2013年11月発売編

ならば青春の光 GOING UNDER GROUND 2013/11/9 LIVE会場&事務所通販限定 チャート対象外
1.ならば青春の光
今回コラボ名義ではないが前作に続いて末光篤が作曲とピアノで参加。前作に続いて勢いのある切なピアノロックになっている。5人になって以降失われていた部分が末光篤とコラボした事で一気に進化して戻ってきたような印象で今回も素晴らしい。「さらば」ではなく「ならば」なのが意味深だけど、純粋でいたかったけどありのままではいられなくなった寂しさとか切なさが歌われていて歌詞も響く。

2.dan dibi di
作曲が松本と河野の共同。4曲の中では最もロック系の楽曲だけど、そんなに激しくは無く、ポップロック系。ノリはいいけど4曲の中では1番印象が薄い。

3.流線形
2ndアルバム『ホーム』収録曲。再録音バージョンということになるが、特にその旨が記載されておらずタイトルもそのまんま。あまり覚えていた曲じゃなかったんだけどけっこう名曲じゃないかと思って、久々に原曲聞いてみたらあまりのしょぼさにビックリした。ボーカルが若いのはいいにしてもアレンジも淡々としすぎてて貧弱。今回はそこら辺が大きくブラッシュアップされていてバンドが確かに成長してきたことを強く感じる。

4.スパイス
松本曲。ラブソングだけどメロディーが凄くいい。5人になってヒダカトオルをプロデューサーに迎えて少し違う方向へ大きく舵を切っていたが、今作では全体的に以前のGOINGがそのまま進化したようなところに着地したように思う。07年〜08年をピークに以前ほどには熱心に聞かなくなってきていたが、これは今後も楽しみだ。

定価は1200円。ライブ会場で買えばそれで済むが、通販で買う場合は強制的に代引き315円と佐川宅急便の送料700円が徴収されるため、2215円もかかる事になる。クレジットカードどころか振込もできないとか自主制作移動組の浅岡雄也や星村麻衣でもその辺はしっかりやっているのに…。銀行振り込みに対応するとか、同じような包装ならもっと安い郵便局のレターパックにするとか出来ないのだろうか…。ただ録音のエンジニアに河野が参加していたり、末光がピアノを担当した1曲目以外はサポートを入れずに河野にキーボードクレジットがあったりとかなり自主制作じみた展開になってきている感も…。

★★★★★

自社通販限定

クリスマス・イブ
30th Anniversary Edition
山下達郎 2013/11/20 初回盤DVD付 初登場10位 売上8.2万枚
2014年盤以降も合算集計
1.クリスマス・イブ
83年6月のレコード『MELODIES』に収録され、12月にシングルカット(12インチ)。それから30周年を迎えての再発盤。既に8センチCD化、マキシシングル化など含めて11回リリースされている。昨年は03年盤に外箱つけただけなので、03年盤以来の新規発売となる。とはいっても昨年のベストでもリマスターされていたし、格段に音が良くなったという気がしないどころか特に違いは分からない。そもそも今作用にリマスターしているのか、先日のアルバムリマスター発売の際の音源を使用しているのかもよく分からない。改めて名曲である事は確認するまでも無く、そういう良し悪しを越えたスタンダード。また知名度にかけては国内トップクラスだと思っていたら、ショートフィルムに出演した15歳の広瀬すずは曲を知らなかったとコメント。ジェネレーションギャップを痛感した。この曲知らないのか…。まあ最後にトップ10ヒットした00年は広瀬すず2歳だし、妻のケンタッキーCMソングみたいに毎年固定で起用されているものでもないからなぁ…。

2.ホワイト・クリスマス
有名な洋楽クリスマスソングのアカペラカバー。色々な人が歌っている曲だけど1番最初に聞いたのがこのバージョンなので個人的には達郎バージョンがスタンダードになっている。

3.クリスマス・イブ(English Version)
93年のアルバム『SEASON'S GREETINGS』に収録され、シングルには00年盤以降にカラオケバージョンと合わせて追加収録されるようになった英語バージョン。今までは英語詞のみで訳詞が掲載されていなかったが、今作には訳詞が掲載されている。ややニュアンスは異なるが、大体原曲通りになっているようだ。

4.クリスマス・イブ(Acoustic Live Version)
今作で追加収録されたアコースティックライブバージョン。季節はずれの08年5月5日の浜離宮朝日ホールでのライブ音源。ってもう5年前かよ!本人のアコースティックギターとサポートのベース、ピアノの3人での演奏。アコースティックアレンジなのでけっこうイメージが異なり、なかなか新鮮。ただ間奏で高速でピアノを弾く部分は演奏が乱れて聞こえるんだけど、これはそういうテクニックなのだろうか?山下達郎のサポートメンバーだけに演奏が下手ってことは無いと思うんだけど、明らかに弾きこなせていないかのように聞こえてしまう。

DVD

Christmas Eve-Short Film-
26分に及ぶショートムービー(何故か帯には15分と記載されている)。広瀬すず主演で彼氏役に小関裕太。それ以外に塚原大助、安東華子、村松亮太郎、原田佳奈が出演。さらに89年のタイアップ先のJRのCMに出演していた牧瀬里穂が広瀬すずとすれ違い、当時のCMをオマージュした形で特別出演している。挿入歌として「高気圧ガール」(ラジオで一瞬かかる)、「ひととき」も使用されている。ストーリーは広瀬すずと小関裕太のカップルの恋模様が完全に広瀬すず目線で描かれており、ほぼ全編に渡って広瀬すずが映っている広瀬すずによる広瀬すずのための広瀬すずプロモーションムービー。曲自体はひとりきりのクリスマス・イブを歌った曲なので、それに合わせるためか、将来の事で一方的に距離を置いた広瀬すずは旅行に行くと嘘をつきつつも、小関に会えないものかとイブの街をさまよい「ひとりきり」のイブを過ごす。しかしそのままでは話がスッキリしないので、帰路についていた広瀬に「また明日」とメールが届き、直後に小関が登場。既に明日(クリスマス)になっていた!というロマンティックな演出でのハッピーエンド。イブはあくまでひとりきりで過ごしたので曲と無関係ではない、という曲に配慮しつつも粋な話だった。広瀬すずの美少女っぷりはハンパ無く、メチャメチャ可愛い。それだけでもう十分満足な映像ではあるんだけど、15歳の広瀬すずが高校3年生を演じるにはどうにも無理があり、やはり年齢相応の美少女中学生にしか見えない。さらに相手役の18歳の小関裕太は長身の青年でこちらは普通に高校生どころかむしろ大学生に見えるので、2人が一緒にいても同級生に見えないのが難点か。お姉ちゃんの広瀬アリスなら小関裕太とバランス取れるカップル役だったと思うんだけど。

