2013年5月発売編

カモメトゥモロー/世界を変えるピアノが歌う GOING UNDER GROUND×末光篤 2013/5/8 限定生産 初登場61位 売上0.1万枚
1.カモメトゥモロー
アレンジと演奏は共同だがメインはGOING。作詞は松本素生、作曲は松本と末光篤の共同。GOINGに末光のピアノサウンドが合流した事で勢い溢れるピアノロックが展開。まあ単純にピアノが鳴りまくっているという意味では某プロデューサー以上にピアノまみれなんだけど、全く違う。こういうワクワクするピアノサウンドが聞きたかった!両者の良さを生かした化学反応というよりお互いが本来こうあるべき次元に達したかのような見事としか言いようがないコラボだ。GOINGはキーボード伊藤脱退以降はサポートを入れていたけど、以前のようなシンセストリングスで盛り上げる手法をほとんど使わなくなったり、どこか物足りない部分もあったのでもうこのまま加入してほしいくらいの勢い。

2.世界を変えるピアノが歌う
アレンジと演奏は共同だがメインは末光。作詞は松本、作曲は末光。こちらは末光のボーカル。やはり松本ボーカルの方が好きというか、ピアノやアレンジ能力は天才的な一方でボーカルにはあまり魅力を感じないという印象は変わらない。それでもSUEMITSU&THE SUEMITH時代の曲に比べると演奏がGOINGというだけでも格段に暖かみが増してブラッシュアップされた印象。

3.Allegro Cantabile
末光のソロユニットSUEMITSU&THE SUEMITHのカバー。中澤と河野もボーカルを担当しているのでベースの石原聡以外は全員ボーカル参加している。原曲はアニメ版「のだめカンタービレ」のタイアップで、地声みたいに低いA,Bメロから一転して、サビはオクターブ上の高音続きになり、末光にとってはかなりオーバーキーで歌っている印象だった。今回はキーを下げており、サビで松本や河野の声が1番気持ちよく響くように設定したようだ。このためA,Bメロが元が低かったのにさらに低くなってしまい、1番で松本は地声で歌っているが、Bメロを歌う中澤と2番Aメロを歌う河野は最初からオクターブ上で対応している。このようなキーの変更や、原曲をブラッシュアップしたような編曲によって原曲の数倍魅力的な曲に生まれ変わった。正直さほど印象に残っていた曲では無かったんだけど、この曲ってこんなに名曲だったのかとようやく気付いた次第。改めて末光篤は天才的なピアノ職人にしてメロディーメイカーであると思った。実質的なソロユニットではなく、正式なバンドを組んだらそのバンドはかなり凄いバンドになるんじゃないだろうか。

タワレコの企画シングルとされているがタワレコ限定では無かったらしく(よく見たらそうは言ってなかった)、普通に他店でも売っている。タワレコの企画盤で、限定生産盤ということらしい。レコードのSP盤と同じサイズの巨大紙ジャケサイズ(LPではなくSPサイズなのでZARDやDEENのBOXのような迷惑千万なサイズではない)。

★★★★★

初動0.1万枚

カモメトゥモロー/世界を変えるピアノが歌う  

会わないつもりの、元気でね SCANDAL 2013/5/22 初回盤B 初登場4位 売上3.9万枚
1.会わないつもりの、元気でね
映画「俺はまだ本気出してないだけ」主題歌。映画に合っているのか不明だが、爽快なロックナンバー。奇をてらわないストレートさなんだけど、ストレートな曲って案外無かったので安定感と同時に新鮮さも感じる。「HARUKAZE」に続いて好きな曲。

2.24時間プラスの夜明け前
作詞はチャットモンチーを脱退した高橋久美子。ドラマーは辞めたわけだけど引退せずに作詞活動を続けているようだ。今回は2曲とも作詞作曲編曲は全てお任せコース。無理に共同作詞に入るのは辞めて、吹っ切れたのかもしれない。安定のロックナンバー。

初回盤B DVD
夢の大阪城ホール前夜を完全収録!シークレット映像
3月に行われたSCANDALが目標にしていた大阪城ホール公演。その前日に「ホロ」という男性バンドがライブハウスで行ったリリースイベントはゲストバンドも参加したライブイベント形式だったようなんだけど他にも様々な無名バンドが並んでいる中に「ナース女学院」という名前が。これはSCANDALのバンド名候補の1つ(バンド名は練習していた雑居ビルに入っていた18禁なお店の名称からSCANDALに決定した)。実はSCANDALによるシークレット出演だった。そのライブの模様とドキュメントを収録。「SCANDALのテーマ」「スぺースレンジャー」「DOLL」の3曲がフル収録。ドキュメントと合わせて20分ほどの映像。初期と比べるとバンドとしてたくましくなった事を感じる一方でやはり完全アウェイ。SCANDALだと名乗っても観客の反応はほとんど無し。SCANDALにとっては鉄板でもいきなりファンしか知らない、CD化はベスト盤のおまけでようやくだった「SCANDALのテーマ」をやっても誰だっけ感が増すだけ。そもそも広く知られたヒット曲は1つも持っていないのでこれをやれば鉄板、という曲が無い。SCANDALに限らず00年代中盤以降にデビューしたアーティストの大半はトップ10常連レベルでも鉄板のヒット曲を持っていないのでみんなこういった問題を抱えているわけだけど…。メンバーのコメントによれば思ったより反応は良かったそうで(一応観客は揺れてはいる)、こういう自分たちの事を知らないところに行くライブはまたやりたいような事も言っているので満足感はあるらしい。アウェイなSCANDALというのはそれなりに面白かった。しかしMAMIは今度は紫の髪ですか…。

