2014年3月発売編

セブンスコード 前田敦子 2014/3/5 劇場公開記念特別盤 初登場4位 売上5.2万枚
1.セブンスコード
似合わないと思っていたロックバンド風の楽曲だが、けだるい感じのボーカルが意外とハマっていて思いのほか良かった。これまでの楽曲では案外1番いいんじゃないだろうか。

2.コンタクトレンズ
「コンタクトレンズ外してる君が好きだ」って眼鏡じゃあるまいし、外してるか外してないかなんて分からないだろ!とツッコミを入れたくなるが要するに着飾らないありのままの君が好きだと言いたいだけなんじゃないかと思う。ビートリー(?)なアレンジがちょっと印象的。

劇場公開記念特別盤のみ
3.ズブロッカとハネムーン
いつものAKBナンバーを大量生産している野中アレンジにしてはいつになく大人っぽい雰囲気を漂わせた1曲。起伏の無いバラードが1番無難な声質だと思っていたが、ちょっとけだるい感じの曲調にすれば普通にハマるのかもしれない。

DVD

1.Seventh Code
全編ロシアロケという本格的な映画。1月に1週間限定で劇場公開され、これが変則的な形でのDVD化となる。秋子(前田敦子)は日本で1度だけナンパされて一緒に食事した松永(鈴木亮平)という男を探してわざわざロシアにやってきたと告げる。覚えていなかった松永は明らかにマフィア関係の怪しい人間であり、秋子を適当にあしらうが、しつこく追いかけた秋子は拉致され彼方へ運ばれて投棄されてしまう。何故か驚異的な対応能力で生き延びて戻ってきた秋子は日本人が経営しているレストランでバイトをしながら松永との再会の機会をうかがう…。といった感じでかなりネジの飛んだ思考の主人公が異国で繰り広げるストーカー活劇かと思いきや、そもそも色々とありえなかった秋子の行動や言動は全部伏線という扱いらしく、驚きの結末へと繋がっていく。まあやっぱそうだよなという感じではあったけど、今度はもっと謎が増えてしまい、結局秋子は何者だったのか、最後もほぼ丸投げでTHE ENDしてしまったのは残念。それなりには面白かったけど。なおほぼエンディング扱いで歌っている前田敦子というストーリー無関係のPVのようなカットも入るので、Type-Aに入っているダイジェストのようなPVと違って、今作が一応フルバージョンのPVという扱いにもなる。

2.Making of the movie"Seventh Code"
撮影のメイキング。女優、前田敦子を前面に押し出した内容。

★★★★☆

初動4.3万枚
サウンドスキャン初動4種合計3.6万枚(特別盤6位1.3万、A7位1.2万、C12位0.57万、B15位0.52万)

4種全て3曲目が異なる。DVD付はType-Aと劇場公開記念特別盤の2種のみで、B,CはCDのみ

セブンスコード <Type-A>(多売特典なし)Type-A(DVD付) セブンスコード(Type-B)(多売特典なし)Type-B  セブンスコード <Type-C>(多売特典なし)Type-C  セブンスコード<劇場公開記念特別盤>(多売特典なし)劇場公開記念特別盤(DVD付) 

桜、みんなで食べた HKT48 2014/3/12 Type-B 初登場1位 売上33.1万枚
1.桜、みんなで食べた
歌唱メンバーは秋吉優花、穴井千尋、多田愛佳(元AKB48)、兒玉遥(HKT48/AKB48兼任)、指原莉乃(元AKB48)、田島芽瑠、田中美久、朝長美桜、中西智代梨、渕上舞、松岡菜摘、宮脇咲良、村重杏奈、本村碧唯、森保まどか、矢吹奈子。これまで同様に若さと元気いっぱいのアイドルポップに卒業風味を加えた感じ。A面に関しては固定イメージで3作連続続いている感じで、早くもHKT48らしいというイメージが確立されていると思う。若さを前面に出しているのでAKB48とは異なり、なんとなく小中学生の卒業っぽいイメージ。青春とか歌っているが思春期っぽい

