2013年3月発売編

手紙 TOKIO 2013/3/20 通常盤 初登場8位 売上1.8万枚
1.手紙
国分主演の映画「だいじょうぶ3組」主題歌。作詞がYUKI、作曲が蔦谷好位置、編曲は野間康介。YUKIがソロデビューしてから一時低迷し、再ブレイクを果たした頃によく曲提供していたのが蔦谷好位置だが最近はあまりYUKIに関わっていなかったっぽいのでこのコンビは久々だろうか。最初に聞いた段階では歴代シングルの中でも初期に匹敵するくらい恐ろしく地味な曲で、どこがサビだったのか、どんなメロディーだったのか全く思い出せないままに曲が終わってしまう。恐らくテレビでちょっと聞いたくらいじゃ全く印象には残らないだろう。何度も聞いていると段々残ってきて味わい深くなる。初期のシングルは何度聞いてもパッとしなかったので、何とか初期越えは果たし、現在もじわじわ印象が上昇中だ。いずれ過去曲回顧で取り上げる際には★4つまで上がっているかもしれない。公式では「あえて抑え気味に徹したTOKIOの演奏」とあるが、TOKIOの場合バンドを放棄させられり、バンドよりも装飾音が前で鳴っている事も多かったので、格別バンドが抑えられているという印象は無い。ここ最近では確かに「抑え気味」ではあるけど、むしろこの曲が聞きこむと味のある曲になったのはこの確かな演奏があるからだ。これでピアノメインでストリングスのラインで盛り上げるなんていう流行りのアレンジにしていたらとんでもなく退屈な曲になっていたと思う。

通常盤のみ
2.To be
元気いっぱいでがっつき気味のロック。国分と山口がメインで歌っているようだ。やはり国分の声にはこういう元気な曲が合う。

3.夕灼けの街
サビ以外は静かに、サビでガンガン鳴り響くというミディアム気味のロック。意外と引きこまれる。たぶん多くのリスナーにとってこのシングルを最初に聞いて印象がいいのは「手紙」ではなく、C/W2曲なんじゃないだろうか。

★★★☆☆

初動1.4万枚
サウンドスキャン初動2種合計1.4万枚(DVD付:9位0.79万、通常盤:15位0.64万)

手紙(初回限定盤)(DVD付)   手紙  

島唄 THE BOOM 2013/3/20 初登場64位 売上0.1万枚
1.島唄
バンドではなく「島唄」の20周年記念シングル。実際には92年発表で、92年にシングルカット(ウチナーグチ・ヴァージョン、40万ほどのヒット)されているのだが、大ヒットしたのは93年のオリジナル・ヴァージョン(93万枚)なので、そこから20周年という計算のようだ。2001年にもリメイクされ、02年にはW杯アルゼンチン代表の応援歌として現地の歌手によるカバーバージョンが使用され、そこまでの3バージョン+カバーを加えた「島唄」ベスト盤のようなシングルが10万程ヒットしていた。今回は20周年ということで再びリメイクしているが、2001年バージョンのような大胆な改変はせず、オリジナルに忠実に再録音したような感じ。時代が進化した分だけ演奏は良くなっているようにも感じられる。また間奏が長くなり、今まで無かった新たな歌詞とメロディーが追加されているが、歌詞カードへの記載はない。この分だけ曲が長くなっているが、より神秘性も増して20周年の貫録を見せる「島唄」はこれからも名曲として残っていくんだろうなと思う。

2.シンカヌチャー(THE BOOM ver.)
宮沢和史+DIAMANTES+シンカヌチャーという名義で2012年に沖縄限定で発売されていたシングル曲のバンドバージョン。2011年の沖縄の世界エイサー大会の課題曲だったらしい。原曲を聞いていないのでよく分からないが、原曲にコーラス参加していたやなわらばーなどコーラス参加のメンバー中心にそのままクレジットされているので、演奏だけTHE BOOMのメンバー3人に差し替えたっぽい。曲は三線や太鼓、イーヤーサーサーの連呼など、まんま沖縄全開のノリ。無条件で楽しい1曲