初回盤AのDVDには「メンバー直伝!!「会わないつもりの、元気でね」パート別教則DVD」収録。通常盤含めて3種のCDの内容は全て同じ。

★★★★☆

初動3.3万枚
サウンドスキャン初動2種合計2.4万枚(18位にB、20位にA)

会わないつもりの、元気でね(初回生産限定盤A)(DVD付)初回盤DVD付A  会わないつもりの、元気でね(初回生産限定盤B)(DVD付)初回盤DVD付B  会わないつもりの、元気でね通常盤 

七色 河村隆一 2013/5/29 CDのみ盤 初登場26位 売上0.7万枚
1.七色
作編曲が葉山拓亮。昼ドラ「白衣のなみだ」ED。昼ドラタイアップがついたことで、2年前の夏を最後に更新を放置し、昨年のカバーアルバム『The Voice 2』の告知を一切放棄していたエイベックスサイトも再稼働。各地で握手会を開くなどアイドルプロモーションも展開した。曲の方は超王道としか書きようがないストリングスバラード。ザ・普通。葉山拓亮は04年のソロから深く関わりだし、Tourbillonを始めた頃までは新鮮味があったし、ソロでもエイベックス移籍した直後の『Sora』では気合を入れていたように思ったが、それ以外は現在の固定ファンオンリーの閉鎖世界を生み出すのに貢献したとしか思えないくらい安定王道で面白味が無い。特に売れなくなってきてからは比重がほぼ100%になってしまっているが、そろそろ違う作家と組んでほしい。

2.the earth〜未来の風〜
こちらは自身作曲。編曲は葉山拓亮。やはり王道安定のバラードだが、こちらの方がコーラス合唱が入ったりと、ライブのラストなどで盛り上がる光景が浮かぶだけ引っかかりが強い。「七色」もそうだけど、唯一大きな変化があるとしたら単なる男女のラブソングではなくもっと大きな愛を歌うようになったところじゃないだろうか。インタビューではアルバムの準備も進んでおり、ロックなアルバムになると語っていたが、この2作のバラードからは何にも想像できない。

「CDのみ」盤のみ
3.七色(PIANO version)
ピアノのみのインストバージョンで歌は入っていない。97年、01,02年のシングルでは必ずやっていたインストモノ。原曲は普通と感じたが、メロディーだけのシンプルな形になったら少しだけ印象が上がった。

初回封入特典は「ファンクラブRKF会員限定CDジャケット応募券」。FC会員以外は応募できないという前代未聞のキャンペーン用紙だった。

★★★☆☆

初動0.5万枚

七色 (SG+DVD)DVD付  七色CDのみ 

REM Mr.Children 2013/5/29 配信限定  
1.REM
田原さん生還。というかコバチル化して久しかった彼らがここまで激しいサウンドに振り切るとは予想外。Mr.Children生還と言っていいかも。最近どころか00年代以降のミスチルしか知らない人は驚くんじゃないだろうか。今までで最も激しかった曲はアルバム『DISCOVERY』収録の「#2601」という曲だと思うんだけど、それに匹敵する勢い。サウンドの分厚さはそこまでではないし、勢いはあるもののどこがサビなのかもよく分からないまま駆け抜けていくので、覚えにくい曲ではあるんだけどこの曲が凄いのはボーカル。ほとんど歌いきれてないような限界を越えたシャウトの連発。アラフォーになってから「fanfaee」や「hypnosis」など若い頃以上に無茶な高音を駆使しまくる事が増えていたが、今作はそれらを越えている。だけどこの激しいシャウトがこの曲のとてつもないパワーになっているのも事実。ロックバンドMr.Childrenの帰還、完全にあきらめていた攻めのMr.Childrenが聞けた。それがただただ嬉しい

配信シングルとしては5作目。過去4作は全てCD化されているので今作もいずれCD化される可能性は高い。ミスチルの配信リリースというのはこれまで基本的に携帯限定(着うた・着うたフル)であり、かろうじて「かぞえうた」がiTunesのみで配信されただけだったが、今回はiTunesより高音質なmoraでも配信された。この感想はmoraでDLし、それをCD-R化したものを聞いて書いている

