆☆

GLORIOUS/PRECIOUS PLACE 愛内里菜 2006/03/29 レンタル 初登場5位 売上2.6万枚
1.GLORIOUS
ZARD、倉木に続いて愛内にも葉山たけしアレンジ。分かりやすい流れだなぁ。それだけいいアレンジャーがいないのだろうか。今回は最近のロック路線ではなく初期に近い路線。何も葉山たけしをわざわざ呼ばなくても尾城九龍あたりを召還すればやってやれないことはなかったような気もするが…。

2.PRECIOUS PLACE
エイベックスっぽいなぁ。さらにキーボード感が増したような曲。

3.GLORIOUS-A.C.E.2 ver.-
別バージョン。ゲームではこっちが使われているという事か。けっこう印象違う。

4.GLORIOUS-A.C.E.2 BATTLE MODE ver.-
5.PRECIOUS PLACE-A.C.E.2 BATTLE MODE ver.-

インスト。歌は入っていない。まあゲームで戦ってる時にバックでかかってる…のかな?

6.GLORIOUS-Another Composite Edition-
今度はリミックス。もうこのシングル通しで1回聞いただけでこの曲のメロディーお腹いっぱい。正直飽きます。

評価★★★☆☆

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