2008年6月発売編

虹が消えた日 秦基博 2008/06/04 レンタル 初登場13位 売上1.4万枚
1.虹が消えた日
少し落ちたところからもう一度始めようという曲。確かな希望が見えてくるじんわり来る曲だが派手さはあまりないのでパッと聞いた感じだと印象は薄かった。

2.季節が笑う〜Bittersweet Lovers〜
まったりレゲエ調。この手のテンポはどうも苦手。

3.Baby,I miss you
こちらもわりかしまったりポップ。流して聞いてる分には心地いいけどじっくり聞いてるのは個人的には退屈。

評価★★★☆☆

regret 星村麻衣 2008/06/04 レンタル 初登場30位 売上0.6万枚
1.regret
ローマ字時代の滑らかポップ+初期のもう少しバンド風路線って感じで安定なんだろうか。アレンジャーの方は安定してないので模索はしているようだけど…。今回は鈴木Daichi秀行。思えば初期は自ら編曲までしてたんだよなぁ…。それにしても曲はいいのにさっぱり売れない…。もう1つ何かほしい感じもするけど。

2.ラヴ・チューニング
シライシ紗トリが編曲。アップテンポだがロック調にまで至らない。初期に一時導入したピアノロック路線もやればいいのに…。どうも平和的な方向に落ち着きすぎてるのが気になる。

3.桜日和×押尾コータロー
配信限定で春にリリースしていた1年前のシングルのアコギバージョン。既に1度ピアノ弾き語りでもやっているんだけど、そんなにお気に入りの曲なのだろうか。

4.regret(D.Gray-man エンディングVer.)
アニメ主題歌ってことで1コーラスバージョン。ていうかけっこう切ない系のラブソングだがこれそういうアニメなの?絶対違う気がするんだけど…。

評価★★★☆☆

あたしの街、明日の街 高橋瞳 2008/06/04 レンタル 初登場43位 売上0.3万枚
1.あたしの街、明日の街
高校卒業を機に仙台から上京したようなので、その決意をそのまま歌詞にこめたと思われる。決意の歌ということで響くものはあるし、音自体はけっこう好きなんだけど、印象が薄すぎて記憶に残らない曲である。

2.mother's car
母への感謝でも歌うのかと思いきや、中心は失恋の歌で母さん関係ない。前曲に続いてこれもロック調だがミディアムテンポなので雰囲気的には重たい。

3.ミス・レイディ
一転して爽快ロック。こういうのが王道スタイルになってくと思われるが…。とりあえずロック路線で固定されているのはいいけど、やはりこの辺はソニーらしいところでもうちょっととんがった部分が欲しい気もする。

2ndアルバムでのTAKUYAプロデュースを離れて、平出悟が全面プロデュース。作編曲を平出悟が3曲とも手がけており、JUDY AND MARY時代から作詞に介入したがる傾向のあったTAKUYAが離れた事で作詞も単独で高橋瞳本人で3曲統一された。

印象度★★★☆☆

VERB GLAY 2008/06/11 レンタル 初登場1位 売上12.0万枚
1.VERB
かなり絶望を見据えた上で、何とか希望に立ち返ろうとする感じのお疲れ気味の心情をアップテンポな曲調に乗せて歌うも、全体的に雰囲気が暗い。というかもはや雰囲気にほとんど変化がなく、メロディーとアレンジに関しては前作とそんなに違いを感じなくなってきた。大ヒット時代を終えて行き着いた先には何も無かった、虚無だった…みたいなところなのかな、今は。最近の曲の中では歌詞的にはかなり伝わってきて残るものがあった。この先の展開はけっこう楽しみ。

2.-VENUS
初回盤のみ収録。最近多い勢いMAXだけど印象に残らないタイプの曲。

2.STARLESS NIGHT
通常盤のみ収録。勢いもありつつ、さわやかさもある楽曲でどっちか選ぶなら通常盤をお勧めする。

3.WITH OR WITHOUT YOU
U2のカバー。淡々としている。

初回盤DVDには『STARLESS NIGHT』のライブ映像を使ったPV(音源はCDと一緒)と、『VERB』PV収録。

印象度★★★☆☆

C\C(シンデレラ\コンプレックス) High-King 2008/06/11 レンタル 初登場6位 売上3.0万枚
1.C\C(シンデレラ\コンプレックス)
モーニング娘。のリーダー高橋愛、田中れいな、Berryz工房のキャプテン清水佐紀、℃-uteのリーダー矢島舞美、ハロプロエッグから前田憂佳で結成されたユニット。名目は夏にやるモーニング娘。のミュージカル「シンデレラ the ミュージカル」の応援。清水矢島前田の3人は出演すらしないというのだが謎である。主題歌ではないし、応援って。曲名にシンデレラが入ってるものの、歌詞も曲もいつものつんくアダルト路線。借りるまでもなかったかな…。ただなんだかんだけっこう曲自体は耳に残って馴染んだ。

