2012年5月発売編
追憶-Single Version-/大切な言葉 | 東京女子流 | 2012/05/23 Type-C | 初登場12位 売上1.3万枚 |
1.追憶-Single
Version- 2ndアルバム『Limited addtiction』からのシングルカット。大幅なリアレンジがされている。アルバムではピアノとストリングス(全面打ち込み)で構成されたシンフォニックなアレンジだった。無駄な壮大感がかなりかったるい仕上がりだったが、シングル化に当たってバンドスタイル+ストリングスに変更(ギター以外全面打ち込み)。これによりかなり聞きやすくなったと思う。いずれにせよかなり背伸びした曲ではあるし、そもそもにアレンジ変わってもやっぱりそんな好きな曲じゃないな…というのが正直なところだったりもする。ファン以外にアピールする曲というよりかは、ファンがこれまでを踏まえて成長したよねとしみじみするための1曲といった感じ。 2.大切な言葉 Type-Cのみ 6.TGS23-先行音源- CD-EXTRA 初回封入特典 ・「追憶キャンペーン」12P分シリアルコード ・Type-B、Cの応募券2枚でイベント抽選 Type-AのDVDには「おでかけムービー」収録、Type-BのDVDにはPVとメイキング収録。他にイベント限定盤があり、2曲+カラオケのCDのみ(Type-A,BのDVD抜きと同様)。 ★★★★☆ |
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おいでシャンプー | 乃木坂46 | 2012/05/02 Type-A,B | 初登場1位 売上22.5万枚 |
1.おいでシャンプー 前作と違って今回はAKBでも定番の一人称「僕」によるラブソングになっているものの楽曲全体の柔らかい雰囲気は前作同様。やはり清楚系というのが乃木坂46の特徴らしい。アレンジが心地よくて当初の印象よりも飽きずに聞ける1曲。 2.心の薬 Type-A Type-B DVD 1.おいでシャンプー-MUSIC
VIDEO- Type-A 3.生田絵梨花×ヒロシュー、4.伊藤万理華×有元沙矢香、山本真希、5.衛藤美彩×二宮崇、6.川後陽菜×山田篤宏、7.川村真洋×渡邊直、8.齋藤飛鳥×阿相クミコ、山田一仁、 Type-B 3.安藤美雲×松田一輝、4.生駒里奈×青山裕企、5.市來玲奈×掛川康典、6.岩瀬佑美子×村山和也、7.柏幸奈×青松拓馬、8.高山一実×松本博樹 Type-CもA,Bと同様に3曲目が異なり、DVDにはそのPVとデート映像の残り11人分が収録されている。通常盤はCDのみでさらにC/Wが異なる。 ★★★★☆ |
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それでも好きだよ | 指原莉乃 | 2012/05/02 Type-A,B,C | 初登場2位 売上14.9万枚 |
1.それでも好きだよ 自身が主演しているドラマ「ミューズの鏡」主題歌。このドラマ、年明けから放送されており、1話しか見ていないが1話では使用されなかった。スケジュールがギリギリの中で風邪により指原の声が出なくなってしまい歌入れに間に合わなかったとか。その後無事に歌入れも完了し、主題歌として使用されていたが発売未定のまま1クールが経過。乃木坂46と対決する企画が持ち上がったので調整していたものと思われる。歌詞は本人そのままのイメージ。ネガティブとか言いつつもけっこう堂々たるアイドルっぷり。そもそも本当に自分に自信が無かったらアイドルになろうとも思わないわけで、その辺りの微妙なバランスまで計算した歌詞なのだとしたら相当絶妙な歌詞である。好きだよ〜と台詞パートもあったりと確実に今しか歌えないどころか、このノリだと20代後半になるともう痛い人扱いされそうなくらいの全開アイドルノリ。歌はうまくも下手でもなく、本当に普通。思ったよりもアイドル声でちょっとギリギリなところが一生懸命な感じでキャラクターともダブっていいのかもしれない。 2.初恋ヒルズ Type-A Type-B Type-C DVD 1.それでも好きだよ(Music
Video) Type-A 3.それでも好きだよ〜「ミューズの鏡」特別編集版〜 Type-B 3.Everyday、カチューシャ/ものまねAKB Type-C 3.指原莉乃本人解説による指原莉乃1stソロシングル「それでも好きだよ」ライブ時における美しいMIXおよびコール講座 劇場盤にはC/W全曲を収録。これにより全5曲となり、オリコンのシングル扱いの基準から外された。このため劇場盤売上のみカウントされていない。 ★★★☆☆ |
