2011年11月発売編

愛なんて GOING UNDER GROUND 2011/11/02 タワレコ限定DVD付 初登場87位 売上0.1万枚
1.愛なんて
映画「ハラがコレなんで」主題歌。依頼を受けての映画主題歌書き下ろしは初だったらしい。こんな時代だけど生きていこう的な染み渡るような1曲だが、ピアノメインでバンド感が非常に薄い。バンドインしても抑えた演奏が続くのでこういうシングルは今までになかったと思う。どっちかというと松本ソロの「2030」のような曲で、バンドよりもソロっぽいようなイメージ。

2.Madonna
河野曲。ストレートなロックバンド路線で普通にメロもいいのだが、全体的に小奇麗にまとまっている感じで、新生GOINGが「稲川くん」までで見ていたテンションの高いバンドサウンドとは全く違っている。これはまた次回作では違う方向になるのかもしれない。

3.東京2011
05年の「h.o.p.s」に収録され、ベスト盤に収録されたこともある楽曲のリメイクバージョン。全く違う方向性にはしていないが、ピアノを入れずにメンバーだけの演奏になっているようでシンプルだけど原曲よりもバンドを感じる仕上がりになっている。

4.愛なんて Electric ver.
エレキギターをかき鳴らすのではなく、チャッカチャッカしながら弾き語るバージョン。なかなか変わった感じだが、これなら普通のアコースティック弾き語りの方をCD化してくれたほうが良かった。

タワレコ限定DVD
1.レコーディングドキュメント
今回は普通の民家を改造したという変わったスタジオで制作したようで、その模様が入っている。民家なので演奏場所もあまり広さが無く、かなり狭そうである。

2.愛なんて 弾き語りVer.
松本のアコギ1本の弾き語り。エレキバージョンよりもこっちの方がストレートで好き。

★★★★☆

愛なんて

Liar/W.M.A.D 東京女子流 2011/11/23 ジャケットD 初登場18位 売上1.3万枚
1.Liar
大人な女子流第2弾とされていて基本的に前作の延長。初の失恋ソングになっていて、前作以上に大人っぽい。今回はアレンジの複雑さに加えてメロディーも裏声まで駆使したりと難易度が高そうである。ただクオリティは高いが前作ほどではない印象。また振付に関してはメンバー同士のキスや、腰振りをやりすぎ、ホワホワ衣装を脱ぎ捨てて短パンに変身…など色々組み込んでいるのだがちょっと前作以上のインパクトを狙いすぎた感じもする。

2.W.M.A.D
TGS12とされており、1stアルバム(11まで収録)直後の番号となる少し前からあった曲。ライブではタイトル未定のまま定番曲となっていた。少し前のためか、凝ってはいるが前作や「Liar」ほどの大人っぽさは無い。安定の良曲。「大人になんかなりたくない」とこの曲調やメンバーが歌うこのアンバランスさが絶妙な空気を醸し出しているような…。

3,Liar-Royal Mirrorball Mix-
ジャケットDのみ収録。前作のリミックスはギターが効きまくってて好みだったが今回はギターなしでディスコちっくなリズムで引き伸ばしたリミックスなのでそこまでは…。

★★★★☆

Liar / W.M.A.D(DVD付)【ジャケットA】 DVD付A   Liar / W.M.A.D(DVD付)【ジャケットB】 DVD付B  Liar / W.M.A.D【ジャケットC】 CD-EXTRA仕様C  Liar / W.M.A.D【ジャケットD】 CDのみD 

迷宮ラブソング 2011/11/02 初回盤、通常盤 初登場1位 売上64.3万枚
1.迷宮ラブソング
櫻井主演ドラマ「謎解きはディナーのあとで」主題歌。ドラマはずっと見ているもののEDでドラマのバックでかかっているので何かかかっている程度でさっぱり印象には残っておらずCD数回聞いてようやく曲が馴染んできた。2番になるとソロパート回しがある嵐王道路線の歌割だが、櫻井主演でも当然のようにサクラップは影も形も無く、それどころか櫻井がボーカルでフューチャーされるような場面も無し(Bメロ頭担当なので他よりは目立つけど)。大サビのところも安定の大野。歌詞の方は例え君が迷宮(他の誰かの誘惑)に迷い込んでも一途に君を見ているよ的な(超訳)、ある意味究極のストレートラブソング。アレンジが今までの嵐王道ポップのようであり、意外と無かったようでもあり、聞くほどにけっこう好印象になっていく。リリースが少なく久々だったことも影響しているのかも。