★★★★☆

REM Amazon MP3    mora       iTunesでも配信

RPG SEKAI NO OWARI 2013/5/1 初回盤A 初登場2位 売上15.5万枚
1.RPG
映画「クレヨンしんちゃん」主題歌。しんちゃんというより航海していくような歌詞は「ONE PIECE」っぽいんだけど、とにかく少年時代のドキドキワクワクを思い出せる曲。映画版の「ドラえもん」にも合いそう。子供の頃聞いていたら絶対に一生忘れない曲になっていたと思う。やたらと壮大なアレンジはほぼ打ち込みで表現しているんだけど、この打ち込みの精度もかなり上がったように感じた。以前は単に生でやればいいようなロックバンドっぽい音をそのまま打ち込みでやっている事によるデチューン感、無駄なボーカル加工などが正直メロと声の良さに対してかなり激しく足を引っ張っている部分があったと思う。今回はむしろ打ち込みならではの壮大な世界観を構築。これを全部生でやったらかなりくどくなっていただろうし、このわざとらしいドラムの音や大げさすぎる装飾など随所に漂う機械っぽさが「RPG」っぽさを演出していて曲の魅力を引き出しているように思う。ビジュアル面でもコンセプト的な感じになっているし、制作集団ならではの個性をこれから存分に見せてくれるんじゃないかと期待。

2.アースチャイルド
これまた宇宙規模で世界観の大きな曲。この手の歌詞は好き嫌いも分かれそうだけどファンタジックな集団だと考えればこういう世界観は面白いと思う。

3.スターライトパレード-CAN'T SLEEP FANTASY NIGHT Version-
2011年の2ndシングルの別アレンジバージョン。もっとリミックスみたいな仕上がりなのかと思ったら、原曲をさらにキラキラさせたようなアレンジになっている。副題になっている眠れない夜のファンタジーというのは的確だ。原曲と比べるとやはり打ち込みの完成度が格段に高くなっていると思う。メロディーがいいな程度の印象だったが、この曲がもっと好きになった。

初回盤AライブCD
Selected Live CD at ARENA TOUR 2013「ENTERTAINMENT」at 1.14 大阪城ホール

★★★★★

初動7.9万枚
サウンドスキャン初動3種合計7.7万枚(1,2,7位)

「RPG」 (アールピージー)初回限定盤A 【CD+限定ライブCD】ライブCD付初回A 「RPG」 (アールピージー)初回限定盤B  【CD+DVD】DVD付初回B  「RPG」 (アールピージー)通常盤通常盤 

GENESIS ARIA スフィア 2013/5/1 初登場7位 売上1.4万枚
1.GENESIS ARIA
アニメ「アラタ カンガタリ〜革神語〜」OP。これまでとは全く異なり、水樹奈々とかKalafina辺りがやってそうなイメージのヨーロピアンな楽曲。なんていうか「貴族」とか「革命」という言葉が似合いそうなそういうひたすらでかい世界観でストリングスでグワングワン盛り上げる。スフィアとしては異色すぎるというか全く合ってない。それ以上に無駄にスケールがでかすぎてついていけない。こういうの主題歌にしたいなら最初から合ってる水樹奈々とかKalafinaでやってくれ。もしくは高垣彩陽が出演しているアニメらしいので、高垣彩陽のソロシングルで良かったんじゃ。

2.タイムマシン
こちらは従来のイメージに近い。やや落ち着いた感じもするし、さほど印象的な曲ではないけど安心の1曲。

★★★☆☆

初動1.2万枚
サウンドスキャン初動14位0.9万枚(初回DVD付)

GENESIS ARIA(初回生産限定)初回盤DVD付  GENESIS ARIA(通常盤)通常盤 

さらさら/僕はきっと旅に出る スピッツ 2013/5/15 初登場5位 売上3.0万枚
1.さらさら
なんと2010年9月以来のシングル。11年はリリースなしで12年はカバーとC/Wを集めた作品のみでカバーの新録音はあったがオリジナルの新作は2010年のアルバム以来となる。そんなに開いていたのか…という感じだがこのペースに長さを感じなくなってしまっているのが色々な意味で怖い。02年から続く亀田誠治との共同アレンジは今回も安定していて、今回も王道のスピッツといった感じ。ただ個人的にはここ10年くらいの作品ではかなり上位に入ってくる好感触な作品。

2.僕はきっと旅に出る
対してこちらはあまり印象が強くない。C/Wでもクオリティはさほど落ちないとはいえ、いつもだったら普通にC/Wになっていても別に不思議じゃなく、わざわざA面扱いにしなくてもという気はする。

