2012年1月発売編

今日になるから 熊木杏里 2012/01/18 初回盤・通常盤 初登場45位 売上0.2万枚
1.今日になるから
アコースティック編成なサウンド(ドラムのみ打ち込みだがリズムが申し分程度にしか入ってない)にストリングスが絡むミディアム。ミニアルバム同様に前向きでメロディーが少し強めになっているので、地味な佇まいながらけっこう耳に残る確かな1曲。シングルをリアルタイムで聞くのは初めてだが、それもあってかけっこう噛みしめて聞くことができて今までの作品より良さが見えた気がした。

2.お祝い
塩谷哲によるピアノメインのバラード。後半にかけてカルテットのストリングスが入って盛り上がっていくが、基本的にシンプルな曲。メロディーも穏やかであまり強くないのでじっくり浸るタイプの曲だと思う。

初回盤
3.お祝い(natural voice ver.)
4.Flag(natural voice ver.)

通常盤
3.今日になるから(natural voice ver.)
4.ホームグラウンド〜ふるさとへ〜(natural voice ver.)

初回通常で収録曲が異なり、今作収録の2曲と昨年のミニアルバムからの2曲。ショートバージョンによる完全アカペラ新録音源となっている。コーラスを重ねているわけではなく、本当にに歌声1本のみ。これまでの曲でアコースティック調のシンプルな編成の曲もけっこうあったものの、個人的にはなかなか区別がつかなくて1曲1曲が残りにくいことが多かった。なのだが完全にアカペラとなると…これが案外いい。歌のみに集中できて意外と引き込まれた。…まあこんなんで複数商法にするなよ…という気もしなくもないけど。

初回盤の方は3種のうち1種差し替えジャケット封入で100円高くなっている。アイドルじゃないんだから…と思いつつも30歳直前の熊木さんはけっこうかわいい。

★★★★☆

今日になるから (初回限定盤) 初回盤  今日になるから(通常盤) 通常盤 

変わったかたちの石 KinKi Kids 2012/01/11 通常盤 初登場1位 売上14.7万枚
1.変わったかたちの石
作詞が秋元康、「Harmony of December」のマシコタツロウの作曲。フルバンド+ストリングの大人な味わいのバラード。そこはかとなく漂う「FNS歌謡祭」っぽさは、近年の「FNS歌謡祭」の生バンドアレンジを全面的に担当している武部聡志が編曲しているからだと思われる。かなり儚く歌っているので正直最初の印象は過去最高に地味。大人になるにつれて丸くなっていってしまうが、尖っていた自分を忘れない(超訳)という大人になっていく事への切なさみたいなものが歌われている。その割にアレンジも歌唱も丸くなりすぎている気がしなくもないが…。それなりに上質な味わい深い曲ではあるが、シングルA面としては地味であり、これで宣伝もいつも以上にしないのであればそりゃ最低初動になってもしょうがないか。

2.ナミダ 空に輝く
作曲:織田哲郎、編曲:家原正樹。現在のファン人気も一般知名度も高い「ボクの背中には羽根がある」「Annivesary」のコンビがなんとC/W。作詞のShusuiもcannaメンバーで「もう君以外愛せない」の作詞作曲者である。全面打ち込みナンバーで、正直前述の2曲どころかA面のような派手さはあまり無い。よく聞いているとなかなかの佳曲に思えてくる。C/Wとしてはけっこう贅沢な1曲ではあるかもしれない。

通常盤のみ
3.輪郭-l'e contour d'amour〜
4曲の中では最もアッパーな打ち込みダンスナンバー。やはりC/Wとしてはけっこう贅沢なカッコいい曲だが、必要以上にポップ方面に行かない辺りが、ライトリスナーにはとっつきにくくなってしまい、現状(ファンしか聞かない)になってしまったんだろうなとも思う。そういう意味で実に00年代中盤以降のKinKiらしい1曲かも。あと2曲目もそうだけどコーラスアレンジしてコーラス参加もしているko-sakuって00年代前半にはDEENのバックコーラスやってて、ライブサポートもやっていたことがあったりする。出世したなぁ…(遠い目)。