初動2.0万枚
サウンドスキャン初動7位1.6万枚(初回盤)

★★★★★

クリスマス・イブ(30th ANNIVERSARY EDITION)(初回盤)初回盤DVD付  クリスマス・イブ(30th ANNIVERSARY EDITION)(通常盤)通常盤  クリスマス・イブ(30th ANNIVERSARY EDITION)(アナログ盤) [Analog]アナログ盤 

ROAD TO BUDOKAN 2013〜ちいさな奇跡〜 東京女子流 2013/11/22 Type-A,C 初登場16位 売上0.9万枚
1.ちいさな奇跡
アニメ「はなかっぱ」3度目のEDタイアップ。過去の「おんなじキモチ」「大切な言葉」同様に女子流の中ではアイドル色の強い楽曲。前作に続いて松井寛が関与しておらず、その際はTGSナンバー外扱いになっていたはずだが、今回はTGSナンバーとしてカウントされている。今作の特徴はサビまで含めてほぼ全編に渡って5人のソロパートで歌い繋いでいる事。けばけばしくなくスッキリとさわやかな曲調も新鮮。小西の喉の不調は今なお続いているというが、今作を聞く限り、特に問題が無い。むしろリーダーの声がちょっと枯れてるような…。

2.Mine
こちらは松井寛が編曲しており、凝ったアレンジの大人っぽい楽曲。いつもの女子流としか言いようがない。悪くは無いが新鮮さはあまり無く、もちろん成長はしているんだろうけど正直なところ松井寛アレンジ曲のクオリティは確かに高いが、2ndアルバム〜3rdアルバムにかけてなんかこんな雰囲気のイントロの曲って前もなかったっけ?みたいに区別がつかなくなってきていた。そういう意味でもこれをA面に持っていかずに、違う制作陣の楽曲を2作連続でA面にしたのは個人的には正解だと思う。

Type-Aのみ
3.頑張って いつだって 信じてる-2013 ver.-
3rdシングルのリメイク。元々は松井寛アレンジだったが今回はbonsaiによるギターを前面に出したロックアレンジに変貌。この曲のポイントってアイドルらしさの少ない女子流においてはライブでアイドルっぽさを全開で出せる数少ないレパートリーで、最後のサビ前の1人ずつの台詞叫び(CDには無いがPVにはある)が最重要アイドルポイントだったんじゃないかと思うんだけど、このアレンジだと台詞叫びが入りそうにない。そろそろ恥ずかしくなってきたので台詞封印用に用意した新アレンジだったりして?

Type-Cのみ
3.Mine-Royal Mirrorball Mix-
1曲目ではなく、2曲目をリミックス。いつも通りリミックスというよりも、より凝りまくった別アレンジとして聞ける。凝った分だけ曲が長くなってしまったものの、聞き応えはあるので案外オリジナルよりもいいかもしれない。

DVD

1.ちいさな奇跡
ガラスドーム周辺でのロケダンス映像。さわやかな青空もあってかなりさわやかな印象のPV。普通のアイドルっぽいPVとも言えるけど今まで大人っぽい演出のPVが多かったので逆に新鮮。けっこうサビのダンスが激しいのも印象的。

2.Making Movie
PVのメイキングとインタビュー映像。段々しっかりしてきたような気がする。

3.Partition Love ティザー映像(#1〜#12)
Base Ball Bearの小出祐介が作詞作曲し、現在配信のみでCD化されていない楽曲の宣伝映像まさかの12連発。FacebookとYou tubeでは9月25日に楽曲配信が始まる前から流されていたものでまとめてDVD化した形。何だかよく分からないメンバー5人主演の学園モノドラマの映像が小出しに流れる。その内容がやってきた新任教師の男にひとみが恋をして、何か少女漫画にありそうなちょっと禁断感溢れる謎ポエムが表示され、曲の間奏と作詞作曲編曲のクレジットとタイトルが出るというものなんだけど…。一方的に教師に恋しているだけかと思ったら、教師は既に小西と付き合っているという設定らしい。新任早々に生徒に手を出した手の早いたぶらかし教師に神妙にお縄についてほしいと思う視聴者が続出する事は間違いない。

Type-BのDVDには「おでかけムービー」、CDのみのType-Cは3曲目に「Mine」のリミックス収録。イベント/mu-mo限定盤のType-D,Eも存在。

★★★★☆

初動0.8万枚

ROAD TO BUDOKAN 2013 ~ちいさな奇跡~ (CD+DVD) (Type-A)DVD付Type-A  ROAD TO BUDOKAN 2013 ~ちいさな奇跡~ (CD+DVD) (Type-B)DVD付Type-B  ROAD TO BUDOKAN 2013 ~ちいさな奇跡~ (Type-C)Type-C 

もう泣かないで DEEN 2013/11/27 初回盤DVD付 初登場36位 売上0.4万枚
1.もう泣かないで
作詞が池森と川島だりあの共同名義、作曲は山根公路で編曲が古井弘人。AOR期を思わせる大人なバラードナンバー。古井弘人起用によって最近のDEEN作品には無かった新鮮なサウンドが展開。近年ほぼ必ず入れていた弦を使わずに、Sax等を効果的に使っているところも新鮮だし、間奏がほぼ無いのでバラードなのに3分台で曲が終わるという徹底的なシンプルさが地味に凄い。これが解散までストリングス路線にも大作路線にも行かなかったGARNET CROWアレンジ担当者の実力なのか。Saxは勝田一樹となっているがSaxソロは別人がクレジットされている。ただこの曲、前述のように間奏がほぼ無いのでSaxがソロを聞かせるような間奏部分は無い。Saxソロというのはどこのことなのか…。2番平メロのバックとか?

