2014年6月発売編

陽だまりの道 コブクロ 2014/6/4 初登場6位 売上4.3万枚
1.陽だまりの道
ドラマ「ブラック・プレジデント」主題歌。いつものストバラ。ただストバラ全盛期ほどフワフワしまくっているというかストリングス飽和した無駄に長い超大作みたいな印象はかなり薄れている。コテコテ感が薄くてタイトル通り陽だまりのような暖かさを感じられるのは、最高というほどではないけど程よくいい感じで近年のバラードの中では悪くない1曲。

2.BEST FRIEND
男女の友情から恋心への変化を描いたハーモニカも導入されたミディアムナンバー。やはり最高というほどではないけど程よくいい感じで近年のC/Wの中では退屈さがあまり無くていい感じ。相変わらずいる意味のないストリングスが鳴っているんだけどアルバムでも顕著だったように邪魔にすらなってない存在感の薄さでそんなに気にならない。

3.サイ(レ)ン
ドラムが打ち込みのデジタルロックナンバー。このアコギ+不思議な浮遊しているような打ち込みサウンドの感覚はJungle Smile以来なんだけどジャンスマポップをオマージュしているのだろうか。今回3曲とも先にライブで聞いていたんだけど、この曲に関してはライブだともっと尖っててカッコよかったのでCDで聞いたらけっこうマイルドに感じられてしまった。

★★★☆☆

初動4.2万枚
サウンドスキャン初動7位0.98万枚

陽だまりの道 

わんだふるワールド 竹達彩奈 2014/6/4 初登場11位 売上0.9万枚
1.わんだふるワールド
相変わらずサウンドは生音で凝ってて丁寧なんだけど、放っておいてもラブリーなかわいらしさが100%出ているのに、「まーだだよ」とかの台詞まで入れると甘ったるさ120%になってしまう点が少々気になる。デビュー曲みたいに普通にポップソング歌うだけで十分なんだけどなぁ…。

2.サーフでゴゴゴ
沖井礼二による竹達流のかわいらしいサーフロック(?)。「サザンとTUBEとBeach Boys それにちゃっかりシンバルズ」という歌詞に吹いた(沖井が在籍していたバンド名)。

★★★☆☆

初動0.78万枚
サウンドスキャン初動19位0.55万枚(初回盤)

わんだふるワールド (初回限定盤)初回盤DVD付  わんだふるワールド (通常盤)通常盤 

Destiny エレファントカシマシ 2014/6/11 初登場13位 売上0.9万枚
1.Destiny
ドラマ「ホワイト・ラボ」主題歌。ドラマ主題歌ということもあってかストレートな売れ線ロック全開。というか普通にいいんだけどどうもパッとしない感じが…。作曲と編曲が亀田誠治と宮本の共同名義になってるんだけど、亀田誠治が完全に足を引っ張ってしまっているんじゃないかこれ。1番終わりで鳴ってるストリングスで同じ亀田誠治が手がけた「桜の花、舞い上がる道を」だったか「新しい季節へキミと」のストリングスと一瞬酷似したフレーズが出てくるなど全体的に既視感がハンパ無い。あの頃は派手な亀田誠治のストリングスアレンジはまだ極上メロディーのおかげで気にならなかったけど、今回はなんかその辺りのバランスがしっくりこなかった。

2.明日を行け
こちらは宮本単独名義。こちらの方がらしい感じになっている。活動再開後は前作もちょっとイマイチだったので、ここらでガツンとした曲が聞きたかったんだけど…。

★★★☆☆

初動0.75万枚
サウンドスキャン初動17位0.72万枚(初回盤)

Destiny (初回限定盤)(DVD付)初回盤DVD付  Destiny (通常盤)通常盤 

頑張ったっていいんじゃない 大原櫻子(from MUSH&Co.) 2014/6/25 初登場8位 売上1.5万枚
1.頑張ったっていいんじゃない
映画の劇中バンド名義での前作「明日も」のスピンオフシングルなる謎の扱いでのリリース。そのまま大原櫻子名義で出しても売れないけど、売り出したいのは大原櫻子だけで男子2名はいらないし、ストーリーに無関係にMUSH&Co.で出すのもアレなのでとか色々事情がありそうだ。作詞作曲編曲プロデュースを亀田誠治がそのまま手がけているので、前作の雰囲気を忠実に再現し、前作が気に入ったなら間違いなく今作も気に入るような楽曲になっている。10代向けの一緒にがんばろう的な応援歌は溢れんばかりの眩しさに包まれている。大原櫻子のボーカルも魅力的だ。

2.タイミング
アコースティックナンバー。C/Wらしいさっぱりした楽曲だが、すっかりストリングス病になっていた亀田誠治がまだこういうプロデュースを出来る事に驚いた。出来れば他のベテランバンドを手がける際にも風格を出すのばかりにこだわらずに、こういったライトなプロデュースもしてくれるといいんだけど。

3.明日も(Acoustic Live ver.)
前作のアコースティックライブ音源。ギター2本とパーカッションのみの演奏で、ギター1本は大原櫻子本人が弾いているが、元々メンバーという設定だった&Co.はリストラされていて別のサポートミュージシャンが演奏している。ライブでも歌声にブレは無く、むしろもっと魅力的。

★★★★☆

初動0.79万枚
サウンドスキャン初動6位0.59万枚(初回盤)

頑張ったっていいんじゃない(初回限定盤)初回盤DVD付  頑張ったっていいんじゃない通常盤 

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