通常盤のみ
4.ユキムシ
「青の時代」を作詞作曲したcannaの提供曲。cannaは03年に休止になってしまったので、以降はずっとShusuiの個人名だったのだが昨年cannaとして復活したらしい。5分越えのバンド+ストリングスによるJ-POP王道型バラード。そこまでド派手ではないが、じっくり聞くと味わい深い大人なバラードである。歌詞には「雪虫が冬の訪れを伝えに」というフレーズがあるので、年始ではなく冬の始まる晩秋〜初冬にかけての曲という感じがする。今回のシングルは提供陣のメンツからしてそもそもに全て昨年の『K Album』用に用意してもらった曲だというのは間違いないと思われる。アウトテイクなのか、あえてとっておいたのかは不明だがこの曲に関してはタイミング的には少し遅いのでアウトテイクだろうか。

★★★☆☆

変わったかたちの石(初回盤)(DVD付)    変わったかたちの石(通常盤)  

つけまつける きゃりーぱみゅぱみゅ 2012/01/11 初登場7位 売上3.3万枚
1.つけまつける
正式芸名:きゃろらいんちゃろんぷろっぷきゃりーぱみゅぱみゅというらしいが存在自体全く知らなかった。このたび1stシングルということでさりげなくかかっているのを聞いたが、次の瞬間には頭の中が「つーけまつーけ」でいっぱいになってしまった。なんだこれは!Perfumeと同じ中田ヤスタカプロデュースなので雰囲気的にも近いものがあるが、こちらの方が歌詞とメロディーの繰り返しのインパクトがすさまじく中毒性が高い。またいじられてはいるものの声がキュートでメロディーと合わさって最強の破壊力を生んでいる。さあみんなも「つーけまつーけつけまつけー…」

2.きゃりーANAN
自身が出演しているバイト雑誌のCMソング。そのままananとタイトルを連呼。例によって単純な連呼が中毒症状を呼び起こす。ファッションモデルとか全く興味が無いので、いくら歌手デビューしようとも生涯縁が無いかと思っていたが、これは来るものがあるな…。

3.チェリーボンボン(extended mix)
昨年のデビューミニアルバム収録曲のリミックスバージョン。中田ヤスタカの場合元々がリミックスみたいなサウンドなのでごく普通の曲として聞ける。さすがに前2曲ほどの中毒性は無いが比較的聞きやすい1曲。

★★★★★

つけまつける (初回限定盤 フォトブック仕様パッケージ) 初回フォトブック仕様   つけまつける (通常盤) 通常盤 

rainbow rain/
サヨナラ 愛しのピーターパンシンドローム
SOPHIA 2012/01/11 初登場10位 売上1.0万枚
1.rainbow rain
エイベックス移籍復活第2弾。雨上がりの情景が浮かぶさわやかなポップソング。今回はアコースティックギターの方が前面に出ていて前作以上にエレキが後退。共同アレンジャー亀田誠治は変わっていないようなのでエイベックスに移籍したことによるサウンドの変化なのだろうか?けっこうさっぱりしている割には5分半に達するなど若干長さがあり、印象はあまり強くない。

2.サヨナラ 愛しのピーターパンシンドローム
岡村靖幸の作曲。02年の「HARD WORKER」以来10年ぶりのコラボとなったが、実験期に突入してかなり複雑になっていた10年前と比べるとガラリと様子が違っており、かなりシンプル。2番からはバンドがインするものの、ピアノの伴奏がメインの割とシンプルな編成になっている。歌詞の方は何かを失って大人になっていくことを歌っており、これは「rainbow rain」とも共通している。特に00年代に青春のもがきを多く歌ってきたがここにきて新たなステージを感じさせるが…正直以前ほどの良さを感じなくなってきた。

