2012年11月発売編
北川謙二 | NMB48 | 2012/11/7 Type-A | 初登場1位 売上40.6万枚 |
1.北川謙二 脱退者が相次いでいる中で、AKB48との兼任で横山由依が加入。チーム所属ではなく、1人だけNMB48としてクレジットされている。AKB48のPVのプロデューサーとしてクレジットされているスタッフの実名を使用した珍タイトルだが、単に名前を拝借しただけでスタッフ北川謙二の仕事ぶりが歌われているわけではない。彼女が以前に付き合っていたと噂されるのが北川謙二であり、北川謙二に嫉妬する主人公の想いが描かれているという曲。ふざけたタイトルの割にキャッチーさに溢れた勢いのある楽曲でかなり耳に残る。「ナギイチ」より前の曲はサビ程度しか知らないが、NMB48の楽曲としては最高傑作。 2.インゴール Type-A DVD 1.北川謙二(ミュージックビデオ) 2.北川謙二(ミュージックビデオ ダンシングバージョン) Type-A 4.特典映像「第2回NMB48紅白対抗水泳大会(前編)」 ★★★★☆ |
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Pride on Everyday | スフィア | 2012/11/7 | 初登場8位 売上1.2万枚 |
1.Pride on
Everyday アニメ「バクマン。」EDタイアップ。応援ソングとなっているが冒頭の「最高の夢」というフレーズは主人公の名前でもあるのでその辺は意識してひっかけているのだろう。サウンド的にはバンド寄りのスフィア王道ナンバー。相変わらず期待通りとしか言いようがないサンシャインな楽曲だ。 2.ワタシ♪NOTEと#ペンシル ★★★★☆ |
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Destiny | 喜多村英梨 | 2012/11/7 | 初登場13位 売上0.8万枚 |
1.Destiny PSP用ゲーム『円卓の生徒 The Eternal Legend』主題歌。制作陣も同じ1stアルバム前半の延長のようなメタル系のロック。ストリングスのアレンジもド派手でシンフォニックである。J-POPではバラードにストリングスを多用するのが常套手段だが、アニメソング界隈ではアッパーな曲をさらにシンフォニックに盛り上げるのに多用されている気がする。1stアルバムを聴いていたので違和感は無かったが、シングルだけ聞いているリスナーはハッピーハッピガー♪とかかわいく歌っていた次がこれだとひっくり返るんじゃないだろうか。好んで聞く路線ではあまり無いが、あまり聞かないサウンドだけに新鮮な曲だ。 2.SHINE ★★★★☆ |
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青い春 | back number | 2012/11/7 | 初登場14位 売上0.9万枚 |
1.青い春 ドラマ「高校入試」主題歌。1話でかかった時から好印象だったので初めて手に取ってみた。バンド自体は昨年からいいメロディーを書くなぁとは思っていたが、一直線なラブソング主体なのが受け付けず聞いていなかった。今回は恋愛以外のテーマだったのも聞きやすかった。もがき踊りくるうような青春をテーマにした曲で概ねいい歌詞だと思うんだけど2番のAメロだけは納得がいかない。「まあいいや」が増えた事を「大人になったから」ではなく、「空気の中に変なもん」を「考え過ぎんのをよしとしない誰かさん」が「混ぜているから」と実体のない誰かのせいにしている。最も都合のいい誰かの陰謀論による逃げを堂々表現。これもまた「踊らされている」青春の表現の1つなのかもしれないが、本気でそう書いているのだとしたらそれは無いだろと。この歌詞だけありえないけどそれ以外は全面的に名曲。 2.助演女優症 ★★★★☆ |
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nameless | ねごと | 2012/11/7 | 初登場42位 売上0.2万枚 |
1.nameless 2.100 作詞作曲がバンド名義になっており、連続リリースの1発目ということもあって相当な意欲作ではあると思うんだけど、前作に続いてかなりの個性派でキャッチーさがほとんど無い。よくあるソニー系バンドの枠を脱してねごとというバンドの個性を確立していると思うし、面白いとは思うけど好きな曲かというとそうではない。キャッチーさよりも不思議さが前面に出ているので売上激減は仕方ないかなといった感じ。 DVD ★★★☆☆ |
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イーアル!キョンシー feat.好好!キョンシーガール/Brave | 9nine | 2012/11/14 通常盤1 | 初登場11位 売上1.4万枚 |
