2015年5月発売編

ねがお Aqua Timez 2015/5/6 moraでDL 配信限定
1.ねがお
3ヵ月連続配信第2弾。珍しくブラスサウンドを導入した3連ミディアムナンバー。彼ららしい暖かさが満載の楽曲だが、歌詞中で励ましている彼女が1番ではまだ新しい職場に慣れないなどど対象が広いんだけど2番では完全に医療関係者である事が明示されてしまっているので(医者か看護士か介護士なのかは直接出てこないが「患者さんが亡くなり」というフレーズがある)かなり対象が狭いラブソング&応援ソングになってしまっている。何か医療系機関のタイアップでもあるのかと思ったけどそういうわけでもないし、ボーカル太志の身近にそんな人がいたのだろうか。かなりパーソナル度の高い曲だ。

★★★★☆

ねがお    

青空の下、キミのとなり 2015/5/13 初回盤・通常盤 初登場1位 売上57.2万枚
1.青空の下、キミのとなり
相場主演ドラマ『ようこそ、わが家へ』主題歌。シリアスなドラマらしく、サビ以外やアレンジもややシリアスめだが、サビはけっこうキャッチーで開放感もあるというここ最近の嵐のシリアスとポップの両極の楽曲パターンを合体させたような印象の楽曲。ありそうでなかった曲ではあるものの、新たな代表曲というほどの感じは無く、まだ攻め切らない感じも。まあもう何年もシングル曲がパターン化している感じがあったのでかなり大いなる1歩にもなりそうだけど。

初回盤のみ
2.Dandelion
スピード感のある普通にいい曲。

以下通常盤のみ
2.この手のひらに
メロウな普通にいい曲。

3.何度だって
アップテンポでサビメロのさわやかさはC/Wの中では1番キャッチーな普通にいい曲。

5.オリジナルトークトラック「ウラアラトーク2015」
39分に及ぶトークトラック。J Storm移籍直後からブレイク頃まで不定期にやっていたシークレットトラックが久々に復活。今回はシークレット扱いでは無く、きちんと公式やパッケージにも表記されている(このためオリジナルトークトラックという扱いになっている)。まさか40分近くもあるとは思わなかったがとりとめないトークが展開する。ポイントは櫻井が名乗る際に自ら「ラップ担当」と言っている事。今回下記のDVDの方の自己紹介でも「ラップ担当」と言っているんだけど、今作はもちろんラップなしのシングルの方が多くなって何年も経過している今でも「ラップ担当」という意識が本人にまだあったのが驚いた。そうなのであればもう少しサクラップの登場頻度を増やしてほしい…。

初回盤DVD
青空の下、キミのとなり(ビデオ・クリップ+メイキング)

ビデオクリップは例によって棒立ち+ソロショットで構成されたダンスなしの内容になっているが、久々に外で撮影されていて大半が田舎の駅&線路、終盤は夜になってバーベキューしているので開放感はあるかも。メイキングの方はかつてないほど酷評を浴びまくった前作を反省したのか早速ナレーションを排除。15周年を越えた嵐は変わったのか?をテーマにしてメンバー個別にインタビューを挟んだりするものの、基本的にはジャケ写とビデオクリップの撮影風景を映し出したものでメンバーが5人そろうのは終盤になってからだが(それまではほぼ個別)普通のメイキングっぽくなっていて好感触だし、35分もあるのでファンにも概ね好評なんじゃないかと思われる。謎なのはほとんどのスタッフは普通に映り込んでいるんだけど、一部のスタッフが顔出しNGなのか、彼らの顔を隠すために丸嵐マークがふいに画面の片隅などに登場すること。そこに人いたの?というくらいに遥か後方の片隅でもかなり徹底して丸嵐マークが出現するのでむしろそっちの方が目立つ勢い。またメンバー私物のスマホは画面が映り込まないようにどころか使用機種すらトップシークレットらしく、メンバーがスマホを手にしている時はスマホマークのモザイクが徹底ガードしているというのがなんかインパクトだった。

★★★★☆

初動50.1万枚
サウンドスキャン初動2種合計51.9万枚(1位35.5万(初回)、2位16.4万(通常))