3.それでも 花は揺れてた
3曲の中で最も今までのSOPHIAに近く、ロック感の強い1曲。歌詞の雰囲気も以前に近いので3曲の中でこれが1番しっくりきた。

扱い上、「サヨナラ〜」が1曲目となっているDVD付の方が1番最初になっているので、公式での表記は1曲目が「サヨナラ〜」のシングルとなる。だが通常盤は「rainbow rain」が1曲目なのでやや変則的な事態になっている。

★★★☆☆

サヨナラ 愛しのピーターパンシンドローム/rainbow rain(DVD付) 「サヨナラ〜」DVD付  rainbow rain/サヨナラ 愛しのピーターパンシンドローム(DVD付) 「rainbow rain」DVD付  rainbow rain/サヨナラ 愛しのピーターパンシンドローム 通常盤 

グッドラック BUMP OF CHICKEN 2012/01/18 期間限定盤 初登場1位 売上19.2万枚
1.グッドラック
淡々と進んでいき、明確な盛り上がりがないままに気が付けば7分を越える大作。ここのところ大作続きだが、今回は正直かなり地味である。最初ショートームービーの方を先に見てその時バックでかかっている時はけっこう好印象だったんだけど単独で曲だけ聞いたらさっぱり印象に残らず。やがて何度か聞いているとようやくけっこう好印象になってきた…と印象がかつてないV字曲線を描いていった。歌詞の面では「君がいることを寂しさから教えてもらった」「君がいない事を温もりから教えてもらった」と普通なら逆になるところが、あえてこうなっているところが凄いと思う。

2.ディアマン
アコギの弾き語り。かなりの言葉数があるので同じメロディーで延々続いていく6分半の大作。弾き語りでこの長さなので爽快感は皆無だが歌詞を追っていくと引き込まれる曲。最近のBUMPはある程度世界観に入っていかないと良さが見えてこない曲が多い気がする。ファンなら毎回絶賛だと思うけど、ここ数年の曲は以前よりも新規が入りにくいんじゃないだろうか。

期間限定盤のみ
3.グッドラック〜ストリングスVer.〜
ストリングスアレンジで普通に歌が入っているのかと思ったら、「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズの音楽を手がける佐藤直紀がアレンジしたストリングスインスト。特にあってもなくても…という感じのボーナストラック。

4.BURA-BURA BOY
通常盤隠しトラックは「BURA-BURA GIRL」。アコギジャカジャカ弾きながら素人ボーカルユニゾンで歌われるおふざけ曲。東京都心の地名が出てくるタイトル通りブラブラしている曲だが、特に爆笑するポイントも無く、こういうノリにも慣れてしまったので新鮮な衝撃も無い。

DVD

1.「Good Luck」(ショートムービー)
高校生の男女が仲間を集めて文化祭用に映画を作るという青春ストーリーが展開。「ALWAYS 三丁目の夕日」とはストーリーは関係ないが監督が同じで、生徒を見守る先生役で吉岡秀隆も出演。男子生徒には見覚えが無かったがヒロインの山下リオ(大塚千弘の妹)は知っていた。姉妹そろって安定のかわいさ。吉岡秀隆が05年に主演した「四日間の奇蹟」で重要な役どころでデビューした尾高杏奈も久々に見たが…まさかギャル役とは…最初分からなかった(役作りなだけで普段はもう少し普通のようだが)。「グッドラック」は終盤近くになってかかり始めるがBGMとして非常に最高。すんなりハマっているというか。この曲自体BGMとして真価を発揮する側面があるのかもしれない。ストーリー自体も青春そのもので気持ちのいいストーリーだった。名作。

2.「グッドラック」MV
ショートムービーのダイジェストがメインだが、舞台でもあった高校の屋上でメンバーが演奏しており、周囲にいる生徒たちにはそれが見えていないという設定。ショートームービーの出演者たちも、劇中での映画の撮影の為にやってきたという設定らしく、少しだけ登場。山下リオだけがなんとなくBUMPメンバーの気配を感じるようなカットがある。