初回盤
2.消えぬ想い
初回盤でしか聞けないC/W。嵐が初回と通常、いずれかに追加収録という形は定番だったが、完全なC/W曲違いをやるのは初となる。ミディアムな普通のポップソングで正直通常盤3曲に比べると最も印象が薄い1曲。

初回盤DVD
迷宮ラブソング(ビデオ・クリップ)
昨年は連続リリースで時間が無いんだな…と思わせる棒立ち歌唱PVばかりになってきていたが、今回はそれなりに色々なシーンが入っている印象。出荷を絞った事で久々にレア化してしまったようだが…今回はPVメイキングも無く、本当に1曲入っているだけである。

通常盤
2.together,forever
3.うたかた
4.wanna be...

各楽曲の違いを説明できるほど文才が無いので一括でまとめるけどどれもそれなりに違いがあって聞きやすい3曲である。「together,forever」はスピード感が心地いいダンス曲。「うたかた」ではサクラップも登場。前作の違い、今回は妙な加工も無く、正真正銘のストレートなサクラップが聞ける…が、何か途中で終わるかのように途切れてしまう。てっきりもう1ブロック来るだろ!というところで来ずに終わってしまい、結局4行+Ah Ahの5行のみ。やはりサクラップはもういらないという本人含めての判断なのだろうか。「wanna be...」ではまたしてもビーイングではこれといった出番が皆無の大島こうすけが作曲を担当して出稼ぎ。印税収入爆上げだなおい。

★★★★☆

迷宮ラブソング(初回限定盤)(DVD付)     迷宮ラブソング

スパイス Perfume 2011/11/02 初登場2位 売上9.0万枚
1.スパイス
ドラマ「専業探偵主婦〜私はシャドウ」主題歌。ドラマ主題歌になったのでアルバム先行で切りましたという感もあるこれまでのシングルに無いゆったりした感じの1曲。両A面2曲目か良質なC/Wという感じが強いがここのところバキバキのアッパーな曲が多かったのでこれはこれで新鮮。ただ歌詞が実質1番しか無くて、ほとんど繰り返しという歌詞の省エネっぷりはなんじゃこりゃ。しかも2回目に出てくるサビの後半は掲載されているものの、先に出てきたサビと同じ歌詞なのでここでも繰り返しマークを入れることが可能だったりする。ある意味凄いA面曲だ。

2.GLITTER
前作に続いてのキリンチューハイCMタイアップ曲。アルバムにはアルバムバージョンで入るようだが、何で今回は両A面じゃなかったのか謎なくらいわりかしA面っぽい曲。もし「スパイス」にドラマタイアップが無かったら、扱い逆になっていたんじゃないだろうか。

★★★★☆

スパイス(初回限定盤)(DVD付) 初回盤DVD付   スパイス(通常盤) 通常盤 

オキドキ SKE48 2011/11/09 Type-A,B,C 初登場1位 売上47.4万枚
1.オキドキ
前2作に比べるとインパクトには欠けるが、前2作が凄かっただけで今回もテンションの高い元気な1曲。鐘の音っぽい曲も入っていて多少の年末感もある。とにかく元気押しで行くのがSKE48のA面戦略なのだろうか。問答無用で元気をくれるユニットというイメージが固まりつつある。

Type-A
2.バズーカ砲発射!/白組
珠理奈と「オキドキ」に選ばれていないメンバーから選抜されたいわゆるアンダーガールズみたいな構成の模様。元気なポップソングだが、毎回A面の勢いが凄すぎてあまり印象に残らない。

Type-B
2.微笑みのポジティブシンキング/紅組
玲奈と「オキドキ」に選ばれていないメンバーから選抜されたいわゆるアンダーガールズみたいな構成の模様。紅白には優先順位は無く、どちらも2軍という扱いでここまではPV制作というのが今のラインになっているようなのでここまでに選抜されることがメンバーにとっても1つの重要なポイントだと思われる。これまた前向きで好印象のアイドルポップ。今回のC/Wの中では1番好き