2.君はどうして?
歌唱メンバーは表題曲と同じ。作編曲がかつて野猿を全面的に手がけていた後藤次利。48界隈になってからは初期の劇場公演曲で名前が出ていたらしいが、何故か現在ほとんど関与していなかったので驚いた。基本的にアレンジャーが打ち込みで全面的にオケを作り、そこに生のギターを足すかどうか程度という制作がほとんどなせいか、48系楽曲に演奏クレジットは原則無いんだけど、この曲だけ生バンドの演奏クレジットが単独でついており、現在のメインアレンジャーである野中まさ雄一との明確なカラーの違いが出ている。ただ女性アイドルとしては地味な雰囲気でまとまっているので、現在の秋元康が安い!早い!上手い!という牛丼的な野中アレンジを好んで採用しまくっている理由も何となく分かる感じ。

Type-Bのみ
3.昔の彼氏のお兄ちゃんとつき合うということ/HKT 48 Team KW
歌唱メンバーは今田美奈、植木南央、多田愛佳(元AKB48)、岡田栞奈、熊沢世莉奈、後藤泉、下野由貴、田中優香、谷真理佳、冨吉明日香、朝長美桜、渕上舞、宮脇咲良、村重杏奈、本村碧唯、森保まどか。
昨年まではチームHと研究生という扱いだったが、新たにチームKWが1月に結成されたばかりで、そのメンバーでの歌唱。ここからこのチームが始まるはずだったが、2月に行われた例のAKB48グループなどと称した事実上のJPN48大組閣によるメンバーの強制移籍・強制兼任などで、谷が完全脱退して他グループ移動が決定。このメンバーによるチームKWで最初で最後の楽曲となってしまうようだ。子供イメージの強いHKT48においてはかなり大人っぽい曲調だが、大人っぽいのは案外間奏くらいでサビ自体はいつもの明るいアイドルポップ。なのでメロディーよりイントロやサビの方が印象に残る。

DVD

1.桜、みんなで食べた Music Video
左右の壁が迫ってきたりと両サイドが可動式になっているシチュエーションでのダンスシーン中心。壁が迫ってくるとメンバーは大げさなリアクションを始めるのでダンスも途中で止まるといった具合。相変わらずフレッシュで勢いのある感じだがただでさえ子供っぽいイメージが強いのに2列目に他のメンバーより頭1つ小さいリアル子供が2名いるのがインパクト

以下Type-Bのみ
2.昔の彼氏のお兄ちゃんとつき合うということ Music Video
逆再生で展開する学園ドラマパートと暗い体育館でカッコよくダンスしているダンスパートの主に2本軸で構成。ドラマの方は冒頭から最後のサビ前までは逆再生で、最後のサビ以降は時間軸が元に戻るという形になっている模様。冒頭で泣いているのは朝長美桜なんだけど、逆再生が終わって時間軸が戻ると実は宮脇咲良が謝って去っていくという続きが判明する。逆再生は特に効果的とも思えず、結果的にはどういうストーリーなのかほとんど分からなくなってしまった。1週間後発売のSKE48の表題曲とアイデア被ってしまうし散々だ。元気と若さ全開のPVばかりの中で曲調に合わせてカッコよくダンスしているダンスシーンが今までにない感じで新鮮なだけにダンスシーンだけで良かったんじゃないか。

3.特典映像「HKT48 メロンジュース発売記念 大ボウリング大会 後編」
前作リリース時に劇場盤購入者を対象に抽選で行われたらしきファンとメンバーのボーリング大会の模様を垂れ流しで20分弱収録。一応視界にイジリー岡田を起用していたようだが、この後編はメンバーがボーリングしている様子が延々垂れ流されるのみ。ストライクとかガター、スペアとメンバー名以外はテロップも演出も進行も何も無い編集になっている。ていうかそもそも現場でも進行らしい進行が無いイベントだったようなので、参加したファンにとってはメンバーと触れ合いまくれて神イベントでも、ぶっちゃけ映像として残すにはかなりクオリティが低い。そこでコメンタリーをつけるという判断が下ったのかこの後編では宮脇と村重が映像を見ながら終始コメンタリーしている(前編では別の2人が担当しているらしい)。メンバーがカメラに向かって何か喋っている時も延々コメンタリートークが主音声になっていて切替不能なのでメンバーが何を言っているのかよく分からない。コメンタリーがオフになるのは最後のメンバーインタビュー部分のみ…。物凄い仕様だ。今作用に映像を用意する時間は無かったのだろうか。