★★★★☆

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いつだって僕らは いきものがかり 2012/01/18 初登場4位 売上3.3万枚
1.いつだって僕らは
ユーキャンCMソング。08年の大橋卓弥からユーキャンによる年明けに1歩踏み出そうよ的な前向きソングタイアップが恒例化しているが、王道ポップスいきものがかりは寸分の狂いなく期待通りの前向きポップソングを用意してきた。ストリングスも入っているものの、大げさな感じは無く、大作志向はいったん落ち着いて07,8年くらいのところまで戻ったような軽やかさがある。ここのところのA面曲は本間昭光、島田昌典、亀田誠治といった、かつてはそうでもないが小林武史同様に近年はストリングスアレンジをふんだんに盛り込むのが最大の特徴というタイプのアレンジャーが交代で手掛けていた。今回はA面では「じょいふる」以来となる田中ユウスケと近藤隆史の共同アレンジなので大げさ感が薄れている。実際久々に4分半のポップスに落ち着けており、アップテンポなのに無駄に長くなってしまった「笑ってたいんだ」とは対照的だ。今までどういうわけか必ずC/W、アルバム要員にされていたもう1人のソングライター山下が初A面起用という点も見逃せないが、そもそもにA面に採用されない理由が不明なくらい水野と変わらないソングライターだったので特にいつもと違う感じはしない。今回4分半ポップスに落ち着けて大作志向から解き放たれたのがその影響なのだとすればなお良しといった感じ。

2.赤いかさ
そしてC/Wが水野曲。前作C/Wほどではないが今回も間奏でハーモニカムバック!(c朱雀)ということで初期を思わせるバンドポップとなっている。ただ今回はインディーズ2ndアルバムからのリメイクということなので、初心に戻ったというより本当に最初の頃の曲だったというだけっぽい。なおインディーズ1stと3rdはほとんどの曲がシングルA面かアルバム曲としてリメイクされているのに2ndだけ手つかずだったので今回が初の2ndからのリメイクらしい。ただここで無駄にストリングスを入れず、バンドポップに仕上げてきてハーモニカも入れたという辺りはメンバーにも少し最近大作すぎている意識があるからだといいんだけど…。アルバムは期待半分不安半分である。そしてA面にハーモニカが帰ってくる日は来るのだろうか。今でも山下の自己紹介は「ギターハープの山下穂尊です」のままなんだぜ…

★★★★☆

いつだって僕らは

初恋サイダー/DEEP MIND Buono! 2012/01/18 初登場7位 売上1.3万枚
1.初恋サイダー
ハロプロメンバーが大挙出演している深夜ドラマ「数学女子学園」ED。生バンド編成ではあるが、そこまで派手にギターがガンガン鳴っているわけではなく、ポップなロックという感じで、今までありそうで意外となかったような爽快な1曲。サビの爽快さはとにかく耳に残る。これは久々にファン以外でも耳にしたらちょっといいんじゃないかと思えるような分かりやすくて開いた1曲だと思う。Buono!のセンターは数作おきに代わっており、5作連続で鈴木愛理となっていたが今回は久々に嗣永桃子となっている。なのだが、歌いだしのサビは愛理で、次にソロを歌うのは雅。センターなのにソロパートが出てくるのは嗣永プロが最後である。さらに1番サビ前半は雅だし、2番では愛理と雅にしかソロが無い。嗣永プロ真ん中に立ってるだけかよ…と思いきや間奏開けのサビでようやく嗣永プロのサビのソロパートが登場する。センターを焦らすという斬新な歌割りも面白い1作。

2.DEEP MIND
Buono!の王道に近い激しめなロック路線。Buono!が主演した映画「ゴメンナサイ」主題歌なのでA面にしたという感じで、感覚的にはいつものC/Wとあまり変わらない印象。サウンドはかっこいいがサビが少し停滞しているかのような感じでもう1つ盛り上がりに欠けるので、「初恋サイダー」に比べると一段落ちる印象である。C/Wだったらいつも通り安定の良曲という印象だったと思う。

