2006年11月発売編

Like a little Love 竹井詩織里 2006/11/08 購入 初登場59位 売上0.2万枚
1.Like a little Love
作詞:AZUKI 七、作曲:徳永暁人、編曲:小林哲。冬の名バラード。なんか3作連続で作詞がAZUKI 七というストック掘り起こしのような展開は気になるがとにかく今回は名曲。ギター、ベース、ピアノだけでなくドラムまでしっかり使った生音重視のサウンドも今までの打ち込みと比べるとやはり全然違う。これでもう少し盛り上がりがあれば、それこそ大名曲にも化けそうだったが徳永がかつてそこまで記憶に残る名曲を書いた記憶がないので仕方がない。ただこれまでの作品の中では最高傑作

2.あたたかな冬の日
作曲:今井万紀、編曲:小林哲。こちらもそれなりにいい曲。今回冬っぽさでまとめているので全体的に統一感がある。

3.流星
自作、編曲:麻井寛史。てっきりスローバラードかと思ったらそれなりにテンポのある曲。今のGIZAに大してずば抜けた作家もいないので作家の1人としても活動できそうな気がする。

買うんだったら最低はいつもこのくらいのクオリティは欲しい。

印象度★★★★☆

しるし Mr.Children 2006/11/15 購入 初登場1位 売上73.6万枚
1.しるし
ダーリンダーリンって歌詞がなんかひっかかるが雰囲気でそこはカバーされていて聞いてるとそこまで気にならない。「Sign」などに通じる王道系バラードだなという感じでかなり良くはあるのだが特に驚きとかはない。

2.ひびき
コーラスなども駆使して非常に初期のサウンドを今のミスチルで再現してみました的な曲。初期っぽいというのはあったがここまで初期を意識したのは何気になかった気がする。よく聞いたらそんなに良くなくて聞かなくなってしまった前作のC/Wと違ってこれは何度も聞きたい1曲。

3.くるみ -for the Film- 幸福な食卓
リメイク。映画監督から小林武史に楽曲使用したいという依頼があったといういきさつが新聞記事になったのを読んで小林がまるでバンド代表みたいな窓口・仕切り屋的な様子で書かれていて正直期待してなかった。案の定ピアノ独唱でスタート。やっぱり小林武史のオーバープロデュースだよ、最近はピアノやストリングスばっかりだな…とかなりガッカリ。このまま小林と桜井の2人だけでバンドメンバー置き去りにするならBank Bandでカバーしろよとさえ思ったのだが最後のサビになってバンドが登場感動。そうだよね、じゃないとミスチルでリメイクする意味ないよね。

印象度★★★★☆

ラブリーキャッツアイ misono 2006/11/01 レンタル用CCCD 初登場14位 売上1.6万枚
1.ラブリーキャッツアイ
目下ダイエット企画敢行中リリースの曲。ダイエット企画の初回では人間としてどうなのかというくらいエイベックスのスタッフやダイエットスタッフに文句ばかり言いまくっていたmisono(11月や12月の放送では態度も落ち着き、考え方も前向きになった模様)。それより前かその頃に出来た曲だと思うのでなんかいろいろ大変な背景が想像されるが…。そういう背景をもう聞いてる側も知ってるせいなのかイマイチ元気が感じられない…ような気がしてしまう。なんていうか悪くないんだけどdat以上に売れる気は全くしない

2.Tomorrow
岡本真夜のカバー。有名な曲だがCMで起用されたのが好評で収録されたらしい。どうやら暴力的にギターガンガン鳴らす系がmisonoのサウンドの方向性のようだがこの曲もテンポを上げてポップな原曲に比べてロック風になっている。個人的にmisonoの歌声は好きなので悪くはないのだが、カバーとしては本来のこの曲に対して持ってたイメージとは少し違う。

どうもソロになってからキーがオーバー気味のような。かなりキンキンなサビを連発しているがそんなに無理せんでも…。

印象度★★★☆☆

コ・モ・レ・ビ 高橋瞳 2006/11/01 レンタル 初登場50位 売上0.2万枚
1.コ・モ・レ・ビ
前作に続き元JUDY AND MARYのTAKUYAプロデュース。映画「手紙」主題歌。前作は攻撃的な曲だったが今回は一転してバラード。売れないのでソニー特有の路線コロコロモードに突入したのか?C/Wやアルバムでも見せていなかった優しい歌声は新境地ではあるが…。なんかTAKUYAじゃ合わないんじゃないかなぁという気がする。前作のC/W含めて3曲になるが方向性がてんでバラバラで一貫性が感じられないし。まあそれはTAKUYAというより発注側の意向かもしれないけど。