1.Brave メンバーの川島海荷主演、9nineメンバー出演のドラマ「好好!キョンシーガール」挿入歌。戦闘シーンや真面目なシーンなどで使用されていた。シリアスな楽曲で、こちらの方がまだこれまでの9nineのイメージに近い。とはいえもう少し明るい曲が多いので少し異色か。こっちもちゃんとPVが作られ、初回盤Aと通常盤1では1曲目でメイン扱いになっているにも関わらず、CDタイトルは全種共通で「イーアル!キョンシー feat.好好!キョンシーガール/Brave」となっており、両A面の2曲目扱い。このためか「CDTV」等のチャート番組では「Brave」がかかるのを1度も見なかった。 2.イーアル!キョンシー feat.好好!キョンシーガール ★★★☆☆ |
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ヒカルものたち | 渡辺麻友 | 2012/11/21 初回盤A,B,C | 初登場1位 売上12.1万枚 |
1.ヒカルものたち あちこちボーカルが加工されていてまるで初音ミクのようだなんだこれは…と思ったらまさにそのまま動画サイト界隈で活躍する八王子Pなる人物の編曲(作曲はしていない)。これがもっと機械全開になったらそのままボーカロイド楽曲というくらいボーカロイド寄りの楽曲だが、確かに人間が歌っていると感じさせる箇所もあったりでそのバランスはなかなか面白い。 Type-A 共通 DVD 1.ヒカルものたち Music
Video 2.ヒカルものたち Music
Video Making Type-A Type-B Type-C ★★★☆☆ |
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サラバ、愛しき悲しみたちよ | ももいろクローバーZ | 2012/11/21 通常盤 | 初登場2位 売上13.2万枚 |
1.サラバ、愛しき悲しみたちよ ドラマ「悪夢ちゃん」主題歌。作編曲を布袋寅泰が担当。土曜9時ドラマ主題歌で布袋寅泰がアイドルに提供するというのは99年のTOKIO(愛の嵐)以来じゃないかと思うが、今回もギター響きまくりのロックナンバー。ドラマではED付近で進行するドラマのバックでかかっていてタイトルバック等が用意されていない。初回は次回への引きの演出に入ったので、EDでかかり始めるもラストシーンでは曲を止められてしまうなど扱いもあまり良くなかった。しかし回を重ねるとかかっているだけでもそれなりに耳に残るようになってきて、最終回では出演者の子供たちがミュージカルで合唱するという形で歌い、悪夢ちゃん役の木村真那月がソロで超絶に外すといったインパクトも残した。ももクロとしてはかなり異色な曲なんじゃないかと思うけど、適度にギターが効きつつもキャッチーな歌メロが心地いい。前山田健一の曲はサビだけキャッチーだけど他は曲が繋がってないくらい違う展開を見せるので1曲通して好きな曲が無かったのだが、今作は初めて1曲通していいなと思った。 2.黒い週末 通常盤のみ ★★★★☆ |
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紙飛行機 | コブクロ | 2012/11/28 | 初登場2位 売上6.1万枚 |
1.紙飛行機 ドラマ「結婚しない」主題歌。再結成後1発目のシングルは気負わないさらっとしたミディアム。この手のドラマ主題歌ともなれば平気で5分6分使っていた近年のコブクロからすると4分半程度で終わるのはかなり珍しい。久々に気負わずさらっと聞ける曲ではあるが、どこか物足りなさもある。何より相変わらず小渕&藤井によるストリングスは表面をなぞって盛り上げるだけでマンネリ感しか生んでいない。もう少しそれ以外のアレンジでポップに聞かせることはできないものかとも思うけど今回はその点も以前に比べればかなり凝った感じはするので今後に期待だ。 ★★★☆☆ |
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MONSTERS | The MONSTERS | 2012/12/28 通常盤 | 初登場1位 売上20.3万枚 |
1.MONSTERS 香取慎吾、山下智久主演の同名ドラマ主題歌。香取と山下が共同での作詞作曲となっている。元々は『GIFT of SMAP』のソロDISCに香取のソロ曲枠で山下をゲストボーカルとして収録していたものでシングルカット曲となる。シングルカットするだけのインパクトのある曲だが、共同制作者とはいえ元がSMAP5人それぞれのソロ曲という1つの枠で用意された曲なので山下のボーカル参加は控えめ。8割がた香取の声しか聞こえない。The MONSTERSと2人のユニット名義で出すにあたって、もう少し平等な歌割りに変えるくらいすればいいのに、どうやらそのまんまらしく、山下のボーカルはほとんど添え物レベルで登場する程度。特にサビではほぼ香取の声しか聞こえない。何かもう最近偉大なる大先輩SMAPが長年トップに君臨しすぎて後輩が後輩のまま20代を浪費していってアラサーになってきてるんだけど…。 初回盤Aのみ未収録 初回盤Bのみ未収録 ★★★★☆ |