3.島唄(シンフォニック・オーケストラver.)
昨今流行りのピアノストリングスのみで島唄を歌ってみた!というバージョン。バンドメンバーは参加せず、ピアノと弦のみ。無駄に壮大ですね、としか言いようがない。でもまあテクノバージョンとか作るよりは曲に合ってると思う。いっそテクノバージョン聞いてみたい気もするけど。

4.シンカヌチャー(太鼓抜きver.)
タイトル通りに太鼓だけ抜いたバージョン。太鼓があると太鼓だけがリズムになっているパートはまだしも、ドンドンドンと他のリズム音を打ち消す勢いでややうるさいところもあったので、無くなった事でかなりスッキリした印象。ライブでやるなら太鼓もあった方が盛り上がるんだろうけど、音源としては太鼓なしが正解だと思った。わざわざ太鼓だけ抜いて収録したという事は、現場でも太鼓の有無の判断に迷ったのかもしれない。

09年に活動再開した時には自主レーベルFIVE Dに移動していたのに、何故か今回は吉本に移籍していた。何故吉本なんだ…?

初動0.1万枚

★★★★★

島唄  

Calling/Brethless 2013/3/6 通常盤 初登場1位 売上87.9万枚
1.Calling
相葉主演ドラマ「ラストホープ」主題歌。いつになくロック色が強くまるでKAT-TUNのような雰囲気。アルバムもポップに振り切った作品なのでこういう方向でのカッコいい嵐はありそうで意外と無かったような気もする。サビ直前に「あふれあふれあふれ」とリピート加工ボイスが流れてきて歌詞通りに溢れ出したようにサビに突入するところが面白い。Bメロで随所にわずかにラップっぽいパートがあり、間奏ではそのままサクラップが久々にハードに展開しても違和感が無いどころか、むしろここ5年くらいのシングルの中でもダントツでラップを展開すべきような曲なのにサクラップなし。やはりもう櫻井の中ではラップでの自己表現に対して関心が無くなっているのでは…。そのおかげで曲はコンパクトに4分ほぼキッカリで終了してしまう。やはりそこが物足りないが、一時期は多忙やポップ化したシングルの曲調のせいかと思っていたが、こうもラップが遠ざかっていくともう期待しない方がいいんだろうな。

2.Breathless
二宮主演映画「プラチナデータ」主題歌。男性K-POPグループがやってそうな曲。アルバムではわりとこういう感じの曲もやっていたような気もするけど記憶が定かではない。要するにカッコいいとは思うけどあまり好みの曲調ではない。

通常盤のみ
3.オーライ!!
A面2曲とは打って変わって明るく元気なナンバー。アルバム『Popcorn』路線の延長といったところだろうか。Aメロの語尾でオーライオーライ連呼して曲の締めでもオーライオーライ連呼するので終始オーライオーライ言っている曲に思えるが、Bメロとサビでは1度もオーライと言っていない。

4.full of love
他の曲に比べると抑えめなアレンジなので印象は薄いが、サビのメロディー自体はけっこう耳に残る。

★★★★☆

初動75.6万枚
サウンドスキャン3種合計初動73.9万枚(初回盤B:1位29.2万、初回盤A:2位29.1万、通常盤:3位15.6万)

Calling/Breathless(初回限定盤A)(DVD付)   Calling/Breathless(初回限定盤B)(DVD付)   Calling/Breathless(通常盤)  

瞬く星の下で ポルノグラフィティ 2013/3/6 初登場3位 売上4.8万枚
1.瞬く星の下で
晴一曲。アレンジは田中ユウスケ、立崎優介とポルノグラフィティの共同名義。楽曲自体はわりといつものポルノグラフィティという感じではあるんだけど(さすがに「2012spark」レベルの曲は毎回は期待できない)、ak.hommaを離れて色々なアレンジャーと組むようになって生まれた新たな勢いは今回も継続されている印象。アップテンポだけど少しスリリングさもあり、だけど確かな強さもあるというこの曲の魅力を引き出しているのは間違いなくアレンジ。ストリングスとバンドのバランスもこれが共存だと昨今のベテランヒットアレンジャーに手本として聞かせてやりたいバランスの良さ。