青空の下、キミのとなり 【初回限定盤】(DVD付)初回盤DVD付   青空の下、キミのとなり 【通常盤】通常盤 

あなた いきものがかり 2015/5/13 初登場10位 売上2.3万枚
1.あなた
単独A面での本格ストバラとしては「風が吹いている」以来。亀田誠治によるストリングス全開の大バラードナンバーもこれだけ間を開ければマンネリ感も薄れる…かと思ったがそうでもなかった。ここのところ明らかにメンバーよりも年齢が低い主人公みたいな中高生設定っぽい曲が続いていた中で久々に等身大というか全員30代になったいきものがかり、30枚目のシングルという貫禄はあると思うんだけど、単純にサビのインパクトが弱いし、新たな代表曲になるどころかライトリスナー離れ加速装置みたいなポジションの曲になってしまいそう(後年のリスナー間での評価は別にして)。

2.キラリ-2015 LIVE ver.-
3.マイステージ-2015 LIVE ver.-

3月14日の幕張メッセでのライブ音源。共に12月のアルバムからだけど、ライブ音源だというのに何だか妙に貫禄があるというか落ち着いていて、あまりライブならではの良さが感じられないような…。それだけブレが無く安定しているという事ではあるけど。

★★★☆☆

初動1.4万枚
サウンドスキャン初動6位1.4万枚

あなた  

幸せ〜君が生まれて〜 ケラケラ 2015/5/13 初登場100位 売上0.06万枚
初登場96位 売上0.06万枚
1.幸せ〜君が生まれて〜
40手前のOLが主人公のドラマタイアップで一躍脚光を浴びたものの、メンバーも20代後半なのに10歳以上若い中高生仕様のラブソング、夢追いソングがケラケラの基本線だった。この時点で若干ズレていたが、前作ではなんとキッズソングに手を出し主要ターゲットだったはずの中高生すら放り出してしまい、今作はたまごクラブひよこクラブ路線、すなわちマタニティーソング、子供誕生ソングである。楽曲以前に初期の頃からズレていたターゲット層のブレっぷりが、前作と今作にて主要層を放り棄てて特定の世代だけに絞った楽曲を2連発したことで致命的な崩壊を引き起こしたような…。100位って…(27日発売のさんごが登場した週だと余裕の100位圏外)。しかもいきものがかりと同時発売するというとんでもないことをやってのけたわけだけど、正直いきものがかりよりもライトで聞きやすいポップなミディアムバラードだとは思う。作詞作曲にはメンバーだけでなく共同名義で平義隆が入っているのでかなりの勝負作だったのも確かだろう。前述のようにO社順位だけで10倍もの差がついたのはもうこれまで積み重ねてきたものの差だけであって楽曲は関係ないとは思うけど…これまでのケラケラのイメージからすると実感の伴ってない想像で書いたような当たり障りのない歌詞だなぁという感じはどうしてもしてしまう。

2.夏恋ジェットコースター
こちらはアップテンポな中高生仕様ラブソング。昨年アップテンポのみに絞ってやりすぎたせいで若干食傷気味ではあるけどケラケラの王道路線でマタニティーにもキッズにもついていけない中高生リスナーが今作において恐らく1番しっくりくるであろう1曲。

3.ケラケラじゃんけん(太鼓の達人 ver.)
そして何故かもう1回別バージョンで収録されたキッズソングたる前作。ゲームでおなじみのドンドンカンカンという太鼓の音「太鼓の達人」の合いの手(?)が随所に入っているというものだが、「太鼓の達人」を最後にゲーセンでやってから10年近く経過しているので、ちょっとよく分からない。そもそも太鼓のドンドンカンカンも合いの手だって「太鼓の達人」プレイしてるから自然なのであって、ただCDを聞いているだけで合いの手入れられても困る…。

この3曲を聞くだけでも幅広い世代に向けてというより、メンバーは全員が来年30歳なのに等身大の曲が無く、ニューパパママ、中高生、キッズと曲ごとにターゲットがバラバラすぎて迷走しているのが分かると思う。売れなくてもそこそこの支持があればいい、というタイプのグループではなくライトウケを狙っていくタイプだと思うのでシングルが600枚しか売れないなんてことではちょっと本格的に先が危ない気がしてきた。ポップでキャッチーなだけでは続かないのか…。