★★★★☆

初動2.3万枚

さらさら/僕はきっと旅に出る  

鏡のデュアル・イズム/100%サイダーガール Petit milady 2013/5/15 通常盤 初登場11位 売上1.2万枚
1.鏡のデュアル・イズム
それぞれソロでもリリースしている声優の悠木碧(左)と竹達彩奈(右)による新ユニットのデビュー作。アニメ『遊☆戯☆王ZEXAL II』OP。アニメソングらしい攻撃的な打ち込みロック。歌詞もカードバトルモノ作品らしき内容になっているが、幼い感じの2人のボーカルが乗っかることで少年アニメっぽい雰囲気のアイドルロックになっている。このまま歌い手を喜多村英梨辺りにボーカル交換した途端に普通にカッコいいロックナンバーになっていた気もするが、タイアップ作品としてはこれが正解なんだろう。

2.100%サイダーガール
一転して中毒性の高い打ち込みポップナンバー。実質的にこっちがメイン扱いになっており、初回Aに入っているのはこっちのPV。逆に「鏡のデュアル・イズム」はTV SPOT映像しかないのか初回BにTV SPOTとメイキングが入っているだけでPVが無いようだ。とにかくかわいらしさ全開でサビのインパクトが強く、好き嫌いに関わらず1度聞いただけでまとわりつく魔力を放つダメだ完全にインパクトにやられた。悠木碧の方は知らないが各自のソロとは異なり、これといった制作面でのこだわりもなく、ひたすらアイドル的なかわいさを追求したユニットになっていくんじゃないかと思うんだけど、その分だけより間口は狭い気がする。これもかわいいは絶対正義的な良さはあるとはいえ、ソロの方も続けてほしいなと思う。

通常盤のみ
5.ドキドキド
「100%サイダーガール」のメロディーのみをそのままに、歌詞とアレンジを全面変更した別バージョン。「鏡のデュアル・イズム」に通じる打ち込みロックサウンドに変貌していて、サウンド的にはこっちの方が爽快感があるんだけど、インパクトはシュワシュワ言ってる原曲の方が圧倒的。

★★★★☆

初動1.1万枚
サウンドスキャン初動20位0.51万枚(初回A)

鏡のデュアル・イズム/100%サイダーガール(初回限定盤A)(DVD付)初回DVD付A  鏡のデュアル・イズム/100%サイダーガール(初回限定盤B)(DVD付)初回DVD付B  鏡のデュアル・イズム/100%サイダーガール通常盤 

同じ空の下 高橋優 2013/5/15 初登場15位 売上0.8万枚
1.同じ空の下
アコースティック感を出しつつ適度なバンドサウンドによる前向きソング。サウンド面は本当に良くなった。というか2ndアルバムまでのA面に限って行われていた意味のないストリングス上乗せをカットしただけなんだけど。前2作は個人的にはどんどんやってくれ!的な勢いがあったが、今回は「福笑い」並に幅広く受け入れられそうな明るさを伴っている。これまでに比べてもやけに直球なJ-POP的応援歌ではあるし、正直この曲だけ聞くと前向きな歌詞がペラく響くが、高橋優はリアルタイムシンガーソングライターである。この曲が浮かんだ経緯はトレイ下に記してあり、こういう心境になったのもまた真実。ならばそれでいいじゃないか。PVには何もかも失った一般人の老人の境遇が描かれていて、それも含めてみるとまた違う味わいがある。

2.髭
本人のアコースティックギターのみの弾き語り曲。一転して仕事の愚痴、現状への不満などが歌われ、キレイごとだけじゃ何にも変えられないとか言い出した挙句に最後のフレーズは「お前の方は大丈夫かい?それでも愛とか夢を信じていけるのかい?」と来る。「夢は叶うよ」とか歌った直後にこの歌詞。デビュー当初にこの言葉を連呼して売り出していた時は全く意味が分からなかったが、これぞリアルタイムシンガーソングライター。

3.がんばれ細野さん
弾き語りに加えて弦も途中から入ってくる。こういうタイミングで弦を使うということは、A面だから使わなきゃいけないという売れ線判断ではなく、曲が呼んでいる時は使う(本来当然な事だ)という判断が出来る状態になっているということだろう。近所のスーパーの店員である中年で小太りな推定40代の細野さんへんの応援歌。細野さんはとても愛想が良く、客としては非常に好感度が高いが、お店の同僚ウケは悪いらしく小言を言われたりしている姿が目撃されており、そんな細野さんをひたすら応援していく。終盤に少し不穏な空気が漂う辺りでは、曲と一緒に残念な気持ちになる…などすっかり引き込まれてしまった。軽い感動も味わえるユニークな名曲

★★★★☆

初動0.7万枚
サウンドスキャン初動14位0.7万枚(初回盤)