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Face Down | 嵐 | 2012/05/09 初回盤、通常盤 | 初登場1位 売上61.5万枚 |
1.Face Down 大野主演ドラマ「鍵のかかった部屋」主題歌。作編曲が複数の外人による本格トラックによる非キャッチー路線。ところどころエフェクトがかかったボーカルといい、サビになってもさっぱりキャッチーさが無い曲は嵐のシングルA面としては史上初だと思う。HIP HOPやミクスチャーにかなり接近していた02年頃のシングルでもサビメロはキャッチーさを残していただけにここに来てA面でこれをやるとは驚きだ。ただアルバムではそこまで珍しくもない曲調だったりもする。そして何と言ってもサクラップが09年の「Believe」以来A面に帰ってきたというのが最大のトピック。3年ぶりである。3年も経てば中高生は卒業してしまう。3年というのは例えば「今回の嵐の新曲、影山(櫻井が昨年演じた役名)が突然ラップしてんだけど!マジウケんだけど!」とか言われてもおかしくないくらいの年月である。ただ曲自体がA面らしくないのであまりA面に帰ってきた感じがしない。王道のシングルばかり続いている中ではいいアクセントになったシングルだとは思うけど…この手の曲調が聞きたければとっくにK-POP聞きまくってるしなぁ…。 初回盤 DVD 通常盤 ★★★☆☆ |
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ナギイチ | NMB48 | 2012/05/09 Type-A | 初登場2位 売上45.0万枚 |
1.ナギイチ NMB48はそこまで興味が無く、今作で初めてCDを手に取ったが、今回手に取った理由はとりあえずSKEとAKBとサマーソングを3週連続でリリースしてるから聞き比べるか、という理由である。タイトル「渚で1番かわいいガール」の略。最早系列グループ恒例ともいえるサマーソングであり、新鮮さは無いのでわりとすぐ飽きそうではあるが、普通にいい曲だし、個人的には「パレオはエメラルド」(SKE48)辺りと同程度、AKBカチューシャよりはいいという感じ。 2.理不尽ボール/アンダーガールズ Type-A DVD 1.ナギイチ(ミュージックビデオ) 3.ナギイチ(ミュージックビデオ
ダンシングバージョン) Type-A 4.特典映像「NMB48 春の学力テスト-前編-」 Type-B,CはC/W3曲目とDVD2,4トラックが異なる。劇場盤は「理不尽ボール」以外のA〜CのみのC/Wを網羅し、渡辺美優紀のソロ曲を追加した内容となる。 ★★★★☆ |
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いつも、いつまでも | TUBE | 2012/05/09 | 初登場9位 売上1.4万枚 |
1.いつも、いつまでも デビュー作「ベストセラー・サマー」以来となる武部聡志に編曲を依頼。さすがに27年も経っているのでアレンジャーの作風も変わるということで、「ベストセラー・サマー」の面影は皆無。ストリングスと落ち着いたバンドサウンドによるミディアムバラードナンバーとなっているが、最近わりかしミディアム〜バラードのシングルも多いのであまり新鮮味も無く、池田大介辺りを招けば良かったのではないかという気もする。そもそもこの手の温もり感溢れる曲調って冬のTUBEとしての基本線じゃないのか?「夏」という単語は登場するが、「あの夏」と過去なので初夏に出すにはちょっと違うような…。そんなわけでそれなりにいい曲だが、最近の同系統のミディアムナンバーの方が普通にもっと良かったのでやや地味な印象。地味な印象を受ける理由の1つにちょっとキーが下がったのがあるような気もする。正確な音程は分からないが、TUBEってもっと高音張り上げてなかったっけ? 2.明日は明日の... ★★★☆☆ |
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アイシテラブル! | SKE48 | 2012/05/16 Type-A,B,C | 初登場1位 売上58.1万枚 |
