2006年9月発売編

返信/シンクロニシティ(素敵な偶然) 竹内まりや 2006/09/06 レンタル 初登場8位 売上3.2万枚
1.返信
少し暗いタイプの曲。安定していい曲。

2.シンクロニシティ(素敵な偶然)
こちらのほうが明るい。やはり安定していい曲。

次のアルバムいつになるか分からないしなんとなく借りたんだけど今回はまあ悪くないけどこれまでの名曲の数々と肩を並べるほどのものでもない感じ。あまり印象に残らなかった。

印象度★★★☆☆

今が大好き ユンナ 2006/09/06 レンタル 初登場71位 売上0.2万枚
1.今が大好き
今しかできないことをしようと歌う中高生向け応援歌。ピアノを弾けると言ってるけど、1stアルバムの時点でレコーディングでは一度も弾いてなかった事が発覚しているのだが今年に入ってから演奏者クレジットまでしなくなっていて弾いてるかは不明。だがピアノを上手く生かしたポップな曲調は聞き心地がいい。

2.祈り
これまでC/Wは正直そこまででもなかったが今回はなかなかにいい感じである。

3.今が大好き(韓国語version)
ユンナ自身が韓国語に訳詞している。歌が韓国語になっただけでアレンジなどは変化なし。

4.祈り(韓国語version)
思ったよりも訳詞に時間がかかってしまったせいかこちらは翻訳家任せ。

評価★★★☆☆

夏音/変な夢〜THOUSAND DREAMS〜 GLAY 2006/09/13 レンタル 初登場1位 売上14.9万枚
1.夏音
恒例のモヤモヤ系バラード。シングルでは本当にバラード続きになってしまっていて、すっかりGLAYは地味でおとなしくなったなとか思われてそうだが単独で見ればまあ今回もそれなりにいい曲。近年のモヤモヤ系バラードの中ではトップクラスだと思う。

2.変な夢〜THOUSAND DREAMS〜
シングル1曲目はバラードばかりなのだが、それ以外ではけっこう攻撃的な曲をやりまくっており、比重だけ見れば実は攻撃的な曲の方が多いのが最近のGLAYの特徴。ただ問題なのは攻撃的な曲のほとんどは勢い重視でメロディーがてんで冴えないことである。何故か両A面になっているこの曲だが正直A面の風格は感じられない

3.Lock on you
こちらも勢い重視曲。昔から曲のパターンが少ないといわれていたGLAYだがここにきてアップテンポ系の曲がみんな同じように聞こえてくるという状況が加速している気がする。同じようでもどれもインパクトがあった全盛期と違って、今はインパクトが全然ないので決して駄作とまでは思うことはなくても印象に残らない

評価★★★☆☆

Thanks! GAM 2006/09/13 レンタル 初登場5位 売上3.5万枚
1.Thanks!
松浦亜弥主演の映画「スケバン刑事」主題歌。松浦の新曲も2月から滞っており、アルバムリリースもオリジナルは2年以上ない。にも関わらずコンサートは続けているというかなり閉鎖的状況。映画も恐らくヒットしたという話題は聞かないのでファン以外見てないという寒い状況は間違いなさそうだが、どういうわけかここにきて藤本美貴とのタッグを組むことに。藤本はソロを1年間やってそこそこの成功を収めながらもモーニング娘。に編入させられ見事に埋もれてしまっていた。普段から仲が良いというこの2人が組むということは2年前くらいならまだもう少し話題になっていそうだが今となっては完全にスルーされるのみである。曲の方はタイアップ先の映画のほうが昔のアイドル映画のリメイクということもあってか、少し80年代っぽい古い空気を感じる。2人ともわりと声に特徴があるので実は案外合わないのかもしれない。2人とも普段とは(といっても藤本は02年のソロの時以来まともに歌声を聞いてないので最近知らんけど)少し違う声色を使っている感じ。最近のハロプロはもう一般人を意識せず、残ったファン向けにアイドルアイドルした80年代的活動をしているようにも見えるけど(80年代ってのは正確には分からないけどあくまでイメージ的に)これもそんな感じ。そこまでいいとは思えなかった。

2.蜃気楼ロマンス
だる〜い雰囲気の曲。なかなか曲が進まなくて聞いててじれったい気分になってくる。

印象度★★★☆☆

風になって 森山直太朗 2006/09/13 レンタル 初登場18位 売上0.7万枚
1.風になって
笹路正徳が今回から全面的にアレンジを担当。タイトル通り風を感じる曲。そういう意味で昨年の「風花」にも通じるものがあるが、あれよりもさらにさわやかに吹き抜ける感じでとにかく吹っ切れている。「生きとし生ける物へ」とか歌ってた力強さは完全に鳴りを潜めて今年に入って特に歌い方も完全に力が抜けており、パッと聞いただけでは一瞬誰だか分からないくらい雰囲気は変わってきている。いい曲ではあるのだが力が抜けたことで確かにひっかかりがなくなって、存在感もかなり薄くなったようにも思える。一気に売れなくなってしまった原因はその辺にあるのかも。

2.愛のテーゼ
笹路アレンジらしいまとめられたバンドサウンド的落ち着いた曲調。雰囲気はいいのだが印象は薄い。

3.メビウス
恒例ともいえるギター1本弾き語り曲。味はあるのだがこの人の弾き語り曲は実はあまり好きではない。

評価★★★☆☆

三日月 絢香 2006/09/27 レンタル 初登場1位 売上23.7万枚
1.三日月
デビュー前からあったというバラード。auのCMでもかかりまくっていたがこれは確かに名曲である。デビュー曲「I believe」もなかなかいい曲だったがそれは軽く越えている。06年の秋〜初冬にかけての代表的ヒット曲になりそうである。何年かたってもこの曲が06年秋の光景を思い出させてくれる、みたいなそういう曲になりそうだ。

2.君のキスで…
「三日月」を4枚目まで待った理由としてバラードシンガーとしてのイメージ定着を避けたかったというのがあるようだ。事実限定の2ndや月9主題歌の3rdはパワフルなボーカルを生かしたアップテンポ曲だった。この曲ではバラードシンガーではない絢香の一面を感じられるのだが、こういうパワフル系のいかにも歌上手〜い!的なボーカルって案外苦手だったりする。

3.夢のカケラ〜Live Version〜
(ayaka -Acoustic Round Vol.1-"SOUNDS REAL"2006.5.26 at Shibuya O-EAST)

アコースティックライブでの音源らしいがスタジオ音源と変わらずブレないボーカルに絢香の上手さを感じる1曲。

1stアルバムは迷う。かなりの話題作にはなりそうだが正直この手のボーカルはそんなに好きではないし、「三日月」や「I believe」などのバラードはどっちかというと浮いた存在だと聞くし…。

評価★★★★★

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