2.極上ランディング
昭仁曲。共同アレンジャーは江口亮。これもアニメ主題歌用に昭仁が用意していた曲だったらしいが、曲調は異なり、こっちの方が明るい。残念ながらタイアップとしては採用されなかったわけだけど、これがA面でもおかしくないくらいの勢いがある。

3.むかいあわせ
昭仁曲。共同アレンジャーはtasuku。バラード曲。これまたC/Wにしてはもったいない出来。全盛期のak.hommaの神がかり的な勢いは別としても、メンバー自作曲の著しい成長に加えて、複数のアレンジャーと組んでの多彩さも加わってキャリアの中では今が最も充実していると思う。

4.瞬く星の下で<アニメVer.>
アニメ「マギ」のOPサイズ音源。基本的に1コーラス+ラストサビの前半で構成されているが、「世界がわずかに輝く」が「世界が微笑む」、「不安を数えた指に温もりが灯る」が「冷たい胸に灯がともる」とサビ終りの歌詞が一部変更されている。アニメに合わせたものと思われる。なおこのバージョンの収録は全種共通になっている。このためアニメ盤は単にジャケットがアニメ仕様なだけ。

★★★★☆

初動3.5万枚
サウンドスキャン初動2種合計3.2万枚(初回盤DVD付5位2.8万、アニメ盤20位0.47万)

瞬く星の下で(初回生産限定盤)(DVD付) 初回盤DVD付  瞬く星の下で(期間生産限定アニメ盤) 期間限定アニメ盤  瞬く星の下で 通常盤 

君の名は希望 乃木坂46 2013/3/13 Type-A,B,C,通常盤 初登場1位 売上31.8万枚
1.君の名は希望
歌唱メンバーは秋元真夏、生田絵梨花、生駒里奈、伊藤寧々、井上小百合、桜井玲香、白石麻衣、高山一実、中田花奈、永島聖羅、西野七瀬、橋本奈々未、深川麻衣、星野みなみ、松村沙友理、若月佑美。存在感が無く透明人間のようだった主人公の見ていた世界が「君」に出逢って恋をしたことで色鮮やかに広がっていく様子を描いた前向きソング。個人的には透明どころか、地味な仲間の中で目立ちまくりのネタキャラというポジションを主に高1,2の頃に確立していたので、むしろ透明化に憧れていたくらいで、実体験としての共感は無いんだけど、曲の構成(歌詞、メロ、アレンジ)が本当に良く出来ていて名曲だなと思う。基本的にアイドルの曲は楽しけりゃいいし、特に秋元一派にはそれしか期待していないんだけど、時たまこのように心にも響く曲が出てくるから侮れない。

2.シャキイズム
歌唱メンバーは同上。歌詞カード下のクレジットでは歌唱メンバーは「君の名は希望」と同じメンツが並んでいるのに、wikipedia見たら「全員(市來除く)」とか書いてあるのは何故?どうして市來だけハブられなきゃいけないんだよ?今回「君の名は希望」と「13日の金曜日」が良すぎて霞むが、これがA面でもいいようなポップなアイドルナンバー。厳密にストーリーは異なるものの、PVも歌詞の内容に合わせて進行する。

Type-A
3.ロマンティックいか焼き
歌唱メンバーは同上。Type-Aの歌唱メンバー3曲とも全く同じって…。少しは選抜メンバー以外にも歌わせてやれよと言いたくなってくる。曲の方は一足早く夏を先取りしたようなアイドルサマーポップナンバだがギラギラ感は皆無でひたすらさわやか。Aメロではソロパート回しもあるが、PVも無いので誰が誰だかさっぱり分からない。タイトルにある「ロマンティックいか焼き」の他に主に2番では「サディスティックかき氷」なるNot yetの「波乗りかき氷」と同様の謎の単語組み合わせが目を引く。ていうか「サディスティックかき氷」の方がインパクトあったのでは?

