2011年2月発売編

Pride SCANDAL 2011/02/09 購入 初登場7位 売上2.4万枚
1.Pride
アニメ「STAR DRIVER 輝きのタクト」ED。作詞はTOMOMIと作曲した田中秀典の共作名義。Whiteberry、ZONEらメインで自作できないソニーの先輩ガールズバンドがスタッフの方針と自分たちがやりたい方向で苦心してきたように、SCANDALも話し合いに話し合いを重ねているらしい。それは主にRINAのブログ等からも伺えるが、そんな譲れない思いをそのまま歌にしたような魂の1曲という印象。前作が昭和歌謡に向かってしまいどうしようかと思ったが今回はちゃんと戻ってきた。戻ってきたというよりかは若干新しい雰囲気も感じる。メインで歌っているHARUNAの歌声が今までよりもやさぐれていて(?)少し印象が違う。それよりもそんなプライドを歌った曲なのに作詞がまたしても共同っていうのはどういうことなのか。どこまでTOMOMIが書いたものなのかがよく分からないのが残念。これまでも作家介入パターンが非常に多かったが、明確にどこを書いたかが語られていたのは確か依布サラサと共作した「放課後1H」くらいだったと思う(1番のサラサの歌詞を見てTOMOMIが2番を書いたとか語られていた記憶が)。今回の場合は作曲者なので、最初の段階の仮歌詞を一部採用したのか、ゼロからTOMOMIが書いたものを作曲者がアドバイス、もしくは手直ししたのか…。こういう微妙なラインを避けるために恐らくビーイングなんかは手直ししても本人名義で出していたと思うんだけど(ただし怒らすと「ビーイングスタッフ」と表記されるので要注意だよ!)、初期の高橋瞳といいソニーはここらへん律儀すぎる。まあ後で不満が出ないためだとは思うけど、少なくともちょっと手直し程度ではなく、名義が共同になるくらいは2人で書いてるってことだろうなぁ…。

2.CUTE!
と、思いきやこちらはMAMIの単独作詞。タイトル通りキュートな内容になっているが、バンド以外の音はあくまで補助程度に過ぎずバッチリ4人の音がメインになっているので明るさとロック加減が絶妙。今回はMAMIとHARUNAがメインで歌っているが、MAMIの素朴な感じの歌声はTOMOMIのクセのある歌声より好きだ。終盤ではTOMOMI、MAMI、HARUNAの3人がソロで歌う部分もあって、SCANDALのボーカルの多彩さを感じる。…RINAはドラムに専念しているところがロックなんだよ!

3.Emotion
作詞作曲RINA。なんといきなり初のメンバー作曲。それも作詞数もアルバムで1曲とかC/Wでたまに程度と多くないRINAが介入なしの単独作詞作曲とは驚きである。メンバーの中でもブログ更新が飛び抜けて多くてバンドへの思い、ドラムへの思いを熱く語っていたが、作詞作曲への挑戦も既に行っていたようだ。自身の内面を歌にしたような曲で、なんかよくありがちなラブソング風味は皆無というストイックな1曲である。演奏も余計な装飾なしで4人の熱いバンドサウンドのみで突き抜ける隠れ名曲。『Pride』よりもSCANDALのプライドが出ているような気がする。これを機に自作が増えていくことも期待だ。

★★★★☆

 

コネクト ClariS 2011/02/02 レンタル 初登場5位 売上8.0万枚
1.コネクト
動画サイト発の現役女子中学生デュオで、顔出しは一切せずイラストのみでアニメ主題歌という展開なのでアニかわ路線(アニメかわいい路線)だと思って当初あまり興味が無かったんだけどデビュー作である前作を聞いてみたら、思いのほかしっかりしていたというか。子供っぽさが無くてボーカルがしっかりしていた。調べてみたらZONE、MARIAを輩出し、現在も元ZONEメンバーが所属している程度でその3人がほとんど休眠状態という北海道の地方事務所ランタイム所属だった。ZONEも10代前半であまりそうは聞こえないけっこうしっかりした歌声を披露していた辺りが事務所的な共通点か。今回は前作ほどピンとは来なかったんだけどやはり勢いよくスッキリと聞ける1曲。

2.Dreamin'
3.キミとふたり

C/Wも2曲とも聞きやすいポップ路線。あまりアイドルアイドルしていないし、かといって本格派気取ってもいないので本当にバランスがいい。それはそうとDVD付に収録されているPVってのはCDTVでかかっていたあのグラフィックCGが動いているだけのアレなの?それは…いらなくね?