★★★☆☆

初動0.06万枚
初動0.06万枚(1000枚限定、名前入り限定盤)

幸せ~君が生まれて~(初回限定盤)初回盤  幸せ~君が生まれて~通常盤

僕たちは戦わない AKB48 2015/5/20 Type-A,B,C,D 初登場1位 売上178.3万枚
1.僕たちは戦わない
歌唱メンバーは生駒里奈(乃木坂46)、大島涼花、大和田南那、岡田奈々、柏木由紀、加藤玲奈、川栄李奈、川本紗矢、木アゆりあ(元SKE48)、北川綾巴(SKE48)、小嶋陽菜、小嶋真子、兒玉遥(HKT48)、坂口渚沙、指原莉乃(HKT48/元AKB48)、島崎遥香、須田亜香里(SKE48)、高橋朱里、高橋みなみ、田野優花、中野郁海、松井珠理奈(SKE48)、松井玲奈(SKE48)、峯岸みなみ、宮脇咲良(HKT48)、宮澤佐江(SKE48/元AKB48)、向井地美音、武藤十夢、山本彩(NMB48)、横山由依、渡辺麻友、渡辺美優紀(NMB48)
何故か兼任解除になった生駒が引き続き参加していたり、総選挙不参加メンバーが参加していたり、一方で入山杏奈が選抜されたが辞退したと明かしていたり、MVにはこの中から半分のメンバーしか出演できないなど制作時期と新人事、総選挙との兼ね合いの事情の複雑さが垣間見える選抜メンバーとなっている。楽曲は2010年以降続いた夏だ!海だ!水着だ!路線を完全廃止。2010年以降のルーティンワークでは秋シングルのシリアス路線に近く、「風は吹いている」辺りを彷彿とさせる。電子音強めなのが今風っぽく、個人的にはもう少し静かにしてほしいところだけど、メッセージもストレートで聞きやすい。総選挙にこのタイトルを持ってくるのも凄いけど、憎しみがどうとか日常な些細な争いから戦争までを想定した内容になっていて選挙を戦いに見立てるようなフレーズは全く出てこない。時期が時期なら反戦歌として祭り上げられていたような気も。

Type-D以外
2.Summer side(セレクション16)
歌唱メンバーは大島涼花、大和田南那、岡田奈々、川本紗矢、北川綾巴、小嶋真子、兒玉遥( HKT48)、坂口渚沙、須田亜香里(SKE48)、高橋朱里、田野優花、中野郁海、峯岸みなみ、宮澤佐江(SKE48/元AKB48)、武藤十夢、渡辺美優紀(NMB48)
「僕たちは戦わない」と完全重複した16名になっているが、なんでこうなっているのかはMVまで見ると分かる。要するに「僕たちは戦わない」MVに出れなかった残り半分のメンバーのために別途MVを制作するために用意されたみたいなポジションの楽曲といった様相。こちらはストレートなサマーアイドルポップナンバー。例年通りの夏だ!海だ!水着だ!路線のA面を張るにはやや弱いけど系統としてはその系統。

Type-Dのみ
2.バレバレ節(WANDA選抜)
歌唱メンバーは柏木由紀、島崎遥香、高橋みなみ、横山由依、渡辺麻友
何故か誤植によりこの曲の参加メンバー表記がされていないが、MVに出ているのがこの5人なのでたぶんこの5人で歌っていると思われる。WANDAのCMに出ているメンバーということでWANDAとのタイアップもけっこう長いけど(4,5年くらい?)大島優子などの抜けたメンバーを補充しなかった上に、いつの間にか小嶋陽菜とかもいなくなって5人にまで減っていたとは。「節」とあるだけあって昭和民謡みたいな濃いノリのサラリーマンネタソングになっており、1番ごとに1人ずつメインになるのを繰り返すので、5人のメンバーのソロ歌唱が楽しめるという点は他の曲にない魅力だけど、いかんせん何度も同じパートを繰り返すので長い…。。

Type-Aのみ
3.“ダンシ”は研究対象(てんとうむChu!)
歌唱メンバーは岡田奈々、北川綾巴(SKE48)、小嶋真子、渋谷凪咲(NMB48)、田島芽瑠(HKT48)、朝長美桜(HKT48)、西野未姫
男子の女子への未知な思春期の思いを男女逆に置き換えたような歌詞のアイドルポップナンバー。間奏での棒読みな台詞とメンバー個別の棒読みキューティーな「プンプンプン」がアイドル200%感。デビュー作のChu Chu Chuよりある意味きっついなこれ。

