2013年2月発売編
リリック | TOKIO | 2013/2/20 通常盤 | 初登場7位 売上3.8万枚 |
1.リリック 長瀬主演ドラマ「泣くな、はらちゃん」主題歌。作詞作曲編曲が全て長瀬の単独名義によるTOKIO初のA面完全自作曲。作詞作曲を単独、編曲を船山基紀と共作した「明日を目指して!」以来の長瀬のシングルA面起用となる。ガツンとしたロックサウンドが展開し、シングルとしてはいつになくカッコいい印象だが実はここ5,6年のアルバムではリード曲が長瀬の作詞作曲編曲になっていたりしたので、アルバムまで聞いているリスナーにとってはようやくそれが表に出たか、といった感慨も。ややメロディーが覚えにくいところはあるけど、一般イメージTOKIOを覆すくらいの勢いはあると思う。あわよくばこのままメンバーの自作路線でシングルA面が出せるようになればいいのだが…。 通常盤のみ 3.Pocket 初回盤は「リリック」1曲とカラオケのみでDVDにPV収録。通常盤は2曲C/Wが存在し、カラオケもつく4トラックの2パターンジャニーズ商法。 ★★★★☆ 初動2.3万枚(サウンドスキャン初動2種合計2.3万枚) |
|||
Mistake!/Battery | SMAP | 2013/2/27 初回盤A、通常盤 | 初登場1位 売上23.6万枚 |
1.Mistake! 作詞がいしわたり淳治、作曲がV6やTOKIOに多く提供しているHIKARI、編曲がCMJK、と90年代のSMAPとは無関係の提供曲だが、90年代中盤頃の黄金期を髣髴とさせるこれぞSMAPといった感じのダンスナンバー。ここのところは国民的な立場を意識せざるを得ないような曲や提供者の色が濃い曲が多かったが、今回は非常に安心感がある。木村・稲垣が1番、中居・香取が2番、大サビで草gと5人にソロパートがある事自体は最近の定番だが、5人になった直後のように真っ先に木村と稲垣のパートが出てくる辺りは少し懐かしい感じ。 2.Battery 初回C・通常盤のみ DVD(初回盤A) 2.Mistake(Making) 初回盤Bは「Battery」が1曲目で、DVDもそちらのPV&メイキング。完全にメインを入れかえた形となる。初回盤CはEPサイズジャケット、中身は通常盤と共通で、初回盤Cが無くなり次第通常盤に変わるとされているが、レンタルには最初から通常盤が出回っている。 初動16.2万枚(サウンドスキャン初動4種合計12.9万枚) ★★★★☆ |
|||
この街 | ℃-ute | 2013/2/6 初回盤B | 初登場4位 売上2.6万枚 |
1.この街 先輩、森高千里の90年の楽曲のカバー。アレンジは平田祥一郎。ここのところテンポの遅い曲を出すようになっているが、今回も普通くらいのポップスだった原曲から何故かバラードになってしまった。かなり間延びした雰囲気で正直イマイチ。また歌詞は一部変更。具体的な川の名前が出ていたところが無難に「夕焼け」に差し替えられたほか、間奏の熊本弁の台詞がつんく作詞の無難な故郷を振り返る台詞に差し替えられている。原曲に台詞の記載は無かったが、今作では台詞もつんくのクレジットで記載。つんくのコメントによればこれは東日本大震災の追悼の意味合いもあるらしいが…そうなの!?って感じだし、う〜ん…。この曲自体は昨年のベスト盤まで知らなかった曲の1つなので思い入れは無いんだけど、熊本弁が出てくるのが面白いという1つの要素を取っ払って何でもない台詞に変えた挙句に、間延びしたアレンジにするとか原曲の良い部分をわざわざ消して悪くしなくても…といった印象がどうしても。 初回盤A,Bのみ DVD付はAとCの2種(全て「この街」のショット違いPV)。C,DのC/Wは別の森高カバーで「ハエ男」、通常盤C/Wは「この街」のリミックス。そちらは原曲以上にハイテンポらしい。 ★★★☆☆ |
|||
TRY AGAIN | 倉木麻衣 | 2013/2/6 | 初登場7位 売上1.9万枚 |
1.TRY AGAIN アニメ「名探偵コナン」OP。作曲が徳永暁人、編曲がCybersoundという制作陣だけなら原点的な組み合わせだが、楽曲自体はややK-POP寄りなトラックに。K-POP的というかもういかにも今の流行って感じだろうか。ただこういうトラックにするならもっと思いっきりガツガツさせた方がかっこいいのに何とも音全体が控えめなので薄味でほとんど耳に残らない。倉木のボーカルの線が細いのであんまりバキバキさせるとトラックに呑まれる恐れがあるからだろうか。 2.さくら さくら... ★★★☆☆ |
|||
PERFECT BLUE | Base Ball Bear | 2013/2/13 | 初登場11位 売上0.9万枚 |
1.PERFECT BLUE ベスト盤と同時発売。ベストを経て新しい事をやるというよりも、最も王道のイメージ(リリース形態や楽曲が変化球気味な近年より初期寄り)を今なりにやってみた感じ。最初はイマイチ音程が上がっていかないサビが地味に感じたが何度か聞いていたら凄くさわやかでいい曲に思えてきた。鮮やかな過去の夏の光景を切り取ったようなイメージなんだけど、28歳くらいになった今の彼らが歌うから意味があるんじゃないだろうか。ただどう考えてもこれは2月じゃなくて初夏の匂いが漂う5月頃に出した方が曲が立ったような気が…。 2.アイノシタイ 3.Typical Girl ★★★★☆ |