★★★★☆

初回盤DVD付  アニメ盤   

雑草のうた Buono! 2011/02/02 レンタル 初登場9位 売上1.5万枚
1.雑草のうた
ずっと続いていた「しゅごキャラ」シリーズが昨年終了。元々このアニメタイアップのために結成されたユニットだったため、昨年のベスト以降どうなってしまうのか不安だったが、ハロプロで唯一つんく色が薄くロック路線を掲げていたことでの好評を受けて活動継続となったらしい。今作からハロプロ自社であるZetimaに移籍。連続でシングルA面だけつんく作曲という地獄が続いていたのでますますつんくが関与してくるのかと思いきや、今作ではライター陣を引き継ぎつつもつんくだけは完全離脱となった。なので期待していたのだが、この曲に関しては強い音言葉で聞き手を鼓舞するロックな曲調で路線としては期待通りなのだがサビメロでの盛り上がりがイマヒトツでパッと聞きの印象が非常に薄い。正直あれ?っていう感じだったが、2,3回聞いているとこれはこれでつんく作曲のここ最近の曲よりはいいかなと思えた。

2.ラナウェイトレイン
3.JUICY HE@RT

C/Wも2曲ともぶれなく爽快にロックしている。「雑草のうた」が若干地味なこともあるが、2曲ともブレなし、C/Wにしておくには惜しい勢いのある楽曲になっている。子供向けアニメタイアップという制約から外れてロックアイドルという枠組みだけが残ったのでより自由になったというのもあるのかもしれない。トータル的には満足度の高い1枚だった。

★★★★☆

初回盤DVD付   

狭心症 RADWIMPS 2011/02/09 レンタル 初登場2位 売上8.4万枚
1.狭心症
7分近い大作ロック。ズンズンと重たく進んでいく楽曲で非常にヘビー。聞き手を引き込むような歌詞や曲調で凝っているなぁという感じだが正直どう感想を書いていいか表現しがたい曲であり、こういう曲が1位とか2位になるっていうのは最近の中ではそういう意味では浮いているというか意外というか。

2.寿限無
国語数学化学歴史古文等、学校で習う公式やゴロ合わせがひたすらに羅列されて曲になっているという超異色の曲。アレンジ自体はさっぱりしているが、この意味のない記号の羅列のようなものを歌詞にして曲として成立させてしまうところにひたすら驚愕。

★★★★☆

 

無形スピリット 柴咲コウ 2011/02/09 レンタル 初登場12位 売上1.3万枚
1.無形スピリット
ドラマ「LADY」主題歌。ドラマで印象的にかかっていたというよりかはエレクトロ系の楽曲が今までになく異色でインパクトがあったので今回久々に手を取ってみた。やや加工されたボーカルといいかなりデジタル色が強いが、演奏自体は生のバンドを採用していたりもしてデジタルと生が融合している。ドラマに合っているのかは不明だが、印象には残るのでOKなんだろう。

2.ゲノミクロニクル
同じ作家(ニコニコ動画系の作家)によるやはりエレクトロ系。こっちは完全に打ち込みだがよりロック色が強い。いかにもDTM時代の楽曲だなという印象だが普段あまり好んで聞かないのでそれなりに新鮮だった。

3.無形スピリット-Mugen Loop Remix-
典型的なリミックス。ループと副題にあるように加工されたボイスが断片的に使われたりして延々と長い。こういうのはよく分からない。

★★★★☆

初回盤DVD付   

桜の木になろう AKB48 2011/02/16 レンタル 初登場1位 売上107.7万枚
1.桜の木になろう
毎年桜ソングを出しているが今年はスタンダードにバラード。合唱になってしまった「桜の栞」よりは良かったけど、なんかごく普通の良メロバラードという感じで過去の桜ソングを越えるような勢いはあまりない。メンバーの平均年齢が上昇したことや、青春全開のポップナンバーはもう既に今までにやっているのでこういった落ち着いた方向になったのだろうか。