Type-C
2.歌おうよ、僕たちの校歌/セレクション8
「オキドキ」参加メンバー16人の中からさらに上位の8名を選んだ曲のようだが(W松井も当然参加)、今回PVも無く、ドキュメントの選抜でも触れていなかったので今作への選抜はあまり重要視されていないようだ。曲の方はやはり普通にいいアイドルポップだがこれといった印象はなし。

3.初恋の踏切
全メンバー参加とされているので他の曲以上に歌唱に厚みがあるような気がする。AKBのアンダーガールズの王道路線まんまの1曲。

DVD

1.オキドキ music video
今回はロケではないが、「バンザイVenus」同様に相変わらずめまぐるしいダンスで迫力満点。背後にいるチアダンサーズの方が地味にアクロバティックに飛び跳ねたりしていて凄い。

Type-A
2.バズーカ砲発射!/白組 music video
カラフルな衣装やセットによるダンスシーンとコスプレ姿、おっさんたちが射的で人形を落とす設定でその人形が実写化したのがメンバーということで若干悪趣味様々なコスプレ姿のメンバーが拝める楽しい1作。射的に引っかけてバルーン直撃で後ろに倒れるメンバーという謎映像も。発想が最悪な気がしなくもないがパジャマクラ装備の珠理奈はかわいい。

3.特典映像「ガチ!おやすみ」(白組)self video
寝る前の自室で自画撮りするという謎の映像集。メンバーが自分でカメラを回すか、母や姉妹、もしくはメンバーが撮影しており、部屋の紹介や寝る前にすることなどを披露。メンバーを知らないと全く面白くない。珠理奈しか分からなかったがその珠理奈はランドセル姿を披露するというファンサービス(?)。寝る前関係無ぇ!

Type-B
2.微笑みのポジティブシンキング/紅組 music video
森の中的なセットの池の中でダンスしているのがメイン。清楚な感じに仕上がっているが、段々周囲が明るくなっていく演出がいい感じ。

3.特典映像「ガチ!おやすみ」(紅組)self video
松井玲奈の人気が上がっている理由が分かるような気がする…。それにしても犬と猫飼っている人多いな。

Type-C
2.特典映像T「ガチ!おやすみ」(32人)self video
紅白に選ばれていない残りの32人を一斉収録。とりあえず長い。正直W松井と矢神しかはっきりとは知らないので(他数名おぼろげなのはいる)ほとんど早送り飛ばし見で乗り切った。女の子の部屋を見たい人と、全員大好きなファン以外には全部のんびり見るのは退屈な内容だと思う。なおPVが5分程度、下の2本も10数分ずつだがこれがとにかく長いのでType-Cは合計1時間半以上あるなどとんでもないことになっている(Type-A,Bも35分程度)

3.特典映像U「SKE48 7thシングル選抜発表」document movie
A面、紅白のメンバーが発表される様子のドキュメント(ナレーション付)。前述のようにセレクション8はスルーされているが、今回PVも制作されてないし、これは重要ではない模様。今回一部メンバーが落選したり、加わったりしてメンバーが入れ替わったため、涙するメンバーが多く、そういった点を見せるという演出意図だと思われる。メンバーの選抜への思い入れの深さがうかがい知れる内容だ。

4.特典映像V「AKB48 24thシングル選抜じゃんけん大会〜密着!SKE48〜」digest movie
去年はAKB48メンバーだけだったが、今年のじゃんけん大会は予選をやってSKEメンバーから5名がじゃんけん大会に参加。SKEに焦点当てるならその予選だけでいいんじゃないかと思うが、予選は3分で終了。そこからタイトルが出て本編開始。5人に密着した10分程度の内容。結論から言うとじゃんけん選抜に入れたのはこの5名から桑原1人だけ。さらに選抜入り確定後すぐに負けてしまうので(ベスト16)、ダイジェストも何もSKEサイドからはこれ以上は出せないんじゃなかろうか。一応メンバー全員来ているので5人以外も出ており、玲奈がアントニオ猪木にビンタされる謎の一幕も。遠慮しないな猪木。線が細そうな玲奈が吹っ飛ぶかと思ったぜ…。