2.Future
作編曲は山根公路。パチスロの「テイルズオブデスティニー」のタイアップということだが、「夢であるように」とは全く違うハイテンポロックナンバーとなっている。いきなりサビから始まり、これまた3分台で駆け抜ける。しかしこれ本当に「夢であるように」「永遠の明日」と同じ関連作のタイアップなのか?day after tomorrowやmisono、倉木麻衣らテイルズシリーズタイアップを担当した楽曲でもこんな昔のアニソンっぽいナンバーは無かったと思うんだけど。爽快な曲調はいいんだけど、どんだけ守りたいんだよ!とツッコミ必至なサビの歌詞、それ以外の歌詞も非日常的作品世界の中の事を歌っている感じ。今までのアニメタイアップ作品でもここまでアニメっぽい歌詞だったことは無かった。さすがに作品タイトルが歌詞に含まれるレベルには達してないものの現代では逆に珍しいくらい音も歌詞もTHE アニソン。メンバーもニコ生で「アニソンって感じ」とコメントしていたのでかなり意図的にこういう方向にしたんだろうけど、正直ダサさと紙一重に思える。作品には合っていると判断するテイルズプレイヤーのファンと作品を知らない非プレイヤーのファンで評価が大きく分かれそう。

DVD

パチスロ「テイルズ オブ デスティニー」×DEEN スペシャルミックスムービー 夢であるように/Future
発売後も公式サイトでは内容が曖昧なままだったが、内容はゲームのアニメ映像に乗せて「夢であるように」(テイルズサイズ)と「Future」がフルで収録されている6分程度の映像。ゲームを知らない人には何の脈絡もないストーリー性の無いダイジェスト(カラオケでアニメタイアップの曲を選曲した時に流れるみたいな)で全く無価値。ポイントは「夢であるように」がテイルズバージョンで新録音になっていることくらいか。「夢であるように」新録音というのはパッケージの袋にしっかり記載されている。明らかにギターが現在のライブのような感じになっており、キーはそのままだがボーカルが変わっている。こちらは今の声とも違っていて何だか低いキーで歌ったのを機械的に上げたようにすら聞こえるかなり微妙な歌声だが…。現在は調子が良ければサビでも声を張り上げて原曲キーで歌えるはずだけど、それより一段落ちたコンディションに思えるこの音源は一体いつのものなのだろうか?

なお今作にてひっそりとEpic Recordsへ移籍。10月の武道館公演もチケット発券の段階ではAriolaが協賛だったが、いざ会場に行ってみるとEpic協賛に切り替わっていた。内部レーベル移動がいくつかあったようで、DEEN以外にもいくつかのアーティストがソニーレーベル内で移動している。

★★★★☆

初動0.4万枚

もう泣かないで(初回生産限定盤)(DVD付)初回盤DVD付  もう泣かないで通常盤 

サヨナラ☆ありがとう 堀田家BAND 2013/11/6 初登場1位 売上10.0万枚
1.サヨナラ☆ありがとう
ドラマ「東京バンドワゴン」OP。父親役で出演している玉置浩二と主演のKAT-TUN亀梨和也によるスペシャルユニット。堀田家BANDとなっているが家族は不参加でメンバーは2人だけ。スペシャルサンクスとして「堀田家のみなさん」とされている。発売元はKAT-TUNサイドだが玉置浩二のソロ曲に亀梨和也がゲストボーカルとして参加したような感じ。ほぼアコースティックギター+打ち込みで構成されているがこれは最近の玉置ソロが大体こんなサウンド構成なので制作陣もそのままなんだろうと思う(今作には作詞作曲とスペシャルサンクス以外は何の情報も掲載されていない)。ユニット名を堀田家BANDにしたんだったら長男にドラマー(RISEの金子ノブアキ)がいるのでせっかくならドラムやってもらえば良かったのに…。もったいない。現在の玉置浩二らしいテンションの高いアップナンバーで歌以外のうなり声の度合いが本当に近年は絶好調だなぁとつくづく思う。また作詞は玉置浩二と須藤晃の連名だが、1番には「藍色」(ミムラが演じている長女藍子)、2番には「紺碧(こんいろ)」(金子ノブアキが演じている長男紺)と家族の名前を取り入れているのがドラマ視聴者にとってはニヤッとするところだ。

★★★★☆

初動8.2万枚
サウンドスキャン初動2種合計11.5万枚(通常盤1位7.5万、初回盤3位4.0万)

サヨナラ☆ありがとう(初回限定盤)(DVD付)   サヨナラ☆ありがとう(通常盤) 

太陽の女神 家入レオ 2013/11/6 初登場7位 売上2.8万枚
1.太陽の女神
ドラマ「海の上の診療所」主題歌。ドラマのエンディングで鉄拳のパラパラ漫画映像と一緒にかかるという使われ方をしており、ドラマ本編というより鉄拳のパラパラ漫画とタイアップしているような形になっている。鉄拳のパラパラ漫画感動ネタはAKB48のアレとかでもう飽きたのでドラマ見てるけどぶっちゃけEDは見ておらず、予告までの間はTVつけてるけど画面を見ていない。その割には楽曲は耳に残っていたので、それだけキャッチーな曲なんだと思う。前作聞かなかったのでどうだったか分からないんだけど、昨年の力強さに比べるともう少しポップ寄りになったような非常にさわやかな印象。月9主題歌という無駄な気負いで大作になる事なく3分半程度のコンパクトにまとめているのもいい。

2.君に届け
SNSなどではうまくやってるけどログアウトした世界=リアルな現実ではうまく行かない人に向けてリアルな世界で笑っていこうぜ!と呼びかける歌(たぶん)。わりと淡々としているけど前向きな気分になれる曲でC/Wにしては印象的だなと思ったら7月に配信限定シングルとしてリリースしていた模様。

3.Who's that
3曲の中では最もロックでバンドサウンドっぽいが、どこか音に軽さがあり、けっこうギラギラしているんだけどかなり表面的でそんなにロックな気もしない。クレジットも無いので不明だが、1stアルバムではバンド風の打ち込み連発だったので、人力演奏にあまり予算をかけてなさそうな気はするが…。サビにあまり大きな動きが無く印象も薄い。季節ハズレで思いっきり真夏の歌だが、当初は「君に届け」を夏にシングルリリースしてこの曲をC/Wに…というつもりだったのだろうか。

3曲とも作詞は本人、作曲は西尾芳彦と本人の共同名義(西尾の名前が先)、編曲は三輪コウダイ。昨今では珍しく3曲とも3分台とコンパクトな仕上がり。

★★★★☆

初動1.7万枚
サウンドスキャン初動2種合計1.5万枚(初回盤DVD付11位0.83万、通常盤13位0.64万)