2.偶然の十字路/アンダーガールズ
卒業を歌った表題曲に対して、こちらは現役感全開の青春ソング。アンダーガールズにおいては王道でこんな感じの曲が続いているので格別に今回がずば抜けているとも思えないがまあ普通にいい曲。じゃんけんで1位になった内田眞由美など前作で選抜されたメンバーなど現役で学生の若い世代が選ばれている。こちらが次世代という感じも。奥真奈美は卒業を表明したのでこの曲が最後か

Type-A
3.キスまで100マイル/MINT
『Beginner』C/W限定と思われた前田敦子をメインにしたユニットの2曲目。前回はPVで解散曲という設定だったこともあってか非常に終了感漂う切なく暗い曲だったのだが、今回は一転して全開のキュンキュンアイドルソング。曲だけ聞いてもカワイイ。

Type-B
3.エリアK/DIVA
『Beginner』C/W限定と思われた秋元才加らを中心にしてボーカルとダンサーを分けたユニットの2曲目。前作はかなり大人っぽい雰囲気だったが今回はスピード感溢れるカッコいいナンバーになっている。何か今のSPEED辺りがやりそうな路線だ。なおさりげなく前回はいた内田と大矢は今回アンダーガールズに選ばれているのでここには参加しておらず新たに4人が参加している。この後でDiVAとして単独デビューが決定。かなりの大人数だったがメインボーカルの4人だけに絞るようだ。

DVD

1.桜の木になろう MUSIC CLIP<完全盤>
TVなどで流れているバージョンでは桜の木の下で選抜メンバー全員が椅子に座って歌っているカットが存在するが、この完全版は実質的にドラマになっていてBGM的に楽曲が流れるスタイルとなっている。そのため6人しか出演していない。SKE48の松井珠理奈が高校時代に事故死している設定で、20歳になった同級生5人が墓参りに来るところから、松井の両親の家や卒業した学校、それぞれの今の生活を見守る松井といった感じの内容。前田敦子はOL、板野友美はバー(レストラン)で働いており、大島優子は既に子供のいる主婦(「10年桜」でも妊婦だった)、小嶋陽菜は浪人生、高橋みなみは大学生となっている。それぞれの今を優しく見守る松井という絵は感動的というよりかは、みんなが「今」を生きているのに、「時が停止」した制服姿のままで今もみんなを見守っているというのは、言い換えれば成仏できていないわけで、何とも悲しい内容に思える。ただ映像の見せ方としてそういう意識はないんだろうな。

2.偶然の十字路 MUSIC CLIP
青春全開の学校モノになっているのだが主役が少年3人。美の基準は人それぞれとはいえ少なくとも100人中98人くらいは彼らをイケメンとはカテゴライズしないであろうけど決して100人中悪く見ても50人は不細工とも言わないようなそこらへんにいそうな少年3人である(ただし1人はいかにもなオタク風をセット)。彼ら3人が美少女達にあこがれ興奮するという内容。まあ多くのファンがAKB48にときめいている様子を映像化しただけとも言えるのだが、このPVが散々な言われようなのも仕方ないというか…ハタから自分たちを見たくない裏心理もあるだろうし、まあかわいい子だけ見たいのに何でそんなに映りこんでくるんだ!的な。少年3人に罪は無いが女子ウケする一種の可愛さ(極端な話だと俳優の温水さん的な)があるわけでもなく、女子ファンにも需要は無いと思われまさに誰得?状態

Type-A
3.キスまで100マイル/MINT MUSIC CLIP
前田敦子と愉快な仲間たちという表現がピッタリである。アイドル全開笑顔全開の前田敦子がとにかくカワイイのだが、他のメンバーは衣装が一歩間違えばギャグ寸前のような奇妙なものばかりでまるで罰ゲーム。見せ方としても完全に前田敦子が中心で他のメンバーは引き立て役といった感じ。『Beginner』C/Wの前作のPVはMINTとして不仲で解散を迎えラストシングルという設定で過去の楽曲まで設定して歴史を振り返る切ないPVだったが、今回は一応冒頭で再結成したと示している。それにしても同じグループで何でこうなってしまったのか分からない。まあ前作のPVの中に出てきた過去曲だと明るい衣装も出ていたからそこまで違和感はないってことだろうけど、実際に現実に出ているのは前作と今作しか無いからなぁ。

