2007年4月発売編

Classics Three“PASTEL” 夢の蕾 DEEN 2007/07/25 購入 初登場29位 売上0.7万枚
T.夢の蕾<Aperitivo>
40秒程度のピアノと薄くかかるストリングスのインスト曲。シリーズ恒例の導入部。

U.夢の蕾
別れと新たな始まりを歌った王道バラード。最初は何だか地味に思えたが聞き込むとかなりはまる名曲に思えてきた。Cメロでは山根・田川のコーラスがメインになるなど変わった試みも。そっと背中を押してくれる曲だが、なぜこれが4月終わりの発売なのかが疑問である。明らかに1ヶ月間違えている。

V.僕の未来
アップテンポではないがさらに力強い曲。田川曲なのでまあらしいといえばらしいか。最初はこっちの方が耳に残った。やはり励まし系の歌だが、優しくかつ力強く背中を押してくれるような曲で、これは今のDEENじゃないと出来ないような気がする。

W.夢の蕾<Sorbetto>
アコギソロのインスト。

X.遠い空で<Acoustic Band Style>
14thシングルのリメイク。ここのところシングルのC/Wでアコースティックバージョンでのリメイクを2作続けていたがその方向性でのアレンジ。キーは下がっているが、いい雰囲気に仕上がっている。

Y.素顔で笑っていたい<Heartstrings Style>
11thシングルのリメイク。こちらは『キセキ』のような方向性でのリアレンジバージョン。原曲がけっこうまったりしていて、これはメロディーによるところが大きかったので多少、シリアスな雰囲気にしたところでまったり具合は抜けないのだが原曲とは違う方向性でいい感じになっている。これは『キセキ』に入ってても違和感がなかったと思う。これにて、B-Gram時代のシングルでのリメイクでは残るは『SUNSHINE ON SUMMER TIME』のみとなった。

Z.夢の蕾<Dolce>
サビメロをストリングスで締める。

評価★★★★☆

鼓動 GLAY 2007/04/04 レンタル 初登場1位 売上9.4万枚
1.鼓動
3連リズムのバラード、というほどでもないけどたぶんバラードという扱いにはなりそうな曲。何かいろんな意味で中途半端な気がしてきてあまり何度も聞く気にならない。

2.僕達の勝敗
最新アルバム『LOVE IS BEAUTIFUL』からのシングルカット。なんでわざわざカットしたのか不明だが、けっこういい曲に思えてきた。

3.棘
特になし。

印象度★★★☆☆

Dear My Life THE ALFEE 2007/04/04 レンタル 初登場4位 売上3.7万枚
1.Dear My Life
ここのところ凄く1パターンな気がする。曲調じゃなくて歌詞。マラソンタイアップの有無に関わらず、力強い言葉で「君ならできる」「君は君でしかない」「君にしかできない」みたいな事を終始言い続ける応援歌というパターン。あまりに同じような歌詞を量産しすぎのような気がする。

3.Dear My Life〜Acoustic Guitar Instrumental〜
3曲目のボーナストラックが3種異なり、桜井ジャケットが今作。坂崎ジャケだと『夢よ急げ』という曲のアコギインストで、高見沢ジャケだと今作のオリジナルインストにエレキギターのメロディーが入ったものになっているという。

印象度★★★☆☆

スケアクロウ the pillows 2007/04/04 レンタル 初登場13位 売上1.4万枚
1.スケアクロウ
初めてシングルを借りてきたがけっこう耳に残る良メロにギターロックサウンド、と今の好みにピタリはまった。何か一押しがあればガツンと売れそう。

2.ボーイズ・ビー・ロックスミス
レミオロメンが小林武史の影響を受けてなく、3ピースで力強さを増したらなんかこういう曲やりそう…という気がするどこかレミオロメンっぽさを感じる曲。

3.つよがり
Mr.Childrenの00年発売アルバム『Q』収録曲のカバー。原曲はピアノ中心のまったりバラードでベストに収録されるほどの人気曲だが個人的には好きじゃなかった。今回はシンプルにギター中心のサウンドでテンポも少し上がったように感じる。このバージョンの方が気に入った。

評価★★★★☆

東京にもあったんだ/無敵のキミ 福山雅治 2007/04/11 レンタル 初登場2位 売上13.7万枚
1.東京にもあったんだ
映画『東京タワー』主題歌のタイアップだが、以前「スローダンス」というドラマ主題歌で『東京』という曲を出したばかりだったので何とも苦しいタイトルになってしまったが、『東京』、そしてアルバムに入っていた『BEAUTIFUL DAY』とあわせて東京3部作らしい。完全に「いつもの」と化したアコースティックバラードになっているが、今回はちょっと長いし、はっきりしないしで歌詞なんかはいいんだけど曲自体はあまりピンと来なかった。

2.無敵のキミ
CMでかかっている曲。応援歌系の曲だが、もう少し普通にポップな『虹』みたいな曲とかもう聞けないのだろうか。

印象度★★★☆☆

七つの海を渡る風のように 愛内里菜&三枝夕夏 2007/04/11 レンタル 初登場6位 売上3.4万枚
1.七つの海を渡る風のように
すっかり葉山たけし頼りになっているが、旧ビーイング時代に戻ったかのようながっしり勢いのあるサウンドは最高。曲の勢い自体もさらに高まっているGIZA苦手でビーイング好きだった人は狂喜すること間違いない。今回はサビ歌いつなぎではなく、主旋律を愛内が歌って三枝が下コーラスで支えている。声量の差をうまく埋めていて前作よりも圧倒的にすっきり溶け合っているように感じる。