太陽の女神【完全生産限定盤】完全生産限定盤  太陽の女神【初回限定盤】初回盤DVD付  太陽の女神【通常盤】通常盤 

雨のち晴レルヤ/守ってあげたい ゆず 2013/11/13 初登場4位 売上7.2万枚
1.雨のち晴レルヤ
NHK朝ドラ「ごちそうさん」主題歌。北川曲だが作曲は佐藤和哉との連名になっており、これは佐藤和哉の「さくら色のワルツ」という曲が原曲になっているためらしい。CHRYSANTHEMUM BRIDGEとゆずの共同編曲になっており、無国籍風のアレンジが異色で印象的。篠笛(原曲の佐藤和哉が担当)とトランペットもかなり印象的だが、それとギター以外打ち込みというのもまた変わっている。今年はまた新たな境地に進んだんじゃないだろうか。

2.守ってあげたい
映画「すべては君に逢えたから」主題歌。北川曲。映画では挿入歌として女性目線に歌詞を書き換えてアレンジも変更したJUJUバージョンもあり、一足先にJUJUが単独シングルとして発売している。いわゆるストリングスバラードとか年末バラードと形容されそうな王道タイプのバラードだがストリングスとギター以外が打ち込みサウンドのためか盛り上がる割には意外とあっさりしていて聞きやすい。ひたすら良メロに浸れる曲だ。

3.飛行機雲
岩沢曲。かなり地味なアレンジだが編曲はCHRYSANTHEMUM BRIDGEとゆずの共同名義。らしいといえばらしいけど地味といえば地味。冒険しまくる北川曲に、安定しまくる岩沢曲。どうも双方果てと果てみたいになってきてしまったが中間点は無いのか。

★★★★☆

初動3.0万枚
サウンドスキャン初動4位3.0万枚

雨のち晴レルヤ / 守ってあげたい

LUNA SEA 2013/11/13 初登場17位 売上1.3万枚
1.乱
ドラマ「都市伝説の女」OP。OP映像と共にサビだけがかかるという使われ方。そのサビからいきなり始まる。復帰後の中ではダントツにドキャッチーな楽曲。ドラマタイアップなのでこれまでのようなファン向けではなくかなり外向けにしたような印象だが、案の定賛否両論らしい。個人的にはいいと思うけど、特にドラマとも関係なく、"天使"とか"神々"とか"革命"とか"闇の世界"とかデビュー当初くらいの時期ならなんかこういうのがV系っぽい世界観だったのかもしれないけど、現代だとこれは壮大アニメ系っぽい世界観に聞こえてきてしまい、LUNA SEAのイメージとしてはかなりベクトルが変わってしまうという…。

2.ECHO
「乱」がキャッチーなのでかなりインパクトが薄く聞こえるが、こっちもそこそこではある。妙に電子的にブイブイ言ってるベース音が印象的。

★★★☆☆

初動1.2万枚

乱(初回限定盤A)(Blu-ray
        Disc付)初回盤A(Blu-ray付)  乱(初回限定盤B)(DVD付)初回盤B(DVD付)  乱通常盤 

シンクロマニカ ねごと 2013/11/13 通常盤 初登場30位 売上0.6万枚
1.シンクロマニカ
アニメ「ガリレイドンナ」OP。ねごとらしい個性的なバンドサウンドが炸裂するも相変わらずメロディーはあまり売れ線ではなく、パッと聞いて残るような曲ではない。だけどやっぱりこの複雑なサウンドがねごとの持ち味だなぁと思う。サウンド面は非常に面白い。

以下通常盤のみ
2.ばらの花
くるりのカバー。アレンジはねごとの王道になっているものの…ちょっとかったるいかも。

3.Lightdentity-Mizuki Masuda Remix-
昨年のシングルをギターの沙田瑞紀がリミックスした音源。ザ・打ち込みといった感じ。

初回盤3種はボーカル以外の3人がそれぞれメインとなっており、3人それぞれのボイスドラマと初期のシングル「メルシールー」をソロで歌った音源を収録。

★★★☆☆

初動0.44万枚

シンクロマニカ通常盤 シンクロマニカ(初回生産限定盤A)初回A シンクロマニカ(初回生産限定盤B)初回B シンクロマニカ(初回生産限定盤C)初回C 

ひとりごと 新山詩織 2013/11/13 初登場39位 売上0.3万枚
1.ひとりごと
今回は作詞のみで作曲は吉木絵里子によるもので提供曲。かといって作風に変化はなく、今回も10代の抱える心の内面、自分探し系みたいな感じ。10代の頃ならまだしもやはり20代後半にもなるとこの手の歌詞が全く響かなくなってしまい、暗いだけといった印象になってしまう。確かにこういう思いを抱えた時期が無かったわけでは無いけど、その先に待つ社会と言う名の絶望があまりに大きすぎて、この頃の悩みなどいかに小さな世界の話だったのかを人はやがて知っていくわけで。当時は真剣だったけど、今にしてみれば10代の頃なんてもっとノー天気でいてよかったなとか思っちゃう。サイン付無料配布0thシングルの縁で1stアルバムまでは何とか聞こうとは思うけど、このままだとそこで打ち止めかも。

2.イージュー★ライダー
奥田民生のカバー。3作目にしてようやく知っている曲のカバーが来たが…超絶合ってねぇ。わりと原曲に近いバンドアレンジにはしているので、笹路さんのアレンジが失敗したのではなく、そもそもこの楽曲にこの声が圧倒的に合ってない。元々奥田民生のちょっといい加減というかノー天気というか、とにかく新山詩織とはほぼ対極なイメージの明るい楽曲。それを歌う事で新たな一面が見れるというより、結局ボーカルが暗くてかなり憂いがあるので、かなりアンバランスな空気に…。

★★★☆☆

初動0.3万枚

ひとりごと 

恋の矢 かりゆし58 2013/11/13 初登場129位 売上0.05万枚
1.恋の矢
ドラマ「ハクバノ王子サマ」主題歌。彼ららしい暖かみのある楽曲。かなり王道ど真ん中の曲なんじゃないだろうか。深夜枠とはいえドラマ主題歌でここまで大コケするのはあまりに不当評価すぎないか…。

2.たとえば唄えなくなったら
2011年にステレオポニーと共演した楽曲のセルフカバー。かりゆし58自体はベスト盤を1度聞いた程度の関心しか無かったんだけど今回の目的はこの曲。ステレオポニーをメインにしたコラボだったので、ボーカルはデュエットだったもののかりゆし58メンバーは2人しか参加していなかった。今回はかりゆし58だけでの演奏となったが…何だか物足りない…。原曲では曲調のわりには演奏が早くなったりと緩急があったんだけど、今回は終始どっしりと構えている感じ。解散して改めてステレオポニーのサウンドやAIMIのボーカルってけっこう魅力的だったんだなと気づいた。

