2006年6月発売編

SPLASH! B'z 2006/06/07 レンタル 初登場1位 売上32.6万枚
1.SPLASH!
『juice』とかに通じるエロロック。アルバム先行ということであまりシングル曲っぽくない。とかいつも言ってるんだけど『BANZAI』も『衝動』も『ゆるぎないものひとつ』も最終的にはけっこう好きな曲になっている。でも今回ばっかりはそんなに好きになれそうにない。いろんな楽器が入っていて最近にしては珍しく何年か前に戻った感じ。

2.MVP
わりかし90年代中盤頃のポップロックな路線。ハードに押し続けるよりもたまにこういうのがあったほうがホッとする。

評価★★★☆☆

手をつないで ユンナ 2006/06/07 レンタル 初登場50位 売上0.4万枚
1.手をつないで
期待を裏切らないいい曲。ピアノロック的な路線をしっかり守っているしボーカルも声量があるのでこういう裏声も出てくるような曲でもしっかり聞こえる。

2.Rock Star
「ほうき星」を書いた人の作編曲。なんだろう、A面目指して作ったけどちょっと弱いしもっといい曲あるからC/Wにしよう、みたいなそんな感じ。いや、勝手な想像だけど。

3.homegirl
作曲:ユンナ。自作第2弾。同じようなバラードで正直面白みはない。

評価★★★★☆

バイマイメロディー 平井堅 2006/06/14 レンタル 初登場2位 売上7.8万枚
1.バイマイメロディー
ポップな曲なんだけど普通かな、という印象。CMでもけっこうかかっていたし耳に残らないこともないんだけどそこまでではないっていうか。何か微妙に売れてないのも何となく分かる気がする。最近は亀田誠治が主流だった気がするがアレンジがポルノグラフィティのプロデューサー本間昭光に変わっている。

2.hug
こちらもCMソングだったのかな。バラード路線ではあるがこれまでの名曲の数々と並べると普通。

評価★★★☆☆

100もの扉 愛内里菜&三枝夕夏 2006/06/14 レンタル 初登場8位 売上2.9万枚
1.100もの扉
作詞は2人の連名、作曲はアニメ開始からコナンの劇中音楽を担当する大野克夫、編曲が古井弘人となっている。コーラス:スパークリング☆ポイントも一緒にテレビ出演させていたので一緒に名前を売り出したいのだろうが「ゴー!ゴー!」とか明らかにいらないコーラスを無理やり入れられてもなぁ…。曲はなかなかいい。GIZAは鎖国状態であちこち作家が兼任している割にこういうCD上でのコラボは案外少ないのでもっとこれからやればいいのに。

2.謎-rearrange version-
ビーイングによるコナン主題歌占拠が始まった最初の1曲、小松未歩のデビュー曲。今となっては完全にタイアップとしての利用にとどまっているコナンだが一応この曲はタイトルといい雰囲気といいコナンのミステリーという部分と合致していた曲だった。今回は葉山たけしによってかなりの速さのテンポにアレンジされている。原曲のアレンジが神様の域に達していただけに何ともいえないが悪くはない。

3.Still for your love-rearrange version-
今は消滅させられてしまったrumania montevideoのデビュー曲でエンディングに使用されていた。この曲も葉山たけしによってかなりのスピードアップが施されている。このやたら速いテンポにリアレンジというのは2曲ともそうだったがどういうことなんだろうか。ひたすらせわしない高速で進んでいくので何とも落ち着かない。わりとどっしりした曲だったと思ったのだが…。

4.100もの扉(TV version)
コナン使用バージョン。といってもたまにあるようにCDとTVでアレンジが全然違うというわけでもない。

評価★★★★☆

Get Your Dream TOKIO 2006/06/21 レンタル 初登場2位 売上7.0万枚
1.Get Your Dream
TBSのW杯ソング。タイトルは中村俊輔がつけたとかなんとか。応援歌というわりには少しダラッとした曲である。長瀬の歌い方もあまり気合を入れていないしそもそも曲調からして少しダラリとしているのであまり応援歌っぽくない。それでもけっこういい曲ではあるのだが大衆受けを意識してしまうのかバンド以外の音をチャラチャラ入れてしまうのは辞めたほうがいいと個人的には思う。

2.Parasitic Plants(通常盤のみ)
バンド以外のフォンフォン系の音は排除したストレートなサウンド。ここ最近はC/Wの方がバンドTOKIOしていて好きだ。もっとバンド路線を開花させて攻め気でいけば男ファンも増えて新たな方向へ向かえると思うのだが…。移籍直後の01年にそうなるのかと思ったのだがその後はまたソニー時代に回帰したようなポップな作風や迷走が続きハッキリしない。

3.Symphonic(Live version)(初回盤A、通常盤のみ)
移籍第1弾アルバムだった『5 AHEAD』の最終曲。壮大なこの曲を初のライブ音源で収録とは嬉しい限りだ。バンドTOKIOの姿を聞くことができて満足。