|||
So long! | AKB48 | 2013/2/20 Type-A,K,B | 初登場1位 売上113.3万枚 |
1.So long! 歌唱メンバーは篠田麻里子、高橋みなみ、渡辺麻友、板野友美、大島優子、柏木由紀、小嶋陽菜、島崎遥香、峯岸みなみ、横山由依、北原里英、松井珠理奈、松井玲奈、渡辺美優紀、山本彩、指原莉乃。恒例桜ソング。さすがに毎年毎年出されるとまたか…感が強くなってきたところはある。特に学生が終わって「卒業」から遠ざかると実感が薄れるし、1年が経つのも早くなってくるし余計そう感じるのかも。ただ今回も卒業を控えている学生にはジャストフィットなのではないだろうか。肝心の歌唱メンバーに学生が松井珠理奈しかいないどころか、10代すら数名しかいないんだけど、まあ大学卒業くらいの設定ということでなんとか。実際最後の歌詞が「いつか私の結婚式に絶対招待するからね」になっている辺りは今までに無かったところだ。これ高校とかましてや中学だと、ちょっ!それまで会わないつもりかよ!というかなり先の事っぽくなっちゃうし、大学生くらいなら割と近い感じがする。曲の方は…わりと好きなタイプの曲なんだけどDEENの「ありったけの笑顔」とDo As Infinityの「Hand in Hand」のサビ頭と似ているな…というくらいわりとよくある良メロといった印象。 2.Waiting room/アンダーガールズ Type-A Type-K Type-B DVD 1.So long! The Movie 2.Waiting room/アンダーガールズ Music
Video Type-A 4.第2回 AKB48紅白対抗歌合戦〜総集編〜 Type-K 4.第2回 AKB48紅白対抗歌合戦〜紅組ダイジェスト〜 Type-B 4.第2回 AKB48紅白対抗歌合戦〜白組ダイジェスト〜 5.Sugar Rush Music Video なお峯岸は坊主前に全ての収録を終えているため、普通に参加。クレジット上も1月1日現在なので、Team Bとして記載されている。研究生降格なので指原のようにちゃっかりHKT48からの選抜扱いでA面に残るどころか、一般発売CDには参加不可能で、研究生名義の曲が収録される劇場盤C/Wが限界と思われる。 ★★★★☆ 初動103.6万枚(サウンドスキャン初動6種合計で33.0万枚) |
|||
今を生きて | ASIAN KUNG-FU GENERATION | 2013/2/20 | 初登場10位 売上1.7万枚 |
1.今を生きて 堅実な1曲といった感じで安定感がある。メロディーはそこまで印象的ではなく、ドッタドッタドッタドッタとしたリズムが印象的だが、全体的にいい雰囲気の曲。 2.ケモノノケモノ 初動1.3万枚(サウンドスキャン初動1.3万枚(初回盤)) ★★★★☆ |
|||
ON AND ON | Every Little Thing | 2013/2/20 | 初登場18位 売上0.4万枚 |
1.ON AND ON 11年12月以来のシングル。TOKIOにも提供しているHIKARIの提供曲。一聴して耳に残る前向きで軽やかなドキャッチーな曲。曲に関しては文句なしにいいと思うんだけど、歌い方が曲に合っていないというか、喉を壊して以降の特徴である発音がはっきりしないもしょもしょした歌唱がまた少し復活してしまっていて、こういう軽快な曲だったらもう少しハッキリさせてほしいなと思う。喉を壊していたことを語れるようになるくらいは回復しているようだけど、どうも過去曲だけでなくこの曲のTV歌唱もあまりうまくいっているようには見えなかったし、曲はいいんだけど今の持田香織には案外向いていない曲なのかもしれない。 2.ON AND ON〜Jazztronik Remix〜 ★★★☆☆ |
|||
未来のミュージアム | Perfume | 2013/2/27 | 初登場2位 売上9.1万枚 |
1.未来のミュージアム 「ドラえもん」タイアップだったからか、ブレイク以降のシングルでは聞いたことのないようなかわいらしいポップソング。きゃりーぱみゅぱみゅから変な要素のみを排除したかのようだ。個人的にはこういう曲もたまにはあった方が好きなんだけど海外進出するためにユニバーサルに移籍したのに一向にそんな気配が無く、キャリーが先にヨーロッパでライブやっちゃったっていうのは…。実は移籍に対して置き土産ベストも出るのが決まっていたのでマイナスイメージにならないように海外進出というボヤッとした目的を掲げただけで具体的には何も考えてなかったんじゃないよな…? 2.だいじょばない 初動6.9万枚(サウンドスキャン初動2種合計6.9万枚) ★★★☆☆ |
|||
If | MONKEY MAJIK | 2013/2/27 | 初登場64位 売上0.1万枚 |
1.If 旅立ちソングにも思えるし、辛いところからの復活、復興ソングにも思える泣きのバラード。基本的にA面1曲目はキャッチーでハズレがないとはいえ、ここ数年の中では飛び抜けて傑作だと思う。通常よりもややバンドが前に出ているところもまたいい。 2.The Apprentice ★★★★★ |