劇場盤含めてC/W3曲目が異なる。Team H、KW、研究生それぞれの名義の楽曲がA〜C、劇場盤にはAKB48の織田哲郎楽曲「君のことが好きだから」を博多弁に改変した「君のことが好きやけん」が収録。DVDはA〜C、それぞれにC/W3曲目のPVを収録。A,Bにはボウリング大会が前後編、Cには3期生&ドラフト生の初めての握手会の映像を収録。

★★★★☆

初動27.7万枚
サウンドスキャン初動3種合計8.0万枚(1位A3.2万、2位B2.6万、4位C2.2万)

桜、みんなで食べた (Type-A)(CD+DVD)(初回プレス盤)【全国握手会参加券封入,ポケットスクールカレンダー(全16種のうち1種をランダム封入)】Type-A   桜、みんなで食べた (Type-B)(CD+DVD)(初回プレス盤)【全国握手会参加券封入,ポケットスクールカレンダー(全16種のうち1種をランダム封入)】Type-B   桜、みんなで食べた (Type-C)(CD+DVD)(初回プレス盤)【全国握手会参加券封入,ポケットスクールカレンダー(全16種のうち1種をランダム封入)】Type-C   桜、みんなで食べた (劇場盤)劇場盤

パイオニア/旅人 高橋優 2014/3/12 初登場12位 売上0.8万枚
1.パイオニア
昨年に続きよくぞ言ってくれたというような共感しまくりの歌詞がキレッキレなロックナンバー。アレンジもいいんだけど、肝心のメロディーがサビでもイマイチ盛り上がりに乏しく、楽曲自体の印象はあまり強くない。特に昨年の強烈なシングルと並べると明らかに一段以上落ちる。それでもサビ頭に"No.1? Only 1?そういう話は見てくれ気にする奴の絵空事"某ヒット曲と某シンガーを思わせる事柄をバッサリ切り捨てるのはなかなか痛快だ。ディスってる!!と話題にもならないのが寂しいところだけど。

2.旅人
映画「東京難民」主題歌。昨年秋の武道館ライブでも先行披露されていた楽曲。何故こっちを1曲目にしなかったのか…。ミディアム調の聞かせるタイプの曲で、この手の曲は2ndアルバム期の3シングルと近いところがある。武道館ではバンドのみで披露していたが、間違いなく昨今の流行ではストリングスを入れてさらに盛り上げるのが義務付けられているような曲調だった。実際2ndアルバムまでの高橋優はあの3シングルでストリングスを異常なくらいに飽和させまくっていた。そういうお決まりみたいなものもぶち破って突き抜けた昨年の高橋優なら大丈夫かもしれないと期待していたんだけど、見事に武道館披露時と同様にバンドだけで余計なストリングスは入っていなかった。それだけで十分響くし感動的だ。しかしこういう売れ線のミディアムナンバーにストリングスが入っていないというだけで本当に斬新に聞こえるようになったな…

3.卒業(弾き語り)
その2ndアルバムの飽和ストリングス3シングルのうちの1曲にして現在のところ高橋優のシングルA面で最後にストリングスが入っていた2年前のシングル曲のアコギ弾き語りバージョン。非常にシンプルになったので少々物足りなくもあるが、原曲があまりにも無駄に盛り上げまくっていてウンザリするほどだったので、こっちの方が好き。普通のバンドバージョンでもいつか聞いてみたい。

★★★★☆

初動0.7万枚
サウンドスキャン初動11位0.65万枚(初回盤)

パイオニア/旅人(初回限定盤)初回盤  パイオニア/旅人(通常盤)通常盤 

未来とは? SKE48 2014/3/19 Type-B 初登場1位 売上50.5万枚
1.未来とは?
歌唱メンバーは東李苑、石田安奈、梅本まどか、大場美奈(AKB48/SKE48兼任)、大矢真那、木アゆりあ、北川綾巴、木本花音、柴田阿弥、須田亜香里、高柳明音、古川愛李、古畑奈和(SKE48/AKB48兼任)、松井珠理奈(SKE48/AKB48兼任)、松井玲奈、山田みずほ。
現状48グループで最も勢いが失われたように思えるSKE48だけにあまり期待していなかったが、個人的には「アイシテラブル!」以来ほぼ2年ぶりに今回はいいなと思えた。希望を前面に出した曲調は、夢も希望も見失ったかのように脱退者が相次いで色を失っていった上に、大組閣で木アゆりあを失う事が確定し、ますます窮地に陥っていくように見えるグループの現状と反比例しているようにも思えるが、そういった現状を無理やり好意的に解釈して未来へ向けさせるには最適な1曲だ。とにかく進むしかないのだから。