★★★★☆

オキドキ【生写真無盤A】(DVD付) Type-A  オキドキ【生写真無盤B】(DVD付) Type-B  オキドキ【生写真無盤C】(DVD付) Type-C  オキドキ(劇場盤)劇場盤

喜多村英梨 2011/11/09 初登場16位 売上1.0万枚
1.紋
自身も出演しているアニメ「C3-シーキューブ-」OP。アニメはどんな作品なのか知らないが、前作とは一転してかっこいい系のボーカルでロックなバンドサウンドが展開。さらにテケテンテン…と琴のような和風テイストなサウンドが融合された和風ロックになっていて新鮮。前作の反省を生かして今回はサビだけでも聞いてから手に取ったが、期待以上だった。

2.雪華
こちらはEDだったらしいが、シリアスなシンプルバラード。和風な音が鳴っているわけではないが、日本的な冬の空気を感じる1曲。

3.Be A Diamond
歌声が変わり明るめの声で歌っているポップロックチューン。普通にA面に出てきそうな曲だがこれがC/Wでいいのだろうか。もったいない。

★★★★☆

紋(しるし)(初回限定盤)(DVD付) 初回盤DVD付  紋(しるし) 通常盤 

ペラペラペラオ Not yet 2011/11/16 Type-A,B,C 初登場1位 売上20.8万枚
1.ペラペラペラオ
タイトルセンスに脱帽だが、曲自体も前2作と変わらずごく普通の明るいアイドルポップス。ソロパートはBメロで登場するがPVを見ないとまだ区別がつかない。大島指原と北原横山の2組に分かれて歌っているようだ。

2.海鳴りよ
珍しくリズム系の大人っぽい作風。ただ本格的ではなくなんちゃって程度なので苦手な曲調だがそこまで苦手意識は感じなかった。

Type-A
3.元カレが結婚する時
ウキウキ系アイドルポップ。普通にいい曲だが特筆することは無い

Type-B
3.風車が見える街
何の変哲もないさわやかアイドルポップス。普通にいい曲だが特筆する感想は浮かばない

Type-C
3.味方
何の変哲もないバラード。普通にいい曲だが特筆する印象は残らない

DVD

1.「ペラペラペラオ」Music Clip
メインPVで唯一3Type全てに収録されている。主にウェイトレス風な場面がメイン。どうもウェイトレス姿にあまり魅力を見出せないので前2作に比べると印象が良くない。

Type-A
2.特典映像「パジャマでお鍋会」
タイトル通り、パジャマ姿のメンバー4人が鍋を食べている映像。前回の特典映像で大島優子にメンバーが悩みを相談するコーナーがあったがその後解決できたかどうかを語る。また恋愛トークが炸裂するが大島だけが3人の恋愛観に対して「みんな子供なんだもん」と、さほど年齢差があるわけでもないのに恋愛を知り尽くしているかのような発言!いいのだろうか?

3.「波乗りかき氷」イベントよみうりランド編(ダイジェスト映像)
波のプールで行われたイベントだが、ステージと客席が波のプールを隔てているのであまりに遠い。安定の口パクライブの後には、波のプールで大島優子が波乗りを披露。どうせ失敗してもう1回という想定だったのにあっさり成功し、アンコールでもあっさり成功。PVでも比較的早く成功していたのでセンスがあるようだ。

4.「波乗りかき氷」イベント幕張メッセ編(ダイジェスト映像)
A,B,Cそれぞれイベントが異なっていたがそれを1日で回したらしく、その模様。ライブだけでなく「個別かき氷会」なるものの謎も明かされたが、握手の代わりにメンバーがかき氷を出してくれるというシュールなイベントだった。

5.「ペラペラペラオ」Music Clip(Lip ver.)
ハロプロのPV切り売り商法と同じで本編の中から一部シーンのみで構成したもの。個別の公衆電話シーンと大島指原と横山北原のコンビによる2シーンのみで構成したバージョン。その気になれば他にも子供Ver,、ウェイトレスVer.、ダンサーVer.…とまだまだ切り売りできそうだ・

6.「ヨンパラ」似顔絵編
一瞬で終わる番組プロモーション映像。ここでの映像は画質がスカイプ映像で汚いが、現在はリニューアルしているらしい。

Type-B
2.「ペラペラペラオ」Music Clipメイキング
タイトル通りメイキング。登場した男の子(幼年)たちとコミュニケーションするメンバーが見どころか?

