2011年1月発売編
10th
Anniversary Special CD BOX「Your Song」 |
レミオロメン | 2011/01/19 購入 | 書籍なのでCDチャート対象外 |
1.Your Song 新曲。アレンジはレミオロメンと小林離れ以降のメイン共同アレンジャー皆川真人。ストリングスアレンジは皆川真人が単独で手掛けており、いつもの四家卯大ではなく、岡村美央ストリングス隊が演奏。もはや安定感ありすぎの聞かせるミディアム。非常に暖かい曲であり、王道の雰囲気が漂う。2010年はアルバムでは3ピースサウンドも復活したりしていたが、シングルではかなりポップすぎる曲や王道を外しまくった曲が続いていたので妙に安心感が強い。初期ファンにとってはもはや変わりすぎて面影皆無かもしれないが、『粉雪』辺りからのファンならなかなかの名曲だと感じるはず。 2.粉雪 3.3月9日(10th Anniversary Ver.) ・ミニ小説「Your Song」(著:大島里美) ・アーティストブックレット パッケージはでかいが、中には段ボールが入っているだけでCDは厚紙ケース入り、小説もブックレットも通常のCDジャケットとほぼ同じ程度の大きさで全くでかくは無い。何でこんなにパッケージだけ巨大にしたのか謎である。段ボールで中身を保護しようにも潰れてしまうような中身ではないし…。 ★★★★☆ |
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DADA | RADWIMPS | 2011/01/12 レンタル | 初登場1位 売上11.9万枚 |
1.DADA 早口のラップのような平メロ、一転してかなりハードなロックサウンドが響き渡り、言葉を連呼するサビというキャッチーさ皆無ながら強烈なインパクトを誇る曲。うねりまくるギターやベース、ドラムなど演奏陣もかなり凄いことになっているが、これがいい曲なのかどうかもよく分からない。とにかく凄いとしか言いようが無い。こういう曲が1位を取るというのは非常に面白い事だと思う。 2.縷々 ★★★★☆ |
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Hey和 | ゆず | 2011/01/19 レンタル | 初登場3位 売上4.6万枚 |
1.Hey和 北川曲。まさか10年前にKinKi Kidsが使ったネタタイトル「Hey!和」をここで再び使いまわすとは…。アコギと鍵盤系以外の演奏はほとんど打ち込みで、大コーラス隊が「Hey和」と合唱する文字通り世界平和全開のハートフルな1曲…なのだがなんだろうこの違和感。前作の「慈愛」といい、妙に宗教ちっくじゃないか?北川と高島彩の近年の結婚報道の過程で北川の実家が自己啓発系の団体のトップ(元々父親が代表だったが亡くなったので現在は母親が代表)であることは最近知ったんだけど、それ抜きにしてもやはりここのところ少し妙である。この曲なんかはそのままテーマ曲になりそうだし。確かに岩沢曲に比べると自己啓発系というか応援歌系の曲は北川曲に多かったとはいえ、今回なんか歌い出しがいきなり「神は僕らの心の中にある」だもんなぁ。何かあまりに悟りを開きすぎたというか、まんま「教え」のような歌詞が並んでおり、これはライフソングを歌いまくっている槇原敬之よりも「教え」感が強い印象(槇原はあくまで身近なところをテーマにしており地球レベルであーしようこーしよう的なことはほとんどやらない)。そんなわけでそもそも曲自体もあんまりいいとは思えないんだけど、内容の方もちょっと高いところに行きすぎちゃって今回の曲は完全についていけないっす。 2.心伝う話 ★★☆☆☆ |
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さいごのひ | スキマスイッチ | 2011/01/26 レンタル | 初登場11位 売上1.5万枚 |
1.さいごのひ スケールの大きなラブバラード。なのだがかなり壮大に求愛している割には失恋したのに延々引きずって世界レベルに行きついてしまう報われなさすぎのかなり煮え切らない感じの曲にも解釈できるが…。バラードシングル自体久々だが、復帰後のスキマスイッチがどれも以前ほどの圧倒的インパクトが無かったのと同様に今回も普通のバラードといった印象。聞き込むと少し味が出てきて気がついたら復帰前のシングルよりも好きな曲になっているというのももはやパターンになってきた。 2.電話キ 3.Human relations ★★★★☆ |
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真夜中のオーケストラ | Aqua Timez | 2011/01/26 レンタル | 初登場12位 売上1.4万枚 |
1.真夜中のオーケストラ アニメ「NARUTO」ED。王道の暖かみのある爽快ロックナンバー。初期ほどのすさまじいインパクトは無いが少なくともはずれが無いシングルを量産してくる辺りはかつてポルノグラフィティが辿った道に似ている。ベスト以降(正確には少し前)で明確に変わったのはサビ以外がほとんどラップ状態というのが無くなって、サビ以外でもちゃんとメロディーがあるというところである。サビに命かけるのではなく、トータルで聞かせるロックバンドに進化したような感じがする。こういう時のオリジナルアルバムは楽しみなので次の作品はちゃんと聞いてみようかな。 2.風に吹かれて 3.Full a Gain ★★★★☆ |