2007年2月発売編

WINDING ROAD 絢香×コブクロ 2007/02/28 購入 初登場2位 売上35.7万枚
1.WINDING ROAD
レコード会社同じということもあり、06年夏ごろからジョイントライブなどで披露されていた曲。日産との全面コラボにより、新たに日産からのレーベルを作ってのリリース。クレジットも3人連名だが、本当に3人で作っていった曲のようだ。小渕の曲にはあまりないソウルフルな雰囲気が全開なので絢香と黒田の志向が強いのかもしれない。サビは絢香メイン、小渕ハモリ、黒田オクターブ下。サビ以外では黒田メイン→絢香、そして絢香メインに小渕の高音ハモリでサビへ。間奏では3人がフェイク入れまくりという流れになっている。小渕の高音のハモリが随所で効いているが、黒田の方は主旋律を取っているAメロ以外は絢香のメインボーカルの下に低音で重ねている程度。案外ハモリ苦手とかだったりするのだろうか?そういえば主旋律以外歌ってるところってコブクロでもなかったような…。小渕の方はメインもできるし、今回のようにハモリやらせても上手いし、個人的に声質においても実は小渕の方が好きだったりする。3人に共通する夢を大事にしようぜという部分が全面に出た他者だけでなく自分達へも向けた応援歌。元気になれる曲である。1曲のみ555円(インスト付)だったので思わず買ってしまったが正解だったと思う。

印象度★★★★☆

空が泣くから(通常盤) ENDLICHERI☆ENDLICHERI 2007/02/07 レンタル 初登場1位 売上12.7万枚
1.空が泣くから
どこまで行くんだろうか、この人は。どんどん濃くなっていく世界観は正直もうついていけない感じだ。なんか格好も髪型もとんでもなくハイセンス。半分ボーズにしちゃったりして。ファッションと奇抜の違いは曖昧だが、普段着もあのハチャメチャな服装に近いというから、凄い。昔から硝子のハートだの言われていた彼だが、アイドル像を求められた10代前半からの彼を取り巻く環境はこういう人格を形成させたのか。百歩譲ってもチャート1位の楽曲ではないマニアックな雰囲気。全く別のチャート音楽とかに興味のない層から支持されそうな曲だ。故郷の奈良にインスパイアされた奈良ファンクということだが、その辺の風景を知らないのでよく分からない。はまる人はとことんはまるんだろうけど、ここまでやりたい放題やってて、まだ表の顔はジャニーズ所属の現役アイドルって過去にいないんじゃないだろうか。KinKi Kidsがあるからやりたい放題やれてるのか、もうこっちが本業でいいのか。こっち本業の方がいいような気もする。KinKiのほうが段々合間塗ってファンサービスでやってるみたいになってる。

2.Sparking
インスト曲。どうもファンクを突き詰めていく気らしい。初期はまだミスチルっぽさもあったんだけどインタビューでは「ファンクを突き詰めたらアフリカ民族系の音楽に行き着くんでしょうね」などとコメントしている。どこへ向かう気なんだ…。それにしてもインストなのに長い。5分近いとは。

3.Man〜あなたの宇宙に生きていたい〜(通常盤のみ)
限定盤では歌詞とアレンジ違いの『Woman〜あなたの宇宙に生きていたい〜』収録。これまたよく分からない感じだが、ちょっとはじけた感じ?とにかくもうアイドルとしての堂本剛を期待してはいけないし、本人も本当の自分の自己実現が目的でいろいろ展開させているらしいので、俺のように共感できない人間はとっとと去った方がいいのかもしれない。アイドルとか嫌いな人こそ聞くべきだ。あくまで次回作次第だけどもうレンタルする事もないかも。ただ、この人がいったいどこに行き着くのかは少し興味がある

印象度★★☆☆☆

ホットタイム/A.〜answer〜 misono 2007/02/07 レンタル 初登場22位 売上0.7万枚
1.ホットタイム
シングル初のバラード。作曲の阿部靖広って浅岡雄也の作曲にも登場している人だ。ソロになってからは高音張り上げる曲が多いのだが、この曲はその中でもキンキンの高音。少しでも調子悪ければとても出せそうにないほどに張り上げている。さすがにここまで無理しなくてもいいのでは…。全体的な印象は普通。

2.A.〜answer〜
やはりバラード。作詞作曲を自身で手がけている。みんなの理想のmisonoではなく、現実でもがき苦しむ等身大の自分を描いたようで、恐らくダイエット企画を通じて変わっていこうという決意をして書かれたと思われる。本人作曲はデビュー曲のC/Wでもやっていたが、なかなか悪くない。修行を積めばシンガーソングライターに開眼するか?