3.一流ペラペラペラオに訊く!Not yet“人生の極意”横山由依×徳光和夫
今回はゲストを招いての対談。徳光は総選挙の司会をやっていたので、過呼吸を起こして立っていられなくなった横山の事はインパクトもあってよく覚えていたようだ。徳光の暖かいお言葉に最後は涙してしまう横山が見どころ。

4.一流ペラペラペラオに訊く!Not yet“人生の極意”大島優子×コロッケ
さすがに大島だけは慣れており、探り探りの他の3人と違ってコロッケ相手にもスムーズに会話。2人で変顔を披露する等余裕を見せる。

5.「ヨンパラ」グダグダトーク編
一瞬で終わる番組プロモーション映像。おまけ以上のものではない。

Type-C
2.一流ペラペラペラオに訊く!Not yet“人生の極意”北原里英×今田耕司
北原と今田にどんな接点があったのか不明だがそもそも今田が北原を把握していたのかも謎である。今後についてのアドバイスを普通にもらっておしまい。

3.一流ペラペラペラオに訊く!Not yet“人生の極意”指原莉乃×土田晃之
「さしこのくせに」で共演しており、番組は終わったが、終了後2週間のタイミングだった模様。共演していただけあって慣れたノリ。

4.「ペラペラペラオ」Music Clip(DANCE ver.)
ダンス映像のみで構成されているが、バックダンサーがいるシーンではなく4人だけのシーンで構成されている。

5.振付映像「ペラペラペラオ」ダンスレクチャー(by Dancers)
メンバーは一切登場せずダンサーによるダンス映像にダンスアドバイザーのおじさんのハイテンションなレクチャー音声が入るもの。このハイテンションなレクチャーがぶっ飛びまくっており大爆笑してしまった。

6.「ヨンパラ」テープチェンジ編
一瞬で終わる番組プロモーション映像。おまけのプロモーションとはいえしつこい。

★★★☆☆

ペラペラペラオ(Type-A)(DVD付) Type-A  ペラペラペラオ(Type-B)(DVD付) Type-B  ペラペラペラオ(Type-C)(DVD付) Type-C   ペラペラペラオ 劇場盤 劇場盤

ブスにならない哲学 ハロー!プロジェクト モベキマス 2011/11/16 通常盤 初登場4位 売上5.6万枚
1.ブスにならない哲学
8月頃にレコーディング、PV撮影を済ませたようなので9月時点でのモーニング娘。、Berryz工房、℃-ute、真野恵里菜、スマイレージのメンバーが参加している。この時点でモーニング娘。高橋愛は発売時点での卒業が決定していたので最初から参加していない。高橋卒業と同時に新たにモーニング娘。に加入した4人の新メンバーは参加していないが、TV出演時にはメンバーになっていたのでTVやイベント等には参加。またスマイレージは当時準メンバーだったメンバーも全員参加していたが、発売発表後に1人体調不良で緊急脱退。PV撮影には参加していたのでそこにのみ参加しているらしい。曲の方は全員参加曲がこれ…?と言いたくなってくるくらいいつものつんくお得意路線。モーニング娘。単独の新曲として出てきても違和感が無いどころか最近の娘。の曲と比べても個人的にイマイチすぎる。もう少しド派手なアレンジにするとか、徹底的に明るいアイドルポップスにするとか、スペシャル感を出した方が良かったのでは?