4.君を想うとき(Live version)(初回盤B、通常盤のみ)
ソニー時代の代表曲の1つ。最高位こそトップ10ギリギリながら初めてロングヒットを記録し当時すでに累計10万割れも当たり前になってきた時期に20万枚まで伸ばした。前曲からそのままつながり長瀬のアカペラで一番を歌い上げて2番以降バンドが入ってくるというライブならではの感動的な仕上がり。

評価★★★★☆

Diamond Wave 倉木麻衣 2006/06/21 レンタル 初登場7位 売上2.9万枚
1.Diamond Wave
作編曲:徳永暁人による爽やかサマーソング。前作と同じくポップで聞きやすいのだがあまりに薄味すぎて全然印象に残らない。これは。決して失敗曲というわけではないが売れなくなるのは納得するしかない。元からいい意味での軽さが良かったわけだけど(少なくとも個人的には)今の軽さは本当に軽いだけである。

2.SAFEST PLACE
大野愛果×池田大介。昔なら超期待の組み合わせだが華麗にスルーされゆくサマーソング『Diamond Wave』のほうがA面に選ばれているわけで…。あまり印象に残らない。

3.Diamond Wave〜gland bleumix〜
マジで作家不足か、リミキサー達が仕事したがっているのか。ここ最近のGIZA歌手、3曲目がライブバージョンとかリミックスばかりになってないか?

評価★★★☆☆

みんなのうみ TUBE 2006/06/21 レンタル 初登場20位 売上1.2万枚
1.みんなのうみ
NHKの「みんなのうた」。本当に何の間違いもなく純・童謡。誰もが知ってる童謡「うみ」をカバー&リメイク&新制作したような曲。「うみ」を意識したような童謡的メロディーラインによるオリジナルソングの後に突如童謡「うみ」のまんまカバーが挿入され、最後は童謡「うみ」の歌詞に乗せて前半のオリジナルメロディーで歌うという展開。いかに頑張ろうともスタンダードな童謡「うみ」と並べて新しいメロディーが強烈に残ることは不可能だしTUBEファンでも少々辛いかと思われる。これ1曲で1020円という通常料金を取るという鬼の発想は曲の良し悪し以前に正直詐欺の領域に半分達しているような気がしてきた。前作もそうだった1曲1020円。安くするかしないなら特典をつけたほうがいい。

評価★☆☆☆☆

The Rainbow Star ENDLICHERI☆ENDLICHERI 2006/06/28 レンタル 初登場1位 売上13.5万枚
1.The Rainbow Star
元々これをデビュー曲にしたかったらしい。一応応援歌ということになっているがファンキーな曲調といい、相変わらずなアイドル的な売れ方と内容が全く噛み合っていないが音楽ファンにはウケそうなマニアックな曲である。どういう方向でいきたいのかイマイチよく分からないのだが少なくともカラオケ仕様の売れ線をやる気は全くないようでとにかくやりたいようにやっているのだろう。にしてもサビのレインボ〜スタ〜♪の後の間が微妙に長いような気がする。

2.いきてゆくことが
だるい…だけだ。

3.あなたが何処で今宵誰の腕の強さを想うか(通常盤のみ)
通常盤にしか収録されてないこっちのほうが『The Rainbow Star』寄りの楽曲になっており、あっちの曲調が気に入った場合必ずこの曲も聞いた方がいいだろう。どういうわけかこの時期にハッピークリスマスとか歌っている。しかし歌詞以外は全くクリスマスソングの雰囲気はない。

本当に固定ファンは剛じゃなくて曲を気に入って買っているのか?剛が歌うなら何でもいい曲!なんて熱心なのが10万人以上いるのだろうか。

評価★★☆☆☆

ハネウマライダー ポルノグラフィティ 2006/06/28 レンタル 初登場2位 売上20.3万枚
1.ハネウマライダー
ポカリCMソング。『ミュージックアワー』(その後の『サウダージ』も秋ごろに少しだけ使われた)以来となるこのタイアップ。昨年から続投の綾瀬はるかが袋詰めになってジャンピングしたり、水上ジャンプに失敗してドボンしまくるバックでかかっているだけあってサビはけっこう馴染んだ。とはいえak.honmaの曲は明らかにインパクトがなくなってきており、かつてのような勢いはあまり感じられない。まあもう7年もやってるし落ち着いてきたというところなんだろうけどこの人たちの場合なんか無理して売れ線でいようとしている気もするのは気のせいか?

2.ジューンブライダー
昭仁曲。タイトル通り結婚がテーマのゆったり曲。メンバーの曲に関しては昔からあんまり変わらない印象である。まあ微妙ってことなんだけどこれは好みの問題である。

3.タネウマライダー
ak.honma曲。歌い方も崩しており遊び心も入った曲でノリはいいのだがやはりあまり残らない。とはいえノリの良さで『ジューンブライダー』よりはいいかな。

評価★★★☆☆

戻る