Type-B
3.13日の金曜日
歌唱メンバーは安藤美雲、市來玲奈、伊藤万理華、衛藤美彩、柏幸奈、川後陽菜、川村真洋、齋藤飛鳥、斎藤ちはる、斉藤優里、中元日芽香、能條愛未、畠中清羅、樋口日奈、宮澤成良、大和里菜 、和田まあや。A面選抜メンバー以外、つまりアンダーメンバーによる楽曲。タイトルが不吉だが、中身は正反対でウキウキポップ調。これまでのC/Wに比べても格段に耳に残る。アイドルに期待している要素が全部入っているようなキラキラナンバー。6曲もあるのにアンダーメンバーの出番は全員この曲しか無いのがかわいそうだが、この1曲が輝きまくっているのでいいか。

Type-C
3.でこぴん
歌唱メンバーは白石麻衣、高山一実、橋本奈々未、深川麻衣、松村沙友理。A面選抜メンバーの中からお姉さん系のメンバー5人を選出。2ndのC/W(Aのみ)「偶然を言い訳にして」を歌っていた4人に深川を加えた形。曲調も何となく似ているオシャレ系ポップだが、今回は声の加工はしていないようで5人の声をPVで確認しつつ堪能可能。ただインパクトはやや劣るか。

通常盤
3.サイコキネシスの可能性
歌唱メンバーは秋元真夏、伊藤寧々、井上小百合、桜井玲香、中田花奈、永島聖羅、西野七瀬、若月佑美。いったいどういうメンバーなのかと思ったらA面選抜の中から、最前列の3人(生駒、生田、星野)と「でこぴん」メンバー5人を抜いた残り、ということか。ごく普通のアイドルポップ。PVの作られていない2曲が2曲とも普通のアイドルポップ、ということで、PV制作の有無の判断としては合ってるのかな…。

DVD

Type-A,B,C
1.君の名は希望-MUSIC VIDEO-
山下敦弘監督による映画オーディションのドキュメント映像。架空ではなく、ドッキリでもなく(当初はドッキリをやる案もあったらしいけど)、マジのオーディションらしい。監督の作品「リンダリンダリンダ」(女子高生が文化祭で「リンダリンダ」をバンドでやるという内容で、主演が当時20代後半になっていた韓国のペ・ドゥナ、それ以外は当時20歳以下だった前田亜季、香椎由宇、Base Ball Bearの関根史織が出演。今回乃木坂46メンバーが4人1組でやっているのはこの4人がやっていた役どころで、1人だけカタコトっぽいのは韓国の留学生設定があったため)の1シーンを演じる台本のある演技と、アドリブで演技していくエチュードに挑むメンバーの様子がダイジェスト的に流れていく。一応、何をやっているのか説明の字幕は入るが、イマイチ何をやっているのかよく分からない。何をやっているか?よりもメンバーの真剣さを見せるというコンセプトなんだろうけど。最後の16人全員でのエチュードはタイムスリップしてしまい戻るためにどうすればいいか?という物語をアドリブしながら展開していく。何故か唐突に泣き出す生駒。1つにならないと元の世界に戻れないということで叫んだりと必死になっていくメンバー。このどこに終着するのかさっぱり分からなくなってきたアドリブ展開の途中で、実に開始から14分くらい経過してようやく曲が始まる。少々の現場の音声を残しながらもオーディションの様子を映したまま1コーラスちょっとが経過する。だが何故か2番からはアドリブ演技を続けていると思いきや、生駒が急に動き始めて歌い出し、PVモードに突入。それまで普通にアドリブ演技していたメンバーも歌い始める。他の役者の人たちは何か普通に演技(というか指示)をしているようなので、演技は続いているという設定なのだろうけど、PVモードの時だけは動きが決められていたようだ。何にせよこのままPVモードのまま歌が終了。これで終わりかと思いきや「カット!」の声と同時にまたオーディションが再開。何人かに絞り込まれてまた「リンダリンダリンダ」の台本演技をして、ようやく合格者3名が発表されたところで終了。実に25分。これは本当にこの3人を起用した映画を作るつもりなのかなんなのか。真剣なメンバーの姿が見れる&16人メンバー全員が平等に映る&名札をしているのでメンバーを覚えられる、という3つの利点はある。だけどPVとしては歌っている2番以降しか曲と関係しているところがない。何より問題なのは曲部分だけの頭出しが出来ないという最大最悪の欠点仕様。ここ数年のAKB48のPVも長いが、ちゃんとチャプター分けされている。ソニーは確かに特典DVDにメニューをつけないという手抜きをする事もある(DEENがそうだし、先日のproserさんのレビューによるとKalafinaでもメニューが無かったらしい)。さすがに乃木坂46にはメニューはあるが、こういうところがやはりソニーなのだろうか…。なお「おいでシャンプー」の時は冒頭のドラマ部分と曲頭でちゃんとチャプター分けしていた。