4.ガチ私服ファッションショー Type-A
選抜メンバーが私服でファッションショーしていく映像。メンバーの声は収録されておらず、英語の解説アナウンスが流れて下に字幕が出ている仕様。雰囲気を出すためかもしれないが、ファッションを注目してみるべき映像で、字幕にされると視点がずれるので非常にめんどくさい。

Type-B
3.エリアK MUSIC CLIP
曲同様にかっこいい内容。グループ名通りDIVAな感じでAKBの作品とは思えないノリ。メンバーもかなり変そうに近いケバメイクを施しているのでほとんど誰が誰か分からない。しかもメインの4人ばかり映るのでダンサーチームは人数が多すぎてほとんどおまけ状態。

4.ガチ私服ファッションショー Type-B
これまでの特典映像ではTypeごとに登場メンバーが違うものだったが、これは全く同じメンバーが登場する。着ている服が違うものになっている。高橋みなみだけは何故かギャグのような扱いになっているがこれは私服のセンスが無いというキャラクターを生かしたもののようだ。

人気が上がりすぎたせいか、握手会参加券付CDは初回限定盤のみ。通常盤もDVD付で内容は同じだが、ジャケ写だけ違う。さらに劇場盤(CDのみ)が存在し、3曲目は「黄金センター/team研究生」となっている。

★★★☆☆

握手会参加券付A  握手会参加券付B  Type-A  Type-B 

Blue Bird コブクロ 2011/02/16 レンタル 初登場3位 売上7.7万枚
1.Blue Bird
アニメ「バクマン。」主題歌。さわやかなポップソング。青空が見えるような爽快な1曲。だが今のコブクロはもはやストリングス病としか言いようがないほど相変わらずストリングス全開で完全に飽和状態。これより前のバラード以外だとやはり「虹」もこんな感じだったが、もう少しシンプルな形の方がむしろ曲の良さが際立つような気がする。ただわりと短く4分台、スパッと終わるところは大作志向ばかりだったことを考えるとダレなくて良かった

2.君への主題歌
ストリングスバラード。元々バラードが多い事もあり、またしてもたっぷりストリングスバラードとなるともはやあまり耳に残らない。かなり壮大でC/Wでも手抜きしないいい曲ではあるんだけど、あまりのストリングス病っぷりにはウンザリ感の方が強くなってしまった。

初回盤は3曲目に「ラブレター(demo」収録(未入手)

★★★☆☆

初回盤(「ラブレター(demo)」収録)  通常盤 

Lotus 2011/02/23 レンタル 初登場1位 売上62.4万枚
1.Lotus
相葉主演ドラマ「バーテンダー」主題歌。メンバー主演作の主題歌が続いているが、一応曲調に関しては何となくその作品の空気に合わせているような感じは昨年でもまだあったのだが、今回はドラマ3,4回見たんだけど正直「バーテンダー」というドラマの雰囲気とはあっていないと思う。曲自体はスピーディーで「truth」とか「Monster」路線にもう少し明るいポップス要素を含めたような感じでカッコいい。ただ昨年の無難路線連発の流れは今年になってもあまり変わっていない感じもあり、後で思い出した時にはまあとりあえずどれもいい曲だったよねとはなっても格別この曲!ということにはなりそうにない。

2.ever
「Dear snow」に続いて元WANDS大島こうすけの作曲。「Dear snow」というよりかは前作「果てない空」と同系統の超良メロミディアム。たぶん同時期に提供された曲だったけどA面からは外れて今回C/Wに回したって感じなんじゃないだろうか。C/Wにしては久々にかなり耳に残る名曲。両A面でも良かったんじゃないか。

3.BoomBoom
通常盤のみ収録。2010年シングル6作も出しておいて「Monster」のC/W1曲ポッキリだったサクラップが復活。アルバムではあったものの、嵐最大の特徴であったサクラップがハブられだしてかなり物足りなかったので歓喜したのだが…。曲自体は最近の良メロポップ無難路線ではなく、ややリズム系の韓流辺りがやりそうなワイルドさも感じる打ち込みナンバー。随所で加工された声が出てくるのだが、今回なんとサクラップが全面的にロボボイスに超加工されている。そこまでのボーカルトラックの加工がかわいく思えるほどに機械でいじられまくり、しかもパッと終わってしまうのでもはや何が何だか分からない事になってしまった!久々のサクラップがこれかよ!