1.アイシテラブル! 作編曲が小澤正澄。元PAMELAHでZARDの「愛が見えない」が最大ヒット作。近年は三枝夕夏や愛内里菜にも提供していたが両者引退により、最近はビーイングでは見かけなくなっていた。ビーイング→エイベックスというと筆頭に織田哲郎がいて、相川七瀬をエイベックスからデビューさせたのは裏切り行為であるという見解を発表しており、現在ビーイングと織田哲郎の繋がりは断たれている。その後も柴崎浩(相川に提供)や北野正人(datとしてデビュー)など脱ビーイングしてエイベックスというパターンばかりで、現役でビーイング所属していながらエイベックスと関与して、ビーイング所属者として無事だった者はいない。エイベックスで作家デビューする=ビーイングとの関係終了となってしまうのだろうか。楽曲の方は、「バンザイVenus」の恐ろしいまでの勢いを受け継いだような勢い全開。小澤正澄提供だけあってかなりギターサウンドが効いている。さすがにアイドルなのでそこまで前面に出しまくってはいないが、間奏ではバッチリギターソロも入れているし、アウトロ付近でもけっこうギターがうねっている。編曲までしているので演奏も恐らく小澤さんだろう。「バンザイVenus」「オキドキ」と並ぶひたすらに圧倒的な1曲。この圧倒的な勢いがSKE48なのだろう。3週連続の48系サマーソングの中では文句なしダントツだと思う。 Type-A Type-B Type-C 3.目が痛いくらい晴れた空/研究生 DVD 1.アイシテラブル!
music video Type-A 5.特典映像U アイシテラブル!
making movie Type-B 3.特典映像 「SKE48
どっきり大作戦!!<PartT>」special
movie Type-C 3.特典映像 「SKE48
どっきり大作戦!!<PartU>」special
movie ★★★★★ |
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SHINE | 家入レオ | 2012/05/16 | 初登場7位 売上4.3万枚 |
1.SHINE ドラマ「カエルの王女さま」主題歌。力強い応援歌。初期の絢香と同様に西尾プロデューサーが作曲を共同で行っているので絢香+YUIの路線といった感じもあるけど、くどすぎず、必死すぎず、非常に聞きやすいバランスだと思う。派手派手にしすぎないアレンジもそうだけど、いかにも引っ張りそうなEDをスパッとぶった切って終わるところなどは近年の大作傾向に走りがちな売れ線J-POPの中ではかなり目立つ潔さである。なお1stの「ぱっぱっぱっぱっぱら〜」に続く歌詞に無いフレーズは今回はサビ途中の「あっあっあっ」である。これはシリーズ化するのだろうか。 2.Hello 3.カラフル ★★★★☆ |
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真夏のSounds good! | AKB48 | 2012/05/23 Type-A,B | 初登場1位 売上182.1万枚 |
1.真夏のSounds
good! 総勢36名という史上最多のA面楽曲。チーム4のメンバーを一気に参加させ、SKE,NMB,HKTからも増員したため。楽曲自体は鉄板のサマーソングといった感じだが、さすがに井上ヨシマサのピークが完全に過ぎてしまったのか、「ポニーテールとシュシュ」が偉大すぎたのか…。サビ頭の「まっなつのサウングー♪」こそキャッチーなもののこれがAKB史上最大ヒットシングルになるかと思うとなんとも…。個人的には「Everyday、カチューシャ」よりはいいとは思う。 2.3つの涙/スペシャルガールズ Type-A Type-B DVD 1.真夏のSounds good! MUSIC
VIDEO ナニコレ? 「Beginner」以来の問題作といえるが、あの時はシリアスな曲調でメッセージソングでもあったのでそれなりに意味は繋がっていた。今回は呑気なサマーラブソングであり、全く関係が無い。旧世代と新世代の世代交代や旧世代が「守り」、新世代が「攻め」という意味があるらしいが、思いっきり渡辺以外の新世代が感染して全滅するし、あれではラストの白い衣装は天国=それが見えた生き残った渡辺と前田も天国行き→AKB48全滅、となってしまう。全滅はさすがに監督の意図した事ではないと思われるが、これは監督が完全に「自分のアート=自己満足」に走りすぎて多くの人には何も伝わらないという、よりによってアイドルのPVでは1番やってはいけないことをやっちまった感じ。 2.真夏のSounds good! MUSIC