2.もしも…
譜久村(モ)、嗣永(ベ)、中島(キ)、真野(マ)、和田(ス)の5人だけの曲。やたらとロリボイスな声ばかり聞こえる上に、随所に台詞も。わざとロリ声のメンバーばかり選んだのだろうか?嗣永のキャラクターは面白くて好きだが正直ここまで露骨なのは聞きにくい。

★★☆☆☆

ブスにならない哲学(初回生産限定盤A)(DVD付) 初回盤DVD付  ブスにならない哲学(初回生産限定盤B) 初回B  ブスにならない哲学(初回生産限定盤C) 初回C

ブスにならない哲学(初回生産限定盤D) 初回D  ブスにならない哲学(初回生産限定盤E) 初回E  ブスにならない哲学(初回生産限定盤F) 初回F  ブスにならない哲学 通常盤 

My Private“Jealousy” GLAY 2011/11/16 初登場6位 売上5.8万枚
1.My Private“Jealousy”
3ヵ月連続リリースの第2弾だが、一般流通するのは今作だけ。後は自社通販のG-DIRECT限定である。なお一部ファンにはレコード会社所属時代と違って、GoldがGLAYにDirectに転がり込んでくるからG-DIRECT!と揶揄されているが、表向きには直接届けたいというGLAYメンバーの意志ということになっている。サビがなかなか出てこない上にようやく辿り着いてもそこまでの爽快さが無く、いつもの攻撃的GLAYという以外に特に印象が無い。PVに出てくるTERUがやたら太っTERUつーか老けTERU…という衝撃の方が強い。ジャケだと顔が半分隠れてるしそうでもないんだけど、TVに出ていた時も他のメンバーがあまり変わっていないのに1人だけ10歳くらい老けこんで見えた。

2.Snow Flake
いつもの優しいGLAYという以外にやはり印象が無い。3作のうち唯一の一般流通作品がこれでいいのだろうか。昨年の『GLAY』の出来栄えからしても、もっといい曲は今のGLAYでも十分に出来上がっていると期待していたんだけど…。

3.残酷な天使のテーゼ(We Happy Swing Live ver.)
エヴァ主題歌のカバー。ライブ音源となっているがアレンジはHISASHI名義。「けいおん」の話題をT.M.R西川とTwitter上で行うなどしていたため、最近はアニメファンの間でもHISASHIのアニメ好きが知れ渡っていったようだが、案の定HISASHIの発案のようだ。これまでのGLAYのカバー同様に、原曲のイメージを極端に壊さず、しかしTERUのボーカルが入るともうどっから聞いてもGLAY!という抜群の仕上がり。

★★★☆☆

My Private”Jealousy”(DVD付) DVD付   My Private”Jealousy” 通常盤 

ワインディングロード エレファントカシマシ 2011/11/16 初登場18位 売上0.8万枚
1.ワインディングロード
2.東京からまんまで宇宙
アレンジも宮本と蔦谷好位置の共同名義でバンドクレジットは無い。昨年辺りでだいぶ激しくなってきていたのでまた売れ線から遠ざかっていくのかと思いきや割と落ち着いたメロディー重視の「ワインディングロード」と少々激しい「東京からまんまで宇宙」。安心の2曲だが少々印象は薄い感じも。

★★★☆☆

ワインディングロード /東京からまんまで宇宙(初回限定盤)(DVD付) 初回DVD付  ワインディングロード/東京からまんまで宇宙 通常盤 

ずっと aiko 2011/11/23 初登場4位 売上6.3万枚
1.ずっと
ドラマ「蜜の味」主題歌。ベスト盤等でaikoを改めて知った人には安定のいい曲かもしれないが、正直セールス面で安定からやや下り坂になってきたのがなんとなく納得できるような…割とアレンジが盛り上がるし、悪くは無いがイマイチピンと来ない1曲。

2.瞬き
3.ぬけがら

どちらもバラードではなく勢いがあり、A面の印象がイマイチだった割に今回はC/Wの印象が良い。

★★★☆☆

ずっと(通常盤)

oath sign LiSA 2011/11/23 通常盤 初登場6位 売上7.3万枚
1.oath sign
2.confidence driver
3.HANDS&SMiLE(アニメ仕様盤には未収録で代わりに「ナミダ流星群」)

アニメ主題歌らしいというのか、ストリングスが絡んで重厚さと壮大さが際立つアップテンポロック。Girls Dead Monsterとも先に発表されたソロデビューミニアルバムとも少し印象は違う。タイアップ先に合わせた曲のようなので、タイアップ先を知っていればもっと入りやすい曲なのかもしれないが、知らないのでそこまでピンとは来なかった。2曲目はもっとラウドでストレートなロック。3曲目はもう少しさわやかだけどやはりロック。ロックで統一はしているし曲もいいが…なんだろう…割と冷めつつあるのは…何故だろう。