★★★★☆

初恋サイダー/DEEP MIND(初回生産限定盤)(DVD付) 初回盤DVD付  初恋サイダー/DEEP MIND 通常盤 

卒業 高橋優 2012/01/18 初回盤 初登場9位 売上1.1万枚
1.卒業
いわゆる学校の卒業ではなく、過去からの卒業という内容で、卒業ソングではない。落ちたところからの希望が歌われたポジティブソングである。普通にいい曲だが例によってストリングス病全開のミディアムバラード。3作連続でこんな感じなので正直相殺しまくりというか、まだ2ndアルバム発売直前にも関わらず果てしないマンネリ感が漂う。強力なタイアップ先からの要請というわけでもなさそうなのに何でこんな縛られたかのようにストリングスミディアム路線でA面を切り続けるのだろうか。これが売れ線という判断なのかもしれないが…。

2.HITO-TO-HITO
ストリングスは使っていないがA面よりもよっぽど自由で幅広さを感じる。ほとんどの歌詞が「人は人を〜」で始まる文章になっているが、最終的な締めの言葉は「I Love you」。散々疑問を提示しまくっておいて「君が好き」に終着する『ほんとのきもち』と同じオチだが、結局のところこのシンガーが歌っている事は非常にストレートなLOVE&PEACEという事で、過度な期待はしないほうがいいのかもしれない。もちろん歌っている事は共感できる内容だし、非常に素晴らしいシンガーだと思うんだけど、大層にリアルタイムシンガーソングライターとか冠をつけたのが逆に混乱を招いているような気がしてきた。

3.泣き虫空に可愛い傘〜LIVE from 月刊高橋優STERAM Vol.2 2011.11.30〜
初回盤のみ。通常盤には「怒りのハイヒール」収録。弾き語り。シンプルなところでも聞かせられるシンガーなので、A面に限って無駄に壮大にしすぎる必要はやっぱり感じない。たぶん2ndアルバムでもA面だけ壮大で、それ以外では幅広い楽曲を聞かせてくれるんじゃないかと思う。

初回盤は全8曲に及ぶライブDVD付属だが未見。

★★★☆☆

卒業(初回限定盤) 初回盤DVD付  卒業(通常盤) 通常盤 

Darl:orz 北乃きい 2012/01/18 初登場16位 売上0.5万枚
1.Darl:orz
金髪ロック!初のギターレコーディング!とか言ってたのにジャケ写は黒髪だし、曲も全くロックな感じがしない。宣伝文句を間違えたんじゃないかと思ったが一応PVでは金髪カツラ姿も登場するし、確かにアレンジャーと連名で本人の名前もギターとしてクレジットされている。問題はこれがロックなのか?というところだが印象としては打ち込みポップ+ギターの明るいポップナンバーといった感じ。個人的基準ではロックには入らない。せいぜい打ち込みポップロックといった程度だろうか。以前のシングルがいかにもエイベックス王道だったのに比べれば確かに少し違う方向で来た感じはするもののイメージが変わるほどではなかった。

2.It's All Right
さらにエレクトロサウンドが強めになった1曲。こういうの流行るんだったらもう少しCherieさんにスポットが当たっても…というか歌詞の一部が微妙な以外はこの手の曲調聞くならCherieさんの方がいいと思ったりする。

★★★☆☆

Darl : orz(DVD付)【初回生産限定】 初回DVD付  Darl : orz(DVD付) DVD付       Darl : orz CDのみ  

片想いFinally SKE48 2012/01/25 Type-A,B,C 初登場1位 売上59.2万枚
1.片想いFinally
井上ヨシマサ登板ということで気合入ってくるかと思ったが…昨年の3シングルとその前の1作がハイテンションだったのからすると随分歌謡曲方面になったなという印象。好〜きなんだ♪と歌うサビは確かに印象には残るけどそこはかとなく古い感じもしてあまり好きな曲調ではない。

Type-A
2.はにかみロリーポップ/白組
松井珠理奈と「片想いFinally」に選ばれていないメンバーで構成。タイトル通りポップな曲だがそんなにロリロリしていないので聞きやすい。