どうもエイベックスはレンタル用CCCDも廃止した模様。今回、CCCDではなくなっている。

印象度★★★☆☆

Season of love 倉木麻衣 2007/02/14 レンタル 初登場6位 売上2.9万枚
1.Season of love
03年以降、起用されなくなってしまっていたCybersoundが久々の復活。久々に渇いた空気も復活かと思いきやなんだかキレがない。この勢いのなさはもうどうしようもない落ち目感。まずもってメロディーが地味すぎるせいなのか。アレンジもCybersoundってこんな雰囲気だったっけ?確かに外人コーラス入ってたりしてるんだけど、初期模倣って感じがする。ただ声質にも合わない昨年のような突き抜け系ポップソングよりはこの方がいい。

2.Season of love-Latin lover remix-
リミックス…って今回C/Wなし?Cybersoundのメンバーがタイトル通りラテンっぽくリアレンジしたもの。タイトルがリミックスの様子を端的に表している分かりやすいタイプのリミックスである(リミキサーの名前とかじゃ何がなんだか分からん)。テンポはアップ。なんていうか…曲不足なのか。

3.白い雪-オルゴールバージョン-
本当に前作のメロディーをオルゴールアレンジしたというもので歌なし。しかも長い。オルゴールの音だけで5分半近くも続いても…。1コーラスでいいのに時間稼ぎとしか思えない。

印象度★★☆☆☆

うるわしきひと/青春のとびら いきものがかり 2007/02/14 レンタル 初登場17位 売上1.8万枚
1.うるわしきひと
前から気になってはいたんだけど、1stアルバムを前にしたこの曲、実に良かったので初レンタル。正統派ガールポップバンドはどれこれも短命で、Hysteric Blue消滅、ZONE解散以降は空白になっている感があるのでうまく入り込んでいけそうだ。

2.青春のとびら
少しダークな雰囲気もあるがそんなに暗くはない。あくまでポップバンドの王道を行っている感がある。それにしてもボーカルの子が童顔でかわいいのは分かるが、男子2名を奥に下げすぎている気がする。2人ともギター担当なのに、サポートでプロの人がギター弾いてるし、確実にメンバーが全部担当していると思われるのはけっこう頻繁に使用されているハーモニカくらいじゃ…。

3.春一番
キャンディーズのカバー。C/W3曲目は様々なアーティストのカバーが定番らしい。アレンジは他の曲と同じような感じでギターバンドサウンドでまとめている。

印象度★★★★★

Love so sweet 2007/02/21 レンタル 初登場1位 売上43.7万枚
1.Love so sweet
ドラマ「花より男子2」主題歌。ということで「WISH」に続いて良メロ系ジャニーズ王道ポップス。この手の曲に関しては衰えを知らない作家陣豊富なジャニーズ。過去の焼き直しとか大いなるマンネリといった事を特に感じさせず、ただただ親しみやすく歌いやすいポップスという好印象の方が上になる。そんなわけで耳に残るいいメロディーなのだが、嵐の楽曲としてはラップもないしつまらない部類に入ると思う。これまでのシングルの中でも悪い方ではないが他に好きなシングルがたくさんある。ただ売れるジャニーズ系の曲って基本的にどのグループが歌っても変わらないような王道ジャニーズポップが多いのも事実(そういう意味でジャニーズ王道ポップ連発のV6が全然ロングヒット出せないのはタイアップや状況の悪さが原因か?)。嵐の個性がもっと評価される機会はまだ先のようだ(って言っても過去の『a Day in Our Life』とか大いなる成功例があるけど)。

2.いつまでも
サクラップも入っている王道ポップ+ラップという嵐の基本形。大野のフェイクも全開だし、ポップソングの中で嵐らしさを出すという個性の面ではジャニーズの中で他に特徴的なグループはないと思う。C/Wにしてもいい曲。

3.ファイトソング(限定盤のみ収録)
作詞:嵐、作曲:二宮和也。かねてから宅録で作詞作曲を行なっていたというメンバー中でも実は作曲能力の高かった二宮の曲がついに登場。メンバーが作詞した自作曲。これまでにもコンサートや自分の番組などで出てきてはいたようだが、少なくともシングルで、自作曲の登場は初めて。明るい応援歌で、さすがに趣味で長年やってきているだけあってなかなかに耳に残るいい曲。一通りの楽器が弾けるらしいので、30歳辺りを目標に全自作自演のソロプロジェクトとか1回どうですか?