★★★☆☆

oath sign(初回生産限定盤)(DVD付) 初回盤DVD付  oath sign【通常盤】 通常盤  oath sign(期間生産限定盤)(DVD付) 期間限定生産盤DVD付 

ゆきのいろ ポルノグラフィティ 2011/11/23 初登場8位 売上4.1万枚
1.ゆきのいろ
晴一曲。今回はTomi Yoとの共同アレンジ。この時期のリリース自体は珍しくないが、初秋〜晩秋のバラードというのがこれまでの定番だったのでウィンターソングというとシングルでは初である。ak.hommaを離れての成果は出ていてかつてない雰囲気の曲である。ただ正直以前よりもかなり地味になってしまったような…。もう少しメロがはっきりしていると冬の名バラードになったかもしれないが正直メロの印象も薄く、アレンジもこれまでにない感じで試行錯誤したっぽいんだけどどうにも薄めなので印象にあまり残らない。

2.生まれた街
昭仁曲。朝本浩文との共同アレンジ。かなり地味で暗めの1曲。ak.hommaを離れて新鮮さが出てくるかと思っていたが、迷走感の方が前に出てきてしまうような嫌な予感が…。

3.元素L〜つま恋Ver.〜Studio Session
4thアルバム収録曲のリメイク。ak.homma曲だがアレンジはポルノグラフィティ単体になっている。タイトル通りスタジオセッションバージョンで2人以外にハーモニカやウッドベースしか参加していないのでかなりアコースティックで地味な質感。新しい方向性ではあるし、マンネリに陥るのとどっちが良かったのかはまだなんともいえないところだろうか。

★★★☆☆

ゆきのいろ(初回生産限定盤)(DVD付) 初回盤DVD付  ゆきのいろ 通常盤  

歩いていこう いきものがかり 2011/11/23 初登場9位 売上6.6万枚
1.歩いていこう
ドラマ「ランナウェイ」主題歌。逃亡劇のドラマなのに「歩いていこう」って…と作詞作曲の水野良樹自ら突っ込んでいたが、安定のストリングス飽和バラード。アレンジは本間昭光。サビ始まりにするもんだからさらに曲が長くなってしまい最終的に6分越えという大作路線。ウィンターソングっぽい鐘の音等を入れている以外に新鮮さが無く、聞き手を掴むさすがのメロディーとはいえ、完全にコブクロと同じ道をたどっている事を痛感せざるを得ない1曲。00年代中盤以降酷くなってきた大作トレンド、オーバーストリングストレンドはいつまで続くんだろうか。

2.my rain
初期から聞いていて最近の大作バラード連発路線にウンザリしてきたファンが歓喜する初期路線の1曲。なんといってもハーモニカムバック!(c柊朱雀)これに尽きる。冒頭から鳴り響くハーモニカが何とも懐かしい。この曲もアレンジは本間昭光なのでA面は狙ってやっているものと思われる。

★★★☆☆

歩いていこう

ゆず 2011/11/30 初登場5位 売上5.1万枚
1.翔
北川曲。斎藤有太との共同アレンジ。最近妙に自己啓発ソングばかりだが今回も自己啓発ソング。冒頭の「僕らはいつも試されてる」からして前作でも神に試されてたのにまた!?という気がしてくるが、不安に負けそうとか壁を越えるとか「虹」以降のゆずと被りまくっており、そろそろ言いたいこと言い尽くしているんじゃないかという勢いである。壮大さに関しても前作で行き過ぎてしまったのでだいぶあっさりして聞こえるがやはり世界観は壮大だ。前から北川曲に応援歌が多かったとはいえ、違和感が消えない。

2.ムラサキ色
岩沢曲。2人だけの演奏で初期のようなアコースティック路線。そこまで印象的な曲ではなくあっさりしているが、A面との対比が落ち着く。というか2人の方向性は大丈夫なのだろうか。かつてないほど世界観に差が出て来てしまっているような気がするんだけど。

★★★☆☆

翔(初回限定盤)(DVD付) 初回盤DVD付   翔 通常盤 

戻る