Type-B
2.声がかすれるくらい/紅組
松井玲奈と「片想いFinally」に選ばれていなくて白組でも無いメンバーで構成。けっこうカッコいい系の1曲。

Type-C
2.寡黙な月/セレクション8
「片想いFinally」に選抜された16人からさらに7人に絞り込み(W松井、矢神、高柳、木ア、小木曽、木本)、白組に参加していた石田を加えた8人で構成。少人数の構成だが特にこの選抜に深いこだわりや重要性は無いのかPVが作られるわけでもない。毎回埋もれがちだが紅白の曲とも遜色ない印象のアイドルポップ。

3.今日までのこと、これからのこと
全員歌唱曲とされているだけあってボーカルが分厚い。けっこうアップテンポな1曲だがライブでもラストに大団円で大合唱するのが似合いそうな雰囲気の1曲。

DVD

1.片想いFinally music video
楽曲自体は単なる片想いソングだと思っていたがPVはメンバー同士のキスシーンなど同性愛描写があったりとかなり過激な内容になっていて驚いた。楽曲自体イマイチ印象が良くないんだけど、PVでここまで冒険するとは…。

Type-A
2.はにかみロリーポップ/白組 music video
画家みたいな衣装で、町の人々が白黒になってしまったのを珠理奈の霊力カラーに変えていくという内容。大人っぽさよりも珠理奈の子供っぽさを生かしたような方向性でカワイイ。

3.特典映像「SKE48紅白対抗マル秘芸認定大会・PART1」special movie
メンバーがそれぞれ個人で一芸を披露していくというバラエティ。司会はteam Sリーダーの平田。全盛期を過ぎた芸人(ゲッツ、耳がでっかくなっちゃう人、小力、ノッチ、山田ルイ)5人が審査員となっており彼らの判定で3人以上に認められればマル秘芸として認定されるというもの。ものまねやら体を張った一発芸やら特技やらみんな必死に頑張っているが正直残念なものも多い。にも拘わらず審査員のおじさんたちは甘々で全員合格…。

Type-B
2.声がかすれるくらい/紅組 music video
台の上に立っていてお金をもらうと連れて行かれるメンバーたち。だが真冬なのに涼しい夏服セーラーの玲奈だけはおいてけぼり。各メンバーはそれぞれよく分からないボードを掲げており、玲奈には「炭酸」の文字が。回想が入り、夏には逆に1人超人気だった玲奈。これはいったいどういう援助交際ムービーなんだと思ったが、途中でようやく自動販売機の擬人化だったと気づく。ラストでは取り残された玲奈が兄ちゃんのサポートで厚着をもらって、界王拳を発動ホットサイダーへと華麗なる変身!大団円となるが、界王拳からの変身があまりに滑稽すぎて大爆笑必至。

3.特典映像「SKE48紅白対抗マル秘芸認定大会・PART2」special movie
Type-Aの続きで残りのメンバー全員が芸を披露していく。後半には失格メンバーも登場。いくら甘すぎる5人の芸人も一応失格は出していたのか…。

Type-C
2.特典映像「SKE48紅白対抗マル秘芸大会」special movie
Type-A,Bの個人マル秘芸とは関係が無い。全くの別の番組でチーム戦による対決バラエティ。収録自体は同時に行われたのか審査員の芸人5人は同じ。組体操、ハンドベル、3人漫才、二人羽織、珠理奈のイリュージョン、玲奈の真剣白刃抜きとかなり練習が必要な大がかりな出し物が続く。特に最後の玲奈の真剣を使ったマジなパフォーマンスはけっこう迫力があった。これが特典DVD映像って気合入れ過ぎだ。Type-Cだけ合計2時間近くあるし…(その分だけ少々画質が荒い)。

3.特典映像U「Team KUオリジナル公演への軌跡」documentary movie
Team KUは今までオリジナル公演ではなく、AKB48が過去にやったおさがり公演しかやったことがなく、今年の総選挙でランクインしたリーダー高柳が壇上で「オリジナル公演をやらせてくれ」と直訴。それによってオリジナル公演が決定し、そこまでのドキュメント。努力の過程を見せるという基本コンセプト全開の熱い感動ドキュメントとなっている。ようやくメンバーの顔を覚え始めた。