★★★☆☆

初動0.05万枚

恋の矢/たとえば唄えなくなったら

賛成カワイイ! SKE48 2013/11/20 Type-B 初登場1位 売上57.0万枚
1.賛成カワイイ!
歌唱メンバーは石田安奈、大矢真那、木アゆりあ、中西優香、松井珠理奈、向田茉夏、大場美奈、柴田阿弥、須田亜香里、高柳明音、古川愛李、木本花音、菅なな子、古畑奈和、松井玲奈、北川綾巴。ここのところちょっと変わった曲が多かったので、「バンザイVenus」や「オキドキ」直系の直球元気ソングは久々。…なんだけど明らかに2番煎じ以下というかあの頃の勢いがない。サンセー!とか元気なガヤも随所に盛り込まれているんだけど、アレンジがイマイチマイルドなせいなのか何だか中途半端に聞こえてくる。

Type-Bのみ
2.いつのまにか、弱い者いじめ/セレクション8
歌唱メンバーは江籠裕奈、新土居沙也加、二村春香、東李苑、市野成美、岩永亞美、水埜帆乃香、宮前杏実。以前のセレクション8はA面メンバーからさらに選抜したメンバーみたいなトップ級集団のような扱いだったが、今回は今年の春に研究生から正規チーム(S,K,EU)に昇格した8人で構成。フレッシュな面々ということでバンド風の明るいアイドルソングになっている。イジメを扱っているのかと思いきや、単なる片想いソング。サビでは「弱い者いじめなんてしない」と出てくるがイマイチ繋がりが分からない。失恋を恐れるのを止めにして強気になることを決めたら、片想いという弱い立場から別にフラれてもかまわねぇという強い立場になり、それゆえに「弱い者いじめなんてしない」ということなのだろうか…。究極の逆ギレソング?

3.道は なぜ続くのか?/愛知トヨタ選抜
歌唱メンバーは大矢真那、木アゆりあ、松井珠理奈、向田茉夏、柴田阿弥、須田亜香里、高柳明音、古川愛李、木本花音、古畑奈和、松井玲奈、北川綾巴。トヨタ自動車のタイアップということで、ほぼA面選抜メンバーと同様のメンツで構成。ごく普通の前向きで明るいアイドルポップ。

4.ずっとずっと先の今日/セレクション16
歌唱メンバーは磯原杏華、大矢真那、木アゆりあ、斉藤真木子、中西優香、松井珠理奈、大場美奈、小林亜実、柴田阿弥、須田亜香里、高柳明音、古川愛李、松本梨奈、梅本まどか、金子栞、木本花音、松井玲奈、松村香織。これまたほぼA面級のメンバーに思えるが、AKB48の総選挙でランクインしたメンバーで構成されているらしい。48系列でたまにある未来系合唱バラード

DVD

1.賛成カワイイ! Music Video
タイで撮影されたということで象に乗りながら歌唱するなど異国情緒あふれる内容。とにかく象のインパクトが強ぇ…。

以下Type-Bのみ
2.いつのまにか、弱い者いじめ Music Video
学園ドラマも入っているが知らないメンバーしかいないので誰が誰だかさっぱり分からない。

3.特典映像U
 1.維新軍 決起集会
 2.決戦U「顔面プロレス〜SKE48の“顔”はワタシだ!?」
 宮前杏実vs松井珠理奈
 北川綾巴vs石田安奈
 市野成美vs佐藤聖羅
 矢野杏月vs加藤るみ
 北野瑠華vs木アゆりあ
 山田みずほvs磯原杏華
 野口由芽vs古川愛李
 青木詩織vs金子栞
 井田玲音名vs柴田阿弥
 東李苑vs山下ゆかり
今回4種に分割されて収録されているバラエティ映像。1番最初の「維新軍 決起集会」というのは共通のようで、覆面をした5期6期のメンバーが先輩に挑戦してやると決起するプロレス演出風の映像。以降はこの維新軍とそれ以外の既存メンバーが1人ずつ、顔と手だけ出したリングの上で、粉にまみれたり、洗濯ばさみで引っ張られたりとバラエティ的な対決がひたすら流される。実況をメンバーではなく、ちゃんと別に置いたので進行がダレることは無いけど、維新軍ほとんど勝てないし、さすがに全部違う対決にするにはネタが無いので同じ対決が何度か繰り返されるし、消去法で木アゆりあの名前があるこのType-Bを選んだとはいえほとんどのメンバー知らねぇしでなかなかしんどかった。

2曲目のみが異なる一般発売DVD付4種+劇場盤。初回と通常でジャケ写が異なるので劇場盤含めて9種存在するが、初回と通常の内容は同じ。握手券があるかないかとなる。

★★★☆☆

初動44.9万枚
サウンドスキャン初動4種合計14.8万枚(1〜4位、初回A〜D、4.3万、3.9万、3.6万、3.1万)

賛成カワイイ!  (CD+DVD) (Type-A) (初回盤)初回Type-A 賛成カワイイ!  (CD+DVD) (Type-B) (初回盤)初回Type-B 賛成カワイイ!  (CD+DVD) (Type-C) (初回盤)初回Type-C 賛成カワイイ!  (CD+DVD) (Type-D) (初回盤)初回Type-D 

賛成カワイイ!  (CD+DVD) (Type-A) (通常盤)通常Type-A 賛成カワイイ!  (CD+DVD) (Type-B) (通常盤)通常Type-B 賛成カワイイ!  (CD+DVD) (Type-C) (通常盤)通常Type-C 賛成カワイイ!  (CD+DVD) (Type-D) (通常盤)通常Type-D 

あなたへ エレファントカシマシ 2013/11/20 初登場18位 売上0.7万枚
1.あなたへ
宮本と亀田誠治の共同アレンジ。ストリングスアレンジも亀田誠治になっておりお得意のストリングスが全開。アコースティックに始まり、バンド+ストリングスで派手に盛り上がるが、病気からの復帰第1弾にしてはちょっと暗くて重い。