同じ空の下(初回限定盤)初回盤DVD付  同じ空の下(通常盤)通常盤 

スターラブレイション ケラケラ 2013/5/15 初登場30位 売上1.5万枚
1.スターラブレイション
女性ボーカル&男性2人というグループの2作目。声も曲調もいきものがかりそっくりだが、男性2人の編成はベースとドラム(いきものは2人ともギター)。ドラマ「ラストシンデレラ」主題歌ということで歌詞にもそのままタイトルが登場するなど、ドラマタイアップに忠実な曲になっている(と思われる)。まだ予算が無いのかバイオリン1人だけのクレジットになっているが、その分だけ重くも小奇麗すぎることも無く、いきものがかりが最早完全に見失ってしまったコンパクトなポップ感が出ている。キャッチーなメロディーでも負けてない。このまま下手に勝負曲とか銘打ってストリングスバラードなんか出したらたぶん二番煎じで終わると思うが、明るい曲メインでコンパクトなポップ路線を追求すれば取って代わる事も夢じゃないかも。サビ始まりの歌詞は当然英語表記(Oh! Baby Baby)だと思ってたら「オウベイベイベイ」とか思いっきりカタカナ表記。これは字面ダサすぎないか

2.虹色ハートビート
これまたギターポップ。弦のような音も聞こえるがクレジットされていないのでやはり予算が無く打ち込みなのか。こっちがA面でも遜色ない勢い。

3.ゆらり花火
ミディアムナンバー。この手の曲調で弦が入ってないのは最早珍しい勢い。まあ鳴らしたそうにそれっぽいシンセは鳴ってるんだけど。

4.奏(かなで)
スキマスイッチのカバー。C/Wでカバーをやるところまで初期のいきものがかりと同じ。これは完全に意識しているのかなんなのか。ただいきものがかりが割と古い曲をやっていたのに対して、選曲が新しい(前作はもっと新しくてファンモン)。オーソドックスなカバーでボーカルも普通にうまく歌っているが、特に真新しいところはない。この辺りもいきものがかりがやっていたカバーと同じ印象でたぶん何をカバーしても王道になると思う。

5.虹色ハートビート(路上ライブバージョン)
要するにアコースティックバージョン。

★★★★☆

初動0.26万枚

スターラブレイション  

さよならクロール AKB48 2013/5/22 Type-A,K,B 初登場1位 売上195.3万枚
1.さよならクロール
歌唱メンバーは入山杏奈、川栄李奈、菊地あやか、篠田麻里子、高橋みなみ、横山由依、渡辺麻友、阿部マリア、板野友美、大島優子、北原里英、永尾まりや、柏木由紀、加藤玲奈、小嶋陽菜、島崎遥香、藤江れいな、松井珠理奈、木アゆりあ、松井玲奈、木本花音、渡辺美優紀、矢倉楓子、山本彩、山田菜々、兒玉遥、指原莉乃、宮脇咲良、田島芽瑠、朝長美桜、高城亜樹、宮澤佐江。「ポニーテールとシュシュ」以降、恒例となった水着南国サマーソングにして、総選挙投票シリアルナンバーに付属しているおまけCDにして、O社の年間チャートぶっちぎりの1位が初日だけで確定した2013年最大の話題作!発売わずか数日でAmazonの中古価格がほぼ全部1円ラッシュになってしまう伝説も残した。楽曲は恒例さわやかソングで引っかかりはあまり強くないけど、決して邪魔にもならないアイドルポップ。ただ前2年はもっと不満があったので「ポニーテールとシュシュ」以降の夏歌としては「ポニーテールとシュシュ」に続く好印象ではある。そもそもあまり曲自体は話題になってないので触れられないがこれまでの夏歌と違って女の子視点の曲というところもポイントか。

2.バラの果実/Under Girls
歌唱メンバーは岩田華怜、大島涼花、佐々木優佳里、高橋朱里、田野優花、武藤十夢、小嶋菜月、岡田奈々、小嶋真子、古畑奈和、向田茉夏、吉田朱里、與儀ケイラ、松岡菜摘、森保まどか、谷真理佳。初選出メンバーが多数になっていて、若手というよりも加入時期の新しいメンバーばかりが選ばれている。これまでと違いアンダーガールズの表記が英語になっている上に、楽曲もいつものアンダーガールズポップとは全く異なる。冒頭や間奏に宝塚風の台詞が入る妙に凛々しいエセ宝塚風ナンバー。宝塚ファンを自称している渡辺麻友やSKE48を辞めたばかりの秦佐和子なんかが喜びそうな曲だが、個人的にはあんまり。作曲の和泉一弥はZARDの3rdアルバム「好きなように踊りたいの」作曲とTUBE「SUMMER CITY」の編曲を担当していたもののそれっきりビーイングでは見かけなかったベテラン作家。久々に名前を見た。

Type-A
3.イキルコト/Team A
歌唱メンバーは伊豆田莉奈、入山杏奈、岩田華怜、大島涼花、川栄李奈、菊地あやか、小林茉里奈、佐藤すみれ、篠田麻里子、高橋朱里、高橋みなみ、田野優花、中塚智実、仲俣汐里、松井咲子、森川彩香、横山由依、渡辺麻友、小谷里歩。編曲が野中”まさ”雄一なので"いつもの"感じの曲かと思ったらロックバンドのC/Wとかアルバム曲っぽい地味目なナンバー。こういうアレンジをするならいっそ思い切って生のバンドを呼んで思いっきり演奏してもらった方がいい気がする。音の鳴りがちょっと中途半端。