2.記憶の迷路
トランス調というかシンセ全開のサウンドが安っぽさしか演出していないような曲。

印象度★★★☆☆

SKY 大橋卓弥 2008/06/11 レンタル 初登場8位 売上2.2万枚
1.SKY
映画「DIVE!!」主題歌書き下ろしということで、水泳の飛び込みが舞台の映画だけに高く飛べみたいな曲になっている。普通にポップな楽曲だが、普通にポップすぎてやや面白みにも欠ける感じも。

2.Loopy!Loopy!
ややまったりしたポップス。あくまで王道にポップを貫くのか。そういえばソロ作品はさほど大作感も無いのに時間だけが5分軽く越える長い曲が多かったが、今作収録の楽曲は時間が短い。『SKY』も4分ちょうどくらいだし、この曲に至っては3分台で終わるのでけっこうスルッと聞ける。

3.永遠の果てに(VOICE×VOICE Vol.3:徳永英明)
シリーズ第3弾は徳永英明。彼のシングル曲のカバー。Drunk Monkeysメンバーの斎藤有太によるピアノだけのシンプルなバラード。基本的に交互に歌っているが最終的には2人で歌いピアノ1本ながらそれなりにドラマティックに盛り上がる。

印象度★★★☆☆

One Love 2008/06/25 レンタル 初登場1位 売上55.8万枚
1.One Love
ラップなしの全開ポップソング。さすがにヒット確実の「花より男子」映画版主題歌だけあって、一切の奇をてらわずに直球にして良質ジャニーズポップス。ストレートにいい曲。

2.FINAL REMIX feat.WISH,Love so sweet&One Love
初回盤のみ収録。過去の主題歌3曲をメドレーでつないだリミックス。基本的にサビ以外にも1コーラス収録している部分もあるがエフェクトがかけられていてサビで一気にはじけるリミックスになっている。時間も長くなく、すっきり聞ける。

2.How to fly
通常盤のみ収録。少しアレンジで変化をつけてみました的な雰囲気は実にV6の『蝶』収録曲群とそっくり。

印象度★★★★☆

痛い立ち位置 ポルノグラフィティ 2008/06/25 レンタル 初登場3位 売上7.7万枚
1.痛い立ち位置
晴一曲。バラードでは地味にいいシングル(『黄昏ロマンス』)を書いている晴一だが夏のアップテンポだと過去に個人的ポルノ史上最低の『Na Na Na サマーガール』があるので、嫌な予感はしていた。だが、変にサマーポップには仕立てずにわりかしやりたい放題な方向で来たのでこれが逆に良かった。売れ線ではないが、ある程度マニアックとポップさのバランスを考えた方が今のポルノにはいい気がする。その分だけ初動寄りですっかり記憶に残る大衆ヒットは出なくなってしまったが…。PVでのPerfumeを招いてのバージョンの方が試み的にはさらに面白くなったような気がするがCDでそれをやると事務所一緒でもレコード会社が違うのでいろいろ難しかったのか。

2.サマーページ
昭仁曲。わりかしまったりテンポでゆったりしたポップサウンド。この夏はこんなことしたい〜的な願望を歌いつつまったりといった夏休み的な1曲。

3.ナイトトレイン
晴一曲。ロックな曲で、今のポルノグラフィティだったらこれがA面で来てもおかしくはないような感じ。少なくとも両A面くらいにはタイミングが合えばしてそう。自分探し的な曲で暗いというか暗中模索な感じか。『サマーページ』より好き。

そんなわけで今回は3曲とも自作でak.hommaはアレンジ参加のみ。

評価★★★☆☆

Yesterday and Tomorrow ゆず 2008/06/25 レンタル 初登場4位 売上6.1万枚
1.Yesterday and Tomorrow
アルバムでも参加していた蔦谷好位置と北川の共同作曲。アレンジプロデュースも蔦谷好位置とゆずの共同名義。ということでさわやかな雰囲気はゆずらしいんだけど、これまでよりも普通のJ-POPソングに近づいた感じ。もう少しゆずの曲ってゆずならではのアコースティックなポップさだったんだけど、もう少しポップバンド寄りというか。『ストーリー』に比べると同じCMタイアップとしてはインパクトが薄いけど、さわやかな名曲。

2.ビジネス
こちらはいつもと同じ寺岡呼人とのプロデュースなのでいつものゆずかと思いきや打ち込み色の強いかなり異色楽曲。ベスト盤も出したし、かなり変化をつけていくのだろうか?