2.はてさてこの俺は
3.この円環のなかを

こちらは蔦谷好位置との共同アレンジ。特にあまりいいとも思えず、今回はちょっと期待していたほどではなかった。

★★★☆☆

初動0.7万枚

あなたへ(初回限定盤)(DVD付)初回盤DVD付  あなたへ通常盤 

pretty fever 寿美菜子 2013/11/20 初登場24位 売上0.5万枚
1.pretty fever
ダンスロック系の明るい楽曲。アレンジはh-wonder。本人があまりアイドルっぽくないのでけっこうアイドルっぽい曲調だけどそこまでキャピッとした感じにならないバランスがなかなか絶妙。早口だけど忙しなさは無くて爽快。

2.girly highester!
こちらはガールズロック的なナンバーでウォウウォウ合唱パートなどライブをかなり想定したような上げまくりな曲調。アレンジを担当しているのがSCANDALの編曲をよく担当している川口圭太。バンドアレンジなのにミュージシャンが起用されておらずオケ1人制作になっているのがちょっと意外。2曲ともUNISON SQUARE GARDENのベーシスト田淵智也による提供。バンド自体はボーカルの声があまり好みじゃないのでちゃんと聞いたことは無いけど新世代のメロディーメイカー(といっても俺の同い年だけど…)としてかなり期待できる人材なのでは。

★★★★☆

初動0.5万枚

pretty fever(初回生産限定盤)(DVD付)初回盤DVD付  pretty fever(通常盤)通常盤

バレッタ 乃木坂46 2013/11/27 Type-A,B,C,通常盤、アニメ盤 初登場1位 売上51.7万枚
1.バレッタ
歌唱メンバーは西野七瀬、白石麻衣、堀未央奈、橋本奈々未、松村沙友理(ここまで最前)、桜井玲香、生田絵梨花、生駒里奈、若月佑美(ここまで2列目)、伊藤万理華、衛藤美彩、齋藤飛鳥、秋元真夏、深川麻衣、中元日芽香、川後陽菜、高山一実(ここまで後列)。センターは二期生の堀がいきなり抜擢されたが、堀以外の2期生はC/W含めて楽曲には一切参加していない。最近の秋元康は歌謡曲路線にハマっているのか、AKB48に続いて乃木坂46でも歌謡っぽさの漂う異色ナンバーとなった。そんなに好みの曲調ではないかと当初思ったんだけどインパクトは抜群にあり、わりと何でもなく突き抜けてしまった前作よりはかなり引っかかる曲ではある。大量量産しすぎた影響で野中"まさ"雄一印のアイドルポップはさすがに食傷気味になってきたのでこういう変化球はけっこうありかもしれない。

2.月の大きさ
アニメ「NARUTO」OPタイアップ。歌唱メンバーは「バレッタ」と同一。PVではダンスシーンが無いものの、これもセンターは堀。時代劇風PVのせいもあってじゃこれまたあまり現代っぽくない古さを感じるような曲調。ねじ込みアニメタイアップにも思えるが、歌詞は痛みを乗り越えて強くなれる(超訳)というメッセージソングになっており、少年漫画的な要素が多分にあるので「NARUTO」はよく知らないが、ジャンプ漫画原作のバトル漫画なのであればそれなりに当てはまる歌詞になっているんじゃないだろうか。

Type-Aのみ
3.私のために 誰かのために
歌唱メンバーは衛藤美彩、川村真洋、桜井玲香、白石麻衣、高山一実。DVD付A〜C収録楽曲の中ではこの曲だけPVが制作されていない。「バレッタ」選抜メンバーに加えてアンダーの川村真洋が入っているのと、少人数になっているのでソロパートが聞けるのがポイントか。誰がどの声だかさっぱり分からんけど…。作編曲が「君の名は希望」と同じメンツなのでどことなく「君の名は希望」に通じる部分がある楽曲。穏やかに、だけど確実に何か前向きさや希望が見える。

Type-Bのみ
3.そんなバカな…
歌唱メンバーは秋元真夏、生田絵梨花、生駒里奈、伊藤万理華、井上小百合、衛藤美彩、川後陽菜、齋藤飛鳥、斉藤優里、桜井玲香、白石麻衣、高山一実、中田花奈、中元日芽香、西野七瀬、橋本奈々未、樋口日奈、深川麻衣、星野みなみ、松村沙友理、若月佑美、堀未央奈。センターはやっぱり堀。「バレッタ」選抜に加えて以前選抜に入った事があるようなアンダーの前列メンバーが加わった形。良くも悪くもバカっぽくはじけたアイドルポップになっている。楽曲だけでも明るいノリだけどPV込みで見るとよりはじけた雰囲気が感じられる。

Type-Cのみ
3.初恋の人を今でも
歌唱メンバーは伊藤寧々、井上小百合、川村真洋、斎藤ちはる、斉藤優里、永島聖羅、中田花奈、能條愛未、畠中清羅、樋口日奈、星野みなみ、大和里菜、和田まあや。「バレッタ」選抜以外の1期生によるいわゆるこれがアンダーメンバー楽曲。前々作まで選抜最前3人のうちの1人だったのに前作で後列に下がり、今作では一気にアンダー送りになった星野がちゃっかりセンター。もうちょっと子供っぽい曲になるかと思いきやしっとりとしたメロディアス系だったのが意外。このメロディーがかなり好みの系統だった。隠れ名曲的存在の曲だが、随所でかわいらしすぎるボーカルが混ざって聞こえるのが気になる。PVによれば最前の3人が歌っている時にそうなっているのでこのへにゃ〜んとした声は星野の声なのか?

通常盤のみ
3.やさしさとは
歌唱メンバーは生田絵梨花、中元日芽香、西野七P、能條愛未、橋本奈々未、松村沙友理、若月佑美。「バレッタ」選抜メンバーに能條が加わった形。「私のために 誰かのために」と異なり、ソロパートが無い。これまた比較的にメロディアス系でメロディーがいい。あんまり期待してなかったんだけど、今回ハズレというか特に印象に残らないような曲が無かった。一応30万枚以上がこの通常盤であり、forTuneサイトで購入して個別握手券のおまけとして流通したため、未開封で中古投げ売りされているわけだけど(Amazonでは速攻で新品も1円)、そのおかげで早い段階で格安でレンタル以下の値段で聞ける。投げ売りを嘆くよりも安く入手できることを喜ぶべきなのかもしれない

アニメ盤のみ
3.月の大きさ〜アニメ版〜
主題歌バージョンということで1コーラス。特に歌詞が入れ替えられたりしていることもなく、1番だけで終わる。通常盤3種と異なり、アニメ盤だけは即日レンタル開始扱いになっているようだが、早まってアニメ盤だけという選択肢は逆に損かも。