Type-K
3.How come?/Team K
歌唱メンバーは秋元才加、阿部マリア、板野友美、内田眞由美、大島優子、北原里英、倉持明日香、小林香菜、佐藤亜美菜、島田晴香、鈴木紫帆里、近野莉菜、永尾まりや、中田ちさと、藤田奈那、前田亜美、松原夏海、宮崎美穂、武藤十夢、松井珠理奈。いかにもK-POPっぽいエレクトロ要素の入ったカッコいい曲。Team Kがカッコいい路線というのはわりと固まっている感じはする。

Type-B
3.ロマンス拳銃/Team B
歌唱メンバーは石田晴香、岩佐美咲、梅田彩佳、大家志津香、柏木由紀、片山陽加、加藤玲奈、小嶋菜月、小嶋陽菜、小森美果、島崎遥香、竹内美宥、田名部生来、中村麻里子、名取稚菜、野中美郷、藤江れいな、山内鈴蘭、大場美奈、市川美織、渡辺美優紀、石田安奈。先日発表されたメンバー変更(組閣)は今作ではまだ反映されておらず、4月1日現在でのメンバーとなっているようだ。今回妙に凝った曲が多い中では目立つ明るさを持ったナンバーながら、お得意の路線の1つである80'sアイドル歌謡みたいな曲。普通、か。

4.ハステとワステ/BKA48
Type-Bだけもう1曲収録。歌唱メンバーは川栄李奈、高橋みなみ、柏木由紀、小嶋陽菜、島崎遥香、峯岸みなみ、指原莉乃。「めちゃイケ」のテスト企画で成績が悪かったメンバーをそのまま選出。研究生の峯岸も番組にはこれまでのバラエティ要員としての実績からか呼ばれていたようで、さらにテストの結果が悪かったおかげでこの曲にだけは参加できている。最下位だった川栄李奈がセンターとなり、サビ頭も「かわえー」、歌詞には番組内で残したという珍解答や迷言が盛り込まれている。番組を一切見ていなかったのでよく分からん。秋元康は番組を見て即座に作詞したのだろうか。フットワーク軽いな…。ここに来てようやく直球のアイドルポップ。量産されても区別がつかないが、凝った事やっても中途半端になるだけなので結局こういう曲の方が好印象になってしまう…何とも言えぬジレンマ…。

DVD

1.さよならクロール Music Video
監督は「ヘビーローテーション」以来のA面起用となる蜷川実花。この人らしいカラフルな仕上がり+恒例の水着浜辺仕様。今年は海外ではなく沖縄だったようだ。アイドルがごく普通にかわいく撮れている、当たり前の事が何故か久々に感じるのは無駄な物語仕様による大作ムービー系が多くなっていたためだろう。PVは常にこんな感じでいい。ただ「Everyday、カチューシャ」から3年連続でこのタイミングでの作品だけ歌唱メンバーが多すぎるのは選挙ゆえ仕方ないのか。あとセンターが板野・大島・島崎・渡辺麻友と4人ということになっているんだけど、単にセンターを置かずに最前列を4人にしただけという感じも。

2.さよならクロール Music Video〜水着ver.〜
PVの中で浜辺でのダンスシーンとプールでわちゃわちゃやっているシーンの2つだけで構成したバージョン。ダンスバージョンではないので、終始ダンスが見れるわけではなく、終始見れるのはメンバーの水着姿という辺り、昨年のとは異なる。

3.バラの果実/Under Girls Music Video
一応1人1人ローマ字でメンバー名も表記されるが早くてよく分からない。それ以前にやはり知らないメンバーばかりだ。「0048」の岩田華怜くらいしか分からない。よく考えたらチーム4の主力だった大場、島田、市川辺りも早くも含まれないという状況なのか。

Type-A
4.イキルコト/Team A Music Video
夜の都会が舞台になっており、メンバーがそれぞれ色々な場所で単独で歌っている。高橋みなみが異常に濃いメイクなのと渡辺麻友もいつもと違う雰囲気でバックバンドを従えて歌っているのが印象的。AKBの曲にバックバンドって。PVで呼ばなくていいから音源で呼んでくれ。

5.Making of さよならクロール Music Video(前編)
ナレーションまでついたPVメイキング。PVのメイキングも久々。「GIVE ME FIVE!」もほとんど主要キャストだけのメイキングだったし、昨年は最悪だったし。今回はファンの声に応えたのだろうか。