Type-Bのみ
2.猫の尻尾がピンと立ってるように…feat.Bose(スチャダラパー)/Team S
歌唱メンバーは阿比留李帆、石田安奈、磯原杏華、江籠裕奈、大矢真那、木アゆりあ、後藤理沙子、斉藤真木子、都築里佳、出口陽、中西優香、松井珠理奈(SKE48/AKB48兼任)、向田茉夏、矢方美紀、そしてBOSE。オシャレなミディアム系で48系よりも全盛期SMAP辺りが好んで多用していたような曲調に、リスナーの間では『ポンキッキーズ』のメインMCとして参加していたのを幼少期に記憶している人が多いであろうBOSEのラップが絡むというかなり珍しいナンバー。トラック含めていいなと思える曲は(音が)安い!(適度にキャッチーなので作りとしては)うまい!(テンプレパターン通りの曲が多そうなので制作が)早い!といった牛丼系が多い48系の中では滅多にない

共通
3.Mayflower/九龍嬢
歌唱メンバーは石田安奈、梅本まどか、加藤るみ、木下有希子、須田亜香里、高柳明音、竹内舞、二村春香、古川愛李。
これでドラゴンガールズと読ませるらしい新ユニット名義での楽曲。アンダーメンバーというよりかは主要メンバーに近いメンツで構成されているようだが…。ユニット名のわりに中華っぽい要素は皆無だし、PVも無いし、普通のアイドルポップだわで印象が薄い。

DVD

1.未来とは? Music Video
ナゴヤドームで撮影した映像を中心に全面的に逆再生で制作されている。あちこち不思議な動きになっているのが面白い。こうしてみるとそんなにメンバーに勢いが無くなったわけではないんだけど、やっぱ何かどこか違う感じがするのはメンバーが流動的過ぎるせいか、常連メンバーでも雰囲気が変わったメンバーが多いせいなのか。名前眺めた段階では全員聞いたことがあったのに、パッと見て出ているのが分かったのはW松井と木アゆりあ、木本花音、大場美奈だけだった。高柳明音なんか随分雰囲気変わって最初分からなかった。あとセンターのはずのW松井(特に珠理奈)をAKB48で目立つ位置で起用しすぎたのと脱退者連発が相まって結果的にSKE48のグループの色が急速に薄れてしまったというのが実情なんじゃないのかと思う。明らかに今1番グループの全体像がハッキリしないのはSKE48だ。

2.未来とは?〜2014.02.02 SKE党決起集会。「箱で推せ!」@ナゴヤドーム〜
ナゴヤドームでのライブ映像なのかと思ったら、本編PVの大半で使われた逆再生映像をそのまま普通に再生した内容。このため曲が逆再生になっていて終始呪文のような不気味な音声が流れ続けるというかなり怖い事になっている。ナゴヤドームのライブ中にこんな見ている方はワケの分からない撮影をしたのか…。

以下Type-Bのみ
3.猫の尻尾がピンと立ってるように…feat.Bose(スチャダラパー)  Music Video
卒業が決まっている向田茉夏がセンターで、フラれた向田を珠理奈とゆりあが励まそうとするといった学園ストーリー展開。BoseはPVには参加していない。「未来とは?」でも思ったけどW松井をセンターに置いておいても"AKB48に参加している人"の印象が強くなりすぎて2度とSKE48の色が取り戻せない状況に陥った中でSKE48の中心メンバーにできそうなゆりあをSKE48から外すのって相当ヤバくないだろうか…。

4.特典映像U Team S「初めての女子会」〜メンバーの本音をプロファイリング〜
Team Sのメンバーが女子会トークをするという内容。クロちゃんが観察者役に起用されているがマジで使い物にならなかったらしく、ほとんど登場すらしない。代わりに後から専門家に鑑定させたプロファイリング結果が随所にテロップ表示されるという形で何とか成立させている。また何事も無かったように「全員集合!」などと言っているが出口陽と松井珠理奈が不参加で何の説明も無し。出口はともかくとしてSKE48のメンバーに詳しくない人でも知っている松井珠理奈が不在で説明なしはどうなんだろうか。兼任のせいで本体での活動が不可能になるというのは悪影響以前に本末転倒であり話にならないのでは?今後のSKE48は大丈夫なんだろうか。