VIDEO-Dance ver.- 3.3つの涙/スペシャルガールズ MUSIC
VIDEO Type-A 5.AKB48 27thシングル
選抜総選挙 出馬メンバープロフィール映像<Type-A> Type-B 5.AKB48 27thシングル
選抜総選挙 出馬メンバープロフィール映像<Type-B> ★★★☆☆ |
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Bible | GLAY | 2012/05/23 | 初登場3位 売上5.8万枚 |
1.Bible 最近のGLAYらしいメッセージソングだが、それに乗せたアレンジはエネルギッシュな若手バンドがやりそうなパンク系のノリ。このキャリアでこういうのがやれるのって案外GLAYの強みなのかもしれない。近年はわりと予想通りの楽曲が多い中で久々に驚いた1曲にして、快作。 2.あの日の少年 3.Thank you for your love ★★★★☆ |
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with you | ゆず | 2012/05/23 | 初登場5位 売上5.1万枚 |
1.with you 北川曲。もはやお約束のような自己啓発壮大路線。「虹」から3年、こんなに早く飽きるを通り越してウンザリする領域に達するとは思っていなかった。それくらい違和感があるというか、やっている事が毎回焼き直しに思えてくる。「虹」のタイミングでこの曲が出ていれば「今回のゆずは壮大で今までにない感じでスケールアップした名曲」と思っていたとは思うけど、このタイミングでリリースされても…。 2.イエス 3.虹[Symphonic Orchestra
Version] ★★★☆☆ |
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シロツメクサ | 豊崎愛生 | 2012/05/23 | 初登場20位 売上0.9万枚 |
1.シロツメクサ アコースティックデュオ「羊毛とおはな」の提供曲。ふわふわしたボーカルに合わせたミディアム。過去回想系の楽曲で、少し悲しい感じも漂うんだけど内容自体は比較的前向きで明るい。 2.リンゴのせい ★★★★☆ |
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西瓜BABY | Not yet | 2012/05/30 Type-A,B,C | 初登場1位 売上16.9万枚 |
1.西瓜BABY Not yetの表題曲タイトルは過去3作もユニークだったが、なんだかんだキャッチーさがあったように思う。今回はキャッチーさ皆無で正直手抜き&ダサくないか…。なんだかんだ一応意味が通じていた過去3作と異なり、結局何が「西瓜BABY」なのか意味不明。締めでは「僕はカブトムシ」とテキトーな方向にぶっ飛ぶし…。また、この最後のパートのみ「西瓜BABY」の表記が「Suika Baby」に変わるという謎のこだわり(?)が。楽曲自体は適度にキャッチーだが、どうにも引っ掛かりが無く、アイドルポップとして鉄板だけど、どうも過去3作含めてこれが特に好き!というのが出てこない横一線な印象。メロとアレンジは大差ないが、タイトルと歌詞の適当っぷりを含めると今作だけ1つ落ちる感じだろうか。一方、歌唱面では徐々にソロパートが増えており、今回は1番Aメロを大島→指原、2番Aメロを北原→横山で平等に担当。大サビでもソロで均等にメドレー、最後のサビ手前の「西瓜」の大島だけ1歩リードといったところか。やはり4人しかいないわけだから、ソロパートがあった方が面白い。 2.希望の花 Type-A Type-B Type-C DVD 1.「西瓜BABY」Music Clip Type-A Type-B Type-C 今回劇場盤が存在せず、DVD3種+通常盤となる。全て3曲目が異なる。通常盤のC/Wは大島優子が参加していた07年のOVA主題歌を歌ったユニット曲(未CD化)のカバーで「アイサレルトイウコト(Not yet ver.) 」を収録。 ★★★☆☆ |
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少年よ 嘘をつけ! | 渡り廊下走り隊7 | 2012/05/30 Type-C | 初登場3位 売上8.1万枚 |