You tubeで公開されているショートバージョンは、前述の生駒が突然動いてPVモードに突入するまでの13分間をダイジェストにして縮めて、生駒が歌い出すところから曲の終了までは本PVの曲終了までと同じ映像のようだ。正直このPVは歌っている部分を途中からではなく、フル尺で用意してそれをショートVer.として別収録してほしかった。また発売後になって、新たにDANCE&LIP ver.として普通のPVが制作され、公式に上がっている。CMもそちらの映像に切り替わった。まさにこれぞPVといえる華のある映像になっているが、DANCE&LIP ver.は今作には未収録。これを作品化してくれよ…。

Type-A
2.シャキイズム-MUSIC VIDEO-
メンバーの半分がそのまま、半分が男装して登場。男女の交流が禁止され赤外線(?)のような仕切りで完全に分断されている学校で、生駒(男装)が密かに両想いな星野と晴れて一緒になるために、男女交流禁止を徹底している風紀委員と戦うというあれやこれやがストーリー調になっている。演技はしていて、わざわざ生駒が強くなるために教えを乞う師匠(担任?)となる存在に嶋田久作を起用しているが、台詞音声は入らない。元々放っておいても少年っぽいんだけど男装生駒は普通にイケメン。風男塾でもいけたんじゃね?

3.生駒里奈×関和亮、4.市來玲奈×山岸聖太、5.伊藤寧々×山本ワタル、6.伊藤万理華×山本真純、7.衛藤美彩×畔柳恵輔、
8.川後陽菜
×佐藤有一郎、9.白石麻衣×森田一平、10.高山一実×金子茂樹、11.樋口日奈×洞内広樹、12.澤成良×森田亮、13.若月佑美×内村宏幸
別ページ参照

Type-B
2.13日の金曜日-MUSIC VIDEO-
2月の横浜ベイエリア。一般客がたくさんいる中で、突如1人出てきて踊りだし、あちこちから隠れていたメンバーが合流して踊りだすというゲリラ撮影っぽい内容。ゴミ箱の中から登場するメンバーもいるのが笑えるが、全体的に元気で明るく、実にアイドルらしい内容。なお今回、PVは4曲あるわけだけどA面の選抜メンバー以外のアンダーメンバーが出ているPVはこれしかない。

3.生田絵梨花×青山裕企、4.井上小百合×栢菅翼、5.柏幸奈×池田一真、6.齋藤飛鳥×萩生田宏治、7.斎藤ちはる×大橋祥正、
8.斉藤優里×高野千紗、9.桜井玲香×中村太洸、10.永島聖羅×水元泰嗣、11.橋本奈々未×湯浅弘章、12.深川麻衣×岡川太郎、13.和田まあや×石井貴英+KAI(Tangent)

別ページ参照

Type-C
2.でこぴん-MUSIC VIDEO-
5人しか参加していない曲なので、様々な衣装で5人が存分に映りまくる。しかも同じ画面に合成で同じ人物が何人も出てくるので、5人のうちの誰か1人でも好きなら満足の内容だと思う。カラフルポップで綺麗なPVだ。