★★★☆☆

片想いFinally(DVD付A) Type-A   片想いFinally(DVD付B) Type-B  片想いFinally(DVD付C) Type-C 全て初回盤ジャケット  【特典無し】片想いFinally 劇場盤 劇場盤

ピョコピョコ ウルトラ モーニング娘。 2012/01/25 初登場3位 売上3.3万枚
1.ピョコピョコ ウルトラ
昨年9期が入ってまださっぱり覚えてないのにさらに10期に子供4人が加入。高橋愛がいなくなり、新垣がリーダーになったと思ったらもう辞めるって言うし…スキャンダルでクビになった矢口と藤本(後にその相手と結婚)の2人を除くと、リーダーが就任直後に辞めるって言うのは史上初である。正直ついていけなくなりつつある。というか8人子供すぎて顔がさっぱり分からない。先輩たちが引っ張る構成ではなく、PVを見る限りだと意外とリーダー新垣が前に出てこない、光井は骨折がなかなか治らず踊れないので出番が少ない。高橋愛と2TOPだった田中れいなが完全に1人勝ちかと思いきや、叫び担当だった道重さゆみが大出世。結局この2人をメインに新メンバー8人を一気に押し出していくという感じ。。曲の方は更なる若返りを図ってそのまんまヒヨコピョコピョコ。元気いっぱいのナンバーとなっていて、意外と耳には残るものの…このどうしようもない軽さは、同じようにふざけてもそこそこのパワーがあった全盛期とは比べてはいけないほど安っぽい。この辺りは現在の持ち回りのアレンジャーを変更するだけでもかなり変わると思うんだけど…。個人的に意外と悪くない曲だとは思うけど、間違いなく滑ったんじゃないかと思う。

あとドラマ主題歌バージョンでは田中&道重に加えて桜田通が一緒に踊っているがけっこうシュールでインパクトがある。

2.悲しき恋のメロディー
いつも作品を出すごとにセルフライナーを書いていて、C/Wにも最低一言はこんな曲ですというコメントをしているつんくが今回この曲のコメントを完全スルーしている。A面がかなりぶっ飛んでいるので普通の曲にしか聞こえず印象が薄い。

★★★☆☆

ピョコピョコ ウルトラ(初回生産限定盤A)(DVD付) 初回DVD付A  ピョコピョコ ウルトラ(初回生産限定盤B)(DVD付) 初回DVD付B   ピョコピョコ ウルトラ(初回生産限定盤C)(DVD付) 初回DVD付C  ピョコピョコ ウルトラ 通常盤  

music 豊崎愛生 2012/01/25 初登場12位 売上1.0万枚
1.music
作詞がつじあやの、作曲がクラムボンのミトで両者とも演奏にも参加。軽快なアコースティックバンド+ストリングスナンバー。エレキが入っておらずアンプラグドな生の質感全開な演奏が楽しめる。ほんわかしたボーカルにも合っていてほのぼのいい曲。

2.annivesary
ささやきボイス+簡易なバックという構成の1曲。CMソングみたいなイメージである。

★★★★☆

music(初回生産限定盤)(DVD付) 初回盤DVD付  music 通常盤 

HERO MONKEY MAJIK 2012/01/25 初登場54位 売上0.1万枚
1.HERO
安定のバラード。当初は歴代のシングルに比べるとこれといった特徴が無いように感じたがけっこう聞きこめる1曲。ただそろそろもう少し攻めのナンバーも聞きたい。アルバムではたぶん色々やると思うので楽しみにしたい。

2.HERO-English version-
アレンジそのままで全英語詞になったもの。ボーカルがカナダの人なので違和感はないどころかこれも自然。

3.Headlight-DJ Mitsu the Beats remix-
前作のリミックス。Beatsとあるようにビートが効いたようなアレンジに変わっているがまあ典型的なリミックスだなという以外には特に…。

★★★★☆

HERO

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