6.鉄拳パラパラ漫画〜So long!〜
前作「So long!」の歌詞に合わせたような女の子2人の友情模様が感動的に描かれるパラパラ漫画。当然メンバーは出演しないが、異常な長尺映像しか存在しないこの曲のPVは正式にこっちということでいいんじゃないだろうか。

Type-K
4.How come?/Team K Music Video
やたら全員を映す遠いカットが多く、アップのショットが少ない。板野や大島はその中でもよく出てくるけど、後方のメンバーはほとんど誰が誰か判別つかない。TVが16インチしか無いのも原因だが…(それだよ)。

5.Making of さよならクロール Music Video(後編)
PVメイキングの後半。ナイトシーンや浜辺ダンスシーン時の様子が。4人のセンターのうちの1人だというのにカメラサービスが悪いせいか島崎遥香がほとんど出てこない…。

6.鉄拳パラパラ漫画〜夢の河〜
在籍時のラスト参加シングルからもう1年が経とうというのにまたしても前田敦子のボーカルの乗った楽曲を収録するとは…。都会という荒波を漕いでいく少女の物語を相変わらず感動的にパラパラ漫画化。ただ死にかけたおばあちゃん出すというのは泣き狙いの演出としてはベタすぎてズルい。

Type-B
4.ロマンス拳銃/Team B Music Video
ちょっとセクシーなスタイルでダンス&拳銃を持ってセクシーに決めてみたというかなり分かりやすい映像。1人だけキンキンの金髪の子が混じってて物凄く目立つんだけど、これは誰だ?山内鈴蘭か?

5.ハステとワステ/BKA48 Music Video
学園が舞台で各自が色々やっている。峯岸は芸人に徹する道を選んだのか、登場シーンで変顔ばかりしている。しかしこんなに早くノースリーブスの3人がノースリーブス以外の何らかの選抜で揃ったPVを見る事が出来るとは思わなかった。主役の川栄は改めてカワイイ。

6.鉄拳パラパラ漫画〜ファースト・ラビット〜
他の2作と違い、今作にはストーリーが無く、違う動物の絵や背景が次々と別の動物や背景に変化していくというトリックアートっぽい連続変化モノ。鉄拳のその鮮やかな画力と発想力を堪能せよという感じでぶっちゃけこれに関しては別にこの曲じゃなくてもどれでも良かった感はある。ウサギを頑なに出さないなと思ったら最後にようやく出したという以外に曲と関連するところは無いし。

初回と通常の違いは「ジャケ写」、「初回盤に全国握手会参加券封入」、「通常盤には生写真50種のうち1種封入」でCD/DVDの内容は同じ。

劇場盤は3曲目に研究生による「LOVE修行」収録(DVDなし)。劇場盤は生写真1枚+個別握手券or生写真2枚を選択可能。

初回、通常、劇場盤全てに総選挙投票シリアルナンバーカード封入。実質的に売上の大半(推定90万近く)を占めるとされる劇場盤に投票券がつくのは史上初

★★★★☆

初動176.3万枚
サウンドスキャン初動6種合計58.6万枚(1〜6位)

さよならクロール<Type A>(初回限定盤)(メーカー特典なし)初回A さよならクロール<Type K>(初回限定盤)(メーカー特典なし)初回K さよならクロール<Type B>(初回限定盤)(メーカー特典なし)初回B 

さよならクロール<Type A>(通常盤)(メーカー特典なし) 通常A さよならクロール<Type K>(通常盤)(メーカー特典なし)通常K さよならクロール<Type B>(通常盤)(メーカー特典なし)通常B さよならクロール【劇場盤】 劇場盤 

Magic of Love Perfume 2013/5/22 初登場3位 売上7.7万枚
1.Magic of Love
ポップすぎず、バキバキしすぎず、Perfumeシングルの中で最も中間点を狙ったような曲。聞きやすい曲だけど何だか勢いが無くなってきた感じがする。

2.Handy Man
呪文みたいなメロディーだが、サウンド勝負なのでそこそこ引っかかりは強い。

★★★☆☆

初動6.6万枚
サウンドスキャン初動7位6.1万枚(初回盤のみ)

Magic of Love【シングル&DVD連動プレゼントキャンペーン応募券封入】 (初回限定盤)初回盤DVD付  Magic of Love【シングル&DVD連動プレゼントキャンペーン応募券封入】 (通常盤)通常盤 

フリップ フロップ 豊崎愛生 2013/5/22 初登場18位 売上0.9万枚
1.フリップ フロップ
ガンダムのオンラインゲームバラエティ番組のタイアップらしく、歌詞にも「ココロ・オンライン」とか世界中と繋がれるオンラインゲームを思わせるような表現が登場する。sasakure.UKというボーカロイドのクリエイターによる作品で、「幸せギター」なる謎のギタークレジット以外は打ち込みのようだけど、ほっこりした暖かみのある雰囲気になっていて好感触。この人の楽曲は毎回色々やってるけど普段聞かない曲調に良さを感じさせてくれる。