3.秋元真夏×フラッシュハリー、4.安藤美雲×北島武樹、5.川村真洋×奥平功、6.中田花奈×近藤大介、7.中元日芽香×福居英晃、
8.西野七瀬×守屋文雄、9.能條愛未×長尾真、10.畠中清羅×戸塚富士丸、11.星野みなみ×林隆行、12.松村沙友理×津田大介、13.大和里菜×村山和也

別ページ参照

★★★★★

初動24.2万枚
サウンドスキャン初動3種合計6.9万枚(Type-A:4位2.6万、Type-B:7位2.3万、Type-C:10位2.0万)
通常盤はキャラアニ限定で個別握手券付になるため、キャラアニ販売分はサウンドスキャン対象外。

君の名は希望(DVD付A)Type-A 君の名は希望(DVD付B) Tupe-B 君の名は希望(DVD付C)Type-C 君の名は希望 通常盤 

Yin Yang/涙をぶっ飛ばせ!!/おいしい秘密 桑田佳祐 2013/3/13 初登場3位 売上9.8万枚
1.Yin Yang
ドラマ「最高の離婚」主題歌。「イヤン」と読む。ザ・昭和といった雰囲気の歌謡曲。90年代以降の曲を聞いて育ってきたので、どうにも歌謡臭の強い曲は古いというイメージが強く、以前ほどは苦手意識は無くなったが、「古き良き」の「良き」の方まではなかなか感じ取れずにいる。

2.涙をぶっ飛ばせ!!
docomoのCMタイアップで以前からかかっていた曲。3曲の中ではもっとも現代的な楽曲だが、単独でA面にするには弱く、かといってC/Wにするには少しもったいないという微妙な立ち位置のインパクトだ。今回のシングルは管楽器が目立っているところが共通している。管楽器に凝っているのだろうか?

3.おいしい秘密
ほとんど演歌に片足を突っ込んだような「Yin Yang」を凌ぐザ・昭和歌唱ショー。ビールのCMタイアップなので、男女の情愛を歌っていると見せかけてサビになると「ナマうま」「サッポロ」「プレアル」(タイアップ商品はプレミアム)、「be the No.1」(ビールNo.1にしか聞こえない)などと露骨にCMタイアップどころか単なるCMソングになる。

★★★☆☆

初動8.3万枚
サウンドスキャン初動1位5.8万枚

Yin Yang/涙をぶっとばせ!!/おいしい秘密(通常盤)  Yin Yang/涙をぶっとばせ!!/おいしい秘密 [Analog]アナログ盤 

スキ!スキ!スキップ! HKT48 2013/3/20 初登場1位 売上29.1万枚
1.スキ!スキ!スキップ!
歌唱メンバーは穴井千尋、植木南央、多田愛佳、兒玉遥、指原莉乃、下野由貴、中西智代梨、松岡菜摘、宮脇咲良、村重杏奈、本村碧唯、森保まどか、若田部遥、田島芽瑠、朝長美桜、渕上舞。楽曲自体は48系の王道アイドルナンバーなので、それこそどのグループが歌ってもたぶん区別つかないんだけど、それでも若いメンバーが多いだけに声が若い感じがする。フレッシュな勢いも他の48グループの選抜メンバーではもう出せそうにない(若いアンダーメンバーなら近い勢いは出せると思うけど)。

2.お願いバレンティヌ
歌唱メンバーは上に同じ。まだアンダーメンバーというほどメンバーがいないせいか、歌っているメンバーはA面と同じ。どういうわけかバレンタインどころかホワイトデーも過ぎたというのにバレンタインソング。実際にチョコのCMタイアップもついている。本来もう少し早いデビューの予定だったのだろうか…。まさにいつものアンダーガールズナンバー。