2.DRIVE
175Rのボーカル兼メインライターshogo作曲。これまで作詞はしても必ず共作名義だったが今回は初めて高橋瞳の完全単独作詞。この子、ラブソングは全然書かずに生きることや希望を歌うことが多いが今回もその方向性。単独ということでようやく書きたいことが表現できるようになったのか。ノリといいサウンドといいこっちの方が初期コンセプト寄りの方向になっている。これをぶれずに続けられるかがポイントだがいかんせん売れないので今後は迷走が予想される…。このままがいいんだけどねぇ。今回はC/Wの方が好き。

印象度★★★☆☆

涙のふるさと BUMP OF CHICKEN 2006/11/22 レンタル 初登場1位 売上25.8万枚
1.涙のふるさと
初めてBUMPのCDを借りたけどこれはなかなかいい。どこか入りにくい雰囲気があったんだけど入ってしまえばはまるタイプの歌手である。インパクトもあって飽きない。

2.真っ赤な空を見ただろうか
C/Wもちゃんと作るタイプらしい。しかもアルバムには収録しないらしい。実験とかおふざけはシークレットトラックの方でやっているようである。1曲1曲が濃密というか、あまり飽きない。リリース開きまくりでもファンが減らない理由が分かった気がした。

S.T.おるすばん
2曲目終了後に隠されたシークレットトラック。BUMPのCDではシークレットトラックは収録形態は様々(普通にもう1トラックあったり、カウントがマイナス秒の箇所に突っ込んであったり)だが必ず存在する。今回のは何だか微妙。

評価★★★★☆

千の夜をこえて Aqua Timez 2006/11/22 レンタル 初登場5位 売上12.3万枚
1.千の夜をこえて
映画アニメ「BLEACH」主題歌。DVD付初回限定の1260円と少しDVDの内容が少ない期間生産限定の1155円はいいとしても通常盤が1曲とカラオケで735円。この辺りの値段設定、ソニーは高い。何で8センチ時代よりコスト安くなったマキシで値上げになってしまうのか。アルバム先行ということだがアルバムを聞きたい気にさせるには十分な良メロ。まだ前作と合わせて2曲しか知らないが早くもAqua Timez王道ともいえるような前作寄りのメロディーである。前作のC/Wがイマイチだっただけに不安はあるがけっこういいバンドなのかもしれない。少なくともA面にハズレはないタイプのような気がする。あと今回からサポートでドラム叩いてた人が正式にメンバー入りして5人になったらしい。

評価★★★★☆

アカツキの詩 スキマスイッチ 2006/11/22 レンタル 初登場6位 売上3.6万枚
1.アカツキの詩
アルバム先行ということでさっぱり地味目。最初からアルバムプロモーション用と割り切ってのシングルカットだったのか、シングルとしてはイマイチ印象薄いけどアルバムへの期待は高まるような絶妙な1曲。

2.君曜日
またバラードかと思ったらほのぼの系の曲。アルバム未収録ということで、シングルまで聞いた人も何気にお得というかどうせバラードだろうと思ってたのでなんか聞いといて良かった気がした。

3.夕間暮れ<instrumental>
2人だけのピアノ二重奏。ギターとピアノというのは多いが2人ともピアノというのはたぶんはじめての試み。癒されます。

評価★★★☆☆

Harmony of December KinKi Kids 2006/11/29 レンタル 初登場1位 売上29.8万枚
1.Harmony of December
季節感のあるリリースが続いているが、今回も冬。なんか名曲風なんだけどメチャメチャ飽きやすくて微妙だった『SNOW! SNOW! SNOW!』に比べるとまったりしてはいるがけっこう何度も聞ける曲。それにしても光一は最近のサビではハモリに徹しているのか声があまり聞こえないな。

2.孤独の街角
かっこいい転がるようなテンポ感の曲。たまたまかもしれないけど、久々にC/Wでピンと来る楽曲に出会ったような気がする。

3.Nothing but you(初回限定盤のみ収録。通常盤は『さよなら』)
これも意外と悪くないバラード。もう何年もC/Wなんて耳に残らないし、ほとんど聞かなかったんだけど今回は何故かけっこう引っかかった。しかも2曲とも。

印象度★★★★☆

クリスマスの約束 ゆずおだ 2006/11/29 レンタル 初登場2位 売上12.6万枚
1.クリスマスの約束
A面で出すには静か過ぎて地味すぎる曲。THE ボーナストラックという感じがする。隠れた名曲としては相当の評判を集めそうだけどA面にするような曲じゃないというイメージ。とにかく「隠れた」雰囲気の曲。なんか話題のわりにあんまり売れなかったけど、実際あまり印象に残る曲じゃないしなんとなく納得。いい曲なんだけどシングルじゃなかった。

2.大好きな君に
小田和正の曲を3人でカバー。この曲は知らなかったし、数々の名曲に比べてというかゆずが有名曲を出してきたのに比べると地味。

3.いつか
ゆずの代表曲を3人でカバー。ゆずおだというユニット、3人のハーモニーを生かすためなのかアレンジが地味すぎる。結果的に印象が薄い。

印象度★★★☆☆

戻る