1.少年よ 嘘をつけ! 映画版の「クレヨンしんちゃん」主題歌ということで子供向けの応援歌。嘘をバカにされることで奮起して本当にしろ!夢を掴め!(超訳)という嘘→夢の錬金術的啓発ソング。斬新な歌詞の発想は面白く、さらに「One! Two! Three!」または「A!B!C!」とサビでカウントされる数値が「FOURTEEN! FIFTEEN! SIXTEEN」(字数が多くて早口)と「M!N!O!」まで進むというのはキレキレである。平嶋夏海が残念なことになってしまったので同じ事務所の元AKB48→元SDN48の浦野一美が暫定加入。1人だけ26歳と年上ながら頑張っている。Aメロは7人全員でソロを回しており、渡辺麻友だけが2人分(2行)、後は6人で1フレーズずつ(1行ずつ)という割り振り。どうやらこれは以前からの定番パターンのようだ。カワイイ感じを出すたびにわざとキーを高めに設定しているようなので、冒頭の渡辺麻友のサビのソロパートがきつそうだが、楽曲自体は引っかかる部分が多く意外とハマる。個人的にはサビ終盤に登場する短い「イェイ!」の掛け声がちょっとカワイイ。 2.君は考える Type-C DVD 1.少年よ 嘘をつけ! MUSIC
VIDEO Type-C 初回A〜C、通常盤全てC/W3曲目が異なる。A〜Cは渡辺麻友+誰か、通常盤は多田愛佳のソロ曲。DVDは「女優のお仕事 予告篇」メンバーが異なり、Type-Aに菊地・小森、Bに多田・浦野となる。 ★★★★☆ |
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アルタイル | 秦基博 meets 坂道のアポロン | 2012/05/30 | 初登場17位 売上0.8万枚 |
1.アルタイル アニメ「坂道のアポロン」ED。アニメ主題歌自体は過去にも何度かやっているが今回はアニメ用の企画シングル扱いされている。というのも本人が作曲していない(作詞とアコギの演奏はやっている)。作編曲を菅野よう子が担当。バンド+ストリングスがクレジットされているが、ほぼストリングスで曲を引っ張っていくバラードナンバー。バンドは特にドラムに関してはほとんど入っていない状態となっている。平メロのシンプルな感じは、通常の秦基博の楽曲と大きな違いは無いが、サビになってもさほど盛り上がらず地味なまま…というところが通常と大きく異なる点だと感じた。特にA面曲だとシンプルなバラードでもサビでは強いメロディーを持ってくるのが秦基博の特徴だったと思うので、歴代のシングルA面の中で今作がダントツに地味である。「meets 菅野よう子」ではなく「meets 坂道のアポロン」になっているわけだから、アニメの内容自体には深く関わっていく楽曲になっているはずで、アニメを見ていればもしかしたら聞こえ方が違うのかもしれないが…。 ★★★☆☆ |
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stand by me | ステレオポニー | 2012/05/30 | 初登場30位 売上0.3万枚 |
1.stand by me アニメ「エウレカセブンAO」ED。新たなデビュー作のような、初期のシリアスなロックを圧倒的にたくましくなった現在のバンドでもう1度やってみたといった雰囲気の曲。共同アレンジャーはBONDでアルバムから共通しているが、さらにバンド感が強くなったカッコいい仕上がり。1stシングル辺りと聞き比べると、曲調は似ていても格段にバンドがパワーアップしているのが分かる(というか初期の近藤プロデューサー好みのサウンドがミニマムすぎるんだけど)。実際バンドの意識も変化しているようで、昨年の元ZONEとSCANDALと3バンドで合同ライブをやった際にはサポートにギターを入れていた。3rdアルバムを引っ提げてのライブや今作のPVでもサポートにギターが入った4人編成となっていたようだ(今作のクレジット自体にはギターサポート表記は無い)。そんなバンドでやってこそ光るバンド魂な1曲のリリースキャンペーンがアコースティックライブイベント&握手会というのは、いくら予算が無いからって酷過ぎる仕打ちである。今回特に「歌」だけでなく(というかメロディーはやや弱い)、バンド全部のトータルで打ち出している楽曲だけに、アコースティックにレベルダウンさせてしまっては何も伝わらないではないか…。 2.狼 ★★★☆☆ |