A〜D4種、劇場盤の5種だが、初回通常でジャケ写が異なるので合計9種存在。さらにミュージックカードが64種存在する。劇場盤は3曲目がメドレー、それ以外のA〜Dは3曲目は共通。2曲目はAがGALAXY of DREAMSというタイアップユニット、B〜Dにはチームごとの楽曲が収録され、DVDではそれらのPVが収録されている。最後の特典映像はAでは研究生の松村香織のバラエティ企画、B〜Dはチームごとのバラエティ企画となっている。

★★★★☆

初動39.8万枚
サウンドスキャン初動4種合計11.9万枚(初回A〜Dが1〜4位、3.5万、3.1万、2.7万、2.6万)

未来とは? (CD+DVD) (Type-A) (初回生産限定盤)初回Type-A  未来とは? (CD+DVD) (Type-B) (初回生産限定盤)初回Type-B  未来とは? (CD+DVD) (Type-C) (初回生産限定盤)初回Type-C  未来とは? (CD+DVD) (Type-D) (初回生産限定盤)初回Type-D
未来とは? (CD+DVD) (Type-A) (通常盤)Type-A  未来とは? (CD+DVD) (Type-B) (通常盤)Type-B  未来とは? (CD+DVD) (Type-C) (通常盤)Type-C  未来とは? (CD+DVD) (Type-D) (通常盤) Type-D  未来とは? 劇場盤劇場盤

ディライト 豊崎愛生 2014/3/19 初登場17位 売上0.6万枚
1.ディライト
田村歩美(たむらぱん)提供曲。ストレートなバンドポップスといった感じで聞きやすいが、そこまで印象の強い曲でもないかも。「オリオンとスパンコール」をかなり地味に抑えたようなイメージ。

2.おさんぽの唄
NHK「みんなのうた」とか全盛期の「ポンキッキーズ」とか子供向け番組で使われそうな極めて音数の少ないキッズソング。曲も短いのであっさり終わってしまうが、声を最大限に生かした曲だと思う。終盤の間奏で聞けるピアニカはクレジットによれば"あき先生"が担当している事になっている。本人の事だと思うけどこの辺りからも幼稚園の先生になりきって歌っている事が分かる。

★★★★☆

初動0.55万枚
サウンドスキャン初動19位0.4万枚(初回盤)

ディライト(初回生産限定盤)(DVD付)初回盤DVD付  ディライト(通常盤)通常盤 

高嶺の林檎 NMB48 2014/03/26 Type-A 初登場1位 売上45.2万枚
1.高嶺の林檎
歌唱メンバーは市川美織、小笠原茉由、加藤夕夏、小谷里歩、渋谷凪咲、上西恵、白間美瑠、高野祐衣、村瀬紗英、谷川愛梨、矢倉楓子、薮下柊、山田菜々、山本彩、吉田朱里、渡辺美優紀。
ごく普通のアイドルポップだが、やたらと音がでかくてド派手。ジャ〜ン(ドン!ドン!)ピロリロリロリー(ドン!ドン!)ジャ〜ン(ドン!ドン!)ピロリロリロリー(ドン!ドン!)とイントロからやたらとやかましくオケが鳴り響く。これだけでかなり押せ押せな勢いがあるが歌詞自体もちょっと無理めくらいの目標を抱いて進め(超訳)といった鼓舞系応援歌。疲れている時にはあまり聞きたくないが、テンションを上げたい時には有効な曲だと思う。

2.一週間、全部が月曜日ならいいのに…
歌唱メンバーは明石奈津子、石田優美、磯佳奈江、鵜野みずき、大段舞依、川上千尋、渋谷凪咲、嶋崎百萌香、城恵理子、須藤凜々花、高山梨子、武井紗良、照井穂乃佳、内木志、中川紘美、中野麗来、西澤瑠莉奈、松岡知穂、松村芽久未、三浦亜莉沙、森田彩花、山尾梨奈
THE ALFEE高見沢が作曲しているがアレンジは定番アレンジャーの1人である生田真心なのでいつものAKB系ポップナンバーといった感じで、ALFEEっぽさは特に感じられない。どうせ依頼するなら編曲まで依頼してギンギンのロックナンバーとかにしてもらえば良かったのに…。