DVD

1.バレッタ[MUSIC VIDEO]
冒頭で伊藤万理華が確保されており、人形化されてしまう。既にバックメンバーが人形化されている中で次のターゲットとして堀が選ばれ、堀からの助けのメールをもらった前列メンバーが何故か女子高生スタイルのくせに銃器で武装して敵地に乗り込み敵を容赦なく殲滅するといったストーリーが展開する。無事に助けたのに何故か白石が堀に撃たれ、残りのメンバーが堀に銃を向けるという意味深なラストは意味深なだけで、前回センターの白石を堀が撃ち殺すという構図になればおのずと注目されるという以外に特に意味はないんじゃないかと思う。

以下Type-Aのみ
2.月の大きさ[MUSIC VIDEO]
時代劇剣バトル映画の予告風な内容。予告風なので展開が省略されていてよく分からないが、とりあえずあーだこーだで最後はしっちゃかめっちゃかなバトルになり、ここでも何故か謎の美少女扱いの堀が全ての戦いが終わって全員倒れている中で1人生き残っているという意味深なだけで特に意味が無さそうなカットで終幕。一体堀をどういう扱いにしたいんだろうか…。一応近日公開と表示されるがシャレの可能性の方が高そうだ。

3.生田絵梨花×佐久間正英、4.斉藤優里×山田篤宏、5.高山一実×中村太洸、6.永島聖羅×林辰郎、7.畠中清羅×山岸聖太、
8.樋口日奈×長崎愛、9.堀未央奈×柳沢翔、10.松村沙友理×岩崎う大(かもめんたる)、11.若月佑美×ZUMI、12.和田まあや×林隆行、13.2期生紹介@

こちら

以下Type-Bのみ
2.そんなバカな…[MUSIC VIDEO]
転校生の堀が部活は何にするか悩んでいたところアイドル部を目撃して入部するというまたしても堀ちゃんフィーバーな内容。堀以外のメンバーが異常なハイテンションではじけているのが笑いどころ。顧問かと思われた橋本のEDクレジットでの役名が見事なオチになっている。

3.生駒里奈×熊坂出、4.伊藤寧々×山本ワタル、5.井上小百合×宮地昌幸、6.川村真洋×佐藤亜美、7.齋藤飛鳥×戸塚富士丸、
8.斎藤ちはる×中島望、9.西野七瀬×大来優・鳥巣 智行、10.能條愛未×池田一真、11.橋本奈々未×中島和哉・菊池浩史、12.深川麻衣×丸林良彰、13.2期生紹介A

こちら

以下Type-Cのみ
2.初恋の人を今でも[MUSIC VIDEO]
アンダーメンバーなのでこのPVだけ出ているメンバーが大幅に違う。白雪姫的な世界観をモチーフにしたような森やリンゴや自然の背景が印象的。センターはついにアンダー送りになった星野だが、選抜の後列に下げられた前作「ガールズルール」に比べれば存在感放ちまくり。前作でアンダー「扇風機」のセンターだった飛鳥が「バレッタ」のドラマパートではほぼ出番ゼロな事を考えるとどっちが得なのか改めて分からなくなる。

3.秋元真夏×青山裕企、4.伊藤万理華×湯浅弘章、5.衛藤美彩×福居英晃、6.川後陽菜×山崎連基、7.桜井玲香×岡川太郎、
8.白石麻衣×Ray、9.中田花奈×金秀峯、10.中元日芽香×石田真、11.星野みなみ×大久保拓朗、12.大和里菜×東海広宜、13.2期生紹介B

こちら

★★★★☆

初動39.5万枚
サウンドスキャン初動3種合計8.3万枚(A〜Cの順に3〜5位、3.0万、2.8万、2.5万)

バレッタ【CD+DVD盤/初回仕様限定盤A】初回DVD付A  バレッタ【CD+DVD盤/初回仕様限定盤B】初回DVD付B  バレッタ【CD+DVD盤/初回仕様限定盤C】初回DVD付C  バレッタ通常盤  バレッタ【アニメ盤】アニメ盤 

Sweet Refrain Perfume 2013/11/27 初登場3位 売上7.0万枚
1.Sweet Refrain
ドラマ「都市伝説の女」主題歌。OPのLUNA SEAがサビのみとはいえしっかりOP映像付で流れていたのに対して、こちらは当初ドラマが続いているバックで薄くかかっているというBGMパターンでヤバいくらいに印象に残らなかった。主題歌というかエンディングBGMじゃねーかと。ところがドラマ開始後にPerfumeがCG合成で小人化して出演し、ドラマに出ている長澤まさみ、溝端淳平、竹中直人がサビをダンスするという特別ED映像が制作され、全7話のうち3回だったか4回ほど使用された。これにて一気に大プロモーション映像と化して、印象に残るようになった。楽曲としてはやや薄味な気もするけど、ピンポンパンポン終始鳴っているピアノの音には中毒性があるし、サウンドもライトで聞きやすい。ここ最近の中では「スパイス」以来、久々に繰り返し聞きたい曲が出てきた感じ。

2.恋は前傾姿勢
前傾というからにはバッキバキに攻めまくった楽曲が来るかと思ったら、意外とあっさりしている。アルバムがちょっときつかっただけに今作はグッと聞きやすかった。

★★★★☆

初動5.8万枚
サウンドスキャン初動1位5.3万枚(初回盤)

Sweet Refrain (初回限定盤)(DVD付)初回盤DVD付 Sweet Refrain通常盤 

DIAMOND SKIN/虹のポケット/CRAZY DANCE GLAY 2013/11/27 初登場4位 売上4.4万枚
1.DIAMOND SKIN
今回は佐久間正英との共同プロデュース。いつものサウンドに戻った…かと思いきや何だかありそうでなかったような雰囲気。強いインパクトは無いんだけど新鮮さも感じる。なんだかんだやはりすぐストリングスに頼った前作の亀田誠治より佐久間さんの方がGLAYに合っているのかなと思う。

2.虹のポケット
今作はセルフプロデュースとなるが、むしろこっちの方が佐久間正英と作り上げてきたGLAYの王道のような楽曲。青春系GLAYの延長戦にある現在、みたいな歌詞の内容もあの栄光の輝きがあったから渋みを増す。今作を聞くと佐久間さんを離れてセルフプロデュースでも今のGLAYなら大丈夫、むしろ下手に他のベテランアレンジャーと組むよりも安心なんじゃないかと思える。