2.destiny-rearrange version-
旧OPだった松橋未樹のカバー。小松未歩をかつて地味化したある意味全盛期のGIZAサウンドの立役者的存在の大賀好修によるアレンジ。GIZAがかなり旧ビーイングサウンドに戻っていく中で最初からGIZAだったこの人には厳しいのか、チキチキ打ち込み全開。ギタリストだけにギターだけはそこそこ頑張っているが、どっちかというと大賀によるリミックス曲といった印象。

3.願い事ひとつだけ-rearrange version-
旧EDだった小松未歩のカバー。こちらはまだ勢いがあって旧ビーイングサウンドの曲だっただけによりリミックスっぽさが増しているように感じる。今回のリアレンジというか実質リミックスを何故に大賀に頼んでしまったのか。

評価★★★☆☆

ルキンフォー スピッツ 2007/04/18 レンタル 初登場3位 売上4.8万枚
1.ルキンフォー
王道の名曲。亀田誠治プロデュース体制にも変化無く、すっかり安定したサウンドを確立した感がある。今作はジャケットデザインが前作とまるまる同じになっている。そろそろアルバムも期待したいところである。PVでは過去のPVの印象的な場面の再現的なシーンが数多く見られる。なんか集大成みたいだが、なぜなんだろう。

2.ラクガキ王国
C/Wでは攻撃的ロック。アコースティックナンバーとかも続いていたのだが、前作からまたロック路線に戻っている。相変わらず手抜きの無い曲で安心。

印象度★★★★★

誰の為でもなく君に… 河村隆一 2007/04/18 レンタル 初登場15位 売上1.7万枚
1.誰の為でもなく君に…
04年以来の久々のソロ作はソロデビュー10周年ということでファンへの感謝を歌った王道バラード。アレンジャーもこれまで見なかった人物で、97年、01年、02年、04年とも違う雰囲気。ていうか今挙げた4年しかソロでのリリースしてないんだな…。今回まず歌い方が冒頭から違う。隆一節とでも言うべき濃い歌唱を抑えて、かといって01年のようなさわやかさを意識したわけでもなく、非常に高音すっきりとさせた歌い方になっている。いい意味で力抜けている。曲自体はそこそこのインパクトもあるものの、まあシングルとしては普通かなといった感じ。

2.Flow(初回盤A、通常盤のみ)
もう少しテンポのある曲。普通。けっこう自然体でいい感じ。

3.きらめきの向こう(初回盤B、通常盤のみ)
普通のシンプルバラード。

4.誰の為でもなく君に…(piano)(通常盤のみ)
01年までは恒例だった表題曲インストが久々の復活。でも枚数上は2作ぶり。

評価★★★☆☆

夏風便り/ココロ予報 RAG FAIR 2007/04/18 レンタル 初登場19位 売上1.1万枚
1.夏風便り
初夏らしいさわやかサマーソング。さわやかな風が吹き抜けていくような本当に気持ちいい曲。今回はピアノやドラムも使用しており、ごく普通のポップソングアレンジにハーモニーを重ねたような形になっている。おっくんのボイパもかすかに聞こえるのだが、リズムのメインがボイパじゃないシングルって今までにあったっけ?とにかくRAG FAIR、すっかり消えた人たち扱いになっちゃってるけど、今こそ聞くべき。

2.ココロ予報
ピアノも入っているが、こちらはアカペラ色を全面に出した明るい曲。メンバーの引地が作詞作曲編曲(編曲はアレンジャーと共同)を手がけている。どうやらメンバーの中で最もアレンジ能力に優れているのは彼らしい。やはり純粋に聞いてて気持ちいいポップス。

3.ココロ予報(Weather Forecast Version)
シャララ〜♪のサビの部分をひたすらコーラスしまくる短いバージョン。1回だけ「ココロ予報」と言っている以外はシャララで通している。ピアノもなくなってこれは完全にアカペラだけの音かな?収録意図はよく分からないが、いい感じ。

評価★★★★☆

BRAND NEW SONG KinKi Kids 2007/04/25 レンタル 初登場1位 売上22.1万枚
1.BRAND NEW SONG
久々のタイアップソング。本人出演のCMソングということでさわやかな仕上がり。生音にこだわっているのか、この手の曲には珍しく打ち込みなしで生バンド演奏。山下達郎のような落ち着いたポップスアレンジに仕上がっている。ちょっとゴージャス風味。肝心の曲はシュビドゥ〜♪は覚えやすいが…。何か違うというか。KinKiの場合、いろいろとこだわりすぎた結果どこか聞きにくい感じになってしまっている。

2.Stay

3.hesitated
通常盤のみ収録。初回盤は別の曲収録のジャニーズ商法。

印象度★★★☆☆

空の奇跡 CHEMISTRY 2007/04/25 レンタル 初登場9位 売上2.5万枚
1.空の奇跡
ベスト後、1発目は前向きアップテンポ曲。いつものまったりバラードじゃもう彼らを聞くことはなかったかもしれないが、勢いのある曲だったので耳に引っかかって久々に借りてきた。そこまでずば抜けた名曲というわけではないが、勢いがあっていい曲。もう少しヒットしても良かったと思う。

2.雨上がりの虹のように

3.Top of the World(RYUKYUDISKO TROPICAL BEACH REMIX)

印象度★★★★☆

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