Type-A
3.片想いの唐揚げ/あまくち姫
歌唱メンバーは多田愛佳、宮脇咲良、村重杏奈、本村碧唯、若田部遥、秋吉優花、梅本泉、田島芽瑠、田中優香、深川舞子、朝長美桜、山田麻莉奈。Bの方には「うまくち姫」という名義での曲が入っており、SKEやNMBでやっている紅と白と同じような感じのようだ。あまくち、うまくちというのは九州で一般的な「醤油」の名称らしい。曲の方は片想いを唐揚げにしよう、という変わった表現が目を引くが曲自体は普通のアイドルポップ。間奏でバチバチと音が入り、揚げている効果音なんだけど混入したノイズみたいである。小麦粉で揚げるという間違いがあるが、最後に片栗粉じゃね?という台詞でセルフツッコミが入り、字数が合わなかったのでわざと小麦粉にしたんだという秋元康の言い分がしっかりとメンバーを通して主張されている。

DVD

1.スキ!スキ!スキップ! Music Video
わちゃわちゃしたかわいらしいPVらしいPV。HKT48もやがて無駄に大作PVを作るようになるのか、48全体の斜陽化により、シンプルに歌って踊るだけのPVが続くのかは分からないが、PVで普通はこれでいいよなと思う。指原、多田のAKB48移籍2人と、宮脇、兒玉、村重まではわりと他の媒体でも名前を売っていたので分かるんだけど肝心のセンターの田島という子が覚えられない。クレジットだと研究生扱いだし、入ったばかりの2期生の子をいきなりセンターにしたということだろうか。

Type-A
2.片想いの唐揚げ/あまくち姫 Music Video
森で歌うというシチュエーション勝ち。去年のNMB48のC/Wでもあった気がするけど、自然とアイドルっていい組み合わせだと思う。宮脇が森で迷い込み、スプーンの精霊(?)たち(他全員)と交流するという内容。こちらでは宮脇がメインで、サイドに田島と多田という立ち位置。この方がしっくりくるような気がする。

3.特典映像[東京修学旅行]
タイトル通り、普通にガイド雇って修学旅行する内容。特にバラエティ的な展開は皆無。とはいえ東京への修学旅行なんてのは埼玉県民としては学生時代にもなかったので、何だかマイナーなところばかり回っている気がしなくもないがよく分からない。まあほとんどが九州出身だろうから(既に東京慣れした指原、そして埼玉出身なのにHKT移動になった多田という移籍組2人はそうでもないかもしれないが)、普通に旅行気分だったんじゃないだろうか。

B,C,劇場盤はCD3曲目が異なる。Bは「今がイチバン/うまくち姫」、Cは「制服のバンビ」、劇場盤は「キレイゴトでもいいじゃないか?」

DVDは2トラック以降が異なり、Bは「今がイチバン/うまくち姫」PVと「博多観光案内」、Cは「メンバー全員一発ギャグ集」、劇場盤はCDのみ。

★★★★☆

初動25.0万枚
サウンドスキャン初動3種合計9.2万枚(TypeA:1位3.8万、Type-B:2位2.9万、Type-C:3位2.6万)

スキ! スキ! スキップ!  (Type-A)【封入特典:全国握手会参加券・ポケットスクールカレンダー(全16種のうち1種)】(初回プレス盤) Type-A  スキ! スキ! スキップ!  (Type-B)【封入特典:全国握手会参加券・ポケットスクールカレンダー(全16種のうち1種)】(初回プレス盤) Type-B  スキ! スキ! スキップ!  (Type-C)【封入特典:全国握手会参加券・ポケットスクールカレンダー(全16種のうち1種)】(初回プレス盤)Type-C  スキ! スキ! スキップ! (劇場盤) 劇場盤 

横顔 きたのきい to スネオヘアー 2013/3/20 初登場52位 売上0.1万枚
1.横顔/きたのきい to スネオヘアー
昨年1月以来のリリース。歌手活動フェードアウトかと思いきやコラボシリーズが始まるそうで、よりアーティスト色を打ち出していくようだ。今回はスネオヘアーとのコラボ。名義もそうだが、ジャケットにも思いっきり同列に写っている。ギターだけでなくコーラス参加もしているが、そのコーラスもかなり大きめ。アコースティックギターを生かした生のバンドサウンドでけっこうテンポがある曲だが、爽快さなどは皆無で明るさも皆無。ボーカルスタイルも今までとは全く違っていて無機質で少し投げやり。曲全体が終始一定以下のクールさを保ったまま進行していく。アーティスト性は全開だが、ぶっちゃけヒット性は無い。いつの間にかカワイイ感じではなく、大人っぽくなってるし、アーティスト活動もアイドル的なものではなく本気でやっていこうということなのだろう。