Type-Aのみ
3.プロムの恋人/白組
歌唱メンバーは石塚朱莉、井尻晏菜、大段舞依、沖田彩華、門脇佳奈子、上枝恵美加、岸野里香、木下春奈、村上文香、矢倉楓子、山岸奈津美、山本彩
元PAMELAHの小澤正澄が作曲。アレンジは異なるがこちらはややらしさも感じる勢いがある。PVではギャグに走りすぎて全く楽曲が入ってこないのでこれはCDだけで聞くべき。すっかりビーイングでは名前を見なくなってしまったが、48系列では元ZYYGの後藤康二も同様にたまに名前を見るようになった。ビーイング所属だったはずの作家がどんどん流出していくけど、社内の規約が変わって提供フリーになったのか、退社したのか。現状所属はどこになってるのか地味に気になる。

DVD

1.高嶺の林檎(ミュージックビデオ)
子供の頃にUFOがいると信じて光る石を掲げた少年と少女は高校生になり(少女は山本彩に)、天文部(?)でワイワイやっていた。彗星接近のニュースが入り、部員たちはUFOを呼び込もうと巨大な仕掛けを用意してテレパシーを送るとUFOが出現した(超訳)という青春(?)ストーリーが展開する。基本的に青年と山本彩の絆みたいなのを前面に打ち出しているんだけど、PVなのでメンバー全員出さなきゃいけない都合上、天文部がやけに大所帯でしかも男子数名、女子大勢というハーレム状態。なんか色々もめ事があったりゴチャゴチャした展開があるんだけど、音声オフな上に無関係のダンスシーンがけっこう頻繁に入ってくるので話の細かい流れはさっぱり分からない。ただ48系のPVで同年代設定の男子がここまでメイン扱いで出てくるのは珍しいし、ここまで明確に握手券なしでちゃっかり手を握っているなんていう描写も極めて珍しい。今回はNMB48にしてはシュールさに欠ける普通のアイドルソングだなと思ったけどこの辺りは斬新かも。

2.高嶺の林檎(ミュージックビデオ ダンシングバージョン)
本編PVにも頻繁に出てくるダンスシーンのみのバージョン。これがあるなら「僕らのユリイカ」みたいに本編とダンスバージョンで全く別の映像として分けた方が良かったのでは…。

以下Type-Aのみ
3.プロムの恋人(ミュージックビデオ)
大昔の刑事ドラマのパロディが展開しており、ほとんどギャグのような刑事仮装をしたメンバーが次々と大袈裟に殉職していくという寒い映像が延々連発される。無駄に役者まで起用している辺りがシュール度をさらに高めるが、ほとんど曲そっちのけでコントしているので曲が全く残らない。MVとしてはそれはダメなのでは…。

4.特典映像 「おしゃべり組」(前編)
小笠原、門脇、岸野、木下、日下、久代、小谷が喫茶店で延々トークしているという謎のトーク映像。喫茶店のマスターが中川家剛でMr.オクレが客として出てきたりするんだけどほぼ背景になっているだけで進行も介入も何もしないので何でいるのかさっぱり分からない。メンバーをほとんど知らない事もあってかトーク自体もさっぱり面白くなく、NMB48の特典映像は毎回どうも合わない…。

★★★★☆

初動40.7万枚
サウンドスキャン初動3種合計8.0万枚(A1位3.1万、C3位2.5万、B4位2.4万)

高嶺の林檎 (通常盤Type-A)【トレーディングカード(全16種類のうち1種類をランダム封入),全国握手会参加券封入,NMB48リクエスト  アワー2014投票券封入】(初回プレス盤)(DVD付)Type-A  高嶺の林檎 (通常盤Type-B)【トレーディングカード(全16種類のうち1種類をランダム封入),全国握手会参加券封入,NMB48リクエスト  アワー2014投票券封入】(初回プレス盤)(DVD付)Type-B  高嶺の林檎 (通常盤Type-C)【トレーディングカード(全16種類のうち1種類をランダム封入),全国握手会参加券封入,NMB48リクエスト  アワー2014投票券封入】(初回プレス盤)(DVD付)Type-C  高嶺の林檎 劇場盤劇場盤 

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