2009年10月発売編

夢見るつばさ SCANDAL 2009/10/14 購入 初登場12位 売上0.7万枚
1.夢見るつばさ
80年代のHillbilly Bopsの『夢見る頃を過ぎても』のリニューアルカバーで、SCANDAL名義で作詞にも参加してアンサーソングにもなっている曲。これまでで最もさわやかポップ色が強いが聞き込むとけっこうバンド色も強く、ギリギリの所でらしさは失われていない印象。

2.BEAUTeen!!
8月くらいから着うた先行配信されていた曲。こちらの曲もさわやかな曲だがもう少しロック色が強く、インパクトの面からいってもこっちがA面でも十分だったと思う。

3.DAYDREAM
3月にリリースされたJUDY AND MARYのトリビュート盤に収録されていた曲。アルバム先行シングルだしおまけ程度に収録されたものと思われる。原曲以上に激しいバンドサウンドが印象的。

印象度★★★★☆

FOR GOOD〜永遠に〜 JAYWALK 2009/10/07 レンタル 初登場52位 売上0.1万枚
1.FOR GOOD〜永遠に〜
入魂のバラード!といった感じの力の入った1曲。全部が溜めて溜めてって感じでイマイチサビでガツンと来ないのが少々残念だが…。シンセを駆使してかなり壮大な雰囲気になっている。ただ前作でも感じたが、このバンド、シンセを中心に使いすぎているため、音が古く感じる。せっかくツインギター体制になったんだからもう少しギター中心に聞かせるロックバラードの方向で攻めてほしい。

2.SORE・ZOREの二人
何故かボサノヴァ調の曲。軽やかに聞ける曲。案外ボーカルの渋さに合っているかもしれない。

3.恋人(Live at GRAND CUBE OSAKA)
4月に出た久々のオリジナルアルバム『STORIES』収録曲のライブバージョン。アコースティックにじっくり聞かせる曲。1番が終わるとシンセが入って…ってまたシンセ中心かよ!バンドの存在感はほとんどない。歌はじっくり伝わってきて悪くは無いが…。

印象度★★★☆☆

 

MY LONELY TOWN B'z 2009/10/14 レンタル 初登場1位 売上22.9万枚
1.MY LONELY TOWN
正直07年以降のB'zはパッとしないと感じていただけに前作は久々に突き抜けた感じで大いに復活を感じた。続く今作はというとやはり良い。聞きやすい適度なロック具合と印象的なサビ。ここ何年も多大な関与をしていた徳永暁人が抜けてアレンジャーが寺地秀行になったことが好影響を及ぼしているのだろうか。

2.綺麗な涙
王道の雰囲気にミディアムバラード。比較的静かに始まって2番以降ロックバラードになる。安定感があるがここ数年のC/Wよりも印象に残る感じがする。

3.イチブトゼンブ-Ballad Version-
前作のバラードバージョン。ドラマ「ブザービート」挿入歌として確か序盤は使われていなかったが、中盤から切ない盛り上げどころの場面で毎週のように連発で流されるようになった記憶がある。爽快なシングルから一転してメロディーのみが際立つバラードになってもやはりこの曲は良いなと改めて感じる。

評価★★★★☆

初回盤DVD付   

ゴールデンタイムラバー スキマスイッチ 2009/10/14 レンタル 初登場2位 売上3.9万枚
1.ゴールデンタイムラバー
アニメ「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」OP。前作も今までにありそうでなかった曲だったが今回は明確に針を振り切ってきた感じ。かなろファンキーなノリで歌詞も早口。サウンドもとにかく丁寧にまとめて聞かせていたこれまでもよりも若干ラウドになっている。新たなスキマスイッチを感じる1曲

2.ためいき
ややジャジーな雰囲気の曲。何でも10年前に完成していた曲をリアレンジしたらしいが、なるほどアレンジの雰囲気は今までのスキマスイッチには無かった感じである。

3.Bアングル
前作の3曲目だった「Aアングル」に続く曲。前回はアコギだったが今回はピアノメインのシンプルバラード。サビの歌詞は同じだが「あなた」が「君」に変えられている。

評価★★★☆☆

初回盤DVD付  アニメ盤   通常盤

森山直太朗 2009/10/21 レンタル 初登場12位 売上0.9万枚
1.ベランダで虹を見た
前作まで数年間アレンジャーとしてタッグを組んでいた笹路正徳がいなくなり、新たなアレンジャーに西海孝という人物を起用。この人は直太朗と一緒にギターでも入っている。この曲はアコースティックギターとストリングスだけというシンプル構成なのであまり大きな変化は感じない。弾き語り系王道スタイルの曲といった感じ。途中で語りが入るというのも過去にあったし。