評価★★★☆☆

CHU-LIP 大塚愛 2007/02/21 レンタル 初登場3位 売上12.0万枚
1.CHU-LIP
2ndアルバム以来久々に聴いた。なんか今回のふざけた雰囲気を連続テレビ出演で見てたら妙に気に入ってしまった。謎のふりつけ込みでのインパクト重視の楽曲ながら、クレジットを見ると生ドラム使用でしかもDEEN's AORを支えた沼澤さんじゃないっすか!?2ndまでじゃ打ち込みばっかりだったからちょっと意外だった。

2.キミにカエル。
いかにもC/Wらしいアコースティック調の小品。なのだがこちらも生音重視。いつからスタイル変わったんだろう。

印象度★★★★☆

HEART☆BEAT MARIA 2007/02/21 レンタル 初登場33位 売上0.5万枚
1.HEART☆BEAT
作詞作曲はメンバーのいずれかで編曲だけ外部任せというスタイルらしい。MAIKOの再出発の決意表明だった1st、不安感を前面に押し出した2ndと来て今回は新たなステージへ向かう前向きな明るい曲。元気になれる1曲。それにしても惜しいのが舞衣子の声質で…。やっぱりロック調の曲歌うと、解散ライブの時に感じたバラードでの声質の良さが皆無になってしまって魅力半減に思える。このバンドにはTOMOKAの声が合っていたように思う。

2.JUMP
やはりテンションの高い応援歌。シングルのリリース間隔が開いている代わりに、各シングルごとにコンセプトはしっかり固めているようだ。

3.high×2 フライング☆
やはり同系統の曲だが、おふざけ気味なバックコーラスが少々気になる。特にhighを連呼する時の奇抜なメロディーはインパクトはあるものの、何か嫌い。

印象度★★★★☆

∞Changing∞ BON-BON BLANCO 2007/02/21 レンタル 初登場80位 売上0.2万枚
1.∞Changing∞
何だか妙にかっこいい。作曲:小澤正澄、編曲:大島こうすけなのだが、大島こうすけ、前作辺りから現代風のサウンドを会得したようで以前のようなダサいギターサウンドや古臭いセンスが排除されている。今回、かっこよさがPAMELAHにも近づいている勢い。ギターは小澤かな?

2.朝日と海とこの想い
バラード。ありきたりといえばありきたりのバラードだが、以前に比べるとやはり聴ける。

3.カラッといこう〜A dios,Amigos!〜
ポップな曲。男性ラップ導入のイントロだが、3曲の中では最もパカパカしているもののやはりサウンドに以前のような古臭さや安っぽさはそんなに感じられない。

印象度★★★★☆

See you Darling 岸本早未 2007/02/28 レンタル 初登場84位 売上0.1万枚
1.See you Darling
もう買うのやめた。今回そこそこいい曲なんだけど、やはり買うほどではなくレンタルで十分。歌なんかはかなりうまくなってきたようにも思えるんだが…。ダンスとセットで魅せるタイプの歌手だと思うんだけどテレビ露出が全然できず、ライブだってパン工場しかないというのが惜しいところ。

2.epilogue
印象は薄い。C/Wって感じの曲。

3.Sweet Rider
珍しい本格バラード。2ndアルバム辺りまでは苦しい感じがしたけど、その辺の違和感はなくなっている。やはりボーカルは上手くなっている。ただ曲としてそこまでのものでもない。

印象度★★★☆☆

夢のつづき 竹井詩織里 2007/02/28 レンタル 初登場94位 売上0.1万枚
1.夢のつづき
なんだか気がついたらサビという、ボサノヴァっぽさ全開の曲。ようやく初期のAZUKI 七時代のストック曲もなくなったようで久々の本人作詞になっている。全然印象に残らない曲だったが何度か聞いてると雰囲気がつかめてくる。ただパーカッションまで使っておいてドラムは打ち込みというところが…。生音じゃないと活きない気がするんだけど。

2.バイバイ ララバイ
のほほんとした曲。ついにC/W2曲になってしまったが、倉木も実質1曲だったし、大丈夫か?岸本は3曲新曲だったけど、活動してない期間が長かったのでストックの可能性あるし。曲の方はいいにはいいんだけどこう何かもう1つないかな〜と思う。

印象度★★★☆☆

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