Type-Bのみ
3.カフカとでんでんむChu!(でんでんむChu!)
歌唱メンバーは大和田南那、川本紗矢、田中美久(HKT48)、谷口めぐ、向井地美音、村山彩希、矢吹奈子(HKT48)
ある日突然でんでんむChu!になってしまった女の子という珍妙なストーリー設定の楽曲。でんでんむChu!とはでんでん虫とは異なるファンタジーな妖精的なものなのかと思ったら思いっきり「虫」って歌ってるし。さすがに発想が飛びすぎてて良く分からん…。楽曲自体は元気なアイドルナンバー。

Type-Cのみ
3.汚れている真実(Team 8選抜)
歌唱メンバーは倉野尾成美、坂口渚沙、佐藤七海、谷川聖、中野郁海、永野芹佳、本田仁美、山田菜々美、横道侑里、横山結衣
これまでTeam 8は47都道府県から1人ずつというコンセプトもあって47人全員で歌っていたがいきなり選抜制になりたった10人に。シビアだな…。さすがに歌の厚みが変わった感じはするけど、曲調も初期のAKB48のようなシリアスなものになり、ガラッと空気が変わった。

Type-Dのみ
3.君の第二章(川栄李奈 卒業ソング)
歌唱メンバーは入山杏奈、柏木由紀、川栄李奈、木アゆりあ(元SKE48)、小嶋陽菜、指原莉乃(HKT48/元AKB48)、島崎遥香、高橋朱里、高橋みなみ、松井珠理奈(SKE48)、山本彩(NMB48)、横山由依、渡辺麻友
卒業を表明したもののまだ卒業時期は未定とされているにも関わらず早くも卒業バラードが登場。タイミング的に考えても篠田や板野の時のように夏シングルのC/Wで…となりそうなところなのに何でこんなに急いだんだろうか。川栄の場合は歴代の卒業バラード制作してもらえるベテランメンバーと違ってゆかりのあるメンバーに一般知名度の高いメンバーがあまりいないのと、やはり歴史が浅いこともあってか(旧Team 4加入が解散直前くらいの時期だったので結束が固い旧Team 4の大半を占める9期メンバーとは少し距離がある感じだし)、同期や仲がいいとされているメンバーが全く選ばれず、とりあえずTV出演で大体一緒な有名メンバーだけ並べましたみたいな選抜メンバーがなんとも…。なんでも後から親友の高橋朱里だけかろうじて追加されたとからしいけど。楽曲自体はいつもの卒業バラード。

DVD

1.僕たちは戦わない Music Video
「スターウォーズ」みたいな光る剣みたいなのが出てくるバトルアクションが展開する思わせぶりストーリー系。動きが早すぎるのと衣装や髪型が特殊すぎるので誰が誰だかよく分からない。これで選抜メンバー数の半分程度しか出演していないわけだから無理矢理全員出してたらまとまらなかったんだろうなぁ…。対比的に挿入されるさわやかダンスカットの極端な色合いがなんともいえなインパクトがある。島崎遥香はやはり表情の演技が好き。

Type-D以外
2.Summer side(セレクション16) Music Video
今作の中では最もさわやか&王道。参加メンバークレジットと今作MVを見れば分かるが今作は「僕たちは戦わない」選抜になっているにも関わらずMVに出演しなかった残り16人ということで、若手もいればベテランもいるという何だか良く分からない見た目に。メンバー各々も表題曲に比べると分かりやすく、今作の中では最も捻りが無いMVではあるけどこっちに選ばれた方がMV的にはお得パターンの典型かも

Type-Dのみ
2.バレバレ節(WANDA選抜) Music Video
ドリフターザー(ドリフターズっぽい)な舞台式コント番組みたいな形式で進行。参加メンバーが少なく、全員が1番ずつソロを取ることもあって仮装スタイルの差こそあるもののメンバーが平等に楽しめる、さらにメンバー以外の役者も大量に出ているという珍しいMV。

