2009年1月発売編

いっしょに帰ろう GOING UNDER GROUND 2009/01/21 購入 初登場35位 売上0.3万枚
1.いっしょに帰ろう
昨年は『初恋』カバーとベストに収録された新曲だけだったので、新作シングルとしては07年秋以来。今年最初にしてもしかしたらもう最高の名曲確定かもしれない。サビを聴いた瞬間に、もう購入を決意していた。切なさ全開のメロディーとサウンドはもうとにかく「聞けば分かる」の一言。歌詞の方もただ単に家や故郷に帰りたいのではなく、あの頃の自分に帰りたいという意味も含まれているのがまた泣ける。日常に疲れ、もう一度原点を確認したいときに聞きたい1曲

2.マンガライフ
こちらはアップテンポなギターロック。勢いがあって元気をくれる1曲。ライブでは盛り上がりそう。

3.run boyz run
Fリーグ(日本フットサルリーグ)の去年の(2008)公式ソング。ノリ自体は意図的なのか何なのかベタすぎというか若干寒い感じも漂うが、この辺も含めてこのバンドの色かな。前も少し寒めなノリの歌詞が乗ったC/Wあったし。でも今回は特に掛け声の部分が個人的にはちょっと…。

評価★★★★★

夢の蕾 レミオロメン 2009/01/07 レンタル 初登場3位 売上2.3万枚
1.夢の蕾
映画「感染列島」主題歌。もうとっくにウンザリしているのにこの期に及んでまたしても寸分の狂いも無い小林ストリングスが当たり前のように大げさに曲を盛り上げる、ミディアムソング。メロディーも安定感があっていいのだが、もうさすがにこれはないだろ…。ここまで来るともう小林武史は何も考えずにやっつけ仕事(小林武史ほどの人ならもうこういうアレンジはお手の物のはずだ)しているとしか。それなりにギターも鳴っているが、ギターのストロークの重厚感だけでおしてもそれはそれでけっこういい感じになると思う。

2.風の工場
実はあれだけサウンドに大幅に関与している小林武史はライブには参加しておらず(ミスチルに対しても長年の間、同様だったがミスチルには数年前からライブまで完全に参加するようになった)、皆川真人というキーボーディストがライブのサポートとして入っており、以前のライブ盤でも彼の演奏を聞くことが出来る。この曲ではその皆川真人が小林の代わりにアレンジャーとして参加している。かなり跳ねた感じのポップな曲だが、やはりこのバンドは小林武史が必要以上に介入しない方が良いと改めて思った。小林の大げさなアレンジは要所要所で使えばいいから標準はこのラインに置いた方がファンも戻ってくるのでは?

3.歩調(Previous Remix)
アレンジは小林武史と共同名義になっているが、自主制作盤時代(インディーズ)の楽曲を再録はせずに、リミックスした曲だというからこの時点では小林が介入していないのでは?かなりどろっと始まるのでまったりした暗い曲かと思いきや、一気にアップテンポにロックにはじける。こういうバンドだったのが、メジャー出てしばらくしてからシングルA面で大げさなストリングス曲を連発すればそりゃいくら曲が良くてもファンも離れるだろうな…。

評価★★★☆☆

Velonica Aqua Timez 2009/01/14 レンタル 初登場2位 売上5.4万枚
1.Velonica
アニメ「BLEACH」OPということで同タイアップだった『ALONES』に続いてのロック路線。また作曲はボーカルの太志ではなくAqua Timezとバンド名義になっている。今回かなりバンド感が全面に出ていてかっこいい雰囲気。これまでもサビ以外は早口お経メロディーが多かったが今回は特に早くなっており、サビ以外は全編ラップ状態。サビで爽快にメロディーが抜けるが気持ちいい。

2.奏であい
普段はハードな曲が多いC/Wだが今回はミディアムで聞かせる曲。さすがにA面ほどのキレがなく、やはりC/WではあるのだがこれまでのC/Wの中ではわりかし印象がいい方。

3.薫
2分半のやはり穏やかな曲。これもバンド名義の作曲になっている。

印象度★★★★☆

朝が来る前に 秦基博 2009/01/21 レンタル 初登場5位 売上2.0万枚
1.朝が来る前に
旅立ちの歌だが、比較的まったりと静かな雰囲気でサビになっても突き抜けきらずかなり地味な曲。何度か聞いていると味が出てくるタイプの曲ではあるがインパクトは全くない。ここでメロディーがもう少しインパクト出てくると一気に大ブレイクしそうなんだけど。未だ初期の『鱗』を越える圧倒的なメロディーが無い。

2.ファソラシドレミ-Live at Zeep仙台
3.赤が沈む-Live at Zeep仙台
4.花咲きポプラ-Live at Zeep札幌

12月に行われたライブ音源3連発。以前のC/Wでのライブ音源はアコースティックだったが今回はバンド編成。全てがアルバム曲となっているが、やはりそこそこいいんだけど普通というところからもう一つ抜けきらない感じも。

印象度★★★☆☆

約束 KinKi Kids 2009/01/28 レンタル 初登場1位 売上20.9万枚
1.約束
『Anniversary』のような曲を狙ったかのように、編曲にも家原正樹を招く(作曲した加藤裕介と共同名義)などしていて名曲風ではあるのだが、何とも煮え切らない。というか明らかに意識させる割にそれを越えられなかった感が全開。一般的なヒットが出なくなって固定ファンのみの世界になってもう5年以上経過しているが、この辺が難しいところか。もうアーティスト性重視でポップな曲はやらないんだろうけど、クオリティ重視にするとやはりどうにも確かに曲はかっこいんだけどイマイチ…というのが連発されている。

2.ユメハジメハナ
なんか同じような雰囲気。

3.Loving
通常盤のみ。初回盤は『旅立ちの日』。これまた聞かせる系統のゆったり系。

印象度★★★☆☆

戻る