2.さすらいの迷える仔猫
ややアップテンポでパッと聞きはシンプルなんだけど各楽器がそれぞれいい感じに絡み合っていて心地いい。

★★★★☆

初動0.9万枚

フリップ フロップ(初回生産限定盤)初回盤DVD付  フリップ フロップ(通常盤)通常盤 

Endless Game 2013/5/29 初回盤、通常盤 初登場1位 売上55.2万枚
1.Endless Game
櫻井主演ドラマ「家族ゲーム」主題歌。1年前の「Face Down」路線のエレクトロ系で声も一部加工されている。スリリングな雰囲気は「truth」っぽくもあるか(イントロで一瞬よぎる)。今回はさらに分かりにくい楽曲という印象で正直ここ数年の中でもダントツにイマイチ。櫻井主演であるにも関わらず、やはり何も伝えたいリリックが出てこないのか今回もサクラップは無い。このため2コーラス終了後そのままCメロからラストサビまで流れ込み、4分程度で終わる。ちょっと短めだし、制作サイドもラップを入れるならCメロ直後に入れられるように作っていたんじゃないかと思うんだけど…。

初回盤
2.Magic hour
アルバム『Popcorn』の反動のように非ポップな今作4曲の中で唯一明るめでさわやかな楽曲。やはりこういう曲の方が好きだ。

通常盤
2.Intergalactic
A面以上にエレクトロしていてポップ性の薄い楽曲。カッコいいといえばカッコいいがあまり良さは見えない。

3.モノクロ
アレンジで工夫しているので軽くは引っかかるものの…あまり良さは見えない(コピペ)。最早書くまでも無いが4曲ともラップは無い。

初回盤DVD
Endless Game(ビデオ・クリップ)
学校っぽい背景やダンサーが踊っているなど背景はいくつかのパターンがあるものの、嵐メンバーのダンスは一切無く、常にほぼ棒立ち。TVやライブで棒立ちで歌う曲調ではなく、Mステ出演時は口パクでバリバリ踊っていたらしいので「Face Down」と同じか。多忙すぎてPVの段階でダンスを入れている暇が無いのかあくまでPVはこういうコンセプトなのか…。昔はたっぷり収録していたメイキングも無くなって久しく、物足りないところはある。

初回盤には「Magic hour」のカラオケのみ、通常盤に「Endless Game」と残り2曲のカラオケを収録。

★★★☆☆

初動47.7万枚
サウンドスキャン初動2種合計48.5万枚(1,2位)

Endless Game(初回限定盤)(DVD付) Endless Game(通常盤)  

言ノ葉 秦基博 2013/5/29 初登場11位 売上1.7万枚
1.言ノ葉
アニメ映画「言の葉の庭」イメージソング。確か「ドラゴンボール」の映画を見に行った際に予告編がかかっていた。15歳の少年と27歳の女性の交流を描いたわりと普通のドラマのような作風っぽかった。映画のあらすじを見る限りだと作品内容をかなり反映した歌詞になっているようだが、あくまでイメージソングであり、主題歌ではないので映画ではかかっていないらしい。しかも同時期にピコが別のアニメタイアップで同名の楽曲をリリースしたのもややこしかった。編曲は秦基博本人。昨年から編曲もやるようになったが、前々作のようなデモっぽい質感ではなくアルバム最終曲で見せたようなバンドサウンド。ここまで出来るならそのうち全面的に編曲まで手がけたアルバムを作っても間延びせずにいけるのでは。各楽器がうまく絡み合ったバンドサウンドといい極上のメロディーといい楽曲自体は王道といった感じで抜群の安定感。アベレージの高さはまだまだ天井知らずだ。

2.Rain
大江千里の88年の楽曲をカバー。アニメ映画「言の葉の庭」エンディングで、映画で実際にかかるのはこっちの方。皆川真人の編曲。原曲の聞き覚えはないが、99年に槇原敬之がカバーしたバージョンで強く印象に残っていた。ややしっとりとさせつつも秦基博らしく歌いこなしている印象。

3.Girl(Tomita Lab. Remix)
アルバム収録曲の冨田ラボによるリミックス。リミックスということだが、電子音連発にはならずわりと原曲の旨みを残したままのリミックスになっていて普通に聞ける。

5.Rain(Long Ver.)
4曲目に「言ノ葉」のインストを挟んでの収録。多田彰文が編曲に、ストリングス隊が演奏に加わり、タイトル通りやたらとロングになっている。実に3分近くが新たに加わった前奏になっており、歌がなかなか始まらない。楽曲自体は2度聞かされても飽きず、むしろより名曲である事を確認できるほどだけど、やはり前奏長すぎ

★★★★☆

初動1.1万枚
サウンドスキャン初動15位0.9万枚(初回盤のみ)

言ノ葉+GREEN MIND 2012(初回生産限定盤)(DVD付)初回盤DVD付  言ノ葉通常盤 

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