Type-Aのみ
3.“ダンシ”は研究対象(てんとうむChu!) Music Video
やたらめったら電流がバチバチしている印象のサイバー系MV。最初の頃はかわいさ一直線だったがなんだかんだ結成からけっこう経過したのでこういう側面も見せるようになったのかなと。プンプンプンとあってない気がするけどプンプンプンな怒りが電流になるという演出なんだろうか。

Type-Bのみ
3.カフカとでんでんむChu!(でんでんむChu!) Music Video
禁術を行ってしまったがゆえにでんでんむChuの世界に迷い込んだ大和田が、先住民たちの儀式によりでんでんむChu化するという文字にすると人間辞めさせられた呪われ系ホラーみたいな話だが、丁寧に台詞テロップを入れながら進行するファンタジー系。MVの構成的にもてんとうむChu!と異なり間奏の台詞が大和田1人だけだったりするし、大和田はいつかのじゃんけんシングルC/Wの純AKB48名義楽曲の際にセンターになったり、『セーラーゾンビ』主演も果たしたりしているため、大和田のためのユニットという感じがかなり強い。

Type-Cのみ
3.汚れている真実(Team 8選抜) Music Video
47都道府県47人全員参加で毎回作るのが早くもしんどくなったのかいきなり選抜制になってしまったが、初期AKB48の「軽蔑していた愛情」のような学園ダークシリアス系。これまた一気に前作までとはイメージを変えてきた感。しかしメンバーの顔が誰1人覚えられん…。

Type-Dのみ
3.君の第二章(川栄李奈 卒業ソング) Music Video
これまでの様子をミュージアム風に回顧しながらメンバーが登場し送り出す構成。歴代のメンバーが卒業ソングMV内において旅立ってはいってもあくまで卒業後の進路に対しての明示は皆無で行先も"何処か"であったのに対して今作では明確に「女優」という第二章を設定して旅立っていくというところが新しい。というか今まで卒業後の進路を女優を明言して卒業していった前田敦子も大島優子も卒業MVでそんな宣言まではやっていなかったはず。それほどまでに強い決意というかまだ足場が固まってない中での卒業だということだろうか。

★★★★☆

初動167.3万枚
サウンドスキャン初動8種合計42.8万枚(1位初回A8.1万、2位初回D6.9万、3位初回B6.8万、4位初回C6.6万、5位通常A3.8万、6位通常D3.8万、7位通常B3.4万、8位通常C3.3万)

僕たちは戦わない Type A【初回限定盤】Type-A   僕たちは戦わない Type B【初回限定盤】Type-B   僕たちは戦わない Type C【初回限定盤】Type-C   僕たちは戦わない Type D【初回限定盤】Type-D   AKB48 僕たちは戦わない 劇場盤 CD劇場盤

HEROES/微熱Agirlサマー/つづれ織り〜so far and yet so close〜 GLAY 2015/5/25 初登場5位 売上4.9万枚
1.HEROES
複数A面とはいえなんと3作連続でTERU曲がA面に。C/Wやアルバムでの登場もほとんど無かったのに20周年になって突然どうしたのだろうか。「BLEEZE」「疾走れ!ミライ」に続いてひたすら前向きで若々しさ全開のナンバーという点は共通しており、現在のTERUの人柄がそのまま出ているのかも。やや印象は薄いけど普通にいい曲。TAKUROだともう少し苦悩や迷いがにじみ出るだろうし、亀田誠治と組むようになったことも含めて、若々しさ全開のストレートなTERU曲を押し出すことで20周年なのにデビュー直後のバンドのようなフレッシュ感がなんか凄い

2.微熱Agirlサマー
HISASHI曲。ドラムはGLAYに初の女性ドラマーということでねごとのバンホーテンさやこがゲスト参加している。かつてHISASHI楽曲はC/W集で別DISCにまとめて収録されるほどイレギュラーな楽曲を制作していたが、けっこうキャッチー。これまた20周年とは思えないフレッシュさをTERUほどではないが醸し出している。今のGLAYが新鮮な勢いに満ちている事は伝わるし、ライブでも盛り上がりそうだけど、前2シングルよりは印象が薄いかも。