3.CRAZY DANCE
これもセルフ。10代の頃に作ったパンク系ナンバー。ひたすらCRAZY DANCEを連呼しまくる1発インパクト系の楽曲。1コーラス1分程度で終えた後はもう延々CRAZY DANCEしか連呼せず、2分弱で終了する。98年に1度ライブでやって、2013年にライブで披露された際に次のシングルにすると予告したので一応A面扱いになったけど、正直C/Wでも良かった気がしなくもない。

★★★★☆

初動3.8万枚
サウンドスキャン初動6位1.9万枚(DVD付)

DIAMOND SKIN/虹のポケット/CRAZY DANCE (CD+DVD盤)DVD付     DIAMOND SKIN/虹のポケット/CRAZY DANCE (CD only盤)CDのみ

Sticking Places スフィア 2013/11/27 初登場15位 売上1.1万枚
1.Sticking Places
アニメ「勇者になれなかった俺はしぶしぶ就職を決意しました。」ED。ボーカルのレインボーな重なり具合とかさわやかさ、前向きさとか何もかもスフィアのど真ん中王道。前作がちょっと壮大系になってしまい圧倒的にコレジャナイ感が漂っていたので、やはりスフィアにはこうであってほしい。

2.輪郭の無い未来へと
これまたイメージ通りのミディアムナンバー。他の曲と比べてずば抜けて印象的なわけではないけど、悪くもない。だけどそれでいい。

★★★★☆

初動1.0万枚
サウンドスキャン初動19位0.71万枚(初回盤)

Sticking Places(初回生産限定盤)初回盤DVD付 Sticking Places(通常盤)通常盤 Sticking Places(期間生産限定盤)アニメ盤 

エデン Aqua Timez 2013/11/27 アニメ盤 初登場22位 売上1.1万枚
1.エデン
アニメ「マギ」ED。彼ららしい暖かな歌詞が印象的だが年齢を重ねたせいか今回は愛の1つの到達点のような雰囲気も漂う。2番になってからバンドが入るなどかなりじっくり聞かせる構成でやや長い上に地味ではあるけどじっくり聞けばけっこういい曲。やけにギターが引っ込んでピアノが前に出ているのは共同アレンジャーとして末光篤を招いた効果と思われる(末光篤は演奏には参加してない)。

2.クランベリージャム
6月に北乃きいに演奏込みで完パケ提供した「ラズベリージャム」のアンサーソングとされた曲。「ラズベリージャム」の方がロックバンドっぽい雰囲気があったように思う。今作の方が穏やかで、共同アレンジャーは辻剛。一応ギタリストらしいんだけどやはりギターは弱めで、鍵盤系の音色が目立っている。

3.The FANtastic Journey
ツアーで既に披露されていたというファンと大合唱系のラップ&ロックソング。今作の中では最もギターが前に出ているが、今までに比べるとこれでもちょっとおとなしい。この手の楽曲ではもっとうるさすぎるくらいにゴリゴリな事もかつてはやっていたことを思うと丸くなったのか

4.エデン(LITTLE PARADE session)
Tokieのベースと望月泰慎のピアノと太志のボーカルだけの別アレンジ。太志以外のバンドメンバーは不参加、編曲もバンドではなく演奏している3人の名義になっている。原曲の時点でも既に抑えめで聞かせるアレンジになっているのにさらに徹底的に歌詞とメロディーを噛みしめろと言わんばかりのシンプルアレンジとは…。さらにじっくり聞けるアレンジではあるが、ここまでしなくても良かったんじゃないかという気はする。

アニメ盤のみ
6.エデン(アニメ劇中Version)
劇中バージョンというかEDバージョンじゃないのか?1コーラスのみでBメロ前半部分のみ2番の歌詞に差し替えられており(「魔法使いの女の子が〜」の2行が「魔法使いの男の子は〜」になっている)、また原曲のまま1コーラスだけだとバンドの出番が無くなってしまうのでサビからバンドが入るように変更されている。

★★★☆☆

初動0.8万枚

エデン通常盤  エデン(期間生産限定アニメ盤)アニメ盤 

ファンファーレがきこえる/senkou_hanabi Base Ball Bear 2013/11/27 初登場28位 売上0.6万枚
1.ファンファーレがきこえる
同世代向けの応援歌にも思えるけど2番の「締切も契約もある」とか極めて作者個人の思いが反映されている個人的な歌のような気がする。とはいえ「自分の人生(せかい)の主役になりたい」というフレーズはシンプルながら名言。

2.senkou_hanabi
夏らしいさわやかチューン。前作「PERFECT BLUE」は真冬にもうすぐ夏が来るとか歌ってたけど、今回も夏が1番遠くなった時期に夏祭りとかこの季節外しまくりっぷりは何なんだろうか。記憶の中の夏という側面もあるので逆に夏以外に聞かせた方が「あの時」っぽさが出るというのはあるかもしれないけど。

★★★★☆

初動0.6万枚

ファンファーレがきこえる / senkou_hanabi

サーチライト 玉置浩二 2013/11/27 通常盤 初登場32位 売上0.6万枚
1.サーチライト
ドラマ「東京バンドワゴン」ED。王道のバラードナンバー。この手のバラードは今よりも復活前の穏やかな玉置浩二の方が似合ってはいるんだけど名曲には違いない。最近のアレンジはトオミヨウが担当しているんだけど、キーボードやストリングスがメインの人だけにその部分のアレンジは印象的なんだけどリズムが軽い打ち込みで済まされてしまうのでどうにも味気ない。ドラマ1話の劇中では安全地帯メンバーをバックバンドにしてこの曲を歌っていただけにてっきり安全地帯でバンドとしてリリースするものだと思っていたんだけど、あくまでバンドである安全地帯+トオミヨウのアレンジによる装飾で聞きたかった。

2.スイカの種 feat.沖仁
同じくトオミヨウによるシンプルなアレンジによるシンプルな楽曲。沖仁というのはフラメンコギター奏者ということで、バリバリ弾いているのかと思いきや、そこはかとなく鳴っているだけなので言われなければ薄味なアコギが鳴っているとしか思えないという…。

初回盤は「サーチライト feat.押尾コータロー」追加収録。

★★★★☆

初動0.4万枚

サーチライト(初回生産限定盤)初回盤 サーチライト通常盤 

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