評価★★★☆☆

風吹けば恋 チャットモンチー 2008/06/25 レンタル 初登場8位 売上2.9万枚
1.風吹けば恋
資生堂「SEE BREEZE」CMソング。前作もそうだったけどイントロからドラムの手数が妙に多いのはこだわり?相変わらず厚みのあるロックサウンドを展開。今のところストリングス隊が入ってくるとか某レミオ●メンみたいな展開は起こりそうにない。ソニーの中では珍しい成功組にして本格的な女性ロックバンドとしての安定した活躍を期待したい。

2.推進力
バンド全体の雰囲気としては好きなんだけどC/Wやアルバムになるとあまり記憶に残るような曲がないかも…。

3.three sheep
普段はいしわたり淳治という人物がサウンドプロデュースをしているのだが、この曲はセルフプロデュース。04年のインディーズ時代の作品のリメイクらしい。原曲を知らないので何とも言えないが昔からそんなに方向性が極端に変わっていることはなさそうだ。

評価★★★☆☆

二人三脚 misono 2008/06/25 レンタル 初登場10位 売上2.5万枚
1.二人三脚
dat時代や、ソロ1発目でも目立ったヒットを飛ばしたシリーズのゲーム「テイルズ オブ シンフォニア」主題歌ということで今回も久々のヒットに。歌詞も最近のネガティブやハチャメチャぶりに比べると普通のラブソングになっていて非常に落ち着いている。まあ全体的にはいつもと変わらないクオリティの曲だったが、このゲームタイアップの強さは凄い。ヒットした原因はそれだけだろう。ジャケットもご丁寧に本人出ずにゲーム仕様、中身では登場人物紹介まで載ってるし。そんなわけで普通に聞いてきた人はこれだけ売れるなら、これまでの曲も聞けよといいたくなること必至。

2.Rock Project Medley(『挫折地点』『十人十色』『夢幻期限』『二人三脚』)
そんな売れなかった昨年後半以降のシングルをメドレーで強制的に聞かせてアルバムへつなぐ目的があると思われる。最初の2曲は2コーラス目から最後まで、『夢幻期限』は1番から入ってサビから2番へ飛んで最後まで、そして『二人三脚』はサビからという構成は10分近くに及ぶ。これを聞くと『二人三脚』だけがいい曲というわけではないことは伝わると思われるが、そのまんま繋げただけなのでもう少し繋ぎの部分とか工夫しても…。

評価★★★☆☆

Paradiso〜愛の迷宮〜 TUBE 2008/06/25 レンタル 初登場13位 売上1.6万枚
1.Paradiso〜愛の迷宮〜
落ち着いた前作から一転してギラギラしたTUBE登場。ラテン系というよりかは1発で大島こうすけの関与が分かるようなパカパカ系ノリノリソング。97年頃のラテン路線に比べてもちょっと軽すぎてTUBEとしてはイマイチ。アレンジもそのままでこれをBON-BON BLANCOに提供して欲しい

2.Te quiero(テ・キエロ)
大島こうすけは関与していないがノリ自体は同じ。本当にこの路線そのままにBON-BON BLANCOのプロデュース、最後までに1度見ておきたかった…(まだボンブラ解散してねー)。

印象度★★★☆☆

あいたくて/
MORNING-EVENING/
goin' places
MONKEY MAJIK 2008/06/25 レンタル 初登場21位 売上1.0万枚
1.あいたくて
2連続での3曲A面。一応この曲がA面で後はC/Wかなという感じがしたんだけど、前作に比べるとテンポもゆったりしているだけ印象も地味。王道的なアコースティックバラードではあるんだけど…。前作が良かっただけに何とも。この手のアコースティックバラードなら過去に『フタリ』という名曲があったしなぁ。

2.MORNING-EVENING
サビなると全部英語になるなど段々英語が増えていく。

3.goin' places
全英語詞。ここまで来ると何故A面なのかよく分からないくらい自由度が高い。

4.The Letter
全英語詞。前2曲との差がそんなになく、これだけ何でC/W扱いになるのか謎。

5.あいたくて-DJ Mitsu the Beats PM1:30 mix-
リミックス。う〜ん、今回のシングルは長さだけ感じたな…。

印象度★★★☆☆

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