3.つづれ織り〜so far and yet so close〜(Live from Miracle Music Hunt 2014-2015)
05年1月のバラードベスト『WHITE ROAD』に新曲として収録していた楽曲で昨年のアルバムに付属したバラードベストの投票で1位を獲得して、USENで1位を獲得したり、その後ライブでも披露されたり、MVまで制作されたりとGLAYとファン界隈で大盛り上がりとなったらしく、10年越しでシングルカットとなった。シングルタイトル表記にはライブバージョンである旨の記述が含まれていないが、実際に収録されているのはオリジナルでは無くライブ音源。アレンジは変わっていないがライブ音源ゆえにアレンジ表記からは佐久間正英が外れ、GLAY単独扱いになっている。当時のGLAYはそれ以前より落ち着いた感じのバラード曲が増えていたのでお疲れ気味バラードなどと呼んでいたが、10年経ってみるとこの感じが心地いい。

4.Album『MUSIC LIFE』reprise
昨年のアルバムのメドレー。前作では発売前だったので予告編としてメドレーを収録していたが、それとは曲順が異なっている。しかしなんでまたもう1回アピールしてきたのかは良く分からない。今作を手に取り、このトラックまで聞くリスナーで『MUSIC LIFE』を聞いていない人なんてほとんどいないんじゃないかと思うんだけど。

「つづれ織り」はTAKURO曲だが昔の曲なので、TAKUROの新曲が収録されなかったGLAY史上初のシングルということに…。

★★★☆☆

初動4.2万枚
サウンドスキャン初動7位2.3万枚(DVD付)

HEROES/微熱(A)girlサマー/つづれ織り〜so far and yet so close〜DVD付  HEROES/微熱(A)girlサマー/つづれ織り〜so far and yet so close〜CDのみ 

超えろ。 槇原敬之 2015/5/27 初登場27位 売上0.4万枚
1.超えろ。
タイトルに「。」が入っているのは「どんなときも。」以来?25周年ということでその辺を意識したのかなんとなく「。」入れたのかは分からないけど、楽曲自体はストレートな自己啓発ソング。「どんなときも。」があくまで自分の決意を表明するような曲だったのに対して今作は"君"に向けて超えろ超えろ鼓舞しているので感触としては10年前の「ココロノコンパス」の方が系統が近いと思う。あの頃は説教ソングが激増した時期でとにかく押しつけっぽい感じが苦手で、今作も歌ってる事そんなに変わらないんだけど今作の方がなんかしっくり聞けた。ただいい曲なんだけど、過去の名曲たちを凌駕して超えるほどではなく、確実に過去を超えたと思うのはなかなか強烈なジャケ写のインパクトの方だったりする。

2.5 minutes
得意のミディアムナンバーといった感じで安定していい曲。

★★★☆☆

初動0.3万枚

超えろ。  

いのちのリレー さんご 2015/5/27 初登場116位 売上0.1万枚
1.いのちのリレー
NHK沖縄放送局戦後70年テーマ曲。KiroroとHYの仲宗根泉による3人ユニット。Kiroroが産休に入ったのは05年でその後2人が連続出産劇を繰り返したので、新作リリースはその合間に08〜09年にシングル2作出しただけで2人が揃っての新曲はこの時以来。ボーカル玉城は11年にソロ活動を行い、シングルとアルバムを1枚ずつ出したが大コケしてしまったので新作を伴っての活動はこれ以来で、Kiroroとしてはここ数年復活はしていたがライブのみだった。仲宗根泉は結婚を公表しないまま妊娠出産だけ公表したがHYとしては大きな休止期間もなく活動中。作詞作曲は3人の連名で編曲はこんなところにも登場する亀田誠治。実に安定のストバラといった感じで合唱も入って大いに盛り上がるという実にNHK的な仕上がり。ヒット曲というよりは本当に真面目な楽曲といった感じ。

2.いのちのリレー(アコースティックバージョン)
ピアノをメインにストリングスをフワーッと入れただけでのシンプルな伴奏。派手なオリジナルバージョンより歌詞とメロディーが伝わりやすくて案外こっちの方がいい。むしろストリングスもいらないからピアノとボーカルだけで聞きたかった。

★★★☆☆

初動0.07万枚

いのちのリレー【初回限定盤】(CD+DVD+メロディ譜面)初回盤DVD付  いのちのリレー【通常盤】(CD+メロディ譜面)通常盤 

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