2.ひとりごと
これまたほとんど弾き語りのアコースティック曲。ストリングスが無く、パーカッションが入っているもののよりいっそうシンプルな雰囲気に。

3.涙
通常盤では何故か表題曲が3曲目にあるという変わった構成となっている。久々のシングルだけあってバッチリ聞かせるバラード。序盤は弾き語り+ストリングスで地味だが徐々にバンドが入って盛り上がっていく。しかし少々大作気味で前2曲が3分台と抑え目だったのに対して一気に6分半となっている割にそこまで圧倒的メロディーではないので少々長く感じてしまう。

DVD付初回盤は1曲目「涙」、2曲目が「涙」の別バージョンとなっていて「ベランダで虹を見た」「ひとりごと」は未収録。

印象度★★★☆☆

初回盤DVD付  通常盤 

MAGIC 愛内里菜 2009/10/21 レンタル 初登場17位 売上0.8万枚
1.MAGIC
作曲:大野愛果、編曲:葉山たけし。アニメ「名探偵コナン」OP。大野愛果が作曲するのってかなり久々じゃないだろうか?数年前から愛内には提供していなかったはずだ。路線としては前作に続いてのストレートに明るいポップナンバー。コナン見てないので分からないが、あんまりOPってイメージではないような気もする(あまりに普通に明るすぎて)。

2.hands
作曲:太田俊秋、編曲:古井弘人。王道の温もり系ウィンターバラード。比較的アレンジもメロディーもストレートであるのでスッと聞ける。

けっこう雰囲気はいい感じなんだけどどうにも印象が薄いなぁ、最近。アルバムになるとトータルではいい感じになるんだけど。

印象度★★★☆☆

初回盤DVD付    

スワンソング(初回盤) KinKi Kids 2009/10/28 レンタル 初登場1位 売上18.5万枚
1.スワンソング
切ない系の曲。今年初頭に出た「約束」といい、過去のいかにもKinKi Kidsらしい曲の路線を行ってはいるのでそこそこいい曲ではあるのだが、どこか物足りない。曲としては完全に過去を越えられないというか(技術的には越えているんだけど)、焼き直しになってしまっているような。

2.サマルェカダス〜another oasis〜
一青窈の「もらい泣き」やKinKiだと「Harmony of December」を手がけた作家マシコタツロウの楽曲だけに、そういう和風バラードな雰囲気。クオリティは高いような気はするし、メロディーもそこそこなんだけど何だか最近のKinKi Kidsにイマヒトツ魅力を感じなくなってしまったのは何故なのだろうか。

3.深紅の花
初回盤のみ収録。最近多い作りこまれたカッコイイ雰囲気の曲。カッコイイのだが印象にはあまり残らない。

通常盤の3曲目は「面影」。初回盤は4曲目に「スワンソング」のBacking Track(カラオケ)が入っているが通常盤には無い。

評価★★★☆☆

    

気まぐれプリンセス モーニング娘。 2009/10/28 レンタル 初登場4位 売上4.4万枚
1.気まぐれプリンセス
久住小春が卒業を発表したのでラスト参加作。今回もまたセクシー路線かよ…というウンザリ感を感じさせてくれる辺りはもはやさすがといったところだが…。今回はちょいエロということで少し雰囲気の違う方向に。Aメロでは変なエフェクトかけたりとけっこう遊んではいるんだけど…アレンジが「泣いちゃうかも」「なんちゃって恋愛」に続いて今年3作目の大久保薫だけにあまり違いが出ていない。「ハイハイ」の叫びコーラスもライブでは熱心なファンの皆さんが気合入れるポイントになるんだろうけどそういうのは好きじゃない。

2.愛して 愛して 後一分
アップテンポな曲。アレンジは平田祥一郎ということでシンプルなダンスサウンド。「しょうがない 夢追い人」に続いての登場。今年シングル4作も出したがサウンドがどれも同じような感じなのはどうにもならないのか。これは確かに正統派アイドルポップとして突き抜けたAKB48との差がどんどん広がっていくのも仕方ない感じがする。何よりつんくがもう…。

印象度★★★☆☆

初回盤DVD付A 初回盤DVD付B 初回盤C   

レール HY 2009/10/31 レンタル レンタル限定商品
1.レール
年明けのアルバムからのリードシングル。レンタル限定での登場となったがいずれにせよシングルという形で作品がリリースされるのは初。ミディアムテンポで爽やかに聞かせる応援歌。じんわりと元気をくれる曲でアルバムへの期待が高まる。

2.少年(R-Edit)
3.帰り道(R-Edit)

歌詞も表記されず、小さくタイトルのみが記されているこの2曲もアルバム収録曲だが、今回は序盤部分のみのショートバージョンで曲は途中で強制フェードアウトしてしまう。激しいロックナンバーとバラードナンバーでいずれも本当に曲の途中で終わってしまうので何だか物足りない。アルバムに期待できる感じではある。

印象度★★★★☆

戻る