2.Dearest/北乃きい
こちらは唐沢美帆が歌詞提供している。名義も元に戻り、歌声も元に戻っている。ごく普通の曲でこれといった印象は無い。

★★★☆☆

初動0.15万枚

横顔  (初回生産限定小冊子付) 初回盤小冊子付  横顔通常盤 

ドリーマーズ・ハイ RADWIMPS 2013/3/27 初登場6位 売上3.8万枚
1.ドリーマーズ・ハイ
予想不可能な展開を見せるのは毎回の事だけど、今回は個人的にはイマイチ。サビ以外はわりと好きなんだけど、Bメロまで引っ張ってきておいて、サビで一気に停滞してしまうところがちょっと肩すかし。サビだけ全部英語詞というのは別に気にする事ではないし、最初からこのサビメロが延々続くだけの曲ならそれはそれでいいと思うんだけど。

2.シザースタンド
音数の少ないシンプルな曲。盛り上がりもほぼ無く淡々と進む。なんか急にバンド感薄くなったような…。

CD-Extra
特典映像:ボーナス・トラック「白と黒と4匹のワルツ」レコーディング・ドキュメント・クリップ
ドラムとピアノだけのインスト。まずメンバーがドラムを4パートそれぞれ叩いてそれをループさせ、1台のピアノを4人で弾いていく。単に曲が入っているだけだと良く分からんインストが入っている、という印象だけで終わっていたところだがなるほどこういう風に音を重ねていたのか、ということが分かるのでなかなか面白い。

★★★☆☆

初動2.6万枚
サウンドスキャン初動5位2.6万枚

ドリーマーズ・ハイ  

日々 森山直太朗 2013/3/27 初登場46位 売上0.2万枚
1.日々
シングルは10年9月以来。アルバムリリースは昨年あったので、一切のリリースが無かったのは2011年だけなんだけど、凄く久々な感じがするのはアルバム3作に渡って全編石川鷹彦プロデュースのアコースティック路線が延々続いていたためだろう。今回は蔦谷好位置プロデュース。蔦谷好位置は様々なアーティストの新境地を引きだしてきた00年代以降に登場したプロデューサーの中では最も勢いのある音楽プロデューサーだと思う。ただ今回は新しさよりもごく普通のストリングス+バンド路線のオーソドックスなバラード。これだったらいきものがかりで仕事している時の島田昌典でも本間昭光でも亀田誠治でも変わらなかったような気もするが、いかんせんずっとアコースティックだったので「戻ってきた」感が強い。ありふれた日々の穏やかさを歌っている曲なので奇をてらったアレンジよりもこういったオーソドックスな聞かせ方が1番。新鮮味はないけど味わい深い曲だ。

2.話がしたい feat.鎮座DOPENESS,Escar5ot
渡辺俊美プロデュース。始まってビックリ。まさかのHIP HOP。王道バラードの前曲との差が激しすぎてフリーズ必至。鎮座DOPENESSというのは個人のラッパーでグループ名ではないようだ。またEscar5otは何をしているのか不明だが検索するとニコニコ動画関連がヒットする。どうやらニコニコ動画で活躍するラップ系のクリエイターのようだ。というわけでラッパー2人をゲストに迎えて直太朗も一緒にラップ。ラップをゲスト、直太朗はサビメロ、ではない。本当に一緒にラップしており、そもそも明確なサビメロらしきメロディーは無く、全編ラップである。意外とサマになっているのが凄い。

3.触ってごらん
上記2曲は自身が昨年の劇場公演「とある物語」で歌った曲とされており、今度のアルバムもその劇場公演で歌った曲を集めたものらしいのだが今作は未発表の新曲とされている。石川鷹彦プロデュースによる前2作のアルバムそのままのアコースティック路線。

★★★★☆

初動0.17万枚

日々  

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