★★★★☆

     

友達の唄 BUMP OF CHICKEN 2011/02/23 レンタル 初登場2位 売上12.0万枚
1.友達の唄
映画「ドラえもん 新・のび太の鉄人兵団」主題歌。メンバー全員がドラえもんファンで、旧作である「鉄人兵団」もかなりお気に入りの作品だったそうで、物語に沿って制作されたようだ。少年に向けて歌われているかのような歌詞になっているが、映画に出てくるゲストキャラであるリルルからのび太への歌ということになっている模様。当初あんまりパッとしない印象だったんだけど数回聞いたらじわじわ来た。サビでの盛り上がりもそこまで派手ではないが、じわじわ来る名曲

2.歩く幽霊
一転してバンド全開の勢いのある曲。最近のアルバムでもアッパーな曲が減ってきた感じがするのでなんだか初期っぽいような懐かしい印象も。

3.仕事〜Job〜
今回のシークレットトラックは昭和のフォーク歌謡みたいなノリだが、明らかに変なノリというわけではなく、内容もぶっ飛びまくっているわけでもなく、意図的にずらしまくって下手に歌っているということもなく(低音すぎて声出てねぇ…っていうのはあるけど)、シュールさにおいてはややパンチ不足な感じ。

★★★★☆

 

福笑い/
現実という名の怪物と戦う若者たち
高橋優 2011/02/23 レンタル 初登場15位 売上1.3万枚
1.福笑い
前作がまあまあ良かったので今回も聞いてみたけど今回もなかなかいい。笑顔の重要性を歌った非常に暖かい1曲。ちょっとサウンドで派手にし過ぎた感のある前作と比較すると今回の方がほどほどだし、メロディーもいいと思う。

2.現実という名の怪物と戦う若者たち
一転してこちらはど根性ロック系。若者に厳しい現状を何とか生きていこうぜ的な力強い曲調なのかと思ったら、案外そうでもなくてあくまで仲間とのつながりを重視している。冒頭1行では孤独だと思っていたけど、Bメロでは仲間に救われて以降は信頼ソング。そういう意味では孤独に現実と戦っている若者には正直届かない内容だが、「福笑い」とも通じる内容でこのシンガーが歌いたいのは結局のところ人との友好な関係とかそういう部分に帰結するのかもしれない。

3.福笑い〜ピアノバージョン
ほぼピアノ1本で歌われるバージョン。原曲のピアノのイントロなどはそのままなので大きくイメージは変わらない。

★★★★☆

初回盤DVD付   

MUSIC 高橋瞳 2011/02/23 レンタル 初登場200位
1.MUSIC
今回は作曲編曲プロデュースがiLL。前作提供したローリーが大暴走したのに比べるとストレートなロック路線に戻っている。ただ今度はあまりに淡々としていて味気ない。メロが2つしか無く、AメロとサビというよりかはAメロ、Bメロだけでサビが無いみたいなイメージ。しかもAメロ、Bメロの後にBメロを繰り返すだけで3分ちょいで終了するコンパクトさ。音自体はけっこう気に入ったけど、正直これではヒットはしないと思う。そういう意味では明らかに売れないであろう前作といい、もう好き放題にやっているのだろうか。

2.ROLLING
打ち込みも導入したロックナンバー。こちらはもう少しサビがサビらしいものもやはり全体的に大きく盛り上がらず淡々と進んでいく。

3.CALL ME
ゆったりしたエレキギターのストロークが中心のバラード。後半には本格的にドラムも入ってきて盛り上がる。ただサビを繰り返しながら実質1コーラスで曲が終了してしまうシンプルさ。サウンド全体の印象は悪くないのだが、こういう作風の作家なのだろうか。

今回作詞は自作だと思われるが良く見たら「Hitomi Takahashi」ではなく「HitomiHitomitti」という表記になっていた。どうした?

★★★☆☆

初回盤DVD付   

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